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2009年6月 5日 (金)

シナンジュ組んだ

090605sina00 色も塗らずゲートはニッパーで切りっぱなし、ガンダムデカールはおろか、シールも一切貼らずにMGシナンジュ一気に組みました。

休日ということもあり、昨日の昼にオーダーしたニッパーの到着を待って作業開始。ニッパーはAMAZONでゲートカット用と書かれていた1750円(定価2500円?)くらいのかなり高級なヤツ。もうこのニッパーを買った時に作らなきゃずっと作らないだろうというきっかけ作りでもあったわけで・・・。

ちなみに工具はこのニッパーとラジオペンチのみ。ラジオペンチは固くてピッタリはめられないようなパーツには必須でしたが、他に一旦間違ってはめちゃったパーツを外すためのマイナスドライバーの細いヤツと、アートナイフがあった方がよかったかも。ただアートナイフに関しては、

 気になるところを全部やってたら組み上がらないと思った。

確かにかなり綺麗に仕上がるんですが、カスも大量に出るし、手とか切ったらヤだし、そもそもちと刃が古いヤツしか見つからなかったので思うように切れなくて逆にテンション下がるのも本末転倒と思ったから。

 今回はとにかく組み上げることが最優先。

正直色に関しては組む前に塗っておいた方がいいところがいっぱいあるんですが、平行してやる気力も体力もあろうはずはなく、そもそも最近のMGって構造というか機構がタイトだから塗ったら動かなくなったりしそうなんだよね。腕に覚えのある人だったら少しやするとかしてクリアランスを確保したりするんでしょうけど自分は無理。誰が素組のガンプラを見たいんだよ、って話ですが、いいんですこれは自分のためにやってるんですから。いい加減組まずにほったらかしてる積みプラたちを何とかしてやりたいという気持ちも多少はあるわけでして、、、。
※塗らなくても作らないよりマシだろうと・・・。
 →こないだのケロロに出てきた冬樹みたいに足の向きを逆に付けてしまうことも積まれたままよりずっといいと思うわけです。っていうか僕らに対するアンチテーゼみたいなもんだったのかも。

さて、まず箱を開くと大量のランナーが目に飛び込んできます。A、B、C、D、E、F×2、G、H×2、I×2、J、K×2、L、M×2、N×2、0×2の計22枚。中にはスコープやモノアイ用の小さなクリアパーツやバーニアのみってのもあるけど、

 ポリキャップはなし。

プラかABSかの2択で、関節部分はほとんどABS。独特のヌメッとしたハメ心地は、プラよりもしなやかで、ポリキャップより保持力が高い。が、やわらかいということは無理してはめると簡単に折れたり削れたりしちゃう。

090605sina02 とりあえず指を間違ってハメちゃって凸部分か削れちゃいました。
※写真じゃ全然わからないかも知れませんが、結構第二関節から抜けます(^^;。

みなさんもご注意を。

さて、ビニールから全てのランナーを出し、Aから順番に並べます。PGの時は10個くらいの引き出しに仕分けして使う物を取り出してやりましたが、MGなら一気に組み上げられるだろうということで和室に座って周囲ランナーだらけ。結果的にはかなり検索性が高く、効率もよかった感じでした。

で、いよいよ組み始めるわけですが、ちと思案した結果、、、

 盾、武器、バックパックを先に組むことにした。

最近のテンションだと本体が完成した時点で結構燃え尽きちゃうんだよね。だから今回はそれを教訓に盛り上がりに欠けるところから攻める作戦。最初はテンションも高く、気力体力ともに充実してるから結構それだけで押し切れるんだよね。

 でも後から「腰」も先に作れば良かったって思った。

左右対になるようなパーツのない、顔と胴体(あとバックパックや武器など)は勢いペースが遅くなるんだよね。逆に言えば組み上がる直前は加速感を持って一気に走り抜けたい。となれば手や足を後回しにする方がいいということになるのだ。いや、ホント力説。

しかし久々のプラモだったからホントいろんな進化というか新鮮というか、全部が全部ガンプラが「こんな」だとは思わないけど、ことシナンジュに関してはホントスゲェな、というか面倒だな、というか・・・。

例えば黄色いスリット状のバーニアパーツ。内部フレームのグレーをスリットから見せつつ周囲は赤い外装パーツが覆う。つかそういうのスゲェ多い。まるでPGというか、ホントPGライクな構造になっていて、シリンダー状のパーツやフレーム連動で動くスライダーパーツの多いこと。

 外装被しちゃったらほとんど見えねぇじゃん・・・
※ちなみにコックピットも胸部を開けることで見えるんだけど、「フルに開けても下半身しか見えない」マークIIみたいにライティングされるなら多少見えるかな、とも思うんだけど。

あ、これから作る人のために僕が感じたポイントをいくつか書いておくことにする。つか友人Tくらいしかいないかも知れないが。

・動力パイプのスプリングは正面側に隙間が無くなるように入れないと(つか瞬接で止めないと)プラのガイドラインが見えてかっこわるい。

・(僕はシールを貼りながら作らなかったけど)ハメるのに力の掛かるところに貼っちゃうと、たぶん、いや絶対剥がれる(もしくはズレる)と思う。

・指はホントに注意。1/100なのにかなり動きますが、間違ってハメると中の凸部が削れて保持力が弱くなってしまうかも。

・スパイクはめるの超キツイ。ティッシュで包んでラジオペンチで押し込みましたが、傷は付くわティッシュが隙間に挟まるわでギャフン。いっそのこと切って貼った方がいいかも。いや僕は接着剤使わなかったのでやりませんでしたが。

