長髪大怪獣ゲハラ~その2~
見ましたか?僕はすっかり忘れてました(^^;。が録画は無事出来ていたので、
放送終了と同時に見始めました(^^;
NHKだからCMもないし、画質は悪いわモニターは小さいわ夜更かしはお肌にも、、、でイイトコなしではありましたが、期待が大きかったので思わず見てしまいました。で、感想なのですが、、、
何事も期待過剰は良くない
決して悪い出来ではないんですよ。凡百あるテレビの特撮番組と比べたら、「いい意味でありがちな雰囲気」にきちんと仕上げてある。「おいしいとこ取り」と言えなくもないですが、飽きさせないテンポのいい展開だし、絵的にも悪くはない。ただ、
いかんせん尺が短すぎ。
わずか15分ですからね。一応ネタバレを避けますから内容には触れませんが、先日から番組サイトで流れていたトレーラーを見たあとだと、あまりにも軽いというか、
この短い尺の中に笑いとかエロとかいらんだろ。
って思った。なんつかエンターテインメントではあるけれど、純度は下がる。ただでさえ短いのに、、、
つか主人公として舞台挨拶で紹介された男性、出たカットが3カットくらい?
何とも不完全燃焼。
見る前は「ネガドン」とどっちがいいかな~って思ってたんだけど、
ネガドンのが遥かに良い
というのが僕の正直な感想かな。監督の田口清隆くん(若い)は自主制作映画「G」というのを撮っているらしく、
※youtubeにアップされたトレーラーと一部抜粋動画↓
http://www.youtube.com/watch?v=XcHxm-Mcat0
http://www.youtube.com/watch?v=YQVYUH3pUvw
http://www.youtube.com/watch?v=ZaBcHKf0H40
http://www.youtube.com/watch?v=kUPy10-yMOw
※ダウンロードする場合は、以前紹介した「おはようTUBE」で「iポッド用高画質」をダウンロードすると比較的綺麗なMP4動画で落とすことが可能。
自主制作ということを考えたら「特撮はスゲェがんばってる」と思う。ニコ動だとセリフが棒読みと突っ込まれていたが、悪いのは俳優じゃなくて脚本。絵は撮れるが物語はイマイチ、、、そうこれはゲハラの総監督を務めた樋口真嗣にもまさしく言えること。
※ガメラの特監は良い仕事だったのに、日本沈没とか、話を紡ぐととたんに、、なんだろこの居心地の悪さは、みたいな。
今作は脚本をみうらじゅん氏が手がけてるので、先ほどの自主制作映画や樋口作品と比べて違和感は少ないものの、いかんせん短い中にやりたいことを突っ込みすぎたせいで
長めのトレーラー
という印象にしか成り得なかった。最初から最後まで「短いながらもきっちりと楽しめる『作品』として仕上げよう」という意志が感じられたネガドンとはそこが決定的に異なる。
※まぁ短い制作期間、ほとんどないと思われる制作費、一度に大量の人間を操作しなければならないモチベーションコントロールなど、「ソロ制作」のネガドンとは全く同尺度では語れない面も多々あるけど、「一つの作品」は「一つの作品」だからね。・・・とは言っても「心意気」は大きく評価したいのでクリスとして的には★★★かな。
ネットに流れてないかと昨日から探してはいるんだけど、現時点ではまだない。つかたかが15分(番組全てでも50分)の短尺映画をDVDにするつもりとテリー伊藤が言ってたから、もしアップしてもすぐデリられるかとも思うけどね。
・・・
でも一応アップしちゃってみる。マズかったらすぐ消されちゃうでしょうけど↓
※ヘタにメイキングとかがない分期待過剰にならないニュートラルな感じで見られるかも。
★今見直してみたらこれ、「尻切れ」だ~!!ラスト3分が入ってない!一応なんとかしたいと思ってるけど、何ともならないかも。期待して見始めた人、スマン。
かなり苦労しつつもラストもエンコード成功したのでアップしておきます。見られるかしら?
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コメント
こんばんはクリスさん
見たよ。ゲハラ見る直前にネガドン見てもた。
なんか同じ部分にこだわりはあるよね。
昭和テイスト。それも僕らが生まれる10年くらい前の
山村や瓦屋根の風景。
しかしネガドンの印象のが強いよね。どれひとつとってもDNAを刺激される演出。
ゲハラ番組としては興味深いし面白かったよ。
作品はギャグの入れ方のバランスが、ちょっと作品の
雰囲気を心なし軽くしちまったかな?
ケロロやしんちゃんの様なギャグ&シリアスの絶妙な
匙加減はあのしゃくでは無理なのかな。
そうはいっても、おかげで見れて良かったよー。
投稿: nori | 2009年2月26日 (木) 00時30分
ばんわnoriくん、クリスです。つかまぁ連絡するほどの作品だったかぁ!?という気もしないでもないですね(汗。とりあえずこれを機にネガドンを見ることが出来た方を評価して頂ければ、、、。
昭和テイストは確かに。カメラとか三脚、テレビほか、たぶんチェックしていくとまだありそうな感じ。嫌いじゃないというか、現代でマジメな怪獣映画ってのはムリがあるのかも。つかやっぱギャグに抵抗があったよねぇ。あれはいらん。つか、
センスがないギャグはいらん。
もっと洗練されていればいいと思うんだけど、、、やっぱ短尺で仕上げるにはムリがあるコンテンツだったのかなぁって感じです。つかせめて30分あればねぇ。もちっとまともに描けたであろう部分もあった気がしますね。
※やっつけるくだりとか、、、短絡過ぎるだろって思ったし。あと登場ももちっとひっぱってもよかったんじゃないの?とか。地味なところで転がり落ちるところはスローモーションにすべきだろ、とか。あれじゃ「人間すぎる」よね。
でも続編作るなら見たいとは思った。女の子がどうなるのか気になる終わりでしたしね(^^。
投稿: クリス | 2009年2月27日 (金) 00時30分