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2009年6月 2日 (火)

つよきす2学期~その4~

つよきすネタは割と動画とかスクリーンショットを貼って、あとから見直した時にちょっぴり色気のあるネタにしてきたのだけど、今回大阪出張中にクリアした乙女さんルートはあまりに取るに足らない展開で、そうしたテンションに届かないものとなった。

残すところカニと素奈緒なのだけど、ここまでクリアしてきて感じたのは、

 とにかく必然のないエロ

コレに尽きる。エロゲーである以上そのシーンが不可欠なのはわかる。のちのち家庭用据え置きハードでリリースする可能性も視野に入れているとは言え、PC版はあくまで18禁であり、ニーズは当然そこを起点にして発生している。こんなことを書いている僕でも、やっぱりそういう展開があるとないとだったら、「あった方がいい」とも思うのだが、、、

これはもう裏ビデオみたいなもんじゃないかと思うのだ。何というか、「見えればいいんでしょ?」的な?わびさびもおもむきもない、露骨でストレートな展開。前もちょっと書いたけど、オッパイはエロくないのだよ。重要なのはその脇を固める演出であり、ドラマであると。

「向日葵の少女」でもそれはかなり感じた。シナリオであれだけひっぱって見せる力量があるのだから、何もエロを押し込む必然はないだろ、って思ったんだよね。っていうか、「アマガミ」ってスゲェエロいじゃない?
※動画見ただけだけど。
「見えてない」のに「見えているよりエロい」。

 エロを摂取したいかどうか

を今一度見つめ直して欲しいもんだよ、と思う。

例えば2学期ではまだプレイしていない近衛素奈緒なんかは、最初にやったPS2版では当然エロがなく、PC版ミニキスではそういうシーンがあった。でも印象に残ってるのは全てPS2版で、PC版は「イマイチだった」という記憶しかない。場面もセリフ(テキスト、ボイスとも)も記憶に全く残ってない。

ただ、いくら物語が良く、それを書ききる才能がある人であっても、フルポリゴンのPS3タイトルを作れる予算も技術も時間もない。せいぜい同人ゲーかPC用のエロゲーがその数少ない「活躍可能な場」なのだと思う。そしてそこは「エロのシェアが100%」なんだとも・・・。

正直言うとPS2版の2学期にはちょっとだけ期待していたりする。タカヒロさんがシナリオを書いているわけでもなく、グラフィックもたぶん白猫参謀さんじゃないんだろうけど、2学期をプレイして感じた、

 むしろエロがジャマ

という感覚はPS2版でこそ昇華されるのではないか、と思うのだ。

ちなみにつよきすは初代から「エロがなくてもいい」と思っていたが、実際はそうじゃなかった。重要なのは必然であり、ドラマであって、エロに流れる必然がシナリオ上にきっちり構築されて居さえすれば、ラストできっちり感動も出来るし、満足も出来る。ズバリよっぴーのシナリオがそうであったのだけど、一面で、

 感動させるためにはどうしても展開が重くなる

という現実も「向日葵の少女」で知った。要するに「泣かせる布石」はお手軽には積み上がらないのだ。

でも僕は泣きたいわけじゃない。僕が求めるのはエロゲーでもギャルゲーでもないのだということに気付いたのだ。つよきす3作をやって、「こうなればいいのに、」と思った点、好きな場面、好きなセリフは、とどのつまり

 漫画やアニメのヒロインに僕が惹かれたところ

もう少し砕くと、

 漫画やアニメのヒロインに僕が好意(恋心まではいかない)を抱いた過去を分析した際、出てきた答えは「主人公に思いを寄せる、その寄せ方が好き」というものだった。

読み手である僕はあくまで傍観者であるし、主人公には成り得ない。だが、ヒロインの気持ち、言葉を受け止めるのは紛れもなく自分だったりする。あだち充がみゆきを描いたのも、「最高の恋人は血の繋がらない妹」だったからだ。置き換えられはしないが、ヒロインの恋心は届く。

 でもゲームは違う。

その対象を主人公=自分に出来る。特にボイスがなく、自分の絵が少ないタイプのギャルゲーならなおのことそれが容易くできる。自分の分身を極力ニュートラルに、特殊性を抑えた無個性な存在にすることで、ヒロインと恋仲になる存在へのシンクロ率をところどころに差し込まれるささやかな選択肢と共に高めていく。

好きな子と一緒に居られるなら、別にそれがエロい行為じゃなくても十分に幸せで楽しいのは当たり前なのだよ。

だからこそ「エロではあってもそこに無理があると冷めてしまう」=現実に戻されてしまう。だから力を込めるべきはエロ描写でもボイスでもなく、「リアリティ」。ホントに恋人だったとしたら、ホントに女の子に好かれていたとしたら、、、いや、「好かれるとしたら」、、、

見た目の善し悪しはライトノベルが流行ってることからも実はあまり重要じゃない。キャラクターデザインも多少の好みはあるだろうけど、「この人の描く女の子でしかエロゲーをやる気になれない」という人は少ないと思う。たぶんヒットしたゲームの女の子がどれも同じような顔ってこともたぶん無いはずだ。

 でもきっと全ての脚本は素晴らしいものに違いない。

「良い」と「良くない」の差は、シナリオと脚本の出来不出来にその9割くらいが掛かってるんじゃないか、と僕は思うのだ。
※ただその展開に対する好みは千差万別だとは思うけどね。
やったことがないエロゲーのCGだけを見ても全然グッと来ないもの。

唐突だけど、あだち充先生にエロゲー(っていうかギャルゲーのフォーマットに載せたゲームオーバーのないアドベンチャーゲーム、もしくはデジタルコミック)のシナリオを書いてもらえると、案外僕好みのゲームになるんじゃないかと思う。ぶっちゃけ「絵は他の人」でもいい。主人公を好きになる女の子のトリガーが強力で、エロがなくても「好かれている相手が自分と置き換えられる」展開だけでも十分過ぎるほど萌えられる気がする。

PS2版のデレ期はもっと楽しかった気がしたけどな~と乙女さんルート全般やってて強く感じたんだよね。「真剣で私に・・・」もいっそのことエロシーンをばっさりカット(減らし)して、その分「普通の恋人同士の日常」みたいなパートを増やしてくれた方が個人的には嬉しいかも知れないな~と思ったりだな。

余談だけどニコニコで「アマガミ」のエンディング動画を見ると、「これでエロゲーにしてくれ」的なものが結構多かった気がする。結局それって「そこまでで気持ちが凄く高ぶる演出がされたから」なんだよね。僕的にはエロじゃなくても「恋人同士になってからの展開」を続けてくれればそれで十分
※っていうかアマガミもただテキスト垂れ流しだったら買うのに、って思いますけど。
なんだよな。そういう価値観って理解されにくいんでしょうか?

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