スピード
「スピード」と聞いてまず頭に浮かぶのは何でしょう。僕が思うに10人中9人くらいがキアヌ・リーブス×サンドラ・ブロック主演ヤン・デ・ポン監督の、、、あってる?映画を思い出すと思うのですが、今日はトランプのスピードのお話。
つっても今はちょうど南紀へ旅行中なので、言ってみればおまけ的な?どうでもよろすぃお話です。
トランプはそれほど嗜む方ではなかったのですが、人並み程度に7並べやババ抜き、神経衰弱を遊び、学生時代は大富豪を中心にプレイ。たまに女子が混じる幸せなフィーバータイムの時はニックネームなどをやったりなんかしました。ダウトもよかったね。
そんな中僕の中でかなりの衝撃を持って現れたのが「スピード」です。文字通りハイスピードなゲーム展開。慣れてくると1ゲーム1分ほどで終わるテンポの良さ、まぁカードが非常に急激に痛むというのがネックでしたが、教えて貰ったのが女子ということもありなんか妙に熱くなって遊んでいたのを覚えています。
ちなみにルールは、、、
0.二人で遊びます。
1.全てのカードを均等に分けます(ジョーカーは抜きます)。
2.お互い自分の前に5枚表に向けて並べ、残りは山札にします。
3.山札から「せーのーで!」と双方1枚だけ表に向け、どちらのカードでもいいので、隣接するカードを表に向けた5枚から重ねていきます。
※我が家ではAは2にも13にも繋がっているというルールでやりましたが、オフィシャルでどうかはわかりません。
4.5枚の手札は減ったら随時山札から補充し、出せるだけ出します。この時相手の手札を見つつ「出せるけど出さない」というのはナシです。
5.手札が5枚で、双方出せるカードがなくなったら山札からまた「せーのーで!」とオープンし、プレイを続けます。
※山札がない場合は、手札から場に出していきます。
6.全てのカードが先になくなった方の勝ちです。
素早く手札と場の札を認識し、両手を使ってガンガン攻めていくプレイが心地よいのですが、一方で相手の手札を上手く封じ込めるような順番を考えるゲーム性もあり、シンプルながらもかなり熱くなれます。確かDSのゲーム大全かなんかにも入っていたような?
で、
これが昔は全然子供が出来なくて。
とにかくカードを認識するのに時間が掛かっちゃって、めくるのも移動するのも遅いからてんでゲームにならない。足し算引き算もなく、駆け引きもほとんどないので「子供でも遊べるかな」と思ったのですがさにあらず、、、と言う感じで、一度は挫折したわけですよ。一緒に遊ぶのを。
ですが機は熟したと申しましょうか。下の子も小4です。たしかにあまり急かされるのは好きじゃないみたいですが、ルールの把握と、プレイそのものは出来るようになったはず。旅行先で少しくらいいつもと違う「コンピュータじゃない」ゲームに興ずるのも良いでしょうということで、試しにやってみました。クラブニンテンドー謹製のどうぶつの森トランプで。
早々に1枚犠牲者が・・・
まぁスピードをやるからには付きものですから仕方ありません。っていうか遊ばないトランプのがもっと可哀想なのでこれはこれで全然問題なしなのです。
序盤こそルールがよくわかってなかったのか「うーんボクには向かないかも・・」と言っていましたが、途中から「勝てる」ようになってきた。結局スピードの面白いところは、
運の依存度が高いのに、高速で能動的に遊べるからそれを感じさせない
点にあるわけです。ガンガン自分のスキルをめいっぱい使って遊ぶ一方で、根本的なところは運次第という。だから子供にも結構普通に負けたり引き分けたりする。両手でほぼ一緒に出すのも「アリ」ルールでしたから、
※ここで間隙を突くのもまた楽し。
結構ゲームは均衡するわけです。
それが子供にはたまらなく愉快なんですよね。
ハンディナシなのに大人とイーブンに遊べるってのが。僕も僕で娘の成長を感じつつ本気で遊べていい勝負なのが心地よい。
スピード、、、侮れないぜ・・・
最初テンションが低かった娘も10戦以上して楽しさに気付いたらしく、「またやろう!」と言ってくれました。ニヤリです(^^。父ちゃんの言うことに間違いは(あまり)ないのだ!
「面白いって言ったでしょ!」
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