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2010年3月16日 (火)

360GAMES

いくつか落とした体験版とか久々にやったタイトルの話を少々・・・。

●QIX++

一日明けてプレイしてもまだ十分楽しい。っていうか昨日「99.7」って書いたのはたぶんありゃ間違いだな。今日スゲェがんばったけど99.1がせいぜいだったもの。
※実際はそれ以上で「イケル」と思った瞬間にゲームオーバーのパターン著しく多し。
この何とも言えない悔しさというか、「もう一回!」ってなる感じはなんかとても懐かしく、「ゲームセンターのゲーム」っぽい、「コンピュータゲーム」の根底にある魅力を再確認する感じがした。いやホントこれはオーバーじゃなくて。

世界一のプレイヤーのスコアは「798.4%」だったかな(8面合計)。何が凄いってこんなにシンプルなゲーム性なのに、「1位がひとりしかいない」んだよね。それだけ「極めるのが難しい」というわけで、昔のゲームなのにイイ意味でファジィというか、適度にブレがあるというか。

合う人にはかなりオススメ出来るというか、個人的にはインベーダーよりずっと面白いと思うんですけどどうだろう。

●TRIALS HD

ブラウン管から液晶にケーブルを接続し直したのを機に、以前はほとんど子供達任せで横から見ていたトライアルHDをプレイ。チュートリアルから順番に「ゴールド縛り」でやってみたのだけど、

 スゲェ面白れー!

伊達にランキング上位をキープしてるだけのことはあるというか、QIXも面白いとは書いたけど、トライアルHDと比べるとやっぱ次元が違う。リトライのレスポンスの良さ、ファジィでアナログな操作なのに、やればやるほど上手くなるのがわかる良質のゲームのみが持つ「凄み」みたいなものもある。

今日やってて気付いたのは、「普通に走ってる時でも前後の体重移動の意味がある」こと。ドライバーの重心が前に乗ってる状態で飛ぶのと後ろに寄った状態で飛ぶのとではもちろん意味が違うのだけど、その準備の際にも段階があるというか、「ちょっと体が前傾で走る」という状態がある。要するにジャンプと着地だけが全てじゃなくて、全体の流れというか、「着地前から」「ジャンプ前から」体の体勢を意識することでかなり安定することがわかった。

結局長男ですらイージーのオールゴールドは取ってなかったのに、僕はクリア。なんか久々にゲームで優位に立った気がしたよ(^^。明日はミディアムオールゴールド目指すか!?

●マットハザード

プレイするまではてっきりFPSかと思っていたのだけど、やってみてビックリ「ローリングサンダー」だった。まぁメトロイドがシャドウコンプレックスとしてフォローされるのだから、ローリングサンダーも同様にフォロワーを生んでもおかしくはないのだけど、
 割と新鮮。

価格は1800円なので、おいそれとは買えないんだけど、もし二人で遊べるならちょっといいかも。あ、さっき「ローリングサンダー」って書いたのは序盤の雰囲気、ぶっちゃけ「色目」が近かったからで、別にソレは魂斗羅でも構わない。サイドビューのアクションシューティングって話。

ただ世界観とかはどこかメガドライブ時代の「古めなアメリカン」を感じさせ、ちょっと不安に思わなくもないんだよな。1800円はちょっと高いかな。

●コールオブデューティ3

FPSどうか、と思って古いタイトルだけどやってみた。が、なんかダメ。もうしっちゃかめっちゃかで、何がなんだかわからない。HPは自動回復みたいだったけど、なんか狙えないし、どこにも「安全そうな場所」もなく、「はぁ・・・」って感じになってしまった。撃つなら撃てよ、みたいな。やっぱり合うものと合わないものはある感じかなぁ。

●ジャストコーズ2

液晶接続になったので多少綺麗になったと言えばなったけど、まぁさほどでもない。最近PCの結構綺麗な画面を見慣れたせいか、「まるで64みたい・・・」な印象。もちろん細かな草とか、水面の表現とか、爆発とか、、、見るところを見れば十分ハイデフなのだけど。

今回ヘリで上空まで昇ってみたのだけど、結構遠くまで見渡せて、FUELにはない体験&感覚。これが全部行動範囲になりえるのかと思うとちょっと魅力的。水の中も潜れたし(ゆっくりカウントダウンが入る感じ)、スポーツカーや性能のいいバイクを飛ばしたりもした。まぁ全体的に薄口ではあるので、うまくモチベを得られるかどうかがポイントではあるかも知れないな。確かにこれは体験版だけで飽きてしまうかも?

