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2010年4月25日 (日)

隠し砦の三悪人1958

きっかけと言えばまぁそう大したきっかけではないのだけど、伊集院の昔のラジオを聞いていたら、どうやらこの黒澤明の隠し砦の三悪人がえらく素晴らしいという。モノクロの古くさい映画を取って素晴らしいという話は、時としてジジイの戯れ言となるからして、通常はあまり気にもとめないのだけど、

 ヒロイン雪姫がとても良い

と。でもって途中からちょっと好きになってるほどだという。今の僕らの世代からみて1958年の映画のヒロインをして「好きになってしまうほど」とはいかほどか。時代劇でなければ1970年代の映画ですらその古くささを拭えず、違和感を禁じ得ないのに、自分の父親が自分の息子より若い頃の映画のヒロインに傾注するとはいかほどのことか。

 それが理由。

 それだけが理由。

樋口真嗣の長澤まさみ版は見てないが、まぁ当時からあんまし良い噂は耳にしなかったし、そちらはどうでもよろしい。

感想に入る前に軽くモノクロについて触れる。

僕らの世代だと一番古いところで「サイボーグ009」や「キングコング」、鉄腕アトムは意外と普通にテレビで見た記憶がない。
※サイボーグ009も帯番組の再放送ではなく、映画版の夏休み子供まんが劇場みたいなので見ただけだけど。
実写映画では近年になって「ローマの休日」「ゴジラ」を見たくらいで、他は、、、りんたろう監督のメトロポリスも映画館に見に行ったかな。つかあれはモノクロじゃなくて無声映画か。原作は未見だ。

要するにモノクロに対する経験値はとても薄い。っていうか、

 あんましイイとは思えない。

だって色がないんだよ?情報量が少ないし、表現の幅にも限りがある。あ、そう言えばトップをねらえ!の最終話もほぼモノクロだったね。まぁあれはラストでカラーになるところにキモがあるから同尺度では語れないけど。

ともかく、「モノクロであるからこそ良い」という感性は正直自分の中にはないんだよね。今でもそれは変わらない。前述のトップのように演出として意図的に使う場合はともかく、ただ古いからモノクロであるという作品に、「ならでは」の良さなんてあろうはずがないと思う。

 でもこの作品やローマの休日は今でも結構メジャーだったりする。

あと黒澤作品だと「七人の侍」とかもよく名前を見かけたりする。

モノクロであるメリットがないのに、モノクロであるこれらの作品が今でも名作たり得ているのはなぜか。それはとどのつまり、

 補ってあまりある良さがある

からに他ならない。簡単に言うけど「色の力」って凄いよ!?それを補ってあまりあるって、、、どんだけ?って思うけど、

 実際結構良くできてたと思う。

ファンからしてみたら何を横柄かつ今更と思うかも知れないけど、ごくごくニュートラルな最近のハリウッド映画が好きな、お金を掛けた映画が好きな自分にしてみたら、正直「素晴らしい傑作だ!」とは言えない。評価的にも★★☆くらいで、「みんなも見れば?」というほどしんちゃんになりきれるほどでもない。もっと言えば「ローマの休日」の方がむしろ展開から絵作り、台詞、そしてなりより二人の主役の魅力に勝っていた。グレゴリー・ペックは超かっこよく、オードリーはやっぱり凄くステキだった。

 いくら雪姫がりりしくキュートでちょっぴりエロくても、、、オードリーのオーラには勝てない。

三船敏郎はかっこよかったけど。

古さを感じたのはむしろモノクロであることよりもその展開の方かな。「隠し砦」と言ってもそれは序盤での話だし、「三悪人」と言っても「え?誰が三悪人?」って感じで、途中でうすうす感じては来るんだけど、「最後ってどうやってハッピーエンドに!?」って気になってしまう。要は、

 エンターテインメント作品としての完成度の高さ

がこの「隠し砦の三悪人」であり、「エースをねらえ!劇場版」よろしく「お手本ライクな作り」が50年以上前に確立されたことが大きな評価につながっているのだなぁという感じ。アカデミックな風体ではなく、庶民が楽しむ娯楽作として気負わずに見られる、政治性とかメッセージ性とかなく、ただただヒロインはかわいく、ヒーローはかっこよく、浮いたり沈んだりのコミカルなボケ担当がいて、適宜伏線を張り、拾う。普通と言えばごくごく普通な当たり前の映画の文法に沿って撮られているんだけど、

