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2009年11月19日 (木)

シュタインズゲート

世間では非常に話題になっているというウワサを目耳にしないでもないというかその世間というのはどの程度閉じたコミュニティまで許容されるのかと自問自答しつつ体験版をやってみた感想を少々。ッとその前に軽くおさらい。

XBOX360で10月にリリースされたテキストアドベンチャー・・・というかまぁ作り的にはPCエロゲーと何ら変わらない。画面にはほとんどアニメーションしないキャラとほぼフルボイス
※主人公の声に出さないセリフ(思惑)はボイスなし。
選択肢らしい選択肢もなく、オートやログなどに加えた用語解説(TIPS)がある程度の非常にシンプルな、まぁ言ってみれば「ノベルゲー」。

ただそのネットでの評価は異常なまでに高く、軽いアレンジを許されるとしたら、

・これほどのタイトルには一生出会えない気がする
・不眠不休で13周クリア。仕事も辞めた。
・とにかく物語が良すぎて涙の海から塩田が出来た。思いのほか甘い。
・2009年どころか21世紀ナンバー1。
・限定版3万ならプレイ用、保存用、観賞用で3本は買わないと!

みたいな書き込みを散見。これはやらなくては!と思う一方で、

・2ちゃんねる用語がかなり出るのでそういうのが嫌いな人は間違ってもポチるな。

みたいなのも見たりして、思わずAMAZONで「しそうに」なるのをグッとこらえて体験版からやってみた次第。ちなみに体験版は「1章まるまる遊べる」というかなりの大盤振る舞いというか、内容に自信がなければ出来ない所業。

で、あらためてその感想なのだが、、、

 正直よくわからない。

タイムパラドックスを扱ったギャルゲー要素を含むノベルゲーであることは間違いないと思うのだけど、主人公のキャラはかなり「キていて」、普通に読んでいてもかなり引くというか、理解を超えているというか、時々小さくなったりしてそういうところは愛しくなるというか、フェイリスたんの強さは本物だというか、

 途中でセーブ出来ないのが辛かった。

っていうか体験版はセーブが出来ないんだけど、

 もしセーブが出来て、そのセーブをそのまま製品版でも使える仕様にしてくれていれば、買う可能性が60%くら高まったのではないかと思った。

2時間か、、、いやところどころハイペースで読んでいったので3時間くらいのボリューム遊ばせてくれるのだけど、正直おいてけぼりになりそうになったのは1度や2度じゃなく、最後に気持ちよく収束するのは間違いないと思いつつも、

 結構疲れた。

確かに物語が加速していくパートでは止め時を見失いそうになるし、話もかなり面白いとも思うんだけど、

 ある意味対象年齢に達してないかも・・・

と思ったりもする。なんつか難しすぎるんだよな(^^;。タイムトラベルの理論のところとかなまじ単語に関する既読経験があるだけに妙に「入って来過ぎちゃって」。

キャラはまぁ主人公以外はどれも可もなく不可もなく。フェイリスたんは別格で最強だけど、主人公が最近やった「こういう感じのゲーム」の中では別格に痛いので、1章やったくらいではまだまだ慣れない。まぁこれは2ちゃんおよびネットに関するスラングや常識に対して免疫が薄いからかも知れないけど。

とりあえず体験版の評価は★★。疲れたってのが第一で、面白くなりそうというのが第二。でも今はスルーでもいいかなぁというか、これを買うならICOとかSKATE2とかソニックアンリーシュドを買った方がいいかなぁとも思ったり。アドベンチャーだからクリアして市場に出回れば値崩れする可能性も高そうな気がするし。あと正直な話こないだまで遊んでたギャルゲーのトロピカルKISSの方が僕的にはずっと居心地が良かった。わからないこととかなかったし、ダラダラと遊ぶには気楽でぬるま湯で癒されたので。

ただみなさんの評価を否定してるわけでは完全にありませんのでその点はフォローしておきます。つか衝動買いしかねないところにいるって感じ?まぁウチのブログの常連さんにはなかなかオススメはしづらいかな。

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