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2010年4月30日 (金)

ドラクエモンスターズジョーカー2~その2~

いくつかの誤解も解けたり解けなかったり。まずスカウトに関して、味方の攻撃力に大きく依存することがわかった。まだ仲間にしてないモンスターの場合は、その確率が高く、仲間にした人数が多ければ多いほど仲間にしづらくなる。スカウトは失敗すると「いかり」状態になる確率が30~50%ほど(体感)あり、その場合は続けてスカウトは出来なくなるため、コマンドが一番上の戦闘に移動することに関してはあながちおかしなチューンではないことがわかった。

確率に関しては30匹以上仲間にした感じでは、表示上の%に偽りはない様子。100%と表示された場合特殊なエフェクトが入り、「確実に捕まえられるよ!」と言わんばかりであったし、10%台の低確率時でも10回に1回くらいは仲間になってそうな手応えがあった。どうやら裏でいかがわしい操作はされてない模様。

ただし、露骨かつ正直に「0%」であることも多く、その場合は容赦なく仲間になることは絶対無い。「ぷちメタル」
※メタルスライムの小さいヤツ
なんかは、見事なまでに%が上がらない。つかこいつを仲間にすることって出来るんだろうか。つか根気が足らないだけ?

ゲームは3時間か4時間くらいやってるが、ちょっとだけ面白くなってきた感じ。★で言えば0点から★☆になったくらいで、まだまだ「面白い」と手放しで言えるまでには至っていないし、そもそもやりだすとすぐ眠くなる程度の面白さでしかないが、モチベーション的には完全にゼロになってもいない感じ。

どこが加点要素かというと、

・もらえる経験値の上昇率がちょうどいい

・倒せない敵がいる

・システムを概ね把握できた

・ちょっと強くなってきた

等々。

まず経験値に関しては、前述のぷちスライムだけでなく、安定して取得経験値が上昇していく「ドラクエらしいバランス」が感じられてきた。1の次に5になり、12になり、20になり50になるような、それでいて敵も適度に強くなって来ているようなそんなバランス。インターフェイスに関する不満はまだまだ払拭しきれないが、ドラクエらしいのんびりとした、それでいて確かな「育成感」を期待して購入した人には、それなりの満足感を与えてくれそうな感じではある。

倒せない敵というのは、要するにオーパーツ的な、その場所には不似合いなモンスターがいくつかいるということだ。「強くなってからまた来い」というのは、FF12のノーマのようにちょっぴりやる気をそそられる。が、ドラクエとFFは違うので、たぶんこの状態で倒せるようにはならない。
※キラーパンサーなんかは一瞬「アレ?ベビーパンサー?」と思ったけど普通に超強くて笑っちゃうほど殺された。そういうのはモチベが上がるが、これまたFFと違うのは、そう簡単に再会できないことなんだよな。

システムもようやくつかめてきた。まず、雰囲気的に一番わかりやすいのは「モンスターハンターのよう」ということだ。そのエリア、たとえばまんま「密林」ならば、全部で7つほどのマップがあり、それらがまさしくモンハンのマップのようなつながりをしている。そこには朝があり夜があり、雨や晴れがある。その状況で出現するモンスターが変わり、基本無限沸きする。エリアに再突入することでマップ内の宝箱や採取ポイントは再生され、天気が変わることでマップ構造が変わることもある。
※と言っても流木が雨で流されて橋になるとかその程度だけど

前述の通り同種のモンスターは仲間にすればするほど仲間にしづらくなり、攻撃力が高ければ高いほど仲間にしやすいシステム。ということは、基本1匹ずつ性別にこだわらず集めていくのが一番「集めるペース」としては効率が良い。先に進めれば進めるほど経験値が大きくなるのは自明なので、

 まずはどんどん仲間にしつつ先へ進める

のが正解という感じか。

ただ、今週のファミ通や攻略本には相応のデータが載っているわけで、それらを参考に「せずに」集め残しをなくすのはなかなかに至難の業。まぁ誰かと対戦するつもりでやってるわけではないので、
※子供達も全然食いつく感じではなかったし。
あくまでマイペースでやっていこうかなぁという気にはなっている。

逆に気に入らない点も浮上した。

モンスターたちの覚える戦闘コマンドの内容確認が、実際の戦闘時、それもレギュラーメンバーでしか出来ないという点。仲間にした瞬間に倉庫へ転送した奴らのコマンドを確認するには、「ベースへ戻る」「倉庫へ行く」「レギュラーに入れ替えする」「戦闘へ出向く」という手順を踏まなければそのコマンドの効果を確認できない。前作MJをやっていた人ならば常識なのかも知れないが、安易に「マホトラブレイク」と言われても即効果が理解出来ないと思う。まぁ戦闘限定とは言え確認出来る手段が残されていただけマシという事なのかも知れないが。

ともかく、地味な展開で操作しづらいのは変わらず、細かな採取と併せて前時代的なハンティングゲームという印象は拭えない。合成だか配合だかを繰り返してパーティを強化していくところまで進めればまた変わってくるのかも知れないが、そこから先はそこから先でこれまた忍耐の捕獲人生が始まるのかとも思うし、、、。

ファミ通の10、9、9、9は好きな人が付けてる点数というか、DSしかやってないような人の採点という気がしないでもないな。

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2010年4月29日 (木)

ドラクエモンスターズジョーカー2

ゲーム内容に関して期待して覗きに来て下さった方、申し訳ありません。まだ全然ってくらい進めてません。とりあえずクリスの濃い部屋を毎日覗きに来て下さってる方、申し訳ありません。今日の内容はぶっちゃけそんな濃くありません。

既にネットではROMが流出してるようで、なんだかなぁと思いつつ買う気が削がれたりする。モラルがどうとか言うつもりはないけど、単純に僕の中で、「金を出すに値しない、もしくは買ったことを著しく後悔させるようなゴミゲー」ならいざ知らず、どう考えても他の作品より莫大にコストが掛かってるタイトル、それもたぶんかなり鉄板に近い堅さで面白いタイトル
※ここは書いてから思ったけどややあやしかったな。FF13とか「制作費と面白さのバランスが狂ってる」ソフトもあったりしたから。
にはちゃんとお金出して買おうよと思う。「タダゲーばっかやってたらメーカーつぶれるよ」とはよく言う話だけど、裏を返せば「つぶれて欲しくないメーカーのつぶれて欲しくないゲーム」は、きちんと支持していくべきだと思う。っていうか、

 ドラクエに関しては9の出来に対する感謝も込めて

買ってきました。っていうか最近はもうボーダーランズが面白くて仕方ないので、ほとんど前日までスルーでもいいかなぁとか思っていたのだけど、
※発売日も水曜で休みと1日ズレてたし
一応次のビッグタイトル(6月10日発売予定のMONADO改めゼノブレイド)まで間が空くので、どうせ買うなら発売日だろうと思い返して最寄りの行きつけのFF13を買ったサンクスに朝電話したら、

 「予約分しかないんですよ~」

なぬ!?たらりと額に冷たいものが流れる気がした。もちろん気がしただけなので、実際は流れていない。っていうか昨日なら大雨でそういう事態も想定可能だったけど、今日のこの陽気では、流れるのは冷たい汗ではなく脂ぎった汗だろう。少なくともひんやりという感じではない。むしろ暑苦しいというか、そんなクソ暑い日でも、、

 昨日寒かったからズボン下をはいている男クリスここに見参!

とりあえず焦りを表に出さず普通に仕事をする。が、あまりに気になったので10分ほどパートさんに了解を経てゲオへ。4700円ちょっとでした。こういうところももう細かいこと覚えてられないというか、すぐ忘れちゃう。イベントならばヤマダで買おうと思うけど、まぁいいやっていうか正直AMAZONも発売日かその翌日に確実に来るならオーダーしたんだけど、、苦い思い出ってのは結構しつこく覚えてるもので。もう二度とAMAZONでゲームは買わないと思います。少なくとも発売日のゲームは。

最初ちょっとだけ(1匹か2匹捕まえるところまで)やってみた感じでは、、、

 音楽がフツー

 キャラメイクは(性別すら)一切なし

 ファンシーさも一切なし

 別段スクリプトに感動もなし

 移動は初代モンスターズジョーカー(以下MJ)と同じくらいやりづらい

MJはほぼ未経験なのだけど、やらせてもらったときとにかく移動がしづらくて買う気にならなかったってのも大きい。まぁ発売日に買わなくてテンションが上がりきらなかったってのもそれ以上に大きいんだけど。

とにかくその十字キーとの操作性の悪さに辟易とする。キャラが大きく、視界が狭いのに、視点移動が自動じゃないので思い通りのところに容易に動かせない。LR同時押しで正面視点に移動はするが、

 とにかく9より圧倒的に動かしづらい

要するにこの点で僕のテンションは大きく下がった次第。ああ所詮ドラクエはメインのナンバリングタイトルしかダメか・・・。

 まだ30分しかやってないのによく言う・・・

っていうか「30分もやってるのに仲間数匹か」というくらいデモがウザかった。システムで遊ばせるタイトルにストーリーとかマジいらないから、と思うのだが、システムだけでモチベーターを配しきれないということなのか、と自分を納得させたりもする。

あとさっき書いたけど、キャラメイクが事実上なく、女の子のプレイヤーを露骨に否定してるのも気になった。なんつか400万本売ったソフトのスピンオフとしてのリリースは初代MJとは立場が全然違うだろうと。キャラもなんだか妙にスーパーサイヤ人みたいな髪型だし、

 プレイヤー=ジャンプ読者

とでも?みたいな。基本低年齢層向けのポケモンクローンだとは思うけど、それでもポケモンは僕ら中年や女の子でも遊べる工夫と気配りに満ちてると思う。・・・そう、MJ2は、

 配慮が全然足りない感じがする。

9がこれでもかと微に入り細に入り遊びやすさや対象の広さを意識した「職人芸」を見せたのに対して、MJ2の足回りはあまりにも脆弱。この手触りは「2が面白かったから3も楽しみにして買ったら大きく裏切られたトルネコの大冒険」を彷彿とさせる。まぁこの場合は「DQ9が面白かったからDQMJ2を」だけど。

つか、30分遊んで眠たくなったので止めた。

って時点である意味終わってるというか、せっかく買ったからもう少し続けてるつもりはあるけど、正直「ドラクエ9の遊びやすさ」より「MJの続編だから」という「逃げ」を打たれた感じで、今のところの評価はとりあえず0点。1ミリも面白くない。それこそ背筋がゾッとするほどに・・・。まぁ今後この評価が大きく伸びる可能性は大いにあるのだけどね。

・・・

もう少し内容に触れることにする。

スカウト(仲間にするためのコマンド)を選ぶと、パーティのモンスターが敵モンスターに「スカウトアタック」をする。ゲージが%で表示され、それによって仲間に出来る確率がわかるシステムなのだけど、ぶっちゃけ3人パーティだと3回に分けてスカウトアタックする。15%11%14%で合計40%みたいなステップを踏む。

 一回でよくね?

当然失敗することも多いが、何つか僕の経験上、このパーセントって信じられないような気がするんだけどどうか。一見20%って表示されていてもホントは5回やっても仲間に全然ならないというか、

 今思った。データ取ってみようかな!

あの数値がどれだけ信頼に足るのか、ことあるごとにデータを取ればきっとスッキリする。10回や20回ではブレの範疇だけど、100回、1000回と取ればきっとその限りじゃない。

 むしろテンションがちょっと上向いた感じ。

他のシステムとしては、モンスターに装備させることが出来るとか、フィールド上にモンハンみたいに採取するポイントがある(1回取ったらもう出ないかも知れないのでただの「アイテムが落ちてる」ってことなのかも知れないけど)とか。

メニューや画面切り替えのレスポンスはお世辞にも早いとは言えず、移動速度もこれだけキャラが大きいことを考えればそんなに速くない。メッセージの送りはLボタンでも出来るが、スカウトの性質上、「続けてスカウトしたい」ケースが多いはずなのに、コマンドが一番上の戦うに移動してしまい、L連打だけでスカウトアタックを続けられないのはちと残念。

経験値はパーティの人数で割られ、余りは切り捨てになるので、「5」くれる相手からは、3人パーティで各1ずつしか貰えなかったりする。メニューからメンバーの出し入れは容易に出来そうだけど、ベンチと倉庫はどう違うんだろ。死んでも倉庫からは補填されないってことかな。

モンスターの名前はデフォルトで頭2文字が(たとえばスライムなら「スラ」)が表示されるので、それをもじって変えるのはやりやすい。文字数も6文字だか7文字だか、、、結構長く付けられるみたいだけど、一方で仲間に出来るモンスター数の上限が99匹ほどとちょっと心細い。僕の曖昧な記憶では1匹の最強クラスを育成するのに30匹以上の素材が必要になるケースもあったような・・・。っていうかそんなモンスター合成はMJにないのかな。

セーブは基本どこでも出来る。でもモンスターも無限沸きだから変なところでセーブしちゃってハマるなんてことはないのかな。まぁその辺はビッグタイトルだからないのか。

ゲオの店頭にはもう「ビルか!?」と思うほど高く積まれていて、
※広告の品だった模様
攻略本も同様に山と積まれてた。

お財布の都合上スルーしたけど、あれだけ分厚い本を初日に用意するっていうのは、

 それだけ中身が早くバラされちゃうってこと?

と邪推してみたり。まぁ最初は自力で。

とにかく今迷ってる人はスルーでいいと思う。期待するポイントをはき違えてなければ買ってもいいとも思うけどね。

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2010年4月28日 (水)

凶器の話

武器というとどことなくゲームやアニメやマンガを想起するのだけど、「凶器」というとなんかもっと悪い感じというか、まぁ「凶」の字が入ってるんだから当たり前っちゃ当たり前なのだけど、ちょっとリアリティが上がる。

でもここで僕が話題に上げるのはマンガ寄りの話だったりする。

 みなさん憧れの凶器とかあります?

まぁ子供の頃だと「鎖鎌」に憧れる時代が誰しもあるとは思いますが、ルーツは全然思い出せないんだよね。ゲッタートマホークとか、棍棒に鎖が仕込んであって伸縮自在の獲物を使っていたのは誰だっけ?>noriくん思い出せる?

だからリアルで草取り用の鎌を見ただけでちょっとテンションが上がったりしてね。つか大抵そういう場合目にするのは刃の部分がサビサビになっちゃってて、全然武器として

 「これじゃあヤツは倒せないよママン・・・」

な状態だったりするのだけど、たまに新品の鎌を見ると「これは鎖を付けなくちゃダメだろ!」とか、、、まぁわけがわかんないんですが。

ただ実際は「鎌のようなもの」に鎖を付けて振り回した経験がある普通にして立派な大人ならご理解頂けると思うのですが、

 そんな上手く刃が前方を向かない。

要するに「弧」の内側ではなく外側が前方に向いてしまい、振り回して当てたところでズバッと切れるどころか「イテッ」が関の山なんだよね。

でもそんな鎖鎌だけど、実際に販売されてたこともあったりします。つか商業界のゼミの中で、

 試しに鎌に鎖を付けて売ったら飛ぶように売れた

という体験談の話なんですけどね。2000円前後の原価で作った鎖鎌が5万円で飛ぶように売れたという。鎖鎌に憧れを抱いていたのが僕だけじゃないという、誰しもが宍戸梅軒みたいになりたかったってことなのかしら。

そう、マンガとかに出てくる凶器や武器は、実はリアルに持ってくると凄くかっこよかったりするわけです。別に人類の敵がいるわけでも復讐の鬼なわけでも剣の道を究めようと、、、鎖鎌?  というわけでもないのですが、

 オモチャじゃないかっこよさ

ってのはあると思うんだよね。だからコスプレショップとかネットで見かける「どう見てもフェイクとしか思えない」ような剣とかは全然萎える。あれは「武器」であって「凶器」じゃないみたいな。

かといってリアル包丁がかっこいいかってぇとそれはそれで違うんだよな。だってそれは凶器にも成り得るかも知れないけどそれ以上に「料理道具」じゃない?あまりに道具として身近過ぎちゃうとそれはそれでピンとこない。

なんだかよくわからない前置きでしたが、個人的に自分が手にした唯一にして最高の凶器は、

 「自転車のスポーク」

です。ブラックエンジェルスですが、僕自身あの作品からインスパイアされてこの凶器に手を出したわけではありません。ただただ単純に家に錆びた自転車があり、捨てるかどうかって局面で、

 試しにスポーク切ってみよう

と切り出して、地味に丁寧に磨いていったら、

 もうこれが素晴らしくウットリできる輝きを放つわけ!

銀色の鈍い光と、金属のひんやりとしたさわり心地。先っぽはマンガのように尖っていたわけじゃなく、ニッパーでぶつ切りにしただけのラフな切り口だったのだけど、真っ黒に錆びていた鉄の棒が、自分の手で「ニードル」に生まれ変わる感じ?

 試しにダンボールとか突き刺すとこれがまた凄く気持ちがいい!

