フォルト!!~その2~
※18歳未満は読んじゃダメ
結局のところモチベーターが「マジ恋」とは全く別のところにあるというか、ぶっちゃけフォルトの良さは、
エロマンガの良さと同義
じゃあエロマンガの何が良いのかって話になるんだけど、
絵、そして妄想
もう声とか別にいいって言うと声優さんを愚弄してることになりかねないけど、正直タカヒロさんほどコンシューマやアニメなどのメディアミックスを意識してないというか、どうがんばってもエロ抜きに仕上げ、利益が出るまで本数さばくのは無理という展開。
けなしてるワケじゃないですよ念のため。
正直テキストは4人(メイン2人+サブ2人)のルートでかなりかぶってるし、エロじゃないところの話は重めの澪(妹)を除いてかなりどうでもいいというか、気持ちが乗らない内容ばかり。その点でも非常にエロマンガ的で、なんつか「開き直れる」感じ。もうエロいとこだけでいいやというか、マジ恋の「エロはなくてもいい」というのと真逆な感想。ただそれは逆に言えば、
エロシーンの出来は悪くない。
キャラデザインのTonyさんはWIKIで調べるとシャイニングティアーズやシャイニングウィンドといった「言われてみれば似てる似てる」とかぶりを振ってしまうコンシューマタイトルのデザインも手がけており、かなり一般訴求力が高い筆致。もっと言えばそれは、
本来エロマンガ家ではない作家がエロを描く背徳感
も演出され、なかなかの案配。わかりやすいたとえで言うなら、「キミキス」や「アマガミ」の絵描きさんが直球のエロマンガを描いたとしたら、河下水希先生や桂正和先生がマジメに18禁ゲームの挿絵を担当したとしたら、
結構テンション上がるでしょ?
ということ。
またシチュエーションに関してもかなり凝ってるというか、「いろんなネタを4人しかいないキャラに強引に拾わせようとしてる」。あまり詳細に書くのはテレちゃう&ネタバレになっちゃうくけど、ツンデレ、お嬢様、ロリ巨乳、貧乳、スク水、ブルマ、メガネっ子、近親相姦、SM、学園モノ、レイプ、、、つかそれら多くの属性を妹の澪ひとりでまかなう展開。ぶっちゃけこれは「妹属性」向けなタイトルで、「メイン1人+サブ3人」と言ってもいいくらい澪に寄った内容。
個人的にはゲームでは「一般アニメよりエロくてエロマンガよりキャラが立ってる」くらいが一番好きなところなので、評価を高くはしづらいんだけど、それでもトータルしたら★★☆はあるかも。とにかくキャラの絵が上手いのはズルいというか、それだけでかなりのパワーを占めると言う感じ。
マジ恋のあとでプレイするにはいろいろと遊びづらさやボリュームの少なさを感じてしまうとは思うけど、全く別の意味で成立はしてると思うので、これ読んでピンと来た方なら購入もアリかと思いますね。あ、リアルに妹が「いない」人には+☆あってもいいと思います(^^;。
いや~エロい!
でも正直この人の絵でマンガ版が欲しいって感じかも。絵の上手さというか好みという点で言えばつよきすの白猫参謀さんより上かもな~。普通にマンガが売ってたら欲しいもんな。別にこんなエロくなくても。
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