ダーツの話
クリスマスに長男にプレゼントしたダーツを昨日ようやっと開封。まぁ自分が逆の立場でもコンピュータゲーム全盛の昨今、さほどテンションが上がるものでもないわけで、その辺は空気の読める父親としては、
「その時が来たらでいいや(永遠に来ないかも知れないが)」
という心持ちでほったらかしにしておいたのだけど、たまたま昨日家族で食事をし、テレビをダラダラと見ていて、「なんだかすぐネトゲやりにPC部屋に行くのも気が引ける感じがしないでもないな」という長男がウロウロしていたので、
「開けることにする」
このダーツはソフトダーツと言って、フェルトのような生地に向かってグサリとアイスピックの先のような矢が刺さるハードダーツと違い、あらかじめボードに開けられた穴に向けてプラスチックの矢を放ち、機械に計算してもらってスコアを競うタイプ。まぁ安っぽいと言えばそれまでだが、ご家庭で遊ぶには周囲に傷を付けにくいし、何より危なくないのでいいかなという判断。オクで買った価格はともかく定価的には10000円以上するものらしい。
矢は最初バラバラの状態で各自組み立て。3本しか入ってないが、まぁ僕と子供二人で各1本ずつなかよく作成。「父ちゃんのが一番キレイ」とか言われるとちょっと嬉しい。
ルール的には19種類も入っているらしいが、
実際自分たちが一番わかりやすくポピュラーだと勝手に思い込んでいたものがその中には含まれていない事実。
最初に合計が100を越えたら勝ち→先攻が異常に有利
とか、
最初に101とか201とか決めて、ポイントを減算し、最初に丁度0になったら勝ち。もし過ぎちゃったらその回はバーストで次回は前の残ポイントからやりなおし。
がせいぜいわかりやすいルールで、他は「指定された回数指定された場所に当てる」みたいな素人には到底無理難題ばかり。
Wiiのソフトにダーツがあるけど、どちらかというとソレみたいにボーリング然としたルールの方が馴染みがあるし、わかりやすい。最初は機械のスコアラーを使っていたけど、
※ちなみに機械にやらせると「刺さってないのに点が入ったり」「刺さってるのに点をカウントしなかったり」があっていい加減。まぁ中国製だしな。
最終的にノートに手書きでプレイ。むしろその方が安心出来る感じ。まぁトリプルやダブルが出たときに計算が面倒にはなるけど。
で、ひとしきりやってみるわけだけど、意外というか子供達はあまり上手く刺さらなかったりする。刺さるときは刺さるんだけど、、、僕の音が「タッ」だとすると、長男のは「ダッ!」って感じで、かなり痛い。派手にふすまに穴が空いちゃったとかそう言う話もなきにしもあらず。
ただ、Wiiのダーツと比べて(当たり前だけど)そんな思い通りに刺さらないのがまた良いところ。ハードと比べてソフトの方が「上手く穴に刺さらないと落ちる」気がしていたけど、慣れてくれば95%くらいは普通に刺さるし、ハードだと「これってどっち?ねぇどっちなの?」という曖昧なラインが存在してしまうのに対して、ソフトには明確な仕切りがあるためとても精神衛生上よろしい。
※ただ、ずっとやっていてあきらかに刺さっていいはずなのに刺さらないことがあり、よくよく調べてみると「絶対刺さらない穴」が多数発覚。そう言う場合はちゃんと電源を入れてれば認識してくれるので、そっちでやる意味があるというか、むしろそうじゃないと悔しいというか、中国製だなぁというか。
投げる強さが強すぎても弱すぎてもダメだけど、それを差し引いてもリアルなダーツというのは、ある意味リアルなボーリングのような面白さもあるわけで、
※あと投げたのがスッと刺さる感じも結構気持ちがいい。
価格分は楽しめそうな感じはしたかな。
ちなみに開封するまでに僕が一番気に病んでいてテンションを上げづらかったのが、
ボードの設置方法
なのだけど、結局最終的には、
・キーホルダーのリングを強引に開いて後の穴に挿し、
・和室の鴨居から洗濯用のフックとロープでつるし、
・柱に両面テープで固定
・ふすまにはバスタオルでカバー
という手順をおった。ホントは洋室でやりたかったのだけど、なかなか壁に穴を開けるというのは、(ふすまに穴を開けてしまう事以上に)抵抗があるわけで、結果として揺れずに固定出来たので由とする感じ。
一般のご家庭でダーツをやる趣味がある方はあまりいないとは思うけど、刹那的な娯楽としては多いにアリだと思いました。まぁ平たいから捨てるにも結構簡単に捨てられそうだしね。って最初から捨てる前提ってのもどうかとは思うけど(^^;。
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