普通のハリガネだと強度も足りないし、かといって自力で加工できないほど固い素材だと手で持つ方の端っこを「痛くないように」曲げられない。スポークは片側がL字型になっていて、そこに力を掛けやすく出来てるんだよね。

 「今オレを怒らせるなよ・・・フッ」

つか当時全然自分いじめられっ子じゃなかったし友達も多かったのでこれを実際に使う機会はなかったのですが(当たり前)、たわみのない真っ直ぐな凶器に結構長い間ウットリしてましたね。っていうかたぶん今でもサビサビのスポークとかもらえたら、

 本気でサビ取りしそう

サビを取るのって実は凄く楽しいんだよね。単純作業で凄まじい落差を体験出来るから。つかまさしく「メタルスライム」みたいなもので、ホント真剣になっちゃう。銀製品の磨き上げをしたことがある人にもわかると思うけど、くすんだ表面に顔が映る楽しさってもうたまらないでしょ?それと同じですよ。
※どのくらいの読者に経験があるのか。。。

みなさんももし機会があればぜひチャレンジしてみて下さい(^^。

気持ちよく終わっちゃった後に蛇足するのもどうかと思いつつ、「男大空」に出てきた「両端が拳の形をしたチェーン」も武器というより凶器という趣があって、かつ凄くかっこよかった記憶がある。鎖鎌だと上手く回せないけど、分銅ならば話は別。つか、

 拳だよ!?文字通り鉄拳だよ!?

絶対痛いって。絶対効くって。鉄の拳が遠距離攻撃出来るって、、、ファンタシースターだったらサギでしょ絶対。またそれが結構繊細な造形で、細くて小さいんだよね。でも絶対痛そうなのがありありとわかる感じ?凶器はこうでなくちゃ!みたいな?

さすがにこれは自分で作るのちょっと骨が折れるなと思いつつも、紙粘土と鎖で作ろうとした日が僕にもありましたが、さすがに紙粘土では見た目もかっこわるいし、油断して大きくなっちゃう上にブン回す前に壊れちゃうという体たらくで、

 こんなの、こんなの凶器じゃないよ!ばぁちゃんのバカ!

みたいな失意に苛まれたりもしたわけです。まぁ簡単に手が届かないからこそかっこいいのが「本物」ってことなんですけどね。

余談ですが、ライトセーバーとかも本物ソックリのフェイクはやっぱりかっこいいですよね。凶器でも武器でもないけど、「っぽさ」があるものは魅力というか輝きが違う気がします。つか、

 メッキとメタルはやっぱり違う

とも思いますね。いくらピカピカでもやっぱり軽いとかっこよくない。今思い出したけど、「吹き矢」とかは作ったことがありましたが、あれも「軽いから」あんましかっこよくなかったんだよな。まぁ鋼鉄参謀の鉄球をリアルで作っても全く武器や凶器にならないんで限度は必要だけどさ。

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2010年4月27日 (火)

新パソでMAMEを試してみた、、、が

せっかくマシンパワーが上がったのだから、とMAMEの適当に重めのタイトルをチョイスして起動するか、もしくはどのくらいのフレームレートが出るのかを試してみた。つっても結果は散々だったので期待はしないように。

●グラディウスIV

今までのPCではぶっちゃけ12フレームくらいしか出てなかったというか、もうカクカクもここまで極まってると諦めもつくというレベルに重かったのだけど、

 これだけは起動してソコソコ遊べた。

要するに今日紹介する他のタイトルは全て起動しなかったという話。なんとしょっぱい展開かと思うが仕方ない事実なのだから。

ちなみにグラディウスはF11を押して表示するフレームレート(100%換算)で、最も低かったのが「2面のボスの49%」。他は重いところで55%くらいかな、実際の速度の半分というとまぁかなり遅いのだけど、ゲーム性的には逆にそれでそここそ遊べるという現実もあって、案外楽しんでプレイできた。つかグラディウスIVはシリーズでも随一の難しさで有名なソフト。よって今までに移植されたPS2版III&IVでも、ぶっちゃけろくに遊んでないというか、

 ハナから諦めてた

くらいだったわけで、、、これまでの様に「ありえないくらい重い」場合はとてもプレイにならないわけだけど、今回のように「ソコソコ重い」のならばむしろそれは歓迎出来なくもないという感じで遊んでみた次第。

まぁ音は割れまくりというかバグまくりではあったけど、そこはかとなく在りし日のゼクセクスを思い起こしたりもしましたよ(^^。
※ゼクセクスも出回った当時持っていたPCでは全く歯が立たず、結局その次の次のPCくらいでようやっとまともに動くようになった記憶があるような、、、。でもそういう「成長する様」を見ていられるというのも、ある意味幸せなのかも知れないな~と思ったりはしますよ。

●バーチャファイター4

BIOSファイルがないと言われて奔走し、ようやっと動いたかと思ったらNAOMIのロゴの後タイトルだったかでエラー3。まぁ別にやりたいわけじゃないというか、あくまでポテンシャルを測りたかったという話。

●バーチャロンオラトリオタングラム

こちらはBIOSは足りてたけど、タイトルロゴすらバグってコインも入らない状態。ちなみにMAME本体のバージョンは1.37のPLUSだったけど、、、ってMAMEって随分インターフェイスが変わったんだなぁとかよくわからないことを思ったりもしました。久々ってちょっと怖い感じ?みたいな?

●ダンシングアイ

以前は動いていた気がするのだけど、こちらもc76.binが足りないとほざいた上結局見つけられず、起動は出来てない状態。つかこのバイナリはSYSTEM22のものだったような気がしないでもないんだけど、、、全然自信も無し。つかこれもゲーム自体は「動いたことを喜ぶ」タイプのモノだった気はしますね。

●ガンスパイク

これもNAOMIのタイトルだけど、バーチャ4より遙かに進んだというか、バーチャはNAOMIロゴの時点でもう重重だったのだけど、こちらはまだ軽く、タイトルもコインも無事投入が出来、プレイも開始出来た、、、が、

 フレームレートは15%とか12%とか・・・(60フレ換算で8、9フレーム/秒)

正直それじゃあゲームには全くならない。絵がほぼそれなりに描かれていた点はまだ救いがあるというか望みが持てるが、ぶっちゃけそれだけ。音楽も効果音もバチバチで、ズブズブでギチョギチョ。ただ、こっちはマシンパワーさえ上がれば、
※GPU的にGTX480の次次世代機をトリプルファイアで刺したくらい&クロック周波数10ghzの30コアくらいになるころには、気持ちよく動くようになってくれていそう。

まぁ温かい目で見守ろうかって感じでしょうか。

--------------

正直思った以上に重かったってのが正直なところですね。まぁエミュと実際のソフトは全然別物ですし、スペックうんぬんよりもむしろ最適化がなされてないっぽい手触りを寄り強く感じたりしましたし。
※終了時にタスクマネージャでCPU使用率を見たら、8コア中1つだけが100%になっていて、他は全く使われてないっぽかった。これだと2.8ghzまんましか生きてないってこと、、、になるのかな。

とにかく未来はまだまだ先だなぁと感じた次第ですよ(^^;。

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2010年4月26日 (月)

画像ビューワ

みなさんは何を使って静止画を見てらっしゃいます?最近だと自分で撮った写真だけじゃなく、ネットでごっそり落としたムフフな<死語?画像や、マンガなど、静止画ビューワの需要はどなたにもそれなりにあろうかと存じます。

つかぶっちゃけにぶっちゃけ、「コレがオススメだ!」というソフトがあるわけじゃぁございません。っていうかもっと言うと、

 どなたかこれらの機能があるビューワをご存じないですか?

という話ですハイ。

まず自分が愛用してるのを4つご紹介します。

●IrfanView

言わずと知れたマルチ画像ビューワ。切り出し、リサイズや自動補正、シャープといった簡単な加工をするのにメインで使います。プラグインを入れるとmp3も再生出来るようになりますが、正直プレイヤーとしての使い勝手はイマイチかも。

●GV

98の頃からずっと愛用してる画像ビューワ。「スペースで順送り、Shift押しながらスペースで逆送り」が出来るのと、unzip.dllをSYSTEMフォルダに入れることでzipアーカイブをアイコンにドラッグドロップするだけで読める点もお気に入り。画像の大きさも「高さをモニタ解像度を上限として思いっきり拡大」設定でかなり見やすくなります。壁紙にするのも簡単で動作も軽く、お気に入りだったのですが、ある時から100枚くらいで表示がおかしくなるバグに見舞われ、使用頻度が下がっていきました。作者さんにも原因がわからないそうで・・。

●Leeyes

Windows7にしてから何となく入れたビューワです。以前はコミックビューワというのを使っていたのですが、なんだかよくわからないけど画面の右半分にウザイメニューが出るようになったのでシフとした次第。ぶっちゃけ「Leeyes」を何と読むのかわからないのが欠点っちゃ欠点なのですが、プラグインを入れることで割といろんな対応が出来るみたいです。ただ、「いろんなことが出来る」あまりインターフェイスが大きくシンプルさに欠け、個人的には全くオススメ出来ません。ぶっちゃけ娘が使ってるだけです。ただ、カーソルの上下で2ページずつ、左右で1ページずつのページ移動が出来る点は大きく評価します。

●ComicBrowser
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se306262.html

現状僕の一押しはコレです。気に入ってる点はたくさんありますが、僕の知る限り他のビューワになくコミックブラウザ(以下CB)にある機能は、

・縦長と横長を自動判別してくれる

Leeyesにもあるかも知れませんが使い方がわかりません。CBの場合はデフォルトで使えます。また、ドラッグドロップでの起動時に勝手にフルスクリーンになり、一切の余計なメニューとかがない点も気に入っています。
※逆にウインドウ表示に簡単にできない点はマイナスではありますが、どちらを取るかと言われたら、前者の方が僕は便利だと思います。

unzip.dllにも対応しているし、キャッシュ先読みで早いページめくりにもついてきてくれます。左クリックで順送り(2ページずつか1ページずつかは要設定)、右クリックで逆送り。右クリック長押しでメニューというのも悪くないと思います。左右のページの間が全くない点は好みが別れるかも知れませんが僕は好きです。
※少しでも大きく画像が表示されるので。
ESC一発で終了するのも潔いと言えるでしょう。

欠点は起動が遅い点と、前回の履歴が完全に残ってる点です。ぶっちゃけちゃうと後者のせいで娘と共用出来ないわけです。僕が見た後に娘が見ると、直前に何を見ていたのかが丸わかりになるシステム・・・。だから娘にはLeeyesを使わせているわけですね。よかった娘がブログ読んでなくて。

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これらが僕が現状使っているビューワですが、簡単に見るだけならJPGファイルをクリックしてWindowsデフォルトのビューワを使うことも少なくありません。まぁメニューや移動関係のアイコンがデカくデフォルトで表示されるので、

 著しく見苦しい

ですけど。

で、ここからが(短いながらも)本題ですが、

 こんな機能がビューワに欲しいんだけど。

って話に入って参ります。一気に箇条書きにします。

・ドラッグドロップでフルスクリーン起動

・キャッシュ先読み

・カーソルで1ページ、2ページ移動

・縦横自動判別&画面サイズにアスペクト比キープでオートフィット

・ZIPだけじゃなくRARも自動解凍

・ファイルを直ZIPアーカイブしたものだけでなく、ファイル→フォルダにした状態でアーカイブしたものもそのまま読める機能

・メニューがシンプル
 →操作を覚えたらアイコンとか一切いらんだろ。

・起動が速い

・履歴が残らないようにも出来る

・しおりが使いやすい→ファイル名ウインドウが横長で情報を一度に大量に表示出来る→でないとどこにしおりが挟んであるかわからないんだよ>Leeyes

・デスクトップの壁紙に出来る
 →他のもあるとは思うけどGVのをメインで使ってるんだよな。

・1枚のJPGをドラッグドロップしてもその隣のJPGに移動できる。
 →当たり前っぽいけどGVは出来ない。

---------

CBの起動が速ければそれ以外はほぼ許容範囲なんだけどね。ぶっちゃけ。まぁみんなはどんなの使ってるかなぁって。

ちなみに動画プレイヤーはどれも一長一短過ぎて何とも言えないけど、基本はGOMプレイヤーかな。イマイチ不安定なのが玉に瑕だけど、まぁ高機能優先ってことで。

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2010年4月25日 (日)

隠し砦の三悪人1958

きっかけと言えばまぁそう大したきっかけではないのだけど、伊集院の昔のラジオを聞いていたら、どうやらこの黒澤明の隠し砦の三悪人がえらく素晴らしいという。モノクロの古くさい映画を取って素晴らしいという話は、時としてジジイの戯れ言となるからして、通常はあまり気にもとめないのだけど、

 ヒロイン雪姫がとても良い

と。でもって途中からちょっと好きになってるほどだという。今の僕らの世代からみて1958年の映画のヒロインをして「好きになってしまうほど」とはいかほどか。時代劇でなければ1970年代の映画ですらその古くささを拭えず、違和感を禁じ得ないのに、自分の父親が自分の息子より若い頃の映画のヒロインに傾注するとはいかほどのことか。

 それが理由。

 それだけが理由。

樋口真嗣の長澤まさみ版は見てないが、まぁ当時からあんまし良い噂は耳にしなかったし、そちらはどうでもよろしい。

感想に入る前に軽くモノクロについて触れる。

僕らの世代だと一番古いところで「サイボーグ009」や「キングコング」、鉄腕アトムは意外と普通にテレビで見た記憶がない。
※サイボーグ009も帯番組の再放送ではなく、映画版の夏休み子供まんが劇場みたいなので見ただけだけど。
実写映画では近年になって「ローマの休日」「ゴジラ」を見たくらいで、他は、、、りんたろう監督のメトロポリスも映画館に見に行ったかな。つかあれはモノクロじゃなくて無声映画か。原作は未見だ。

要するにモノクロに対する経験値はとても薄い。っていうか、

 あんましイイとは思えない。

だって色がないんだよ?情報量が少ないし、表現の幅にも限りがある。あ、そう言えばトップをねらえ!の最終話もほぼモノクロだったね。まぁあれはラストでカラーになるところにキモがあるから同尺度では語れないけど。

ともかく、「モノクロであるからこそ良い」という感性は正直自分の中にはないんだよね。今でもそれは変わらない。前述のトップのように演出として意図的に使う場合はともかく、ただ古いからモノクロであるという作品に、「ならでは」の良さなんてあろうはずがないと思う。

 でもこの作品やローマの休日は今でも結構メジャーだったりする。

あと黒澤作品だと「七人の侍」とかもよく名前を見かけたりする。

モノクロであるメリットがないのに、モノクロであるこれらの作品が今でも名作たり得ているのはなぜか。それはとどのつまり、

 補ってあまりある良さがある

からに他ならない。簡単に言うけど「色の力」って凄いよ!?それを補ってあまりあるって、、、どんだけ?って思うけど、

 実際結構良くできてたと思う。

ファンからしてみたら何を横柄かつ今更と思うかも知れないけど、ごくごくニュートラルな最近のハリウッド映画が好きな、お金を掛けた映画が好きな自分にしてみたら、正直「素晴らしい傑作だ!」とは言えない。評価的にも★★☆くらいで、「みんなも見れば?」というほどしんちゃんになりきれるほどでもない。もっと言えば「ローマの休日」の方がむしろ展開から絵作り、台詞、そしてなりより二人の主役の魅力に勝っていた。グレゴリー・ペックは超かっこよく、オードリーはやっぱり凄くステキだった。

 いくら雪姫がりりしくキュートでちょっぴりエロくても、、、オードリーのオーラには勝てない。

三船敏郎はかっこよかったけど。

古さを感じたのはむしろモノクロであることよりもその展開の方かな。「隠し砦」と言ってもそれは序盤での話だし、「三悪人」と言っても「え?誰が三悪人?」って感じで、途中でうすうす感じては来るんだけど、「最後ってどうやってハッピーエンドに!?」って気になってしまう。要は、

 エンターテインメント作品としての完成度の高さ

がこの「隠し砦の三悪人」であり、「エースをねらえ!劇場版」よろしく「お手本ライクな作り」が50年以上前に確立されたことが大きな評価につながっているのだなぁという感じ。アカデミックな風体ではなく、庶民が楽しむ娯楽作として気負わずに見られる、政治性とかメッセージ性とかなく、ただただヒロインはかわいく、ヒーローはかっこよく、浮いたり沈んだりのコミカルなボケ担当がいて、適宜伏線を張り、拾う。普通と言えばごくごく普通な当たり前の映画の文法に沿って撮られているんだけど、

 それがきっちり出来るか出来ないかに黒澤明とそれ以外の溝がある

んだろうなぁという感じ。誰もが宮本茂にも堀井雄二にもなれるわけじゃないという。

ちょっと関心したのはモノクロ映画だから昼と夜の区別が付きにくい点に関して、ツクツクボーシや鈴虫、鳥の鳴き声を使って時間を演出したところ。火祭りや民謡で逆に国際色を豊かにする演出や、モノクロなのに「岩山」「泉」「関所の川」「宿場町」など、色がなくても場面のメリハリが出るようなところを意図的に組み合わせて飽きさせないようにしているところなんかも関心させられた。今風の仕上げならもう少し笑いが多い方がウケるだろうし、ヒロインの歌もちょっと長すぎるかなぁと思ったりもしたけど、まぁそれは時代背景の範疇って感じだし、

 意外と悪いところがほとんどないかも

って感じではあったかな。

正直あんまし心をえぐってくるような話は
※黒澤監督はそういうのいっぱい撮ってそう
見られないのだけど、ローマの休日も食わず嫌いだったし、もしきちんとエンターテインメントしてる作品があるなら、モノクロ、制作年問わず見てみたいかもなぁと思った次第です。

いやでもやっぱ雪姫はヨカッタ(^^。そこに期待して見はじめた僕としてはその点大いに満足出来たと言っていいです。今いる誰にも似てないけど、とてもりりしく、美しい。結構好きになっちゃうよな。

・・・

書き忘れてたけど、隠し砦の三悪人はスターウォーズエピソードIVのルーツになったってことでも有名だったので、そのあたりも注意して見てみたところ、

・でこぼこコンビ

・お姫様

・騎士

・剣劇

・敗戦国の残党が逃げ延びる

・いろんな舞台を転々と

と確かに共通点が多い。その中でも特に「ふむ」と思ったのは「剣劇」。これは僕の勝手な思い込みというか想像かもしれないけど、スターウォーズの前までは、洋画で剣劇というと、

・フェンシングのような細い剣で突いたり裂いたりする「ゾロタイプ」

・剣と盾を使って派手に音を響かせる「300タイプ」
※作品は最近だけど、適例がパッと思い浮かばなかったので。

しかなかったんじゃないかな、と。それだけ「剣と剣をぶつけ合う」ライトセーバーでの戦いと、三悪人の槍と槍での戦いが酷似して見えた。まぁ飛び道具を跳ね返したり、宇宙船の船長とか賞金稼ぎみたいな設定はスターウォーズオリジナルだし、似てる点を見つけたからってどうだって話じゃないんだけど、

 僕的には思った以上に似ててびっくりした。

そう言いたかった次第です。つかレイアより雪姫の方がかわいいとは思ったけど。

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2010年4月24日 (土)

ボーダーランズ~その6~

クリアしちゃったーーー。昨日データが20時間ロールバックしちゃったと書いたばかりだというのに、さすがに連休中ずっとプレイしていただけのことはあるというか、ともかく、

 面白かった!

