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2010年2月 8日 (月)

今でも続編が作られているゲーム

んなもんはたくさんあるわけですが、ふと

 「ときメモ」ってスゲェな

と思ったわけです。NIFTYサーブ全盛時、僕はそれに微妙に乗り遅れてしまってあとから非常に後悔したわけですが、まぁすさまじいレベルの書き込みが短時間になされ、今で言えば

 3日で2ちゃんに100スレ

みたいなレベルで盛り上がったわけです。PCエンジンのソフトが。そして今なおその続編が作られている。

もちろんスーパーマリオ、ドラクエ、FFなど続編が今も作られ続けてるソフトはいっぱいありますが、こと、

 メガドラ以降プレステ前夜まで

に第一作がリリースされた物とくくると、これが意外と少ないんじゃないかと。っていうか現時点では件のときメモくらいしか思い当たらないと。プレステ以降「ポリゴンという新大陸」が発見されたことで、新たなフォーマットに乗った新シリーズがいくつも生をを受け、今なお盛り上がってるものもいっぱいあります。バイオハザード、メタルギアソリッド、
※まぁメタルギアの源流はMSX2で、タイミング的にはメガドラ時代ではあるのですが、実際のところ同シリーズと言える内容かってぇとそうでもない気がしたりしますし。

三国無双、首領蜂やバトルガレッガに端を発する弾幕シューティングの歴史もまたプレステ時代以降でしょう。ビーマニなどの音ゲーもしかり、マリオ64のような箱庭アクション、ゼルダ64のような箱庭アドベンチャーも当然プレステ以降。

逆にもっと巻き戻してファミコン以前からあったもので今でもシリーズが作られていると言うとそれもまた少ないんですよね。ぶっちゃけウィザードリィとローグ(まぁ一応)くらいしか思い当たらない。後者はこじつけみたいなもんですから事実上ウィザードリィが現存する最古のシリーズものゲーム、と呼んで差し支えないところでしょう。

話を戻して。

メガドライブやPCエンジン、スーファミ、あとはネオジオも時代的には入れてもいいかな?そんな「中途半端な時代に産み落とされ今なお続くシリーズもの」を今回思い出してみたいと思います。・・・とは言っても「ときメモしか思い出せない」と言ってから大して増えちゃいないわけですが・・・。

●ときめきメモリアル

ときメモ的ゲームに対する免疫の薄い僕が語ってもそれは言葉に重みがないとは思いつつ、やっぱりこれは、エロがない、「恋愛シミュレーション」というジャンルは、音ゲーと並んでコナミの作った偉業の一つだったよなぁと思ったり。

実際に自分がやったタイトルはそれこそ初代を数分と、虹色のなんとかだっけ?セガサターンかなんかで出てたスピンオフ作品を数分。
※コレ、当時「コレだけはヤレ!」ってスゲェプッシュされたんだよね。結局やってないけど。
それ以外は、、、全然記憶にない。BOYSサイドとかももちろん覚えてないし、、、。
ときメモみたいにパラメータを育てていくゲームとしては、「プリンセスメーカー」がまず頭に浮かぶんだけど、アレは完全に育成のみで、「恋愛」という掛け合わせがあって初めて為しえたスタイルとも思うんだよね。つっても僕的にはプリメの方がやり込んだんだけど。
→98買ってすぐの頃だったんで(^^;。今じゃとても面倒で出来ないけど。

ラブプラスなんかもあそこまでパラメータに寄らずに気持ちよく楽しく遊べたらそれでよかったんじゃないかと思うんだけど、やっぱり「ゲームである」ことを捨てないスタイルがコナミなりのポリシーだったりするのかも知れないな。

●マリオカート

F-ZEROがひっそりと消えていった中、しっかりとアイデンティティを維持したまま今日に至る偉大なシリーズもスーファミ時代が祖。っていうか自分的には、

 初代しか遊んでない

わけで、思い入れとかも全然他の作品よりあったりもします。まぁF-ZEROで育まれたタイムアタックの芽が出て膨らんで花が咲いた辺りにリリースされたからこそだとも思うけどね。

GC以降娘がレースゲーに興味がないことも手伝って我が家での導入は遅れ気味。Wii版も未だ買ってないんだけど、将来的には買うことになるだろうな。正直自分には何がどう違ってどこがどう「新しい楽しさ」があるのかわからないんだけど、テトリスやマリオ同様永遠のスタンダードに成り得るコンテンツではあるよね。

●ストリートファイターII

「対戦格闘」というジャンルが息吹いたのもPCエンジンからスーファミの頃。もっぱらアーケードでの盛り上がりではあったけど、このタイトルの登場で誇張でも何でもなく「世界中のゲームセンターが変わった」。ストIIがなければ他の全ての対戦格闘は無かったかも知れないって思うと、ホントスゲェなぁと思う。

「世界を変えたタイトル」というくくりで見ても、スーマリやポケモンと並んでベスト10に入るタイトルだとは思うな。スーファミ版もめちゃ良くできてたよね。

●サウンドノベル&デジタルコミック

「偉大な先人」ではないのかも知れないけど、弟切草とPCエンジンのうる星やつらやコブラ辺りのデジタルコミックというジャンルもこの時期の落とし種。メディアがCDになったりサンプリングで自由に音を入れられるようになる技術革新によって「出るべくして出た」タイトルだったのかも知れないけど、まぁ今でも同じようなコンセプトのゲームがリリースされ続けてる、
※選択肢のほとんどないエロゲーなんて明らかにデジタルコミックの系譜だし。
と思うと、結構な節目だったのかもね。

