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2009年10月15日 (木)

本屋にて

今日何となく本屋によって何となく2冊買ってきた。まぁそう濃い話じゃないけど。

一冊は「藤子F不二雄大全集ドラえもん1」。こういう「何度も儲けよう」とするやり口はあんま好きじゃないのでいつもならスルーするところなんだけど、おもむろに載ってる話を見たら、

 僕の一番好きな「ロボ子が愛してる」が載ってる。

唯一のび太が素直にモテる話で、小学生時代ある意味一番胸が熱くなった話、ちょっぴりエッチな、でも純粋なラブストーリーって感じで、凄く好きだった。

 ただしアニメの話。

原作は正直中盤からコミカルに流れてしまう度合いが強い気がするけど、これは僕の勝手なねつ造だったのかも。ああでもロボ子の声も思い出せるくらいだもんな、ある意味のび太に自分を投影してたのかも。

あとは「ピーアール」さえ入ってたらお腹いっぱい(ちなみにこれは1巻には入ってない)というくらい僕の中の位置づけが大きなタイトル。

とりあえず帰ってきたら娘が食いついたので僕はまだ一話も読んでないんだけど、まぁたまにはドラえもんもいいかな、って感じだ。価格的にも「1巻より2巻のがかなり薄いのに1巻は1400円(税別)、2巻は1700円(税別)」ってのもトリガーになった。どうせ1冊しか買わないんだからお得な方がいい。

そしてももう一つが「ルービックキューブの解法本」。なんでまた、と思われるかも知れないけど、立ち読みしてたら無性にやりたくなったので定価840円を投入。

余談だけど僕はルービックキューブを解いたことがない。最高でも3面までしか出来ず、今じゃ2面すら出来ない。
※まぁ6面の解法とはまた別の知識やテクニック、発想が必要なのかもしれないが。

 でも結局どう読んでも「そう」ならない。

「必ず3か4のどちらかになります」

「必ず5になります」

と書いてあるのにそうならない。本が悪いのか僕が悪いのかはたまた本体が悪いのか。
※一旦バラして組み損なったりすると「絶対完成しない」状況もありえそう。

常日頃ケチというか、「考えて」買うことを意識してる自分にとってこの840円という金額は結構微妙な額だ。結果として1時間ほど本を読みながら四苦八苦、ある意味楽しめたわけだが、結局は6面を揃えることは叶わなかった。でも、

 買ってから家に帰るまでの間、「これで子供の頃からのシコリが取れるかも知れない」と「期待に膨らませた胸」にも対価は支払われてよい気がした。

要するに楽しい時間にはお金を払う価値がある理論からすれば、結果としてクリアできなくとも、過程が楽しければそれは娯楽として成立している。

ある意味こないだ作ったレゴよりもワクワク度は高かったかもしれない。つかそこまで「小さなよかった」を探さなくては明日を生きる力も出ないのかと我ながら悲しくなったりもするが、まぁそういう生き方しか出来ないのだから仕方がないことなのだ。

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