たまたま最初に選んだモーディカイ→スナイパーと相性がよかったのかも知れないけど、いやいやどうして。ここまで楽しめるとは思ってなかった。プレイ時間的にはトータル50時間ほどだったとは思うけど、最後の方はターゲッティングも(ソフトによるサポートがあるとは言え→ヘッドショットを狙う為には自力で微調整する必要もあるわけで)かなりなめらかかつ瞬時に行えるようになり、ほとんど経験値とかアイテムとか関係なく、純粋にアクションゲームとしても楽しめるようになっていました。

4つの武器枠は、

1.対アーマー(盾装備)兵用のリボルバー
  ※頻出しない時は弾薬自動回復用コンバットライフル
  ※長距離狙撃用のスナイパーにしたり気まぐれでショットガンにしたりも。

2.DPSの高いコンバットライフル

3.接近戦および死んだとき用乱射SMG

4.スナイパーライフル

まさしく臨機応変な使い分けがとても心地よい感じ。特にスナイパーライフルは弾薬自動回復のMODが手に入ってからの使用頻度がかなり上がったというか、HPが減ってなければ通常そちらで狙撃する感じというか。

スナイパーライフル(以下SR)はいくつも試したけど、最終的に強いのは、

 反動が少ないヤツ

他の装備の場合は、割と大きな問題にならないというか、むしろ発射間隔の方が重要なのだけど、SRの場合はとにかく揺れが収まらないことには狙いが付けられない。特にこれは遠距離だけでなく、接近戦でもヘッドショットを確実に狙う為にとても重要で、最終的に使っていたのは攻撃力521のものではなく、反動抑止+50の付いた攻撃力285程度のもの。

SRに限らず、モーディカイのスキルはクリティカル時に威力を発揮するものが多く、狙えるなら狙いたい。特に弱点が明確な人型に関しては
※クリーチャー系では遠距離から弱点を狙撃するのが難しいケースが多い。弱点が見えてなかったり、そもそも一点にとどまり続けたりしないので。
是非とも狙いたいというか、狙わなければ非常に倒すのに時間が掛かったりするのだ。

 要は攻撃力が半分でもクリティカル出来る方が強い

というわけなのである。つか発射間隔もそこそこ短かったってのもあるけど。
※発射間隔が短いのも反動が少ない銃でなければあまり意味がないというか、これまた狙わない短距離用ショットガンであれば問題ないのだけど、SRでは死活問題になる。

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長時間のロールバックを余儀なくされたわけだけど、結果としてはスナイパーの自動弾薬回復のみならず、リピーター(ピストル)やリボルバー、ロケットランチャーの自動回復も入手出来た。
※持ってないのはSMGとショットガンくらいか。
実際リピーターは強い武器を手に入れられなかったし、リボルバーもさほど使い勝手のよい武器でもなかったので、結果的にはSRとコンバットライフルが9割以上という使用頻度になったが、ともかく弾薬をあまり気にせずプレイできたのはとても快適だった。っていうか、

 一度ロールバックさせられたことで一気にモチベーションが上がった

というのも否めなかったりするんだよな。なんか、ちょうど面白くなってきたところで、コツを掴みかけてたところでだったし、
※つかほとんど全編にわたって面白かったんだけど(^^;。
やり直しもこちらのスキルが上がってるからかなり快適かつ楽しめたんだよな。さっきも書いたけど「レベルドレインされた経験値を稼ぎ直す」感じじゃなくて、「一度クリアしたアクションゲームを洗練された実力で再度プレイしなおす」感じ。一度死んだところでは同じ轍を踏まないように最新の注意を払うし、無駄な探索もしなくていいし、そもそも昨日の今日でいろんなことを(忘れっぽい僕にしては)覚えてたってのも大きい。

ラスボスを倒すと、わけわかんないくらい長いスタッフロールが始まり、それが終了すると、

 そのままラスボスを倒したところからスタート。

そのミッションを報告し、手に入れた武器なんかを整理して、自分でゲームを終了選択。でもってリスタートしようとすると、

 1周目か2周目かを選べる

ここで2周目を選んじゃうともう1周目が出来なくなるかも知れないので、とりあえず一旦終了してセーブのバックアップを取る。間違えないように細心の注意を払いつつ。

-----------

正直二人で遊びたいようなゲーム性じゃなかったし、アイテムの移動に関してもレベル制限がかなりあるので、
※いくら強くてもレベル28以上でしか使えないようなMODは移動するだけ野暮かな、と。だってそれが使えるようになるまで「ものすごーーーく長期に渡って」アイテムスロットが1つ減ってしまうわけだし、そもそも移動してもらわなくても、むしろ移動しない方がバランスよくアイテムが出土するようにチューニングされてたような気もするしね。

さっき操作にも慣れてきたって話を書いたけど、走ったり跳んだり車の運転とか武器の切り替えとか、全てにおいて気持ちよくよどみなく流れるように動かせるようになってくると、逆にこのボーダーランズというゲームがいかに「アクションに」腐心して仕上げられているのかがよくわかる。ジャンプも「届かないだろうな」というところは届かないし、「飛び越えて欲しいな」と思う高さは飛び越える。宝探し系ミッションではそのジャンプ力を活かした隠し場所がいくつもある一方で、ダッシュしながらじゃないと届かないようなシビアなものはほとんど要求されない。このあたりのさじ加減もとてもよかったと思う。これが日本人ならきっと「シビアなジャンプの連続」みたいなマップやクエストを絶対用意してきたと思うから。
※過度に疲れちゃうようなマップ構成はほとんどないんだよな。

マシンパワーがある環境というのも楽しくプレイするのに大きく寄与したとも思う。Pyhsxに対応してたのかどうかわからないし、DirectXも9止まりだから、「本当の最高の姿」ではないのかも知れないけど、それでも十分過ぎるほどパンドラの世界は美しく、なめらかで、居心地がよかった。
※本音を言うと(前も書いたけど)V-SYNCが効けばなおよかったけど。

評価は感動や驚きがあったわけじゃないので★★★★止まりだけど、ゲームとしては非常に楽しめた傑作だったと思うし、スプラッタ系の世界観が嫌いじゃなければ結構多くの方にオススメ出来るとも思う。
※PCだとスペック要求するけど360ならそんなことないと思うし。そもそも日本語だし。
※ただし、もしプレイするならとりあえずモーディカイ=ハンターでやって欲しいかも。だって僕が楽しかったのはとりあえずハンターだったわけだから。
→他のキャラがつまらないかどうかはわからないけど。
 →ただかなり遠方の敵を狙撃したいケースが頻出したので、間違ってはないかも・・・。少なくとも一人目としては。

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とりあえず次はどうするかって話だけど、

1.ダウンロードコンテンツを買う

2.他のキャラをやってみる

3.2周目に入る

4.地味に1周目で宝探し

の4択かな。っていうか4つ目はないか。ハンターは楽しかったけど、一方ではHP爆発のバーサーカーで遊ぶのも楽しそうなんだよな。全く対局だけど、プレイしていてコンピュータの使ってくる敵の中で、やっぱり怖かったのはこいつらだったし、撃たれ強いというのもそれはそれで楽しそうな気もするし。

ただ、また一から始めるとなるとクエストの鮮度の低さとかはやっぱり否めないかもなぁとも思うんだよな。となるとDLCで新たな世界へ?っていうか武器とかもっと強いのを2周目で探す方が楽しくないか?

・・・

一応もう少し続ける予定です。つかセイクリッド2はなんだかどうでもよくなっちゃったな。パッドで遊べないし・・・。

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2010年4月23日 (金)

つれづれなるままにボーダーランズその5

今日と明日は久々の連休。というか昨夜ホントにちょっとした気のゆるみと油断で、

 ボーダーランズのセーブデータを20時間ほどロールバック・・・

メインPCと新PC間のデータやりとりをしくじり、まさかの巻き戻し。なんつか、もう声にならない感じ・・・。

たかがデータ、されどデータ。特にFFのように時間さえ掛ければ埋め合わせられるタイプではない、一度見つけた宝物のような武具を再度手に入れるのは事実上不可能なハクスラタイトルにおいての20時間と言えばもはやそれは、

 転生

と読んで差し支えないレベルの過去までさかのぼることになる。

失ったモノは非常に大きく、前回「スゲェ強ぇ!」と気を吐いたコンバットライフルや、容量519、回復速度109のシールド、弾薬自動回復のリボルバー、使い勝手のいいスナイパー、DPSの著しく高いピストル、お金なんて一瞬、「あれ?お金だけ減ってない!?」と目を疑った<そんなわけは絶対ないのだが。

 109万が10万9千に・・・。

ミラクル凹んだわ。

まぁこれを気に新しいキャラに替えようかなぁとか、むしろ他のゲームにシフトしようかなぁとかも考えたのだけど、どうにも悔しい。悔しすぎる。つか悔しくて悔しくて眠れない、、、ってこともなかったのだけど、

 猫があまりにニャァニャァ鳴きすぎて眠れないってのは現実あった。

結局朝起きて、免許の書き換えに行き、、、

 ここで一旦ボーダーランズから離れます。

免許の更新は実に5年ぶり。ゴールドだから5年ぶりなのだけど、いやはや案外忘れてないものだね。「そろそろ5年経つかな」とはがきを待ってたら届いたって感じ。

最寄りの免許センターまで約30分。念のため少し早めに出るも着くと既にそこには長蛇の列が。

 「おいおい平日の朝だぜ!?ベイビィ、ンーフ?」

などと心の中でつぶやくもほどなくはけていく。

ちなみに免許更新の流れはこんな感じ、、、

1.お金(3000円ちょいだっけな)と今の免許とはがきを最初のカウンターへ。

2.申込書に名前とふりがなと暗証番号(4桁×2組)を記入。
  ※暗証番号は本籍を引き出すのに必要なものらしいが、現住所は普通に記載してあるわけで、本籍だけが消されてることに何の意味があるのかは全く理解不能。ちなみに説明では「暗証番号は忘れてくださっても結構です」と非常に心強いお言葉があったので、あまりに考えずに記入。つかこんなの、

 0000-0000

でいいじゃないって思うんだけどそれはダメなのかしら。

3.視力検査。一瞬片目で「ん?」と思われたけど両目でクリア。いつもながらヒヤッとする。

4.写真。昨今の免許更新には証明写真は持ち込まなくてよくなったのでここで撮る写真が最初で最後。無精ひげのままパチリ。

5.優良者講習30分。法律の改正で、「飲酒運転時に同乗者やお酒を勧めた人」なんかもかなりの罰金を取られる様になったらしいことを知る。飲酒ひき逃げしたら6000万円ですよ!?>同乗者でも。みんなもひき逃げするときはお酒飲むのをやめましょうって感じ。

6.講習終了で名前を呼ばれ免許交付。8時35分到着、8時45分受け付け開始で、9時40分にはもらえたので、かなりスムーズだった。やっぱ優良者講習は楽だなぁとシミジミ。
※並んだときは6、70人いたのに呼ばれたのは10番くらいだったからいろいろスムーズだったっぽい。

ともかく、次に更新するのは45歳。自分が「45歳」って思うとホントオッサンだよなぁとシミジミする。「39歳」と「40歳」なんて子供の頃からしたら大差ないと思っていたけど、案外違うもんだよなぁと思ったり。「不惑」と言うにはまだまだ中二過ぎるけど、たぶん普通にしゃべってる分には本気でアラフォーには思われないんだろうなぁとか。エロ漫画読んでニヤついてるなんて、リアル中二の頃には想像も出来なかったもんな。

 25年後も変わらないなんてな。

で、そのエロ漫画=B型H系ですが、

 「6巻超エロい!」

それまでは「エロ風味のあるコメディ」だったのですが、もう6巻は「コメディ風味のあるエロ」にシフトした感じ。あんまし笑いがないのだけど、、、

 これはこれで大いにアリ!

つかそう考えるあたりが既に中二病なのだけど、仕方ない面白いんだもの。つか絵とかも1巻の頃と比べると全然上手いというか、巻末に読み切り時の本作品が掲載されてて、

 このままだったらそんなに好きにならなかったかもな

って感じ。ちょっとした作風というか方向性の操作だけど、かなり今の方が面白い。担当変わったのかな?とかバクマン読んでる自分は勘ぐったりしちゃいます。

で、

バクマンですが、こちらは今凄く面白いです。っていうかあんまし書くとネタバレになっちゃいますが、「これは、、、これが本命か!?」という作品についに入っていった感じというか、このまま行くとデスノートと同じ12巻くらいで終わっちゃうかなぁというか。

ジャンプで読んでるのはこれとめだかボックスだけなのだけど、こちらは逆に、

 もう終わってくれ、、、

というくらい面白くない。だったらなぜ読んでるのかって感じだけど、しょうがない惰性なのだもの。なんか担当と迷い道に迷い込んでしまったみたい・・・って感じ。無理にバトルものにせず、普通の学園モノで行って欲しかったなぁやっぱり。それじゃニーズがないのかねぇ。っていうか西尾維新先生はホントにジャンプ向けなの?っていう気がしないでもないのだけど。

西尾維新と言えば化物語ですが、

 最終巻の発売予定日が6月9日って、、、

もういつ最終話が配信されるか予想もつかない状態になっちゃったな。まぁ待ちますけども。でもってアラフォーにとっちゃ1ヶ月も2ヶ月も3ヶ月もあんまし大した差じゃないですけども・・・。

で、唐突にボーダーランズの話題に戻りますが、

 一日中プレイして頭がおかしくなるかというくらい痛くなったので寝た。

つかそれのどこがボーダーランズの話題なのかって気もしますが、やっぱりずっとゲームし続けるのはよろしくないですな(^^;<当たり前。ラストはホント死にそうでした。

ただ、さすがに5時間フルにプレイすると20時間のロールバックの半分以上は取り返せますね。既にプレイしたところだってこともあるけど、

 自分自身FPSにずいぶん慣れた

ってのも大きいかも。それにやり終えてから気づいたことだけど、

 戦闘が楽しいのであんまし苦にならなかった

んだよね。なんつか敵を倒すその行為そのものに価値があるから、今までとちょっとした装備の違いだけでもかなりフィーリングが変わって楽しめるというか。

今回は前回まで欲しくて欲しくて手に入らなかった「スナイパーライフルの弾薬自動回復MOD」が出土したので、これとHP回復MODを使い分けながらプレイ。スキルをほぼすべてスナイパー寄りに振ってるだけあって、スナイパーメインはまことに楽しく、そして強い。敵に詰め寄られても冷静にヘッドショットを狙えばダメージ2000近くいくし、何よりチキンな自分には遠距離からの狙撃はとても性に合っている。
※ただもし新キャラやるなら近接戦のヤツにしようかとは思ってるけど。

正直それ以外は大したものは出てないのだけど、まぁそれでも一回油断して、相打ちになっちゃった以外は目立った死もなく、
※最後の敵と相打ちになっちゃうとシールドを回復しようがない
 →死んでからも敵を倒せばHP少々とシールドフル回復で復活出来るのに。
そつなくプレイ。やっぱ前回死んだところはかなり慎重になるからね。

で、しみじみボーダーランズは面白いと思った次第です。どこに何を期待するかは人それぞれだけど、自分には最高レベルにフィットしてますよ(^^。クリアできたらダウンロードコンテンツも買っちゃおうかしらってくらいです。

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2010年4月22日 (木)

セイクリッド2

と言ってもやったのはPC英語版Sacred2。オクで安かったってのもあるけど、聞くところによると結構なマシンパワーを要求するらしいので、GTX285を活かす意味でも。日本語版は高いんだよな。ぶっちゃけ。
※聞くところ↓
http://www.4gamer.net/games/021/G002175/20100409080/

軽く、ごくごく軽くセイクリッド2を説明するとするなら、

 最近のディアブロ。

何と簡単か。ほとんどこれで9割7分6厘くらいフォローできる。実際はまぁいろんな違うところもあるのだけど、まぁ概ねこんな感じ。で、感想は箇条書きに、、、

・敵が少ない

こちらのレベルによるものらしいけど、割といない。距離にして50mくらい全く敵が出ないこととか普通。まぁまとめて出られても貫通や複数攻撃があるわけじゃないので(スキルで覚えるかも知れないけど)困るっちゃ困るんだけど、正直ちょっと寂しい感じ。ダンジョンの中とかでも「クモが3匹しかいない酒蔵」って、、、ただこちらのレベルが上がると増えるらしいことがWIKIに書いてあったりもしたので、ある意味嵐の前の静けさなのかも知れないけど。

・操作性に違和感がある

WSADキーがFPSのそれと同じなので、俯瞰でプレイするとどうしても違和感が拭えない。
※カメラを寄せて主観視点に近づけると操作上の違和感は薄くなるが、ADキーが移動ではなく視点移動でかつスムーズではないので、FPSとしても見た目の違和感は残る。

バックパックはディアブロやトーチライトと比べてかなり大きいが、その分カーソル操作がデリケートになってしまって気持ちよく移動が出来ないことも。SHIFTを押しながらクリックで即売却が出来なかったり、「立ち止まって撃つ」キーを変更出来なかったり。

ただ、

どれも致命的ではなく、周囲のドロップアイテムを一気に拾い上げるオールコレクトや、ショップまで行かなくても不要アイテムを換金できる機能、特に換金は高額品を換金しようとすると、

 オマエマジでコレ売っちゃうの?バカじゃねぇの!?

