ナショナルトレジャー2~リンカーン暗殺者の日記~
ここ数日僕にしては珍しく「ヒマだ」と感じている。ブログからその空気を拾い上げるスペシャルなプロファイラーはなかなかいないだろうが、
※今さらテトリスとか今さらつよきすとか今さらプラモとか・・・?バレバレやんけ!
継続してハマるようなゲームや趣味を見失いがちな今日この頃なのだ。
そう言う時は休日の朝一杯のブラックコーヒーと共に目覚めても、
※もちろんウソ。僕がコーヒーをブラックどころかミルクと砂糖たっぷりでもほぼ飲めないのは世間では有名な伝説。
「何をして凄そう・・・このままダラダラ一日を終えてしまうのはあまりに惜しい」
というか、おもむろに昔の漫画を手に取りつい小一時間ほど読みふけってしまったり、これと言った目的もなくネットをうろついて文字通り浪費してしまったりしたが、そう言う時はとりあえず映画でも見ておくに限る。とりあえず映画の2時間は人生の中で短縮しづらい2時間。ウンコしながらノートパソコンで見るにはあまりにも足に負担が掛かりすぎるし、車の中で見るのも交通安全上あまりよろしくない・・・っていうかそんな適当な理由を付けるほどのこたぁないのだが。
選択肢は3つ。
・ハムナプトラ3
・ナショナルトレジャー2
・ラスベガスをぶっつぶせ
前2作はまぁ鉄板ながらものらりくらりと見ずに来てしまったもので、3つ目は密かにギャンブル映画が好きだからキープしておいたもの。
※ギャンブル映画と言ってもメル・ギブソンのマーヴェリックとこないだのカジノ・ロワイヤル、あと昔見たケビン・コスナー(だったと思う)の映画くらいしかパッと思い出せないんだけど、なんつか大金が掛かった時の何とも言えない「重み」が好きだったり。最後は大抵勝ちで終わるし。
で、最初に見たのがその「ラスベガスをぶっつぶせ」。主演のジム・スタージェスは他にこれと言った作品には出てない顔つきが若い時のポール・マッカートニーみたいな人。脇にはケビン・スペイシー(どっかで見たことがあると思ったらスーパーマンRのレックス・ルーサー役だった)と、名前からはすっかり忘れていたローレンス・フィッシュバーン(マトリックスのモーフィアス。僕はこの人結構好き。大抵善玉だし)。
要は数学の天才がラスベガスで一儲けするという話だったはずなのだけど、実際はなんかドロっとした部分(捕まったら肉体的苦痛を味わう的な?)もあって、正直途中を早送りしてしまった。アメリカでは1位も取ってる作品らしいけど、やっぱ主人公にもう少し魅力が欲しいというか、強さが欲しいというか、ギャンブルで強い奴がチキンハートでどうすんだよ!?っていうか・・・。
とりあえず評価は(全部見てないので)避けるけど、オススメはしづらい感じ。
で、続けてナショナルトレジャー2を見たわけだけど、、、
まぁまぁ面白かった。
皆さんお気づきのこととは思いますが、ナショナルトレジャーはジェリー・ブラッカイマー×ニコラス・ケイジ。
※監督のジョン・タートルトーブはあまりに名前が売れてない・・・。
→クール・ランニングの監督らしいけど。
要は売れセンのプロ
なわけで、分解してしまえばインディ・ジョーンズの現代版。ロマンシングストーンやグーニーズや、こないだのセンターオブジアース(ハムナプトラのブレンダン・フレイザーが出てた3Dのヤツと言えばわかるかしら)みたいな
大冒険宝探し活劇。
今回の悪役はザ・ロックで開始終盤に殺されちゃったテロ側のリーダーだったエド・ハリス。年取ってきちゃったけど精悍なマスクは悪役に徹しきれない感じは今作でもよく出ていて、ラストまで「悪いのか悪くないのかどっちだよ!?」って感じが漂ってた。
※ある意味不完全ではあるけれど、僕はこの人が嫌いじゃないのでそれほど不満も無かったり。
続編なので前作生きてた人達は普通に今作でも大活躍。+今回は主人公ベンの母親がストーリーに絡んでくる感じ。
インディと違い現代劇なので、コンピューターを使ったハッキング絡みのシーケンスや、ダヴィンチコードほどじゃないけどフリーメンソンとかエリア51とかの「昔話」も出てくる。でもまぁそこはブラッカイマー。小難しい話には流さず、きっちりとそしてあっさりと爽やかなエンターテインメントに仕上げてきた。
前作もかなりムチャな展開だったが、今作は輪を掛けて「ありえない」。公開・レンタル開始からかなり経ってるのでネタバレを気にせず書いてしまうが、よもや○○○を誘拐する(気にしとるやんけ!)という発想とは、、、。
テンポ重視の作風なので正直「話がうますぎる」と思うことが多々あるが、この辺は割り切り。つーか何でもかんでもご都合主義に「いかない」作品ばかりが楽しいわけはなく、エンターテイメントなんだからリアルであることと面白いこと、気持ちのいいことには線引きがあってもいいと思う。
※まぁ度が過ぎるのはどうかとは思うけど。
ニッキーは相変わらずというか素直にかっこいいというにはちょっとたれ目過ぎる気もするけど、可もなく不可もない演技で及第点。個人的には彼のサポートをするライリーがむしろイイ味。普通にそこそこハンサムの若者なんだけど、主役はやれない薄口で、序盤前作で得たフェラーリをあっさり差し押さえられた割に、さほど凹むでもなく、、、こういうキャラは見ていてなごむ。
SFXはどうなんだろ終盤の洞窟探検ではもちろんかなり使われてたんだろうけど、それ以外はほとんど感じることのない展開。まぁもとからあまりアクションを全面に出してた感じはなかったし。
※冒険映画≒アクション映画みたいな?
とにかく見終わったあとの後味がとてもいいので、気楽に何か見たいという人にはボチボチオススメ出来るかな。★★★。見るなら日本語でいいと思います(^^。
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