個人的には弟切草以外最後までプレイしたサウンドノベルは一つもなかったりします。つか「かまいたちの夜」とか全然面白くなかったし。あと支持率は高いけど「街」もどうにも、、、キャラが好きになれないというか、、、それでも「428」や「シュタインズゲート」に興味を惹かれてる自分も居たりするわけで、何を言いたいのかよくわからないな(^^;。

●メタルスラッグ

密かに偉大なシリーズ。初代、2、X、3、4、5、6、7、XXと僕の記憶が確かなら9作品のリリースは2Dアクションシューティングではロックマンに匹敵するレベルだし、その緻密すぎるドット絵はポリゴン全盛の現在でも頑なに「解像度を貫いてる」点でも個人的に評価大。つか最新作のPSP「XX」がよもやネオジオと同じ解像度で作られてるとは思いませんでした(^^;<だよね?違ったらごめん。

途中SNKそのものがぽしゃっちゃったことで、スタッフに多少の出入りとかあったと思われるけど、概ね内容に変化はなく、とても手堅く遊べるシリーズだとも思うんだけど、それでも個人的には3がダントツで好き(次はX)。あの宇宙まで行っちゃう感じ?分岐が多かったりゾンビになったりデブになったりの遊び心?とても良いです。

ただ、もう少しローカライズが上手ければ、というか桜井さんのような「いい意味でユーザーに媚びを売る方法を知ってる人」が舵取りをすれば、今よりもっと売れるような気はするんだよね。っていうか書いてて思ったけど、グラディウス、R-TYPE、ダライアスなど横スクロールのシューティングがどれもポリゴンにシフトして「味気ない風体」
※グラVのテクスチャはかなりの書き込みだったけど。
になったのに、今でもドット絵を貫いてるってやっぱホントスゲェわ。メタスラ、絶滅危惧種として保護しないと、、、と思いつつ、

 ゲーム性自体はそんなに好きじゃないから買うまでは行かないんだよな(^^;。

ごめんなさい。

●シルフィード

360でもリリースされたから一応取り上げてみた。数少ないこの時代が誕生日のシューティングシリーズ。つか360版とかどうだったのかね。体験版をやる限り、

 全然面白くなかった

気がするけど。っていうかよく考えたらファミコン時代だったか?>初代88版。

●ウルフェンシュタイン3D

これもストIIに勝るとも劣らない巨大なストリームを生み出した偉大な源流。最近焼き直されたから知ってる人も多いとは思うけど、僕の記憶の中で、ウルフェンシュタイン3Dより古いFPSはないはず。あの「画面に銃と手しか自分が映らない」フォーマットは、ここで確立され、今でもしっかりそのスタイルが維持されてるんだよね。ホントスゴイ。

確かに一人称ってのはリアルな自分の視界とかぶるから没入感も高くなりやすいし、迫力も出しやすい。
※レースゲーで路面に近い方が速度が速く感じるのと同じ様なモンかな。
でもその分広範囲の情報を把握しづらく、本当に花開いたのはマップを同時表示させられるようになってからなのかなぁとも思うけど、

 それでもあのスピード感は今となんら遜色ない(むしろ当時の方が速いくらい)

正直32X版DOOMで初めて「ゲームで酔う」体験をしちゃったりしたので、ジャンル的にずっと見続けてきた訳じゃないんだけど、これも「歴史に残る10選」に入れてもいいかな、とは思います。

ちなみに「完全に3Dのフィールド」を感じさせた「ドラッケン」関しては、全然面白くなかった上に続編も全然聞いたことがないので、10選には入りません。ええ誰が何と言っても入りません。

●タクティクスオウガ

正確には今まで続くシリーズとは呼べないかも知れないけど、あの高低差のある「タクティカルシミュレーションRPG」というジャンルを築いたのは紛れもなくこれ。ゲームに倫理観みたいなちょっぴり堅い、それでいて説得力のある物語を導入したのもたぶんコレが最初だったんじゃないかな。

スタッフの移動とかで実際はファイナルファンタジータクティクスが最も直系に近い子孫になっちゃったけど、当時のスタッフで固めた続編をきちんと作ってくれるなら、

 絶対買う

って人は少なからずいると思うシリーズではあるよね。

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書き始めたときは全然ないホントに「中途半端な」時代かと思ったけど、いやいやどうして、結構なもんだったね。

個人的には天外魔境や天使の詩みたいなRPG、ゴモラスピードやメタルストーカーみたいなちょっと変化球なアクションゲームみたいなのが遊びたいって思うし、360のライブアーケードなら可能じゃないかとも思うんだけど、当時元気のよかったソフトハウスは今みんないなくなっちゃってるんだよね。結構新品で買ってたのに、、、。

あと30年くらいしたらきっとこの時代も「ならでは」として記憶されるタイトルが生まれたことになるんだろうけど、渦中にあってはなかなか見えてこない。まぁFF13じゃないことだけは確かだな。

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