と教えてくれたり、マップも俯瞰の縮小マップ状態で移動出来たりするのは凄く良い。正直移動出来ないエリアとの境目がわかりにくかったりもするけど、これもマップが広いのであんましナーバスに細かなところを攻める意味が薄いと気付いた時点でおおらかに許せるようになった。わかりやすいところだけ移動していても十分というか。

普通に移動出来るところをどんどん進んでいっても、、、ちなみにこのセイクリッド2、ディアブロと違ってフィールドもかなり束縛されているというか、移動できるところが限られている。中には砂漠のようにあてどなくさまよえるエリアもあるのかも知れないが、開幕直後の森、湖畔、山周辺は、ホントにちょっとした段差や柵で移動が妨げられ、「そのくらいジャンプで越えろよ」と言いたくなったこともしばしば。

その分構造的にはとても丁寧に作られているとも言え、同じようなマップの繰り返しを自動育成していたディアとはダンジョンの構造に関して目指しているものが違うのだろうなぁという感じ。視界も結構妨げられるのはどうかと思うけど。

・確かに重い

見た目にもリンクする話だけど、ALLハイにして解像度フルHDにすると、GTX285でもところどころでコマ落ちが感じられる。ただ、

 その分、絵は超綺麗!

今までFPSやレースゲーなどの主観系視点のタイトルはいくつか見てきたけど、こうした俯瞰視点の、ともすれば「綺麗さをアピールしづらい」タイトルであってもそれが感じられるというのは、なかなかだと思った。

まだそれほどやってないというか、途中で、メインPC(6400+GTS250)にシフトしちゃったのでそれほど「綺麗なセイクリッド2」を見てないのだけど、高低差と打ち寄せる感じがわかる「波」や、草原の中を移動してくる小動物(動物そのものは草を抜け出てくるまで見えない)。かなり遠景までしっかり描画された風景など、ちょっと笑っちゃうくらい綺麗。ある意味「ファイナルファンタジー6」の「同じ2Dドット絵なんだけど、それまでの作品とは全然違う手ざわり」があった時を思い出したりした。

ただ、

これを前述通りGTS250のメインPCでやろうとすると、、、っていうか適当にエフェクトを抑えた状態でもそこそこは綺麗なのだけど、

 いかんせんファンが凄い勢いで回りまくる。

なんか熱暴走が怖くなるくらいの勢いで回ってくれちゃうので、結果、

 全ての設定を最低にして、解像度を1280×960に。

これだと静か。でも見た目は、

 ディアブロに毛が生えたレベル(^^;

遠景どころか近景すらもガンガン育成しながらのプレイで、遠景なんてグレーアウト。何から何までしょぼい。例えば「晴れの日すら曇りに変える」ほどで、これが同じゲームなのか!?と思うほどなのだけど、

 ウチの設置場所的に遊びやすい

という理由だけで、こちらでプレイを進めることに。つか絵が綺麗なのは悪くないんだけど、熱で逝っちゃうのは困るし、遊びづらい体勢で継続プレイするのもツライ。ぶっちゃけフルHDだと背もたれにもたれた距離で小さな文字が読めなくなっちゃうんだよな。高解像度も善し悪しあるというか。

つかGTS250だってそれほど悪いグラボじゃないはずなんだけど、285と比べるとファンの音は明らかに大きくなると言うか、285だって重たいタイトルにはフル回転することになるんだろうけど、、、その辺が余力の違いみたいなもんなのかしら。
※CPUサイドからのサポートもあるだろうし。

・英語はやっぱちょっと辛かった

基本はボーダーランズのように「?」の付いた人としゃべって、文章も読まずにYESマンを繰り返すだけ。あとはログからクエストを選べば目的地が表示されるので、そこへ行って敵を倒すとかそう言うヤツ。報酬が結構大きいので、面倒でもやってかないと強くなりづらいというか、

 スキルとか丁寧に説明してくれているんだけど、英文なので読む気力が・・・

つか面白かったら日本語版を買ってもいいかなぁと思うほどなのだけど、今の時点では、

 まだ1ポイントも割り振ってない

状態。つか「割り振り直し」が出来ないらしいけど、ボーダーランズでも結局一度も割り振り直してないし、まぁこれはこれでいいかな、とも思ったり。

ただ長男も少し始めているので、ある程度は二人三脚で、、、って長男は受験生だろっ!親父がゲームを推奨してどうする!とも思うんだよな。正直言って。

まぁディアブロもトーチライトも最初は英語だったわけで、今度出るディアIIIだって日本語化される前に英語版から買うのは間違いないとも思うわけで、それの予行演習だと思えばコレはコレで努力のしがいもあるかなぁと思わなくもないんだけどさ。

・最初のロードが結構長いけど、それ以外はダンジョンくらいしかロードが入らない

 360版だと街中とかでもロードが入るんだとか。この点は非常にいい感じ。マルチプレイはやるつもりがないのでわからないけど、とりあえずプレイ時間比でのロード時間は全然許容範囲かと。最初のロードは結構長いけど。最初のロードは結構長いけど。

・レベルアップによる取得経験値の下落が激しい

 ザックリだけど、40くれてた敵がレベルアップして20になり、10になり5になっていく感じがした。もうメキメキくれなくなる。つか適当に足を伸ばして雑魚のレベルが上がってくれればやる気も出るのだけど、結構広範囲でレベル2のヤツが出るというか、レベルが低い連中の周囲にあるクエストをやり逃すとそれをあとからやろうというモチベに大きく欠けるというかむしろやる気にならない。

ただ、そんな重丹爆撃(重箱の隅を丹念につつくようなプレイスタイル≠絨毯爆撃)をしなくても(2つ3つクエストをほったらかしでも)、あんまし問題じゃないというか、日本のRPGだったらそこでの経験値やお金の積み重ねが後々重くのしかかってきたりするのだけど、このあたりはイイ意味でアバウトというか、気にしなきゃ気にしないでも大丈夫そう。理由は、

・リスタートするとフィールドの雑魚は少なくとも復活する
→レベルのちょうどいい相手と戦えば経験値はどうとでもなる。
 →たまにドロップする武具で序盤クエ程度の礼金のフォローは十分出来るようになるはず。

・経験値とお金以外は大した物をくれなさそう
→まだわかんないけど序盤からそれほど価値の高いモノ(コンバットアーツとか)はくれないだろうと。わかんないけど。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

正直それほどガッツリやったわけじゃないので、あくまで暫定だけど、やっぱり強い武器を手に入れるとモチベが上がるハクスラらしいチューンとプレイフィールなのは間違いなさそう。僕は狼男で始めたんだけど、遠距離では自動的に飛び道具になり、近距離では剣なり斧なりで攻撃する。
※代わりに両手武器や盾は装備できない。
命中が低いと切なくなるが、攻撃力の上昇は数値として明確に表示されるので、強さが実感しやすい。その点はボーダーランズ同様「日本人向け」っぽいチューンと言えるのかも。

ただ、序盤なためか攻撃スキルであるコンバットアーツにコレだ、というものがなく、戦闘そのものにメリハリが薄い。パラメータが多いのは悪くないが、それらの意味まで希薄になってしまうのは本末転倒。つか英文をもっとしっかり読まない自分が悪い可能性も極めて高いが。

何にしてもハイスペックなマシンで悠々と遊べる環境にあるなら、コンシューマではなくPCを選択するのも有りだとは思うけど、正直パッドで遊べるなら遊びたいゲーム性であったと思うし、日本語はやっぱ偉大だなぁとも感じた。

オープンワールドであることはあまり意識する必要はなく、、、というかオブリビオンを俯瞰視点にしたというニュアンスともちょっと違うんだよな・・・。今のところプレイしたエリアがとにかく狭いところばかりだったからか、「広大なフィールド感」がとにかく薄い。強いのはむしろ「ジオラマの中のような箱庭感」か。

全体的に文字はかなり小さいので、正直23インチのフルHDや21インチの4:3CRTでは、かなり近くから見ないと文字が読めない。D端子以下の接続でのブラウン管ではたぶんお話にならないと思う。

通常時BGMもなく効果音も今ひとつ。カメラを離せば小さいキャラは非常に地味で、カメラを寄せれば視界が狭く情報量が減る。通常攻撃は単発でコンボがあるわけでもなく、
※コンバットアーツを組み合わせるとコンボになるみたいだけど。
移動もさほど速くないからテンポも今ひとつ爽快感に欠ける。プレイフィールとしてはトーチライトの方がやれることがかなり少ないけど、かなり遊びやすい感じで、遊んでいて楽しく感じたかも。昔ちょっとだけやったウルティマオンラインのフィールドみたいな手ざわりかなぁ。

 ALLハイの絵はバリバリ最新なニオイがするけど地味な展開は古くささすら感じさせる。

ちなみにキャラはオンオフ共用で、同じPC内のキャラにアイテムを渡せる「共有倉庫」もある。

・・・つかやっぱ日本語版にした方がよかったかな(^^;

って感じです。評価は英語が出来ないクリスとして★☆とさせて頂きます・・・。せめてパッドが使えたら印象はかなり変わったんじゃないかと思うのだけどな。

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2010年4月21日 (水)

スターファイター

久しぶりに見る機会を得たので、思わず襟を正して真剣に見てしまった。「ガンスター」という戦闘機の名前は、X-WINGやスターデストロイヤー、もしくはガイア、ジオソードなどの宇宙戦闘機たちと比べると正直マイナーだが、いやいやどうして、

 著しくカッコイイ!

なんだろうね、あのCGにしか見えないソリッドなモデリングの醸し出す魅力ってのは。
出てる俳優のみならず、監督も名曲であるメインテーマの作曲者も、他にコレと言った作品に携わることなく、コレ一作で消えて言ってしまった、
※↓メインテーマ

「sf.mp3」をダウンロード

 作品全部が一発屋

みたいなSF映画。思えば「コンピュータグラフィックスを真正面から使った作品」としては、TRON以外にコレだけって感じだし、
※これ以降はたぶんキャメロンのアビスまで飛ぶ気がする。そこからはT2とかジュラシックパークとかで一世を風靡していくのだけど、そうした「本物っぽいCG」ではないCG映画、CGを使った映像ってことになると、実にファイナルファンタジームービー(アドベントチルドレンじゃないヤツ)まで飛んじゃうんだよな。っていうか今書きながら思い出したけど邦画に「レンズマン」というアルフィーが主題歌歌ってたアニメもあったっけ。あれとかゴルゴ13の最初の映画版(確か18禁か17禁)にも使われてたな。

スターファイター(原題THE LAST STARFIGHTER)は、ちいさな町に置いてあるアップライト筐体でハイスコアを出した青年が、「実はそのゲームは宇宙パイロットを探し出すためのものだったのじゃ」みたいな流れで連れ出され、紆余曲折の末その星を救うという話。

ゲーム筐体からして僕らの世代には直撃だったし、そもそもポリゴンの映像、何のテクスチャもないシンプルなソリッドポリゴンの塊だけでゴハン何杯も食べれた時代だったから、そりゃもう当時はテンションが上がってた記憶がある。今みたいに監督や俳優でえり好みとかしなかったし、ストーリーとかCG以外のディティールに多くを望まなかったし。

でもこういう感覚でそういう「絵が売り」な作品に思いを寄せることが出来たというのは、たぶん幸せなことだったんだろうなぁと思う。PS3や360どころか、PS2にも劣るような
※解像度は遙かに高いけど→スパコンでレンダリングした1枚1枚の映像をアニメにして作ってると思うので。
しょぼいポリゴン。時代背景がなければ「良さ」を見いだせなかったはず。

レイ・ハリーハウゼンのアーマチュアだっけ?ミニチュアをちょっとずつ動かしながら撮る手法で撮られたアニメには、職人の魂と「空想上の動物」らしい、「異質感」がとても感じられて、逆に今見ても存分にそのすごさを感じることが出来るが、CGはそうじゃない。そうじゃないはずなのに、いざ直面すると、

 鳥肌が立つほど魅入ってしまう。

これは何でだろうと思うと、それはやっぱり黎明期特有の「新しいものへのチャンレンジャースピリッツ」ということになるのかな、って思う。そこから誰も派生作品を作らなかったと言うことは、コストの割に結果が残らなかったってことだと思うし、興業作品としての評価は高くはなり得ないのかも知れないけど、20年以上の時を経て触れてなお心に語りかけてきたその映像には、当時のデジっ子の魂を奪うだけの、

 紛れもない愛が注ぎ込まれていた

と思ったりです。今の人には訴求しづらいかも知れないけど。

スターファイター、音楽も込みで今見ても★★★☆かな。子供がゲーム機の前で実際に飛び立つガンスターと画面のガンスターを見比べるラストシーンも大好きです。

ちなみにこのスターファイター、そのソースらしく何度かゲーム化されたりしていますが、本当に映画に出てきたような作品としては発売されなかった模様。
※横スクロール2Dシューティングとか、、、
ただ、有志がオリジナルでゲーム内に似せたモノを作っており↓
http://www.roguesynapse.com/games/last_starfighter.php
※↓このファイルも要るかも。WINDOWSのSYSTEM32フォルダに入れる。
http://www.dlldump.com/download-dll-files_new.php/dllfiles/D/d3drm.dll/5.1.2600.0/download.html

せっかくなのでダウンロードして遊んでみました。

タイトル後のデモミュージックは「原曲そのまま」のイントロなのでかっこいいけど、「原曲そのまま過ぎて」ゲームには不似合い。その後の飛び立つデモは映画まんまないい感じで気分も盛り上がる。

 が、

その後操作がよくわからずに全然撃ち落とせずゲームオーバー至極残念。これは日本語キーボードとの不具合なような気もしないでもない感じ。

ゲームとしての感想は大したことはないのだけど、当時「あんなゲームがあったらやってみたい」って思ったものが、20年以上の時を経てこうして遊べるようになっているということに関しては、非常に感慨深い。

1984年と言えばスーファミやPCエンジンどころか、スーパーマリオすら発売されていなかった時代。そんな時代に、アーケードゲームとは言えあのポリゴンの3Dシューティングの映像は衝撃以外の何物でもなかったと思うのだけど、細かく思い出せないのが残念。

まぁそうは言っても、スターウォーズの影に隠れちゃったってのは紛れもない事実なんだけどさ。
※スターファイターが後悔されたのはジェダイの復讐の翌年。

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2010年4月20日 (火)

忘れやすいメカニズム

最近の忘れっぽさたるや筆舌に尽くしがたい。どのくらい忘れやすいかと言えば、ブログを書いていて1行前に書いたことを既に忘れて全く同じ表現を使ってしまったり、ブログを書いていて1行前に書いたことを既に忘れて全く同じ表現を使ってしまったりするほど忘れっぽい。どうするオレ、というくらい忘れっぽい。

「忘れっぽい」事に対して自分なりに考えてみる。類する事象を軽く列挙する。

・メモを取るようになってより忘れっぽくなった。

メモしたことを忘れるなんざザラだが、メモに少しでも不備があった場合、普通なら他のセンテンスから芋づる式に思い出せそうな内容なのにそれが全く引き出せない。

・忘れないこともある。

自分の名前とか会社の電話番号みたいに日常使っているもの以外でも、例えばドラクエモンスターズジョーカー2の発売日だとか、モンハンフロンティアシーズン8に出てくるディラガウアとか。でもブラックホワイトに出てくる新ポケモンの名前は忘れてたりするので、ゲームなら何でも覚えているってわけでもないんだよな。

・忘れることを予想出来る。

「この話は忘れる!」と聞いた時点で確信を持って自信満々に忘れることが非常に多い。「忘れる系」の話だと、本当に短時間で頭から忘れ去られる。車に乗った時点で「家に着いたらまっさきに検索しよう」と思ったことなんかは、最初の信号までに忘れたりする。「忘れそうだな」と思ったことは確実に忘れるということは、その時点でメモすりゃいいとも思うのだが、まぁ車に乗ってすぐメモを取るとかは難しいわな。

寝ていていい夢を見たときとかも割とこれと似ている。「起きたら忘れそうだな、絶対忘れちゃうんだろうな、どうすれば忘れずにいられるんだろう。なんとか忘れないように出来ないか。起きてすぐメモを取ればいいんじゃないか、いやいやメモなんてないし、、、どうしよう、どうすれば今このナイスなちょいエロの夢を覚えて、、、ハッ!どんな夢だっけ!?」なんて事は良くある話。その一部でもいいから覚えていたいと切に願っても起きたら綺麗サッパリデリートされている。どんだけ完璧なセキュリティなんだよってくらい。

まぁ時と場合によっては悲しいこととか切ないこととか悔しいことを「スッキリ忘れる」ことも出来るかも、と思ったりもする。うる星やつらで竜之介の父が「奥さんのことを忘れよう忘れようと努力して、、スッパリ忘れてしまった」ってネタがあったけど、そういうのはホントにあると思うんだよな。

・連続して忘れ続けること

「覚えておく」ことを忘れてしまうことってのは、その後ずっと思い出さない場合もあるが、例えば空腹とか尿意なんかは、間断なく連続して思い出し続けることも忘れ続けることもない。何かのタイミングで思い出したり忘れたりする。つかこれは記憶中枢とは全く別の話なのかな。いやでも脳が信号出して「ピーガガガ・ガ・トイレニイケ・・・」とか体に命令出してるんだよね。っていうか、

 その信号が出ないのにリミッターが切れちゃうと漏らしちゃうのか!?