 それがきっちり出来るか出来ないかに黒澤明とそれ以外の溝がある

んだろうなぁという感じ。誰もが宮本茂にも堀井雄二にもなれるわけじゃないという。

ちょっと関心したのはモノクロ映画だから昼と夜の区別が付きにくい点に関して、ツクツクボーシや鈴虫、鳥の鳴き声を使って時間を演出したところ。火祭りや民謡で逆に国際色を豊かにする演出や、モノクロなのに「岩山」「泉」「関所の川」「宿場町」など、色がなくても場面のメリハリが出るようなところを意図的に組み合わせて飽きさせないようにしているところなんかも関心させられた。今風の仕上げならもう少し笑いが多い方がウケるだろうし、ヒロインの歌もちょっと長すぎるかなぁと思ったりもしたけど、まぁそれは時代背景の範疇って感じだし、

 意外と悪いところがほとんどないかも

って感じではあったかな。

正直あんまし心をえぐってくるような話は
※黒澤監督はそういうのいっぱい撮ってそう
見られないのだけど、ローマの休日も食わず嫌いだったし、もしきちんとエンターテインメントしてる作品があるなら、モノクロ、制作年問わず見てみたいかもなぁと思った次第です。

いやでもやっぱ雪姫はヨカッタ(^^。そこに期待して見はじめた僕としてはその点大いに満足出来たと言っていいです。今いる誰にも似てないけど、とてもりりしく、美しい。結構好きになっちゃうよな。

・・・

書き忘れてたけど、隠し砦の三悪人はスターウォーズエピソードIVのルーツになったってことでも有名だったので、そのあたりも注意して見てみたところ、

・でこぼこコンビ

・お姫様

・騎士

・剣劇

・敗戦国の残党が逃げ延びる

・いろんな舞台を転々と

と確かに共通点が多い。その中でも特に「ふむ」と思ったのは「剣劇」。これは僕の勝手な思い込みというか想像かもしれないけど、スターウォーズの前までは、洋画で剣劇というと、

・フェンシングのような細い剣で突いたり裂いたりする「ゾロタイプ」

・剣と盾を使って派手に音を響かせる「300タイプ」
※作品は最近だけど、適例がパッと思い浮かばなかったので。

しかなかったんじゃないかな、と。それだけ「剣と剣をぶつけ合う」ライトセーバーでの戦いと、三悪人の槍と槍での戦いが酷似して見えた。まぁ飛び道具を跳ね返したり、宇宙船の船長とか賞金稼ぎみたいな設定はスターウォーズオリジナルだし、似てる点を見つけたからってどうだって話じゃないんだけど、

 僕的には思った以上に似ててびっくりした。

そう言いたかった次第です。つかレイアより雪姫の方がかわいいとは思ったけど。

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コメント

クリスさん

こんばんは。

まあクリスさんの嗜好と照らし合わせてみると
黒澤作品は封印してきましたが、

ようやく解禁かな。

隠し砦の感想としては僕もそんなとこです。

でも、「七人の侍」のが、


  全然いい


古い映画ならではの良さとかじゃなく、
フツーに娯楽映画として面白いです。
長いけど。

大好きな映画の一つ。

かっけぇー好きなシーンも何か所もあるし
鳥肌もんなとこもあるし
リバイバル上映の映画館の大画面で20歳のときに初めて
この映画を見れた僕は幸せだよ。

なくらい。

ぜひぜひ。

しかしヒロインは完全に負けかも。

投稿: nori | 2010年4月25日 (日) 02時34分

隠し砦は黒澤映画の中では駄作のひとつに数えられますね。特に黒澤明好きであればあるほど評価の低い作品です。中身が薄すぎるのがその理由になっています。

白黒映画の良さって画像の美しさなんですよ。決して内容が素晴らしい事と一致していないと云えます。
ローマの休日は内容ありきで映像の伴っていない作品ですね。

映像だけで云うなら黒澤作品だと「蜘蛛巣城」「赤ひげ」が白黒の最高峰になっています。機会がありましたら激お奨めします。

白黒映画や黒澤明については長くなりそうなのでここらで筆を置きます(^^)

因みに新しい隠し砦は「最悪」ですよ。

投稿: バブシカ | 2010年4月25日 (日) 04時00分

ちすnoriくん、バブシカさん、クリスですどもです。黒澤作品に関して僕が語るにはあまりにも素人過ぎるというか、ミーハー過ぎて正直見当違いな感想になってしまっているかなぁと思う一方で、「感想は感想」なわけで、あまり気負わずに見て気負わずに書きました(^^;。オードリーにも言えますが、今でも白黒で見続けられてる作品ってそんなに多くないわけで、やっぱり根底には「一般性」の高さがうかがえるのではないかと思うのですが、、、どうでしょう。例えばアカデミー賞取った作品がのちのちまで語り継がれるケースが稀なように、結局は「ウケのいい作品」に僕的な軍配を上げたい次第です。

