アストレイゴールドフレームアマツ
何がきっかけで作る気になるかわからないものである。長男がPCを使っていたので、何となくそんな気になりいきなり組みきってしまった。もちろん今日も仕事明日も仕事である。まぁ色も塗らず、、、シナンジュんときと違って今回は最初から塗る気零だったのでシールも全貼り。つか写真は指紋だらけでイヤ~ンな感じですけど、とりあえず、
作ったってのがウソだと思われたらイヤなので。
アップだけしておく次第。
でもまぁいいんですよ。ぶっちゃけネット探せば素組の写真なんていくらでも見つかるでしょうし、誰が作っても同じ様に仕上がるプラモの写真にアイデンティティなんざございません。だから僕の組んだアマツの「結果」についてはそうも語ることはないですぶっちゃけ。
でも、
その過程に関しては少しだけ書きたいことがある。そう大したことではないが、まぁ「今日のクリスはプラモ作ってたんだな」という程度のことは書きたいことがある。だらりと読んでもらえると嬉しい。っていうかそんなに大したことはないのだが。って何度も言うあたり本気で奥行きのない話なのだが・・・。
今回のアマツ、まず以前から書いてきたように、
ピカピカ
である。メッキなんだから当たり前だと思われるかも知れないが、いやいやどうして「黒」が予想以上にピカピカ。ピカピカだと思っていたがそれ以上にピカピカ。どのくらいピカピカかというと、
コンパウンドで磨いたかのよう。
っていうか、
写真見てわかる通り指紋が付きまくるくらい
ピカピカなのだ。でもってメッキも当然ピカピカ。
何か作ってるだけで贅沢な気分が味わえる
のである。ランナーから切る際も、いつもの手応えを「サクッ」とするなら、「パリン」という感じにプラスティックが砕けるような異質な感覚が手に残る。これは僕の勝手な想像だけど、このアマツの黒パーツに使われているプラは通常とは違って粒子が特に細かい物なんじゃないかという気がした。だから金型の段階からツルツルの仕上げをそのままプラにも活かせるのでは、と。
実際ゲートもかなり細い。特別大きな爪のパーツはともかく、細かなパーツなんかは、まるで糸のようなゲートで成形されている。メッキパーツと相まって、無塗装前提のプラだと感じるのだ。
実際シールや多色仕上げのランナー、組み上げる過程においてもその「こだわり」は随所に感じられ、特に1/144のアストレイを作った者としては、
ふくらはぎのパーツ分割に感動せずにはいられない。
あの塗るのが超面倒だった溝だらけのパーツが見事に色分けされている。それもツヤがあって質感の高い状態で。
「これはある意味レゴっぽいな、、、」
とも思ったけど、実際のレゴと比べるとABSじゃないのでちょっとたよりない。
メッキをこうやって多用したキットを作るのが初めてだったからかも知れないけど、ちょっとした小さなパーツにこそ魂が宿る感じが凄くする。ほんのワンポイントのような金でもおざなりにせず、きっちりメッキパーツ。メッキは素人には塗装での表現が出来ないからこそのこだわりだとは思うけど、特にアマツに関しては設計段階から、
塗らなくてもかっこいいヤツにしよう!
という設計者の意図が凄く感じられる構成になってるんだよな。だから他のキットからの流用ランナーに「大量の未使用パーツ(主に右手用)が発生」してしまうという弊害が起きてしまったが、どれもこれも仕方ないというところか。
ちなみに写真ではわかりづらいかも知れないけど、っていうかわからないと思うけど、
アマツ、かなり小さいです。
具体的に言うとバブシカさんから賜った1/144のジオング(含む台座)より背が低い。もっと言うと腕も細くて顔も小さくて、体に至ってはファーストグレードのシャアザク並の大きさしかない。
でもその胸その腕その頭の構成に使われているパーツ数はハンパない。
軽い気持ちで組み始めたんだけど、実際のところ組上がるまでに、
3時間半くらい掛かった
それほど組むのが遅いつもりはないけど、まぁアンダーゲート含めて慎重にゲートカット(でもナイフは使わない)した分時間が掛かったかなって感じ。あとシールもピンセットでそれなりにがんばって貼ったし。
今回は普通にページの最初から組んでいったんだけど、途中で、
あ、モチベが下がるバックパックや武器から作らなくちゃ!
と気付いて上半身が出来た時点で背中を組み始めたんだけど、、、いやいやどうして。
アマツのバックパック、かなりカッコエエ!
何がいいって「やっぱりツヤとメッキのコラボ」が最高なわけなのだ。ちょっとしたパーツでも既にそのパーツはコンパウンドで磨かれたような状態なわけで、いちいち満足度が高い。むしろ色を塗らずに仕上げた方が満足度が高いんじゃないかというくらいランドセル部分が綺麗なのだ。
あとパーツの後ろ側にフタをするような構成になってるものも結構多かった。MGと違って内部メカを作らなくて済むのもお気楽でいいし、
※っていうかアストレイのスケールだとほとんど1/144並に小さいから事実上無理なのかも知れないけど。
そもそも中身なんてなくても十分細かいし、満足出来る。
まぁ発売されてから結構経ってるから、今さら作ろうという人はいないとは思うけど、もし作る時は以下の点に気をつけよう。
・アンダーゲートをあとでまとめてカットしようと一気にパーツを切ると、かなりの確率で(気持ち的には絶対)切り残しがあってハメたときかなりブルーな状況に追い込まれるので、アンダーゲートパーツはまめにカットしながら進めていくことがお勧め。
・シールはピンセットで貼ると比較的綺麗に貼れるとは思うが、失敗してしわが出来るともう取り返しがつかないので、強く押さえるのは慎重に。つか本音は押さえたくないくらいなんだけど、押さえないと剥がれて来ちゃうんだろうな。
・アストレイの右手のパーツも大量に付いてるからと言ってそっちも組んでしまうと、ポリキャップが100%足りなくなります。つか僕はその情報を得ていたので気をつけて作っていったには作っていったのですが、
途中何となく左足上部のパーツと間違えて肩パーツを作ってしまい、あまりにも緩くて凄い衝撃を受けた。
説明書の最初の方に使わないパーツってのがあるので、それを見て捨てちゃう、もしくは切り離しておいた方が安全かも。
・一番小さいシールは胸の上に貼ります。かなりわかりづらいので一応・・・。
------------
とにかく塗らずに作ったプラモで、これほど見た目にワクワク出来たのはこれが初めてかもってくらい贅沢感が味わえるキットでした。つか途中からですます体になっててスマヌ。こないだヤフオクで500円くらいで(送料込み1500円くらい)50個出品が落札されてたけど、その値だったら絶対買いだと思いますね。逆に言えば小さいので正直定価では割高感があるかも。
爪が重いので自由なポージング、というわけにはまいりませんが、「黒・金・赤」という配色はメッチャツボなので、もちっといろんな格好させて楽しみたいと思う次第です。つかここまでいくとガンダムの顔って呼べ無くない?クリス評価★★☆。
| 固定リンク
コメント