信号が出入りするのと体が受け答えするのは必ずしも完全にリンクしてないのかも。

・刹那的な記憶は刹那的に忘れる

脳トレやテレビの記憶系ゲームなんかの記憶は、ホントにあっという間に忘れる。つか子供の勉強とかでも、

 今覚えて明日のテストまでは覚えてるだろうけど、、、

ってことは多々あるよね。なんつか本当の「地力」にならないというか。でも完全に忘れないようにするコツとかテクニックがわからない以上、とりあえず覚えようとする(例えソレが一夜漬けであったとしても)スタンス自体は、正解じゃなくても完全な不正解でもないと思うんだよな。

・ド忘れがひどい

ド忘れ自体は学生時代からもあったけど、最近はそれに輪を掛けて忘れやすいというか、思い出すのに著しく苦労する。もちろん最後まで思い出せないこともあるし、何とか思い出せることもあるが、コレは本当に悔しい。

・単純な表現を忘れる

ブログを書いていて直面するのはコレ。「これは別の表現を使いたいな」と思って、そしてそれが自分の辞書に載っていたはずのことでも、どうしても引き出せないことがある。ド忘れと違うのは、正解がもしかしたらないかも知れない点。結局ベストな答えにたどり着けず、セカンドで由としてしまったりする。悔しい。かなり悔しい。

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とにかく大事なことでも「忘れそう天使」に魅入られたら、それはもう忘れてしまう。非常に困ることになるので、より詳細にメモを取ったり、携帯のスケジュールに入れたり、第三者にその旨を伝えることで自分でも忘れないようにクギを刺したりするが、それでもやっぱり忘れてしまったりする。一方で一度見ただけで忘れないことがあるのに、忘れちゃうことは忘れちゃう。

漠然と「アドレナリンが出るかなぁ」とケガした時に傷口の出血が止まるようにジッと見たり、「心頭滅却すれば火もまた涼し」と暑い日に暑いことを忘れようとすることがあるように、
※え?ない?僕はしょっちゅうあるんだけど!?

 自分の脳の中、脳のシワをイメージしてそこに彫刻刀やナイフで切り込みを入れるように覚えようとしたりすることもある。

もうわかりやすいんだかわかりにくいんだかわからないが、イメージとしてはそういうことが実際に記憶中枢に分け入る手段に「なりそう」だと思うのだ。実際はわからないけど。

何度も繰り返して言うというのもやったりするが、天使にチャームされた場合は全然効かない。100回言っても1回のチャームで綺麗サッパリである。「忘れそうなこと」と「忘れそうじゃないこと」の差がなんなのかが凄く気になる。ただ、「忘れそう天使」が「思いだそうとしたとき」に「忘れさせることを忘れる」ような感じで思い出せてしまうこともなくはない。なくはないが、

 大抵それは思い出したい時の翌日とか。

それでは困るのである。

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冒頭で「名前とか電話番号は忘れない」と書いたが、それに匹敵するくらい自分の中で大切だった、当たり前だったことを忘れかけていくこともある。小学や中学の頃の友達や先生の名前、顔、当時何十回掛けたかわからない友達の家の電話番号も今は思い出せない。必要がないからと言えばそれまでなのかも知れないけど、こないだ13回忌をやった祖母の戒名なんかは「覚えておく必要が全くない」のに覚えていたりする。何がトリガーなんだ!?ってホントに思う。覚えていたいことと忘れていいことを、自分の意識化に於いて操作出来ない。

当然こういう研究は世界中の偉い先生方が毎日毎日やってらっしゃることだと思うし、何の学もない高卒の僕がどうこう出来るとは思ってない。将来的にアルツハイマー化してしまう可能性が高いことだって、今からそれを避ける方法がわかるなら努力も出来るが、普通に明日の予定すら忘れてしまうのに、そんな先のことにどうして釘を刺せようか。

ただ、この「忘れっぽさ」は自分のライフスタイルにも大きく影響してるだろうとも思うんだよね。毎日こうしてブログを書くことや、ゲームやマンガや、効率重視のために面白くない番組を見ないとかCMを飛ばすとか、移動中も雑誌を読んだり伊集院のラジオを聴いたり、

 明らかに昔より単位時間あたりの情報量は増えている気がする。

「情報量」というとちょっと漠然とし過ぎてるが、「メディアからの情報」という点ではまず間違いない。
※若い頃や幼い頃の方が時間の流れが緩やかなのは、経験の薄さが起因してるって考えもあるからね。それって情報の「初見蓄積とリライトの重みの違い」だと思うし。

でもだからと言って急に「1日1時間はボーッとしよう」なんて絶対無理。せいぜい数週間に一回8時間以上寝る日を作るくらいしか。っていうかそういう時も本当にノンレム時間を伸ばせればいいけど、単純にレム睡眠を伸ばすだけだったら意味が薄い気がするんだよな。つかレム睡眠って「したいとき」はいいけどそうじゃないときは疲れが取れないんだよな。

ちなみにそんな忘れっぽい僕がこうして書いてる途中でフリーズなり再起動なりで書いたことが完全に消失してしまったりすると、

 心底沈む。

もう全然思い出せないんだよ。書いたことが。特に面白いなぁこれは▲3つくらい付くな!って思えた内容がロストしたとき(こないだあった)なんてもう泣きそうだった。でもしょうがないんだよ。思い出せないんだもの。つかブログそのものがそもそも刹那的な文章だから余計忘れやすいのかも知れないけどな。もっと真剣に書いて消しての推敲を繰り返していればそうでもない気がする。つかそんないい加減な文章にみなさんを付き合わせて誠に申し訳ないと思います・・・。せめて自分だけでも読み返したくなるような文章が書けてれば救いがあるんだけど、、、なかなか▲付かないんだよな。

とりあえず毎日を生きる上での「困る指数」はそれほど多くないので、
※むしろそれこそがマズいような気もするけど。
あんまし火急な対応をしようという気になれないのだけど、ウチのブログを毎日覗きに来て下さってる方なんかは割と僕と近い感性であり、「そうなる可能性」が捨てきれないかもよ、と思ったりもします。「気を付けよう!」と言って気を付けられるモンでもないかも知れないけど、一応気を付けよう。

PS.今週の週アスに腕時計タイプのボイスレコーダーが載ってて、これだったら結構忘れそうなことを記録しやすいかなぁと思ったけど、携帯にだってその機能くらい付いてるんだよな。ほとんど使ったことがないけど。でも本気で使いこなせるなら、メモより確実かも知れないとは思うんだよな。

→携帯のヤツを試してみたら自分の声が変過ぎてマジ無理だと思った。自動でボイスチェンジしてくれる機能は「一見無駄に見えて実はニーズが多い」気がするのだけど、、、どうかな。つか自動でアイドル声優の声に変換してくれる機能付きの携帯とか、、、

 間違いなく売れる

気がする。つかアイドル声優は無理でも初音ミクなら出来るんじゃないかと思ったり。ミクでもいいから変えてくれ~。これでは実需に耐えない・・・。つかそんな変な僕の声を毎日聞かされてる周囲の方々には心底ご冥福を、、、いや違う、お悔やみを、、、コレも違う、、、ご指導ご鞭撻のほどを、、、もうド忘れマジきついわ。同情?それ正解?うーむやっぱ違う気がする・・・。

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2010年4月19日 (月)

東のエデン

一気に見続けて残すところ最終話のラスト15分というところに来た。何の前情報もなく、ただ「それなりに噂になってるし・・・」という程度で見始めた。

開始早々にスタジオがIGであることがわかり、テンション↓。正直ここの作品で自分にフックしたものはない。が、まぁ食わず嫌いだった傾向があるのも事実なので、
※サマーウォーズのマッドハウスとか。
もしかしたらと見始めたら、、、

 いろんな意味で微妙。

決してつまらなくはないのだけど、とにかくひっぱる感じで話が進むので、見ていてスッキリしない。別段主人公が強いとかヒロインがエロいというわけでもなく、劇中のキャラクター同様に「わからないまま」展開していく。そういう作品、たとえばミステリーやサスペンスタッチのストーリーテリングが好きか嫌いかでまず評価は分かれると思う。っていうか、こういうタッチの話は「とかく高評価を得やすい」傾向があると思うのだけど、僕みたいにファンでもなんでもない、最近のアニメだからって絨毯爆撃で見たりしないライトな視聴者にしてみれば、

 そこかしこにオタク臭がする。

という印象がむしろ強かった。要するに「IGのニオイ」がする仕上がり。当然と言えば当然なのだが。

キャラクターは羽海野チカ。見た瞬間ハチクロの人だなぁと思ったのだけど、僕はハチクロも見てない。見てない輩に「ハチクロ」などと略して呼ばれるのもファンからしてみたら気に入らないと思うが、まぁ気にしない。ただ、こちらも正直

 好みとはズレる。

何がどうという訳じゃないのだけど、ヘヴィな物語に彼女のキャラ(特に男性キャラ)は印象が薄い。具体的に言うと、

 デスノートを20年前のセンスでアニメ化したらこうなる

みたいな手触り。もっと具体的に言うと、

 タッチやみゆきの作画を、あだち充ファンとしては容認できかねる

そういう感じがする。要するに線が太く、鋭さに欠ける。抜き身のナイフのようなきらめきがこのストーリーにはマッチすると思うのだけど、彼女のキャラデザインではどこか柔らかさが出てしまう気がする。同じ話でも小畑健にキャラを書かせてたらだいぶ違ったんじゃないかと思うのだけどどうか。

さっき最終話のラスト15分前まで見たと書いたのはわけがあって、

 これ、続くな・・・。

もういろんな謎とかが投げっぱなしで、絶対ここから収拾が付かなそうな気配濃厚すぎてベッタリこびりついてる感じ。元々原作がある作品だったのかはたまた完全オリジナルなのかは知らないし知りたくもないけど、浦沢直樹のモンスターのように、

 ラストにカタルシスが集約する展開に尻切れはきつい。

20世紀少年とかも全然映画を見に行く気にならず、結局完結してもほったらかしなのは、「そういうやり方に合う作品とそうじゃない作品があるんじゃないの?」というある種価値観によるところも大きい。

 面白くなかった訳じゃないから一気に見たのだけど、

ここからあと15分見終わったらたぶん凄くモンモンとすると思う。ちなみになんでラスト15分を見てないかと言えば、

 仕事に行く時間が来たから。

仕事に行く直前まで見ていた点で、おまえむしろ「スゲェ面白かったってことじゃないの?」と思われるかも知れないけど、ぶっちゃけそれほどでもないです。尺度としては、化物語を10点としたら1.5点くらい。★にして★★くらいです。なんか世界観とか「無理があるのはわかるけど、その無理さ加減がちょっと気持ち悪い感じ」だし。

ファンの人もいるかも知れないけど、とりあえずクリスの価値観に近いような人にはオススメ出来ないかなぁ。つかもし見るなら、第二期が終了っていうか完全に物語りが完結してからの方がいいのではないかと思う次第です。つか、

 あと15分で完全に決着したら笑うな(^^;。

で、

見終わった感想。

・・・これで終わりじゃない、、、よな?

なんだかよくわからないままに煙に巻かれた感じが凄くする。なんか強引にすがすがしくされたというか、、、ただこれだけは言える。

 板津が生きててよかった!

ほかのことはもうどうでもいいかな。つか僕的には板津が一番魅力的だったし。

ただトータルするとそこそこ面白かったかもなぁと評価を★★☆に上げてもいいかとも思った。ショッピングモールにデッドライジングを彷彿とさせたり、各所に20世紀少年やAKIRAやなんだかよくわからないけどいろんな作品のいいとこ取りみたいな部分を感じなくもないけど、それでもまぁある程度ラストで溜飲が下がったというか、第二期までのんびり待てるかもなぁと。つっても第二期も最終話まで放映が終わってからみたいとは思うけどさ。

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2010年4月18日 (日)

ソルティ・ライム

ぐつさんが紹介していた
http://debulog.seesaa.net/article/146369206.html
ので知ることが出来ましたクリス大好きキリン「世界のKitchenから」シリーズ最新作。正式名は、

 渇いたからだに ソルティ・ライム 岩塩をひとつまみ

ベースフレーバーはグレープフルーツで、それにライムと塩を入れてあるモノらしい。
最初は、

 塩って水吸うんじゃないの?のどが逆に渇いたりしないの?

と思ったのだけど、説明読んだら「塩≒塩化ナトリウム≒ポカリスエットとかに入ってる」みたいな図式が出来て、要は吸収しやすい水分補給ドリンクという方向性らしい。

 ぶっちゃけ味だが、、、

 美味しいが、即1ケースオーダーするほどではない。

僕が大好きだったミントジュレップソーダ
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2008/09/post-404d.html

これから炭酸を抜いた感じに近いと言えば近いかな。

塩の感じはほとんどせず、むしろミントっぽい後味がさわやかで新鮮。清涼飲料っていうと結構「出尽くした」感があると思ってたんだけど、こうして「あんまし飲んだことがない」それでいて普通に美味しいヤツに巡り会えると、やっぱちょっとうれしくなる。自分が飲んだのが少し「冷えが足りない」ヤツだったので、しっかり冷やして暑い日に飲んだら、きっと今よりずっと美味しいだろうなぁという感じ。

っていうかチビチビ飲んでたらやっぱり美味しいので、前回前々回前々々回
※注:前回は「桃屋のラー油」前々回は「アロエ白ブドウ」ですちなみに。
と利用しているサティに訊いてみたところ、

 1本118円也

ミントジュレップの時は96円くらいだったのに・・・。ちょっと腰を折られたというか、あの時はリリースされて結構経っていて、もしかしたら在庫入れ替えのタイミングだったのかも、と思ったり。ソルティライムはまだ出たばかりだから仕方ないのかも・・・。

 ちょっと迷い中。

お小遣いがうなってたら「即直行」でケース買いというところなのだけど、、、。っていうかこれから夏に向けて、

 これだ!

というドリンクが無いのも寂しい限り。そう考えるとこれはこれで十分アリな気がしては来る。ちなみにカロリーは30kcal/100ml。ファンタとかネクターと比べれば少ないけど、まぁ「カロリーオフではない」わな。

今もチビチビ飲みながら書いてるのだけど、

 やっぱ面白い味だな。

今、ホントに今の今、

 「よく振ってからお飲みください」

の文字を見つけて振ってみたら、

 結構しょっぱい(^^;

これもまた愉快。どのくらいしょっぱいかというと、

 飲んでるときはさほど気にならないけど、飲んだ後唇を舐めると塩味がする

くらいしょっぱい。っていうかそれって、

 底の方に沈んでた塩分が混ざって濃度の高い仕上がりになっちゃったから

かも知れないけど。

余談だけど、ウチらの地方では底の方に「沈む」とか「溜まる」みたいな表現を「こどむ」とか「こぞむ」とか言ったりします。つか最初そう書いてから、

 これって方言か!?

と慌てて調べたら案の定ないでやんの。危ない危ないどこに罠があるかわからない世の中だからな!みんなも気をつけよう。ともかく、

 評価は★★★かな。

普通に美味しいです。インパクトが薄いのはそもそも僕がグレープフルーツ系のドリンクを常飲してるからかも知れないです。みんなも飲んでみよう!・・・微妙?あそう。じゃあゴメン。

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2010年4月17日 (土)

B型H系

※本日二つ目。

アニメが面白かったので勢いでマンガも買ってみた。ぶっちゃけにぶっちゃけ、

 凄ぇ面白れぇ!

