タイムマシンがもしあったら
自分はまぁドラえもんの道具で何か一つ貰えるとしたら「エスパー訓練帽子」とか「瞬間リターンメダル」が欲しいという人間なので、タイムマシンとかは正直あまり魅力を感じたことがなかったというか、むしろ
過去に行くにも未来に行くにも怖い
ってのが本音であり、いざ目の前に「いつどこにでも」行けると言われても、好きな女の子のお風呂場に、、、などというありがちな(ありがちか?)妄想くらいしか働かなかった。
特に未来なんて、「行った先で自分が死んじゃってたらどうするよ!?」って感じ。特に遠い何百年も先じゃなくて、5年とか10年とか、、、怖っ!リアルで泣きそうになる。つかそれほど今の状況が不安定であり、短スパン先すら不透明なのだなぁと顧みたりもするが、実際そうなのだからしょうがない。つか何百年とか先でも、
行った先に地球がなかったら
とか
戦争中で、出た途端に流れ弾に当たったら
とか考えるとこれまた怖くてたまらない。まだ「未来を覗ける」程度なら、、、とも思う。
一方過去へも、バックトゥザフューチャーよろしく自分の存在に影響するような、、、っていうかどんなことが自分の存在に影響するのかわかったもんじゃないから、やっぱり基本は怖い。バタフライエフェクトどころの騒ぎじゃないと思うんだよね。実際過去に行っちゃったりすると。足下のアリ一匹殺しただけで「何かが」変わるわけだし。
でもそんな怖いことばかりじゃなく過去を振り返る意味でもしタイムマシンが使えるのなら、、、あ、みんなも一緒に考えてみて、ホントに「今の自分に影響がない前提で」過去に戻って何かを見たり聞いたり、まぁ買ったりするとしたら、何をしたいか。もちろん現代に戻ってくるのも前提ね。
過去へ行ったきり、なんて100円硬貨、それも昭和50年とかの年号の古いヤツを大量に持って行かないと、っていうかそんなの持って行ったところで焼け石に水か。40歳の男が過去に行って何が出来るって感じだもんな。実家でものび太のおばあちゃんみたいに「のびちゃんならわかる」なんてことはないだろうから、当時あまりまだ見かけないようなホームレスがせいぜいなのかも。
あ、でも自分がもし裕福で、かつ現れた40歳の男が本当に自分の長男が大人になった人だと確認出来るような情報を持っていた場合、たとえば長男しか知らないような想い出話を口にし、長男しか知らないような僕のことを知っていたとしたら、
話は聞くかも。
まぁそれはそれとして、とりあえず現代に戻ってくる前提でタイムマシンを利用出来るとしたらどうするか。あ、一応1回こっきりとかそういうのはあまり考えない方向で。だって「1回しか」って縛りがあると極端に真剣になりすぎちゃって逆に答えなんて出せないよ。「ギャルのパンティが欲しい」くらいでちょうどいいのだ。
で、僕ならどうするか。
僕が子供の頃隣のスーパーはまだ活気があって、毎日のように子供達がアイスを買ったり、店頭でメンコ、裏の駐車場でロケット花火をしたりしてた。その当時、
凄く魅力的なガチャガチャがあった。
記憶の中でそれは著しく美化され、「凄く魅力的で、でも一回の代金が高くてそうそうできなかった」という曖昧なことしか覚えてない。それから数年すると、スーパーカーケシゴムをはじめとした「わかりやすいガチャ」が台頭してくるのだが、
※僕の小遣いも明確化され自由になるお金も出来てくる。
※そもそもコスモスの安いガチャは当初20円だった。
どうしてもそのガチャガチャがどういったものだったのか思い出せない。
とにかく魅力的だったこと
だけが記憶に残っていて、もしタイムマシンがあるならそれが何なのかを確認したい。
今の世の中大抵のものはyoutubeやヤフオク、まんだらけで確認出来るんじゃないかと思う。小学生の頃の思い出のアニメスペシャルですらLDやDVDにされたものがあって、頻度こそ低いが出品されていたりする。「コンテンツの再利用」という視点で言えばケーブルテレビやストリーミング放送、ヘタしたらブルーレイ化されてる「遺産」すらある。
でもガチャガチャは違う。
ある時「当時のビデオテープに3倍で録画されていて、ノイズもひどいんだけど、『だからこそ価値がある』」というコメントを読んだことがある。昔の歌番組とかバラエティ、あとCMなんかは、再放送もDVDにもならないものがたくさんあるんだよね。
でも、映像や音楽、動画などのコンテンツなら概ねデジタル化が出来る。きょうび子供の幼稚園の作品すらもデジカメに収めたら即破棄という世の中だ。「見るだけでいい」ような思い出は、意外と大量に保存され、検索出来たりする。
しかし、ガチャガチャのようなタイニーでローエイドでリーズナブルかつデリケートで保存が利きにくいものとなると、本当にその道のマニアが少ないような気がする。だって物によっては今でも普通に「ありそう」なんだもの。
実際はなくても。
問題はそこなんだよね。ピストルの形をしたオモチャとか、スーパーボールとか類似するものはいくらでも今のガチャであるんだけど、当然全てじゃないし、もっと言うとガチャとして出てくるものだけじゃなく、その機械そのものをもう一度見たい。透明なプラスチックカプセルに時計とかライターとか入っていて、天井と側面がガラス張りになっていて、銀色の「3つ手アーム」を二つのボタンを使って移動させ、景品を取る、、、
それじゃない。
僕の記憶にあるヤツはどちらかというとアップライト筐体のようなイメージが残ってる。・・・今少しだけ記憶の糸がほぐれてきたけど、
僕はそれで望遠鏡を手に入れた覚えがある。
たぶんそのものではなく、「望遠鏡」と書かれたメモのようなものが当たりとして入っているような。でもホントに子供の頃(推定33年くらい前)なので、たぶんブロック崩しどころかコインゲームすらなかったかあったかという時代背景。スーパーの一角にあったカメラ屋の店頭に置いてあった銀色と黒の筐体型ガチャ?
他のことは別にタイムマシンを使ってまで見たいとかないです。
たぶんこんなことを書いても存在すら知らない人が100%近いんだろうな~。
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