LEGO#8265
※本日二つ目。まぁ短いけど。
アマゾンから注文していたフロントエンドローダーが届いた。結構箱が薄く大きい。表面積が広いと(箱のまま)飾ったときに様になるのでこういう仕様は嫌いじゃない。
前回作ったトレーラー同様に今回もセカンドモデルはネットからダウンロードしてくれ、仕様。まぁコスト削減的な意味でも仕方ないところかな、とも思ったりする。実際このモデルはパーツ数こそ1000以上なのに、価格はアマゾンで1万円ちょいに押さえられている。10年前だったら考えられないほどのコストパフォーマンスだ。
※1パーツ20円が相場だったから。
ただし、その裏にはちと大人の事情も見え隠れしなくもない。要は小さい細かいパーツが多くなっているのだ。表記的には「1000以上」でも、1つひとつのパーツが10分の1以下の大きさなら、それは割安とは言えない。ビーム主体だったフレームがリフトアーム主体となり、それに伴って接続部の細かいパーツが増えた事による「擬似的な水増し」。以前テクニックが大好きだったユーザーが離れ気味なのもそうした「パーツ単価以上のブラフ」を感じてきたからかも知れない。
アクション的にも正直物足りなさがある。まだ未開封なので箱絵を見ての感想になるが、どうやらハンドルとエンジン部のピストン以外は、ショベル部の2カ所しかなさそう。モーターもニューマティックもないから当然手動になるが、(ニューマティックと比べて)単純な構造のため仮に別のセットからモーターを移植したとしても、何かもの足りなさを感じてしまう。新パーツである「モーターシリンダー」も前回使ったが、正直あまり魅力的なパーツとは言い難かった。
※中にラッチがあるから、という理由だと思うけど、モーターライズド時の限界を超えた時に鳴る「ガガガガ」という音がなんとも風情がないんだよね。
ただセカンドモデルに関してはちょぴっとだけ「ほほぅ」と思わせる点があった。
ダウンロードして順番に目を通していくと、どうやらシリンダーはアームの傾斜、それも本体からの最初の関節にしか使われず(二つ使っても役目はほとんど同じっぽい)、第二関節とアーム開閉は完全な手動。マイクロモーターやフレックスシステムを使えば遠隔操作出来なくはなさそうだが、「退化した現在のテクニック」には無理な相談か。
しかし、シャーシ全体を見ていくと、どうもこれが、
久々の4WD
っぽい。前輪から後輪にユニバーサルジョイントが伸び、ピストンとの連動を思わせる組み方がしてある。ハンドルおよび左右の稼動は全くなく、名作#8880テストカーのような4WD&4DSはもはや伝説でしかないが、逆に言えば#8880の前にはそれなりの蓄積もあったはずで、将来的に再びあのギミックに近いものが生まれる可能性はなくはない。3本のシリンダーを積んだくせに手動で開閉展開かよと思わせたが、
デフギアを見るとやっぱちょっとワクワクする
ってのはあったかな。まぁオクで価格が上がる可能性も薄そうなので、近々作ってしまうのもいいかも知れないな。つかそれだったらせっかくだからジープも作ってそっちからモーターおよびスイッチパーツを移植したくはなるね。いやそもそもこないだのトレーラーにスイッチパーツだけでも自力でアレンジ出来ないか、、、いやいや待て待て、とりあえず1stモデルの説明書をダウンロードしてみよう。もしかしたらトレーラーのパーツだけで稼動出来るかも知れない、、、
・・・出来なくはない。が、モーターボックスが下部にくっつくのでオンオフがしづらいかな、って感じ。もちろんライトはないけど。
ただ、コレ見てわかったのが、
3つあるシリンダーはどれも一つのモーターで動かす、、、のか?
ってこと。アームとショベルを別に動かしていたニューマティックのフロントエンドローダーと比べて、なんかはしょりすぎじゃないか?
まぁ実際に組んだ訳じゃないので詳細はわからないけど、結構ダウンロードのマニュアルだけでも「作った気」にはなれることが発覚。それはそれでなかなか楽しいもんだったな。
●↓マニュアルダウンロードページ
http://technic.lego.com/en-US/buildinginstructions/8265/8265%20front%20loader%201%20of%203.aspx
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