みんなも買おう。ターゲットは「中二病であること」それだけだ。もうわかりやすい。萌えキャラ寄りなので絵面が気に入らない場合はその限りではないが、主人公はダサくて隙が多く王道のニブチンだし(そのくせこっそりモテる)、妄想はきついが実際のシチュエーションはとっても甘酸っぱい「淡いエロ」が満載。ギャグのキレもよく、布団に入って寝転がりながら読んでたら、

 あまりに面白くて大声が出そうになったので枕に顔を埋めて声を殺した

くらい。再読性の高さはよつばとに劣るだろうが、初速は負けてない感じ?

アニメよりかなりきわどい表現が多く、わずかに鼻につくところもなくはないが、「すぐ慣れる」。特にアニメから入ったからわずか数コマの展開でも間のコマ割りが補完されるというか、声が聞こえるというか、、、とてもいい案配なのだ。

非常に密度が高く、台詞が多くないのに1冊読むのに時間が掛かるのも、「面白いゆえに加点要素」。無駄なところをそぎ落としてるライトノベルのような手触りかな。いやまぁラノベ経験が浅い自分が言うのもなんだけど。

表現のマイルドさを除けばアニメはかなり忠実で、そちらはそちらで十分面白い。声優にも作画にも不備はなく、作り手も企画も作者の意図をよく汲んでいる感じがする。

正直エロいのはエロいので、子供たちには勧めづらいが、もし娘が読んだら絶対絶賛するのは間違いないと思う。作者が女性なのも読んでいてうすうす感じたがやっぱりそうだったし、それが良い方に作用してる。っていうか地味に絵は上手いかも知れない。

現在6巻まで出てるのかな。今は金欠なので1冊ずつしか買えないけど、じっくり楽しみながらそろえていきたい感じ。評価は★★★★。つか「真剣で私に恋しなさい」みたいなライトなエロゲーが好きな人なら、よっぽど外さないと思うけど、、、どうかしら

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ボーダーランズ~その4~

まだやってたのかよ、と突っ込まれるのを承知で書く。昨日のおやすみにダラダラと新PCで遊びまくってしまったので書く。毎回書いてることだけど、このブログはクリスのブログであり、プライベートの占有率の高い事象に対して触れざるを得ないのだ。たとえそのニーズがわずかであったとしても。っていうかなかったとしても。いやいやむしろマイナスであったとしても。

レベル28でずっと足踏みしていたのだけど、地味に低レベルのクエストを消化しきったところで急に敵から貰える経験値が増えるエリアに到達し、具体的に言えば、

 1しかくれなかったヤツが120くれるようになり、
 8しかくれなかったヤツが1200くらいくれるようになった。

この格差ってなんだろうと思いつつもこれだけ貰えれば、加えて連続してクエストを消化しまくれば、レベルも上がるよなぁという感じ。

マップにはいろんなシチュエーションがあるが、個人的には拓けた砂漠より渓谷のように適度に入り組んだエリアの方が好き。でも建物は嫌い。だって急に扉が閉まって閉じ込められたりするから。モチベーションが途切れなかったのはそうした「僕好みのエリア」が連続していたせいもある。

武器に関しても結構いい物が出てニンマリ。っていうか出た直後は全然ピンとこなかったのだけど、

 攻撃力120 ファイアレイト15のコンバットライフル

は冷静に考えると「ド」強い(DPS1800だもの!)。特にコンバットライフルは一丁自動で弾薬が回復するヤツを持っているので、

 戦うときは強いヤツで、移動時は回復

という持ち替えでかなりいい感じ。つか今プレイしている「OLD HEAVEN」のちょっと前あたりになると、そりゃもうかなりの勢いでお金が貯まる。油断して死ぬと2万とかロストしちゃうけど、宝箱から売値1万以上の武器が出ることも珍しくなく、サイクルとしてとても健康的。
※ただ先ほどのライフルは売値が6万くらいでそんなに高くなかったから逆に強いのがピンとこなかったんだよな。

でも中には「18万もするから強いんだろう」と思って買ってみたら意外と凄く使えないというか、使えるのか使えないのかよくわからないようなのもなくはない。雷のエフェクト4でベリーハイエフェクトチャンスならさぞかし強いかと思うんだけど、それが弱点の敵じゃないとあんまし有効打にならない<当たり前。ましてやその武器のファイアレイトは低く、つぶしが効かない。

ちなみに常日頃スナイパーライフルとコンバットライフルをメインに使っていると、その安定感が著しく向上していくのが非常に愉快。前者はかなり遠距離のスナイプでもターゲットがブレないし、
※ただし、「ブレないけど外れたりはする」。目に見えないブレがあるのかも。
後者はもう笑っちゃうほどリロードが速い。「カチャッ」ではなく「チャ」くらいである。「カチャカチャッチャッ」みたいなクソ長いリロードが入るSMGとは大違いである。
※MODでリロード速度が強化されてるのもあるけど。

昨日は初めての大型モンスターを倒したりもした。っていうか攻撃方法自体は鳥を召喚する程度で、遠距離からの攻撃で全然余裕だった。まぁレベル的にも優位であったってのはあるけど。

レベルは50でキャップになり、2週目はそんな50のヤツばかりを相手にしなければならないらしく、強くなるには良い武器を手に入れるしかなくなるらしい。正直そこでモチベが切れる可能性は非常に高く、ダウンロードコンテンツを新たに遊ぶ気概も薄い。
※っていうかゾンビのDLCとか、怖いし。

メインシナリオは1周クリアで20~25時間ほどと呼ばれているらしいが、僕はすでに38時間プレイしている。FPSに不慣れだった僕も、かなり操作に慣れてきたし、「先に進もう(クリアを目指そう)」とすればどんどん進めていけるのかも知れないけど、ずっと居続けたこのパンドラというこの世界が
※同じパンドラでもアバターとは大違いだな。
結構好きになってきているので、今後もしばらく世界を堪能しつつゆっくりクリアを目指したいと思う。2周目より別キャラのが楽しいかも、とも思うし。

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正直世界観にもグラフィックにもクセがあるから万人にはお勧めできないかも知れないけど、冷静に考えると40時間近くプレイしているタイトルというのはそれほど多くない。ドラクエやFF、ポケモン、モンハンなどのビッグタイトルを除いて、特にブランニューでそこまで遊んでいるタイトルはそれこそ数えるくらいしかないと思う(最近だとレギンレイブかな。エストポリスは、、、そんなやったっけ?)。適度に広く、既に踏破したエリアは緊張感が希薄になる。人によってはそうした「甘さ」が面白くないという方もいるかも知れないが、僕的には通常のFPSのように「緊張が持続しまくる」のはやっぱり疲れてしまう。自慢じゃないが昨日なんて、

 ゲームしている時以外は頭痛がしてたのに、ゲーム中は痛くなかった

なんじゃそりゃと思うが事実なので仕方ない。つかもしかしたら「体勢」によるものだったのかも知れないが。

やっぱり経験値というのはでかい。経験値が稼げるシステムというのは、とどのつまり「強ヤツとも弱いヤツとも戦える」。パズルやアクションではないRPGの「優しさ」であるとも思う。「ゆとり」であるとも思う。「ファーストパースンでシューティング」というゲーム性は、それだけでも十分一体感があり、爽快感があるが、RPG要素との融合は、コマンドRPGがアクションRPGになったり、アクションアドベンチャーへ派生していったような「面白さの探究」があると思う。類するタイトルはそう多くはないが、
※毎度書いてるけど僕の経験では「ヘルゲートロンドンのマークスマン」くらいかな。
今後も発売されるようなら、レーダーを張ってサーチして行きたいと思う次第だ。ボーダーランズはFPS好きにはわからないが、RPG、特にハクスラ系のアクションRPG好きには★★★★でオススメ出来ると思うな。
※もし続編が作られるなら、クラウチとダッシュのボタンが入れ替えできるようにして欲しい。あとは通常時にターゲットポイントに向けて矢印マーカーの出し入れが出来るとなおいいかな。

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2010年4月16日 (金)

まもって騎士

かずさんが、「短くてもイイよ」と言ってくれたので気軽に短く書いてしまう。っていうか現時点でこのタイトルに関して長く書くのは、いくら僕の力を持ってしても無理(何様のつもりか)。もしそれでも余計な肉付けをして長くするとするならば、そのメインクリエイターであるところの古代祐三氏の仕事から書いていかなければならないというか、その辺に関してはリンク先のGTSさんの方が遙かに詳しいわけで、とりあえずはしょってしまうというか、

 古代さんの会社「エインシャント」が「古代」の英訳

であるというのは先日聞いてなるほどと思った。言われるまであんまし考えたこと無かったけど。

「まもって騎士(ナイト)」は別冊マーガレットに連載されていた多田かおるによる少女漫画。まだNANAのナの字も無い頃にロックを題材にしたイケメンを登場させ、わかりやすくも新鮮なシチュエーションは、80年代半ば、ちょうどレベッカやハウンドドッグなどが一世を風靡していた頃、僕らの中学時代に、とても心地よく受け入れられた。主人公の声優は堀江美都子。恋い焦がれる相手剛(ごう)くんはささきいさおという、「ゴレンジャーペア」による配役もまた、僕みたいなアニオタにとても訴求した。ちなみに主題歌の「恋は突然」
http://www.youtube.com/watch?v=vxap6_YJsz0
も結構いい歌だが、個人的にはEDの
「ぼくのジュリアーノ」
http://www.youtube.com/watch?v=JDy0Q9b0y7g
の方が印象に残ってるかな。舌足らずな歌声がまだ結構新鮮だったんだよな。つか今見てたら声優に塩沢兼人さんも参加してたんだな。

 懐かしいな>愛してナイト・・・

ハッ!いくらなんでもそのボケはどうなんだ!?誰がどうがんばってついてきてたんだ!?バブシカさんやnoriくんのような同世代組ですら「愛してナイト」に関しては微妙過ぎるラインなんじゃないの?あ、ちなみに今でこそロリ属性なクリスですが(それをここでシャウトしてよいかどうかはともかく)、当時はさほどそういうのはなく、クリィミーマミが好きでもミンキーモモは好きじゃないというか、愛してナイトやときめきトゥナイトにも言えることですが、

 女の子の恋心

が好きだったんだよね。ミンキーモモとかちょっと新しくなるけどエスパー魔美とかのそれはちょっと違うんだよ。

ハハッ!またも意味のわからない脇道をブレーキの壊れた三輪車がサンフランシスコの丘の上から横転して転がり落ちる、、、三輪車にはブレーキがないし、横転したら別に関係ないし、そもそも「止まらない」という状況を比喩するにはあまりに無理&無駄&無謀すぎるよなぁと自分でもわかってるんです。わかってるんですが、

 ローリングストーンズギャザーズノーモス

なわけです。ええもちろん例えとして全くすれ違ってる、君と僕の恋なのはペタも承知です。ペタペタ。

で、まもって騎士の話に戻りますが、これはもうすぐ360でリリースされる予定(ライブアーケードではなく単価は安いがクオリティは保証しないで有名なインディーズレーベル)の、「8ビット風」ブランニュータイトル。

「8ビット風」と言ってもその解像度は1280×720くらいでパッと見の印象はファミコンというよりPC88という感じで、精細感はあるが色数は少ないという感じ。っていうか4gamerで載ってた写真を見たときは、

 こりゃあ古代先生の新曲=FM音源が聴ける!!!

と気を吐いて体験版をダウンロードしたのですが、
※ちなみに体験版はオフィシャルサイト
http://www.ancient.co.jp/~game/mamotte_knight/index.html
で配信中。ランタイム系のファイルがいくつか必要になりますのでご注意を。

 音はファミコン

で正直ちょっとガックリ。世界樹の迷宮のようなわけには参りませんでした。
つかゲーム内容に関しても正直ちょっと肩すかしというか、自分の今のメインPCであるWindows7ではパッドが効かないので、キーボードでプレイしたのもあるかとは思うけど、
※体験版は360ではなくPC用。
画面は固定だし、今ひとつ攻略法というか、何がどうしてどうすればいいのかが見えづらい感じで、

 面白いかどうかと問われたら、、、微妙。

古代先生は音楽に関しての才能はあると思うんだけど、メガドライブでリリースされた数少ないエインシャントレーベルの「トア」とかも、正直ちょっと微妙だったんだよな。見た目の印象的には「トーチライト」に似て無くもないし、何がどう悪いところがあるってわけでもないんだけど、、、。

ただ、

こうして一時(いっとき)メジャーに上り詰めたクリエイターがインディーズカテとは言えニュータイトルを作って出してくれるというのは、古くからのファンとしては結構うれしい。個人的には老中枡田先生も新しいハードじゃなく、こうした「古くても良さが出る舞台」の方がイイモノが出せるんじゃないかとか、今度リリース予定になったメタルマックスとかもむしろパッケージで数千本しか売れないような展開よりずっとか古いユーザーに向けて(ファミコンライクな見た目で)仕上げた方が粗利が取れるんじゃないかと思ったりするんですが、、、どうなんでしょ。
※かなりニッチになるとは思うけどイノケンに「風のリグレット2」というか「リアルサウンド2」を作ってもらいたいな~。前にも書いたけど面白かったんだよな、個人的には。最近だったら、音だけで空間の広がりや「吐息」みたいな「まるで本当にささやかれているみたいな」エフェクトとかも出来ると思うし。それも余裕で。

つか結構書くことあったな。まもって騎士。え?それについては大して書いてない?まぁそう言うなって。評価は☆かな。

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2010年4月15日 (木)

エロ条例

よくわかんないけど、エロが規制されるかも知れない条例があるんだってね。「18歳以上と書いていてもそうは見えないキャラにヤラシイことをさせたら許さねぇぞ」みたいなのがあるんだってね。それに関して各所でケンケンがくがくの論争を巻き起こしてるみたいな。

あとどこぞの外国では違法ダウンロードを3回やると自動的にネットに接続出来なくなる法案だか条例だかが出来たとか出来ないとか。

伊集院が言ってたけど、こういうのは表だって論議することが出来ない、最初から不公平な法律なんだよね。だって、エロ寛容派を支持する=世間からの風当たりが強くなるというか、ヘタしたら(ホントはいたって普通な性癖の持ち主であったとしても)その場ではもう「オマエの考え方はもはや犯罪者のソレだ!」くらいの勢いで駆逐されかねない。国民から否定された自民党を叩くことで、実際には自分たちのマニフェストだって大した説得力も魅力もないのに、相対的に立場が上昇した前回の選挙みたいに、

 本当にジャッジすべきことが何なのかが埋もれてしまっている

感じはする。ただ、ネットでよく見かけるような、「表現の自由」とか「それによる反動」とか「地下に潜るだけ」というのも正直説得力に欠ける気もするんだよね。「ポケモンの光でてんかんを起こした」って事例とは全く違うと思うもの。

 良いエロと悪いエロの判断をみんなでしないとダメなんじゃないの?

って思う。よく言われる「しずかちゃんの入浴シーン」と、「どう見ても18歳以上に見えない少女の裸を描いた漫画やアニメ」は、接するロケーションだって全然違うし、ネットを覗けばそれ以上に卑猥なコンテンツになんのハードルもなく触れることが出来てしまうわけで。

思い浮かぶままに書き殴ってしまうけど、、、

ぶっちゃけ中高生のスカートの丈を法律で規制するとか、青少年に携帯電話を持たせないようにするとかの方が、よっぽど「健全な育成」には役立つと思う。前者はともかく後者は凄まじい世論からの反論があるのはわかりきっているし、いかんせん動く銭が多すぎるから、「エロマンガ」ほど簡単に浮上してこないとは思うけど、「何が悪いエロの種なのか」を考えたら、「その影響力はどうなのか」をジャッジの基準とするならば、もっと言えば、性犯罪を犯す可能性がある者ではなく、犯した実績のある者のデータというデータを洗いざらい検証していけば、おのずと「黒幕」がどこの誰なのか見えてくる気がする。

男女間の不平等もちょっと思う。なんか女子の方がエロに対して甘くないか?と。男子の方が大概わかりやすいエロ本、エロマンガに流れてるけど、携帯小説とか同人誌とかは女子だって負けてないどころか、

 女子の方がエグい

と言う話も実際に同人誌の印刷を(対小規模のお客さんに関しては日本でもかなり有数らしい)請け負ってる友人が言ってたこともあった。

 男子はマンガ読んで犯罪起こすけど、女子は起こさないの?