七人の侍もちょっと見たいかなぁと思いましたが、それ以上に隠し砦を見て感じたのは、
 男性向けの作品だな

ってことですかね。noriくんなんかは特にこういう作りというか、作風に惹かれそうだなぁという(^^。剣劇やヒロインやデコボココンビというある種僕たちが子供の頃のアニメ然としたステロタイプな世界観が逆にわかりやすく受け入れやすいような。っていうか(バブシカさんには申し訳ないんですが)、普通の黒澤ファンがよしとする作品には今もって全く魅力を感じないんですよね。見てもないのになんだって言われそうですが、

 重要なのは僕が見たい作品なのかどうか

であって、評価が高い作品かどうかは二の次な感じなのです。だからこそ最初に、「伊集院がヒロインがイイって言ってたから」ってのがトリガーになってるんですよ(^^。魅力的な女性というのは、、、女優としてスクリーン作品で魅力的な女性というのは、常日頃のテレビドラマやバラエティ、もっと言うとそんじょそこらの一般ピープルの魅力とは一線を画すオーラがあるじゃないですか。薬師丸ひろ子にしてもアンジェリーナ・ジョリーにしても。だから、ぶっちゃけ

 女の子目当てで見た

と言っても全然過言じゃないんですよね。僕の場合。そんな矮小な人間が果たして他の(七人の侍や蜘蛛巣城含む)作品を見てグッと来るのかって気はしちゃうんですよね。

エンターテインメントの方向性がフィットしてるかどうかという点で言えば、隠し砦は十分に僕に訴求したと思う次第です。

でもバブシカさんは黒澤明大好きなんですよね(^^。散見される文章から熱量が流れ込んできます。でも逆にだからこそ僕がおいそれと見て酷評したりしていいのかって気もしちゃうんですよね。面白くなかった作品に面白かったとは書けないし、面白い、良いと感じるトリガーは人それぞれですし。
※だから隠し砦がいわゆる黒澤作品として評価が低いのもよくわかるつもりです。だってホントありきたりな話と言えばありきたりだし、突拍子もないと言えば突拍子もないもの。どこか深作欣二のニオイもしたりしたし。
→と言っても深作作品で知ってるのは宇宙からのメッセージと里見八犬伝だけだけど。

でもせっかくなので蜘蛛巣城は探してみようかなって感じです。「激オススメ」みたいですしね(^^。

バブシカさんへ私信ですが、GTRは2はちょっとした理由で未見なのですが、「evo」ってヤツをプレイすることが出来ました。
※これは1の後?それとも2の後?

確かにシミュレータ系で、ちょっとした接触でスピンしたり、曲がるには必要十分な減速が必要な点もお手軽ではないみたいですが、とりあえずデフォルトがオートマだった点で随分敷居は下がってるんだろうなぁって感じたし、事実最初の1周でもの凄くスピンしたり遅れをとったものの、ファイナルラップでケツに食い込んで7台中4位になれたのはちょっと嬉しかったりしました(^^。丁寧に丁寧に走らせれば最初のコースくらいマシンの性能で勝てるようにチューンされてるんだなって感じで。

車の造形は正直昨今の派手な作品からするとさほどでもないかも知れないですが、ぶつけても壊れないのはイイですね。どんどんヘボくなっていくのは自分的に今ひとつ好きになれないので。ああでも感想としては、

 ファイナルラップみたい

ってのが正直なところかなぁ。って今書いててふと気付いたけど、

 GTRエボリューションがGTRシリーズじゃなかったらどうしよう・・・(汗

そこは軽く大人の対応を望みますよ(^^。ついでなのでFPSの話も少し書いてしまいますが、ウルフェンシュタインとファークライ2、クライシス、ネクロビジョン、モダンウォーフェア1、2、メトロ2033などを体験してみたりみなかったり・・・。なるほどと思う一方でウームと思ったりで、やっぱり自分は「怖い」とか「暗い」とかはあんましかなぁって感じですかね。メトロなんてその最たるもので、でもストーカーが好きなバブシカさんには訴求しそうだなぁと思ったり。やっぱちょっと亜流ですが今のところボーダーランズが自分には一番フィットしてる感じですね。
※ちなみに先ほど上げた中ではネクロビジョンが(自軍のサポートが強いので)割りと続けられました。逆にファークライ2やクライシスは全くピンとこなかったです。何かきっかけがないと、FPS本来の面白さを掴むところまではいけないかも知れませんね(^^;。

投稿: クリス | 2010年4月26日 (月) 03時37分

娯楽性で云うと「七人の侍」「用心棒」「天国と地獄」がお奨めですね。
映像だと「赤ひげ」「蜘蛛巣城」「乱(カラー)」
文芸系は「生きる」「どん底」「生きものの記録」なんかが面白い作品です。
因みに「生きる」はハリウッドでトムハンクス主演のリメイクが進行中です。「天国と地獄」も以前からリメイク予定だったりします。