・股関節が超固い。だから何だって話だけど。

・ビームライフルのスコープ部分のハメがかなり緩い。つか抜ける。でも接着しちゃうと腰にマウント出来なくなるみたい・・・痛し痒し。

・ビームライフルを持たせる時の掌にあるホゾが結構緩い。でもこれもだからどうしろって話。

あとは説明書をよく見て向きとかに気を付けていけば普通に完成します。自分は5時間半くらいで出来上がり。
※ナイフ使ったりデカール貼ったりしてたらとてもそんなじゃ済まないと思うけど、途中で娘も何か作りたいってんで「ファーストグレードのシャアザク」を掘り出してきて一緒に作ったので生産性は下がったかも。

キットに関して感心したというか「スゲェ・・・」と思ったのは、モノアイが内部でギア連動みたいになってて、「頭を右に向けるとモノアイも右に移動する」。角度にして10度くらい余分にモノアイが動くのがイイ感じ。でも光るわけじゃないから直接外光が入るように見ないと見えないけど。

あと説明書に「パチン」って書いてあるところはホントにパチンって音がする。当たり前と言えば当たり前なのかも知れないけどかなり感心した。最近のはみんなそうなのかも知れないけど、パーツの「合い」も凄く良くて、プラ同志でもまず隙間らしい隙間は出来ない。
※塗装してなかったから、というのもあるかも。

全体的にゲートが細い。アンダーゲートなのはヘルメットのパーツ1つだけだけど、全体的にゲートが細く、ニッパーの性能を差し引いてもそれほど力を掛けることなくカットすることが出来た。ただやっぱ外側から見えるゲートの跡はかなり多いので、塗れるなら塗りたいし、ナイフで整えられるなら整えたい。

赤いパーツはややつや消しのような表面処理がされていて、黒いパーツはツルツルだった。これは黒は上にシールを貼る為の粘着性を高めるためで、赤は質感を高めるためなんだろうなとわかったのがちょっとニヤリだったかな。

可動範囲はそれほど狭くないとは思うんだけど、

 正直動かすと壊れそう

「壊れる」ではなく「壊れそう」。基本関節は全てABSだし、肩や股関節などの強度が求められる部分は特に太く補強されているから、そうそう折れることもないのだろうけど、あまりにも多重構造なので「どこを持って曲げたらいいのか」がわかりづらく、塗ってないのに取り扱いに気を付けなきゃいけないような気にさせる。
→これで塗装していろんなポーズを付けて写真を撮れる人ってホント尊敬しちゃう。正直剣派の僕でも、せっかく作ったからという理由だけでライフルを持たせているんだけど、
 もう動かしたくない・・・

って感じ。いつもならカッコイイポーズで飾るところなんだけど、何かこうデリケートというか、そもそも掌の武器保持力が弱いから余計そう感じるのかも知れないけど、素立ちでかなり満足してる自分がいる。アクションベースとかあればまた違ったのかも知れないけど、とりあえず指先は痛いし、素組みのプラの写真なんてみんな見たくもないだろうから、ちょぴっとだけに止めておきます。
※後日いろんなポーズを付けたくなったらまた撮ればいいし。

何か疲れて指を痛くしただけのように聞こえるかも知れませんが、3600円の娯楽としてはもう全然十分過ぎるくらい楽しめました。組んでる時でもパーツが気持ちよくハマる感覚はある種レゴに似た完成度の高さ、心地よさを感じさせてくれましたし、腕一本手首一つ組み上がるだけでも結構な充実感を得られました。ニッパー代が掛かってると言えば掛かってますが、これを機にいくつか積みプラを消化すればそんなのは関係ないわけですし・・・。

ぶっちゃけ色を塗ってシールやデカールを貼ってしっかり仕上げられれば、今とは比べ物にならないほどの満足感を得られるのでしょうけど、とりあえず今日はまぁいいかなって感じです(^^;。っていうか娘のFGシャアザクの方がむしろ色が塗りたくなると言うか、定価ベースで23個分かぁと思うと妙にシミジミしたり。いやどっちが価値があるとかそういう問題ではないんですけどね(^^;。

あ、そうそう大事なことを書き忘れていました。

 シナンジュ、やっぱカッコイイです(^^。

自分なりの正解みたいなのを求道してる方とかはわかりませんが、小学生レベルな自分が見た感じでは、プロポーションとか完璧だと思いますし、よくゲームの話題でするネタですが、こんなのがもし小学生の頃登場していたとしたら、冗談抜きで日本中が地殻変動で海の底に沈むんじゃないかというくらい衝撃が走ったと思います。発泡スチロールの06Rの比じゃないでしょうね。
※1/60で2000円の時代に1/100で7000円ってのも隕石落下氷河期突入くらいのショックですけど。

でもこういうのってたぶん日本人だけなんでしょうね。作れるの。何かスゲェ細かいし、一番小さな黄色いバーニアパーツなんて、「この向きではめろ」の図示の差がパッと見わからないほどでしたからね。
※出っ張りが0.3mmほど長い方が下、みたいな。
理解者がないところで価値は生まれませんが、もっと世界から評価されてもいい、素晴らしい工業製品だと思うんですけどね~。作ってみてより強く感じました。MGシナンジュ★★★☆かな。

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