って思う。

ちなみに僕は政治にはとんと疎いというか、何にも知らないくらい興味もないんだけど、とりあえず選挙には行かない。理由は「支持したくなるようなことを言ってる人がいない」から。声を上げて叫んだところで何も変わらないのに、なんでみんなそんなにがんばれるのか不思議。もともとそれなりに裕福な家庭に育たないと政治家になることは絶対無理で、かつ政治家になったらお金がいっぱい貰えちゃうシステムの上で、そいつらの誰が信じるに足るのかって思う。

あと「18歳以上」ってのもよくわからない。義務教育ですら教育やモラルに関する格差っがあるのに、高校一年で身長が130cm未満の子から190cmを超える子もいるというのに、ただただ長く生きてるというだけが、エロに関するジャッジポイントになる。18歳まで彼女がいなかったヤツと、小学生で童貞捨てるヤツが同じ基準で仕分けされる。「これしか方法がない」と言ってしまえばそれまでだが、だったら上記の法案なんかも「それしか方法がなかったのか」と問いたくなる。週休二日を廃止して土曜日は「モラルだけを教える日」にしたっていいんじゃないの?って思ったりする。「がんばる」という美徳が否定されると、未来は本気で暗くなるって思うのだけど。自分がほとんどがんばらないから凄くそう感じるのだけど。

ネズミ小僧とか石川五右衛門とか「義賊」と呼べるような人が出てこないかなぁと思う。
最近腹が立ったのは中居正広が出てる報道系の番組で、政治家の誰かが中井君に「(給料)もらってるんでしょ?」みたいなフリをし「僕は2000万くらいしかもらってないんだよねぇ・・・」みたいなことをこぼした。「もう少し欲しいじゃない」みたいなことを言った。激昂したというわけではないけど、

 こういうヤツらが日本を動かしてる
 こういうヤツらにしか日本を動かす権利を得ることが出来ない

そう思ったら、なんだかやるせなくなったね。教師に聖職者としての自覚を求めるのと同じくらい無理難題だと思うけど、政治家には「金のために働いて欲しくない」。ただ一方で、大阪府知事の橋本元弁護士が、「月給25万しかもらってない(金額うろ覚え)」という発言に対して「そんなにもらってるなら十分じゃないの」という抗議があったって話は正直どうかと思った。彼を弁護するつもりはないけど、上に挙げた政治家を思えば遙かに良心的で、「大阪のことを考えてる」人だと感じたんだけど。
※エロ条例に関しては言葉を選んでる感はあるけど。

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ぶっちゃけこの条例だか法案だか法律だかが通ったところで、そんなに環境は変わらないと思う。「自由が奪われる」と思ってる人たちも、実際には「それだけが全て」ではないわけで、大抵他の楽しみを見つけると思うし、今のネットにあるデータ量って毎年凄まじい勢いで増え続けてるわけじゃない?一部の人間が全てを見ることなんて出来ないと思うんだよね。

エロマンガなんてホント全然変わってないよ。最近久々に数冊読んだけど、なんつか、細分化されてるのかも知れないけど、やってることは何にも変わってない。絵柄が違うのは昔も今も同じようなもんだし、あくまで僕の個人的な感想だけ言えば、

 犯罪に対して扇情的な表現と感じたのは、むしろGANTZ

あのマンガには高校生は出てくるけど「少女」と呼べるようなエロはない。青年誌で名目上は18歳以上向けの雑誌であるけれど、いわゆるエロマンガより「心を揺さぶるいやらしさ」みたいな「怖さ」みたいなのがあった気がする。だからまぁ面白いわけだけど。

僕的には水戸黄門を見て天皇陛下万歳とならないのと同じだと思うんだよね。重要なのは「絵」ではなく「心」だと思う。もっと言えば「言葉」だと思う。エロさだけで言えば「偽物語」だって大概エロかったですよ。

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まるで「今」が文明が始まって以来最悪の不況みたいな空気が感じられたりするけど、ぶっちゃけバブルの頃だろうと、冷戦の頃だろうと、昭和初期だろうと、戦後間もない頃だろうと、「満たされてる」ヤツは満たされてただろうし、「不満と不安にまみれてた」ヤツはきっと大量にいたと思う。フランス革命だとか世界大戦だとか独立戦争だとか、今の日本、今の自分より「当時の世界総幸せ量」が上だったとは到底思えない。

こないだの選挙の時に名前も知らないような政党からもらったパンフに、

 やられる前にやれ!

って話が載ってたのを見たときは血の気が引く思いだった。徴兵制復活かと。戦争大賛成なヤツが日本にもいて、こうして声に出してアピールすることが許される世の中なのだということがわかって、ホント「ゾっと」した。

そういうの考えるとエロ条例なんざ些細なことだと思うんだよな。ワイドショーのアイドル不倫ニュースのように、ある意味平和だからこその話題な気がしてる今日この頃です。
※後から思ったけど、いわゆる無修正動画だっていくらでも今は見られちゃうんだよな。それ考えると漫画とか何をどう規制するって感じだよな。

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2010年4月14日 (水)

つれづれなるままに・・・

最近ずっと「0時アップ」を続けているわけですが、それはとどのつまりそれまでに書いてそこでタイマーアップしてるというわけなのでありまして、

 書いたすぐアップしてるわけじゃない

わけであります。ということはつまりその時の温度というか、熱量がある意味クールダウンした状態でみなさまいお届けしているということでもありまして、

 ちょっともったいない

気もしないでもなかったりするわけです。

ただ、常に「書いて即アップ」を繰り返してしまうと、体調が不全である際に焦りと緊張を抱いてしまったりもするわけで、まぁこれがなかなか難しいところもあったりするわけです。つかみんなは「0時過ぎ」を意識して読みに来てくださってるんでしょうか。

ともかく、こうしたブログというのはテンションが非常に大切だとも思うわけで、やっぱり以前のように「基本書いたら上げる」スタイルに戻そうかな、とも思っている次第なのであります。それによって数年間続いているつもりの「毎日更新」が途絶えてしまうようなこととなっても、それはそれで致し方ないのではないか、と。無理に長い文章を書かずとも、そのときのテンションに身を任せる事の方が、むしろ「クリスらしい」のではないかと、こう思うのであります。

最近なぞは軽く読み返してみるとほとんどパソコンの話題ばかり。まぁ好きな人ならそれなりに読めるかなぁと思う反面、そうじゃない人からしたら正直肩すかしというか、そろそろ別の話題にシフトしてもいんじゃね?と思われてたりするかもなぁとひとり勝手に思い込んだりもします。毎日読みに来てる人なんてひとりもいないとも知らずに、、、この子ったらバカな子・・・フフ。

みたいな?

そうは言ってもとりあえず今書いているのは13日の午前0時過ぎ。要は前日です。とりあえずとりあえずと、つい書いてしまうわけです。っていうか「何かの拍子で1日遅れないときっかけたり得ない」ってのもまたこれ小心者故の理由付けというヤツなのでしょう。

そんなこんなで今日は小さな話題を少々。中にはやや微妙なのもありますので、合わないところはスルーしておくんなまし。

●エースをねらえ!

コミックを初めて読んだら結構これが、

 面白い。

当たり前と言えば当たり前なのかも知れないけど、劇場版で拾われていないエピソードや、変更された部分などもあって、一種パラレルワールド的な手触りもまたよさげな感じ。

作画は少女漫画ライクと言えなくもないけど、まぁ結構昔の作品だから線は荒く、よく言えば力強い。だからこそ出崎先生のテイストとフィットしたのかなぁと思いつつ飽きずに読み進めてしまう。

変更されたエッセンスの中には劇場版で大きくはしょられた、「お蝶婦人と緑川蘭子の恋心」などもあり、むしろしっくりくる。そりゃそうだよなぁあんな男前が自分のコンプレックスを取り除いてくれたりした日にゃ、恋にも落ちるってもんだ。でも尺が足りないからカット。これもまた納得だけど。

少女漫画にも名作、傑作はいくつもあるけど、男子の僕からみて「読みたくなる」作品はそれほど多くない。パタリロ、有閑倶楽部、ときめきトゥナイト、生徒諸君!、動物のお医者さんと、あとは本命ガラスの仮面くらいか。最近ようやく娘が生徒諸君のおもしろさに気づいてくれて、ファンとしてはうれしい限りだけど、やっぱり王道は少年漫画、それもスポ根だと僕は思っている。エースをねらえ!を気に入ってもらえたら、その魅力にも気づいてもらえるかもなぁと思ったりだ。

漫画は小中学校の頃のイメージが強いから、なかなか新しいモノに首を突っ込みにくかったりする。アニメでも同様だけど)。でも実際は読んでみれば面白いものもいっぱいあるわけで、もう少し食わず嫌いせずに店頭での「衝動買い」に身を任せてみるのもいいかもなぁと思ったり思わなかったりだ。柔道部物語やうっちゃれ五所瓦並に熱いスポ根が読みたいぜ。

●天元突破グレンラガン劇場版紅蓮篇

DVDになっていたので借りてみた。正直言ってグレンラガンは非常に惜しい作品だったと思う。なんつか「中盤のつらいところ」がなければ、もっともっと素直に好きになれたと思うし、劇場にも足を運んだに違いないのに、あそこがあるというだけで、

 二度とあの頃のシモンは見たくない

という思いがふくれてしまう。実際紅蓮篇でのそのシーケンスは非常に短かったが、

 ビデオを飛ばしてしまう自分がいたり。

そこまで嫌いかよっと言われてしまえばそれまでだが、まぁそういうことだ。嫌いで嫌いで耐えられない部分は、耳なり目なりをふさいでしまうのだ。

 だが、

それを越え、オリジナルのテレビ版からのアレンジが増えていく中盤以降は、さすがというか悔しいけどというか、

 やっぱり上手い。

以前から僕が好きだったグレンラガンがそこにはあった。熱くて熱くてたまらない。「おまえはあしたのジョーか」とつっこんでしまうテンションの高さ、新録の空色デイズの出来も素晴らしく、アレンジも非常に「わかってる」作り。

 こんなにイイなら映画館で見たかったよ・・・

返す返すもにくいのはロシュー大統領。ヤツさえいなければ・・・ってアニメのキャラに逆恨みするほど最低なこたぁないな。作品的には★★★★☆行っちゃうよ!っていうかブルーレイが出たら欲しいくらいだぜ。

●B型H系

DAISOさんがオススメしてた今期スタートのエロアニメ。女子高生ガールズハイと天然華汁さやかを足して割ったような、っていうか3作品とも知ってる人が見たら、

 まさしくそうとしか言いようがない

と思ってもらえるのではないかという作品。作画は悪くなく、ギャグの切れも軽くて、サラッと見るにはとってもナイス。今シーズンは何もアニメを見てなかったけど、これなら最後まで見られそうな感じです。評価は★★★☆。

●けいおん第二期

逆に最初の15分でテンションが大幅に下がっちゃったのがこちら。何がどうってわけじゃないんだけど、なんか面白くなかった。第一期もラスト2話がイマイチだったし、今ひとつ作り手と僕との意思疎通が出来てないような手触り・・・。1話目にして既に怪しい感じ・・・。

●ボーダーランズ

データが消えたとばかり思っていたのだけど、よくよく探したら見つかった上に新PCへも移動が出来て、勇んで高画質プレイ。

 めちゃいい感じ。

いわゆるFPSやレースゲームと比べてトゥーンシェードはリアリティがあるわけじゃないんだけど、なんつか、

 別のゲームかと思うほどの精細感。

思わず数時間プレイしてしまいましたよ。弱いヤツらを相手に(^^;。

まぁ本気で強さを指向するとしたら、必然的に赤箱周回とかになっちゃうわけで、それだとやっぱ面白くないとも思うんだよね。

のらりくらりと世界をタンノーしつつ地味に強くなっていけたらそれで十分かなって感じですわ。

●Windows7の使い勝手

みなさんはOSのファイルを選択したり起動したりするのにダブルクリックを使ってます?自分は「シングルクリックで起動」に設定しているのですが、それだと7になってエクスプローラ上でドラッグして複数選択をするのが

 すごくやりづらくなった

んですよ。なんつか容易に1つのファイルが選択されちゃうというか、その状態でドラッグしようとしても認識してくれないというか。

 でも、ちょっとした調整でなんとかなりました。

まず「名前」の枠の横で右クリックし、表示させるメニューを「更新日時」と「サイズ」だけにします。これは単に僕がこれしか使わないからなのですが、MP3ファイルなんかは、

 頼んでもいないのに作者とかアルバムとかの欄が出てきて超ウザかった

ので、これもついでに変更してしまいましょう。

で、そうすると左側にある空白を大きく取ることが出来ると思いますが、「ここからファイルをドラッグする」ことで、1つのファイルを選択せずに、まとめて複数選択することが可能になります。それと、

今までクイック起動を鬼のように使ってきた自分には、このIEやエクスプローラがシングルクリックで新規起動出来ないのがすごくストレスだったのですが、
※ほかに起動してない場合は新規になるけど、既に起動してるウインドウがある場合はそれがカレントになるだけで新規にならない。
いろいろ試してみたら、

 マウスのスクロールボタンを押し込む

ことで新規ウインドウが立ち上がることがわかりました。

この二つは使っていて結構なストレスになっていたので、もし同じような悩みに直面して7をたたき割ろうとしていた方が、、、7は素数だから割れないんだよ!?、、、じゃあ7で割ってください。参考になれば、と思います。

●一光年ってスゲぇ遠い

人工衛星というかロケット?探査衛星?「はやぶさ」が往復45億キロメートルの旅を終えて、もうじき地球に戻ってくるんだとか。3個あるロケットの内2つが壊れ、ラスト1つも残り二つの部品を修理して使って、、、みたいな話を読んで、「ホントにスゲェな」と思う一方で、

 45億キロって何キロ?

と、軽い気持ちで計算し始めたところ、

 光は毎秒30万キロ
 光で45億キロ移動するのに15000秒
 15000秒は250分かつ4.16時間かつ0.17日
 光で45億キロはわずかに 0.0005年。

 45億キロは 2000分の1光年・・・

1光年ってスゲェ遠い。遠すぎる。人類がたどり着ける知的生命体がいる可能性のある星まで人類が人類のままたどり着くのは、

 絶対無理。

だと思うのだけど、、、どうかな。

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最近はパソコンを使ってるというより「使われてる」という気がすごくするし、何か生活のサイクルがぎこちなく感じることも多いのだけど、それでもめげずに生きていきたいというか、ほかにもっと触れたい話題があった気がするというか、最後の「はやぶさ」のネタはもっともっと掘り下げるつもりだったんだよなぁ。でも結局面倒になっちゃって・・・。また気が向いたらって感じかな。つかいつもより長いくらいだな(^^;。

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2010年4月13日 (火)

「しょっぱい」の話

最近よく使う。もともとは「酸っぱい」が語源だと思うのだけど、「しょっぺー」とか「しょっぱっ!」とかややアレンジして使う。たぶん、

 涙が口に入ってしょっぱい

がルーツだと思う。それが「泣けるほどしょぼい」の「しょぼい」が「すっぱい」と掛け合わされるように「しょっぱい」が市民権を得たような?え?違うの?

イッテQの宮川が祭りで結果を出せなかったときとか、お笑いのネタがスベった時とか、期待に反してあまりに地味な展開だったりしたとき(アニメとかゲームとか)にも使う。
言い換えれば、「しょっぱい」を頻繁に使うということは、それだけ「肩すかし」を食うケースが多い、多くなったとも言えるわけで、
※まぁ今まで「しょぼっ!」って言ってたのが「しょっぱっ!」になっただけってのも多いかとは思うけど。
それだけ自分の嗜好に合うコンテンツが減っている!?ちょっと違うのかな。案外「しょっぺーーっ!!」って言ってる時は口が笑ってたりするし、むしろ「くだらねーーっ!」と同じような使い方?「くだらねー」も「くだらない」と比べて大きくニュアンスが違うよね。むしろ、

 何の役にも立たないくだらないことなのに、それを真剣にやっていることに対する賛辞。

ってそれは言い過ぎかな。でも「しょっぱい」にもそういうニュアンスが含まれているような、いないような・・・。

純粋な笑いがどういうものなのかわからないけど、今と昔じゃ全然笑いのツボが違う。ドリフとか今見てもほとんど笑えない。ひょうきん族も笑えない。ぼのぼのも笑えない。奇面組も笑えない。っていうかギャグマンガは当時腹を抱えて笑ったはずなのに、今ほとんど思い出す限り笑えないというか、ギャグマンガだけじゃなく、ストーリーマンガ、スポ根の中のちょっとしたギャグも、案外普通にスルーしてしまったりする。せいぜい「クスリ(^^」くらいで「ガハハハ(^O^」って笑いはほとんどないような・・・。
※よつばとは面白いけど。

書きたいことを書きたいように書いていく。

最近ゴールデンタイムの番組がどんどんしょぼくなってきているらしい。
※特にNHKと比べて民放の方が顕著なんだとか。ほとんどNHK見ないからよくわからないけど、大河ドラマとかのオープニングCGとかはスゲェな、とは思う。

安手の若手お笑い芸人や局アナを大量投入して絵面だけはにぎやかくしているが、その実本当にコストが掛けられていると感じさせる番組は意外と少ない。自分は夜8時半くらいに帰宅して9時過ぎくらいまでしかテレビを見ないのだけど、
※一応鉄腕ダッシュとイッテQとみなさんのおかげでしたはキャプチャで録画してるけど、見ないことも多い。
バラエティ番組でも「何か舞台や装置を作る系」のものがあんましないような?はねとびがちょっとがんばってるのかしら。

でもその一方でソフトバンクが大して面白くもないNONSTYLEのさくらんぼに1億円とか賞金出してたりしてよくわからない。NONSTYLEは面白いし好きだけど、あのネタはそんなレベル(Mー1グランプリ10勝分)の笑いはなかったぞ。っていうか1勝分もなかった。
※でも勝敗を携帯ユーザーに決めさせるシステムは凄くよかった。やらせだったら絶対陣内が取ってたと思うし。
携帯電話会社ってそんなに儲けてるのかってむしろちょっと不気味なくらいだった。受賞した当人も「嬉しい」というより「え?こんなんで?え?マジで?」って感じだったし。

つかタイトルとどんどんかけ離れてるけどまぁあまり気にしない。

今中国がスゲェバブルに沸いているらしい。一方で格差も広がってるらしい。日本どころか世界中にメイドインチャイナがあふれてるということは、それだけの労働力と生産力があるというわけで、Googleとかの情報規制っての?よくわからないけどなんか敵視してるみたいな話を見るとちょっと怖くなる。お金を持ってる中国人と世界中のモノを作り出す中国人は確実に同じ人ではないけど、接点がないわけでもないだろうし、「両輪」として「世界を動かしている」のが中国だとするなら、(政治とかに全然明るくない自分だけど)もっと仲良くすべきはアメリカじゃなくて中国なんじゃないの?って思ったりもする。僕の仕入れ先にも「中国から日本に中国製品を買いに来る」バイヤーが来ていたりするんだぜ!?