もうひとつ因みに「宇宙からの――」は自分の叔父がタイトルを付けた映画だったりします。


「evo」は追加プログラム的な続編ですね。実際のレースやコースなどに思い入れがないと楽しめないゲームだとは思うのですが……。

「クライシス」は駄目でしたか。
数年前までの純粋なFPSってゲーム的な起伏が少ないのが弱点ではあるんですよね。それを踏まえて多くに受け入れられる工夫をし出したのがモダンウォーフェアやボーダーランズなどの近作ですよね。
クリスさん云うところのFPS本来の面白さを感じられる作品はこの先もう作られないと思います。
万人に評価されるには当然であり少し寂しい現実だなあと個人的には感じます。

投稿: バブシカ | 2010年4月26日 (月) 09時34分

ちすバブシカさん、クリスですまいどです。

七人の侍と蜘蛛巣城を借りているのですが、テンションが上がらずまだ見てない状態です。っていうかゲームが面白くて映画の時間が惜しいというか、七人の侍は3時間もあったのでちょっと気合いが必要になってしまったというか(^^;。

自分が黒澤作品を「見ない」と思ったのは、たぶん「乱」がそもそものルーツな気がします。ぶっちゃけその乱も見てないのですが、当時いろんな映画を見る中で、あまりにも「黒澤作品」をメディアがまくしたててましたよね?もうそれが嫌で嫌で仕方なかったんです。なんか同時期にやってる他の全ての映画を全否定してるみたいで、おまえのせいでオレの好きな映画が正当に評価されない!くらいの勢いで僕の中では「悪」以外の何物でもなかった。どんな凄い人が撮ったとしても、自分
※特にその当時の自分
にとって面白くなければそれは無価値だし、ましてや他の作品まで相対的に否定視されたとなれば、、、まぁとんでもない言いがかりなのですが。

何度も繰り返しになってしまいますが、僕が隠し砦の三悪人を見たのは「ヒロインがいたから」で、極論してしまえば「黒澤作品だけど仕方なく」見たと言っても過言ではありません。だって凄く偉そうで上から目線なんだもの。その存在感が。

でも見てみたらこれが「そんなでもない」。別に普通に庶民のエンターテイメントとして通じる仕上がりで、むしろそれがホッとしたわけです。だから七人の侍は興味が沸くけど、他の「生きる」なんて、、、トム・ハンクスも嫌いなのでとても見られません。もし見たらクソミソ書いてしまいそうだし。

映画に限らずですが、やっぱりどうやって接触したのかが凄く重要な気がしますね。周囲の友達とか、マイブームとか、家庭環境とか・・・。だから人様の趣味を否定するつもりはないのですが、まだまだ自分にはおっかなびっくりな面が多々ある感じです(^^;。
>宇宙からのメッセージ

なぬ!?なんかそれ人に言いたくなる話ですね(^^。

>クライシス

ストーカーにも言えると思うんですが、やっぱりどこかFPSに対して求めているものが違うんだろうなぁと感じずにはいられませんね。変な話モダンウォーフェアは僕的にダメなんです。バッドカンパニー2はイケルのに。フレンドリーファイアがあるかないかだけで評価がガラリと変わってしまう。シンプルなFPSとしてもシリアスサムはイケルのに初代DOOMはダメだったり、正直自分の中で「何が面白さのトリガーに成り得ているのか」が不鮮明だったりします。ほんの少しのフレームレートや操作のクセで全然印象が変わったりしますし、昔好きだったゲームが今全然面白く感じられないように、今後凄く強い魅力を感じる日が来るかも知れませんし。

ただ対人戦に関してだけは、今のところ全く興味がないのだけは事実ですね。どこか上から目線をゲームから感じ取っちゃうとダメなのかも。

投稿: クリス | 2010年5月 2日 (日) 22時25分

伊集院光は、逃げずに戦場に残り続けるような強い女が好きらしいので、
隠し砦~の姫はキャラ的にもどストライクなんだと思う。
奥さんもそういうタイプの人だったはず。

投稿: | 2012年6月27日 (水) 12時30分

伊集院の場合は、本人も再三言ってるけど、そもそもモテない側の人間なので、フックしてくれたというだけで、既に好きになるには十分だったんじゃないかなぁと思ったりはします。「こういう女性が好きなんだ」というところを声高に主張できるほど贅沢言える立場じゃないのではないかな、と。

ただ、そうは言っても嫌いな女性にアプローチを掛けることもないわけで、そう言う意味では、雪姫と美佳さんは共通点があったのかも知れませんね。
※全然関係ないけど美佳さんの誕生日は僕の一日後なんだよね。年も同じ。ちょっと親近感があったりして。

投稿: クリス | 2012年6月29日 (金) 02時30分

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