カウンタック
連載開始当初少しだけかじっただけだったのだけど、たまたま十数冊読む機会があったので、ちょっとだけ触れる。つか、
一気に読んだので久々に6時入り・・・
まだまだ若いのうクリスも。というか6時まで読んだ次の日はさすがに仕事が休みだったわけですが、、、。
※ちなみに「カウンタック」とはBOYの梅沢春人のマンガの方。実際のスーパーカーのことではありません。
開始早々冴えない主人公が、ひょんなことから子供の頃からの夢であった「カウンタックLP400」を手に入れるところから始まり、走り屋をやってた頃のテクを活かしてライバルたちを次から次へと・・・ん?なんかどっかで見たことがあるようなないような?カウンタックとは言え、今じゃ化石クラスのクラシックカー。昨今のスーパーなスポーツカーに勝てるはずもなく・・・ん?この微妙に「弱者が強者を倒す」的なニュアンスもどこかで見たような?
スゲェ似てるわけよ、某Dの付く車マンガに。
なんかこうこっちが恥ずかしくなるほどシチュエーションがかぶっていたり、
※この辺りの感覚は「湾岸ミッドナイト」にはなかったから、やっぱりカウンタックが似てるんだと思う。
用語とかセオリーとか「何がかっこいいのか」という価値観のところでかなりカブッてる。だから、そこであまりにも強力なブレーキが働いちゃうと、
マネじゃん・・・
の一言で済まされてしまう感は否めない。否めないんだけど一方で本家が微妙な袋小路に入り込んで毎週のページ数も激減するなか、「メリハリのある、活きのいい展開」に惹かれていく自分がいるのも事実だったりして・・。
結局のところステロタイプの成り上がりカーマンガであることに疑いの余地がない。ところどころに花を添えるキャンギャルとも言える女の子達や、作者が好きで好きでたまらないスーパーカーの巻末コラム、実際の写真を使った紹介、、、どれひとつとっても
愛がある。
重要なのはココ。いくらマネているように見えたとしても、作者の車に対する愛はまぎれもない本物で、それが伝わるからこそ読み手も気持ちよく読み進めていける。スポ根、ラブコメ、いいじゃないか。面白ければ楽しければ。バクマン。の編集長も言ってたよ、
マンガは面白ければいい
って。少なくとも僕はカウンタックが面白かったんだよね。最初ハナについた「パクり臭」も後の方に行けば行くほど気にならなくなってきたし、嫌なヤツはほとんど出てこないし。
※出てきてもすぐやられてくれるのでとっても爽快。まぁ本家Dにもほとんど出てこないけど。
気負ってオススメとは言えないけど、なんとなくマンガ喫茶とかに行って読む分にはそれなりに楽しめるのでは?と思った次第です。クリス評価は★★★。個人的にエロいねぇちゃんが好き。「なんでも言うこと聞いてあげるよ」なんて言われたら、、、言われませんけど?
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