●バットマンアーカムアサイラム

PCの体験版はやっていたが英語だったので日本語が嬉しい。レスポンスはさすがに家庭用という感じで、「アクションゲームっぽく」動いてくれる。漠然とした感覚だけど、PC88の頃からずっと「パソコンはアクションが苦手」って思いこみがあるんだよね。なんか画面の書き換えがカクカクになりやすいというか、自機がスムーズに動かないような感じがするというか、、、。

Physxを使ったと言われるPC版の画面と比べるとやや劣るが、ウチのPCのスペックで動くアーカムアサイラムと比べるとエフェクトは綺麗。でも解像度は720pなので精細感は劣る感じ。接続もアナログ→デジタル変換なのでちょっとだけ暗さが気になったり、、、ゲーム的にはとりあえず好みじゃあなかったね。メタルギアソリッドみたい。
→ああいうのが好きな人には勧められるかも。

●アーミーオブTOW

体験版のオフは2人専用だったのでやってなし。パッケージはどうだったんだろ。

●SHOOT 1UP

以前どこかのサイトで紹介されてたインディーズタイトル。価格はなんと120円(80MSポイント)!安いのは安いが、面白くないものには一銭も払わないというか、きょうびネットでいくらでも面白いフリーゲームはあるわけで、重要なのは値段ではないとも思ったり。

ゲームは「メガドライブのシューティングを現代の技術で作ったらどうなるか」みたいなゲーム。1UPアイテムが頻出し、取るごとに自機の周囲にオプションのように増えていく。ボタンでそれらを一カ所に集めたり、広範囲にさせたり出来るが、ポイントは「集めてると攻撃力が弱い」点。ケイブシューのように一点集中で攻撃力がそこだけ高くなるのとは真逆のチューニングで、ちょっと面白い。

グラフィックは非常にケバケバしく、PCエンジンのパラノイアやメガドライブのクライングだっけ?割と微妙。でもボスとか派手だし、やっていけば面白くなるかも知れないけど、、、っていうか120円って冷静に考えるとゲーセン1コイン分のようなもんなんだよな。安いよな(^^;。

 残ポイントが2400じゃなかったら買ってたかもな。

2400ポイントってことは1200ポイントのゲームジャスト2本分だから、ここで80ポイント消費することもままならないんだよ。

ちなみに体験版の時間は驚くほど短く、ちょっと笑ってしまった(^^。これで大金持ちとかになる人が出てきたらそれはそれでなんか嬉しくなるけど、120円じゃなかなか大変だろうな。1万人ダウンロードして120万円。たぶん50%天引きされるから60万円。これを1、2ヶ月で一人で作ったってんなら割に合うけど、、、100万人くらいダウンしてもらえたら話は変わってくるんだろうな。

●レッドファクションゲリラ

サードパースンのポリゴンフィールド系アクションゲーム。撃ったり殴ったりという感じなんだけど、最初どいつが敵かもわからず、操作もよくわからないので、正直テンションが下がった。

乗り物に乗ったり、武器を奪ったり、オブジェクトをガンガンに破壊出来ると言った「ありがちな売り」はあるようだが、ぶっちゃけこのジャンルはあまりにも競争率が高いわけで、そこから一歩抜け出せる何かがあるようには見えなかったな。

つかゲームって作るの大変だよな。一生懸命作ってもこんな風に田舎のおっさんに一刀両断だもんな。でもしょうがないよな。同じ値段どころかこれより安い値段でゴッドオブウォーIIIとか、似たような値段でモダンウォーフェア2とかバッドカンパニー2とかベヨネッタとか、、、。とりあえず才能がなく仕事もしないようなヤツが偉そうに指示するようなソフトハウスは潰れりゃいいとは思うけどさ。

●スクラップメタル

タイトルからは全然イメージ出来なかった。「最新版モトローダー」。なんつかそれ以外に表現のしようがない感じ。同時プレイは1画面内で収まるのかな。一応スクロールするし、もしかしたらオンでの同時プレイしかないかも・・・。こういうゲーム性そのものがこぢんまりとしたタイトルは、なかなか360で派手に盛り上げるのが難しい気はしたね。

●リフレックス

タイトル自信なし。モトクロスのゲームっぽいパッケージソフトの体験版。最初結構丁寧なチュートリアルがあるが、英語なのでちと苦戦。モトクロストライアルな練習のあと、本編では普通のレースでちょっとびっくり。コースは起伏に富みまくっていて、スピード感もあり、結構楽しげ。ただ選択可能な4輪は操作がピーキーでちとゲンナリ。僕の勝手な思い込みかも知れないけど、こういうソフトこそ1800円くらいのダウンロードコンテンツにした方が売れる気がした。

 だって、トライアルHDを普通のレースにしたみたいなんだもの。

トライアルHDは面白いけど、一方で「横にも動きたい」衝動が溜まったりもするんだよね。そういうときにこういうタイトルがあると衝動買いしそう、みたいな。

見た目は結構綺麗で、さすがパッケージ商品という感じがしなくもないけど、買うか買わないかって言われたら、その手前に随分たくさんのタイトルが挟まれちゃう感じかな。

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