生産力があるということは、それだけ国に金が流れ込むということで、生産量があるということは、それだけ使う機械も良質になるし、人材もジジイババアが働いてるわけじゃない。活きのいい若いのが動いてたりする。高度経済成長期なんだもの。

 中国は全然しょっぱさを感じない。

ちなみにウチは衣料品店なのだけど、店に並んでる商品の99%はたぶん中国製。っていうか日本の衣料品の、へたしたら90%以上どころか99%が中国製の可能性すらある。あんましピンと来ないかも知れないけど、「安かろう悪かろう」だった中国製品はもう昔の話。確かにベトナムとかタイの方がクオリティは高い場合もあるけど、日本から管理者が常駐するレベルの中国工場は、もはや日本製と比べて遜色ないどころかそれ以上にハイクオリティだったりする。少なくとも、

 価格満足比

という点において、「安い賃金で最新のハードを使い大量生産出来る国」が作り出すものが、「職人魂と最高の材料、長い時間を掛けて作り上げる」ものに負けるわけがない。もし負けるとしたら、

 それは金持ちの視点

だと思う。その考え方がそもそもしょっぱいと言えるけど、最近の若者が「ブランド離れ」をおこし、「食っていけるだけの給料が貰えたらそれでいい」みたいな上昇志向のない生き方をよしとする文化と流行の中で、「10年使える1万円の品」より「1年使える100円の品」の方が価値があるとするのは「ごくごく健康的な考え方」だと思うんだよね。

まぁ先がない思考回路という気もしないでもないけどさ・・・。

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2010年4月12日 (月)

みなさんへのレス

※号外です。

最近体調もあまり芳しくなく、ブログの内容も薄口で恐縮です。遅ればせながらまとめてレスらせて戴きます。
※古い順です。

>バブシカさん

GPUやCPUの寿命ってのはそれを活かすコンテンツというか、使い道次第で全然変わってきますよね。PhysxやCUDAやDirectXなんかを利用したソフトがどんどん出てくれば寿命も延びるし、ラインナップも同アーキテクチャ内で広がる、みたいな。7900GSの頃は曖昧ながらDirectX9全盛だったからかなぁなんて思ったり思わなかったりです。

今の自分なら「オブリ」も楽しめそうかという気もしますが、まだインストールしてません(^^;<忘れてた。
「グリッド」はなぜか途中でフリーズしてしまってプレイまでいけない・・・。ちょっと残念。
※メインPCの7では動くんだけど、そっちはパッドが使えないという(^^;。
ここで書くべきじゃないかも知れませんが、ビジュアルショックというなかば死語な表現が許されるなら、DirectX11で気を吐きつつも我が家では9環境でしか動かなかったDiRT2より、発売がちょっと前ですがフラットアウトの方が派手な絵作りで満足度は高かったです(ちょっと前にブログで触れたのはこのタイトルです)。まぁどちらもGRIDと比べるとストイックさに欠けまくりですけどね(^^;。

「GTR3」が何の略称かわからなかったり、、、不勉強でスミマセン(^^;。

>naoさん

いっぱい書き込んでくれてどもです。テンション次第のレスですが、、、

録画関連は確かに僕も新PCで出来るようにしたいと思うんですが、僕の場合は本体が先に来たのでそっちがしばら~く先になりそう。あ、でも地デジを録画→エンコしたファイルってのは他のPCやメディアにコピーしたり書き出したり出来るんですかね。っていうかそもそもエンコードそのものが出来ないのかしら。

録画したいと思えるような番組がもっと増えると、考え方も変わるんでしょうけどね~。

ただ、「ATOM330」で十分って発想はないです自分の場合。どんなPCであってもネットしかしないってことはあり得ないし、DSのように「枯れたCPUを活かしたソフト」があるわけでもないですし。せめてi3_530は欲しいなぁ(^^;。
※モバイルだとまた変わってきますが、Core2は欲しいと思ったり。

水樹奈々は確かに「非の打ち所がない感」が出まくってますよね。しゃべりも出来るし、愛想もいいし。ただ、クラスメートにこの子がいたらやっぱり僕もそんなに親しくならなかった気がします。言っちゃ悪いけど、本音の本音で何考えてるかわからないようなところがありますし。ひとりになったときとかプライベート何してるんだろとか。激昂したときとかに遭遇出来るとたぶん見方が変わるんでしょうけどね~。

キンドルはもうすっかりなくなりましたね。理由は単純に

 それに回せるお金が消えたから(^^;

やっぱりPCに勝る使い道はないというのが本音です。っていうか数ヶ月は節制しないと3DSが買えないってのが今の僕の財政事情です・・・。

GX200、拝見しましたが、ガチのデジカメじゃないですか(^^;。さすがにこういうのはないですねぇ。イロモノが欲しいというと言い方は悪いですが、別に普通に500万画素で全く不満ないんですよね(^^;。つか

 暗いのにシャッタースピードを速くしても粒状感なく撮れる

魔法のようなカメラがあったら欲しいかな。イロモノじゃなければ。

PCは以前から、というか数週間前にちょっとあやしくはなったんですが、その後持ち直していました。ただ、IE8を入れてからのレスポンスが極端に悪くなったのも事実で、まぁいろんなところ
※寿命的なことも含めて
で不具合の「出時」だったのかもしれません。

データ類が全て破損してなかったのはもっけの幸いでしたけどね(^^。ちなみに空き容量は最低でも10GBはあるように気をつけていますよ(^^。つか最近は50GBあっても不安だったりしますが、、、。

>じあんとーさん

筆圧が高い方とだと全く求めるものが変わってきそうな予感がヒシヒシと。自分フィット感とか太さとかは全然気にしないんですよね。細すぎることよりも軽いタッチで着いてくれないと、、、みたいな。

ただ価格はやっぱある程度気にするかも。500円のボールペンはなかなか買えないですね(^^;。なくさない人じゃないですし。つか今使ってるヤツも替え芯なんとかならないかなぁと思ったりはしました。調べてみようかな。

>Umaさん

ペン先が詰まる詰まらないは確かに重要。最後まで使い切るためには必須とも言えますし、確かに細いヤツ、それもリキッドインクのものは固まりやすかったりするのかも。

signoはもしや、、、と思ったら仕事場で僕が選んで買ったのがsignoでした(^^。これは確かにいいですよね。0.5mmでも太い部類の書き味ですが、キャップさえ我慢すればENERGELに負けず劣らずのクオリティだと思います。キャップの挟む部分がプラスチックだけど結構作りも頑丈だし。インクも多いし。

文具は好きな人は好きですよ(^^。自分も詳しい方ではないですが、志向される方のお気持ちは十分わかるつもりです。
※定規とかコンパスとか消しゴムとかも「来るもの」は来ますよね(^^。

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ハイスペックの恩恵

ここ数日かかりっきりな新PCなのだけど、ふと気づくと本末転倒というか、「いったいこれで自分はどんなメリットを享受できるのか」と思うこともある。何度も書いてきている通り後悔はないし、実際メインPCの沈黙やお値打ちに買えたことに対する感謝も踏まえて設定構築等に手間暇掛けることも問題ないのだけど、たとえば音楽を聴いたり動画を見たり、マンガや写真を見たりネットをしたりという用途においては、そのスペックは正直デカ過ぎる。エクスペリエンスインデックスで7台の数字が並んでいても、地デジをエンコードしない自分にはそれほどありがたみもない。これがPS3+トルネのようにハイレスポンスに生まれ変わるのならば話は違うのだろうが。

そんな中昨晩テストしたいくつかのソフトの中で、「これはちょっと凄いかも」と思ったのは、レースゲームの描画に対してだ。レースゲーム(カーアクションゲームと呼んでもいいかもしれない)の歴史はパックマンよりも古いが、ポリゴンとの蜜月もまた最古参のレベルに長い。ナムコがウイニングランを発売したのが1988年。僕がまだ高校生だった頃だが、以来世代の節目には常にレースゲームの影があった。否、節目にあったのはウイニングラン以前、F1レースもF-ZEROも同様か。

そんな中僕が今でも、PS3や360という最新のハードを持ってしてなお「あ~↓」とテンションが下がるのが、

 ポリゴンの育成される瞬間

だ。当然といえば当然のことなのだけど、プレイヤーに直接関係するのは目の前のオブジェクトであり、遠くに行けば行くほど関係性は希薄になる。ソフトによっては近景と中景、遠景でオブジェクトを切り替えているものも多いが、それとて処理が重くなったときの切り替えに違和感が伴うケースが少なくない。
※余談だけど一番気になったのは「デイトナUSA」だと思うんだけどどうか。あの遠くにある崖が露骨に育成されていく様は、今でもなんだか思い出すだけで残念な気持ちになる。

処理が重くなる瞬間というのは、単純にオブジェクトが大量に描画されている時もそうだが、それ以上に目立つのが「高速で移動したとき」だ。本来の展開速度を逸脱した行動は、容易にスペックの甘さを突いてくる。高速移動時の視界の狭さを模して周囲にエフェクトを掛けごまかしたり、ある程度広域に先読みさせることで対応したりとこれまた様々だが、結論当たり前だが、高画質になればなるほど「瞬時の対応」は大変なはずである。

先ほどレースゲームで、と書いたが、ズバリそのコースの両脇が崖になっているところを高速で走り抜けるシーンで僕はその違和感に気づいた。

 この映像は見たことがない。

高速で移動するということはどういうことか。常ならば気にならないフレームレートの少なさが露骨になるということだ。両脇が崖というのは確かに遠景を描く必要がないが、その分プレイヤーからの距離が近く、画面の描き直し速度もベラボーに速い。

 「速ければ効くごまかしをせずに描ききっている」

コマとコマの間がより密になっていることで解像度や色数、ポリゴン数の上昇に勝るとも劣らない「なめらかなリアル」が姿を現した。

 フレームレートが60を割る、割らないというのはそういうことか。

FPSなどでは画面の展開がそこまで急激に移り変わることは少ない。せいぜい振り向いた時の遠景に違和感があるかどうかだが、レースゲームの場合は違う。

ただぶっちゃけ残念なのはそれもゲームによるというか、作り手次第という話。当たり前だけど「そういう風にプログラムしないと」やっぱり遠景が育成されたり、コマ送りになったりしちゃうんだよね。

余談だけどバイオ5ベンチは全て最上の設定で54くらいでした(B判定)。CPUがi7_860では役不足だったのかなぁと思いつつ、VSYNC(垂直同期)の効果は絶大だなぁとも思ったり。バイオ5も振り向きを瞬時切り替えじゃなく、高速描画でやるので、その時のスクロールのなめらかさにちょっとウットリでした(^^。GTS250の時はこんなに「ヌメッ」と振り向かなかったぞ、と。

あとPhysxに関しても少し触れると、正直「多少は賑やかになってるけど」という程度。結局のところ舞い散る紙切れや木の葉、火花なんかが増える技術と受け取ってるんだけど、増えるそれらのオブジェクトそれぞれがリアルに描画されているわけじゃないので
 「賑やかくはなるけどリアリティは下がる」

という弊害もあったりするんだよね。同じ色の紙吹雪のような木の葉エフェクトはどこか器用貧乏な気配も、、、みたいな?

まぁ他にも使われ方があるでしょうし、今後いろんなアプローチで進化していくのかも知れませんけどね。っていうかGTX480も出たことですし、あと1年もしないうちにウチのPCも「ミドルロー」って言われちゃうようになっちゃうのかも知れません。そうしたらまた「うぅフレームレートが出ない・・・」って新しいグラボが欲しくなっちゃうんだろうな~(^^;。

もちっと書くつもりだったけど結構短くなっちゃったので以前も書いた気がするのを忘れたフリしてカーアクション、レースゲームの思い出なぞを少々。

レースゲーの歴史の中で自分がパッと思い出すのはスーパーモナコGPかな。まだ当時は「ゲームセンター神話」みたいなのが生きていて、移植されるというだけでそれがどんなゲームであれ、自分が一度もやってなかろうが、あまり得意なジャンルでなかろうがわくわくしたものです。スーパーモナコGPもその一つで、ぶっちゃけ見かけても「あんまし得意じゃないから楽しめないだろう」とスルーしていたほどのタイトルだったのですが、「メガドライブに出るなら話は別」と購入しました。

当時はまだF-ZERO前夜で、F-ZERO前夜ということは、「タイムアタックのセーブができない」頃。ろくにテクニックもなくコツもつかめない状況で、友達と二人適当に交代しながらライン取りやタイムを書き記したり、カーブごとの最適なギアを探したりして遊びました。「このコーナーは2速でしか絶対無理!」みたいな。それでどんどんタイムが短くなっていくのがすごく楽しくて、遠藤雅伸さんのF1レースにハマれなかった自分としては、これが最初のレースゲームだったかなぁという感じです。

次はF-ZEROですが、これはまぁ普通にハマった程度かな。ただ、スーマリワールドよりは確実に遊んでましたね。今でも思いますが、

 本当に面白いタイムアタックってのは最初のコースがどれだけ素晴らしいか

にかかってる。F-ZEROはその点ミュートシティをいくらプレイしても飽きなかったですよね。ベーマガのタイムを「ありえねぇマジありえねぇ!」と叫んだあと、そのコース取りに「ダメージ床とガードレールの間を抜ける」ってのを知って、

 世界の壁

を感じたりしたモノです。

次はどうだろリッジレーサーかな。あのアバウトなドリフトとさっきの話じゃないけど、

 面白いコースは一つあればそれで十分

なんですよね。別にいくつもいらない。やり込むのは1つだけで十分なんですよ結局。

それでも初代リッジには「ナンバー13」がいましたし、ジャンプで回ったり、音楽にもアウトラン以上にハマったし、プレステという次世代と共に降臨した「わかりやすいデモンストレーション」でした。つかデイトナも買ったけど自分はリッジ派だったな~。

次は64のエピソードIレーサーですがそれはまぁ以前思う存分書いたので、PSのグランツーリスモの話。

実際のところ自分実写にはほとんど興味がなかったのですが、このグランツーリスモのスカイラインは、

 見た目でかっこいいと思った。

速さも十分だったし、ちょっとずつ上達していく感じ、国際A級ラインセンスの取得とかもう、

 最近の若い者にやらせたいよマジで。

ってくらい難しかったけど、今からだと結構いい思い出なんですよね。つかあのコブラはホント思い出深い。クリアした人はみんなそうじゃないかと思ってたら、結構常日頃から走ってるヤツが「割と余裕だったけど」とか言ったりして、、、。

あとグランツーリスモは中古がよかったです。色とか思い通りにならなくて、出物が出るまで毎回足を運んだり、完全に趣味の領域でも楽しめるというか、最近のはもう「シミュレーター色」が強すぎって気がしちゃうんだよな。別にいいじゃん、ぶつけてカーブ曲がったって。レーシングモディファイも好きでした。

プレステ時代の次にはDC、ゲームキューブ時代があるわけですが、その辺では別段これと言ったレースゲームに触れた思い出はなく、
※リッジレーサーズくらいかしら。
次にハマったのは、

 XBOX360プロジェクトゴッサムレーシング3

今思えば大して長い時間プレイしてたわけじゃないんだけど、あのタイトルで初めて、

 太陽はまぶしくてもいい

ということを知りましたね。今までだと「走りづらくなる」からある程度表現が抑えられていたのが、「逆光なんだからまぶしくて当たり前」という、「リアル指向」にシフトした感じ。これまではリアルはリアルでもその挙動とかエクステリアとかだったのが、周囲の町並みとか「空気感」みたいなものを表現し始めたって気がしました。たぶん今やっても十分綺麗だと感じるだろうし、リアルだとも感じると思います。つかポリゴンはドット絵と比べて劣化が激しいのだけど、「写実感」というところまで踏み込んでいくと、それはそれでまた違った価値が生まれるなぁと思ったりです。

そして「バーンアウトパラダイス」。今でもこれは本当に面白い傑作だと思いますね。値段も安いし、ボリュームも満点だし、絵的にも十分綺麗だし、、、って思ってたら、

 最近のGTX285でプレイするレースゲームはその上を行く。

当たり前なのかも知れないけど、前述のなめらかさとかオブジェクトの量とかだけじゃない、進化と変化を感じましたね。FUELも最高環境だとまるで別ゲームのように生まれ変わりますし。

--------

ゲームにグラフィックはあまり求められるべきじゃないと思っていた若い頃が僕にもありましたが、実際こうして変遷を振り返ると、

 もっともっと綺麗でもいい

という気になってくるから不思議です。もっと写実的にもっとなめらかにもっと奇抜でもっと迫力のある、、、人の欲に再現はないと申しますが、レースゲームもまた、FPSに負けないくらい「欲望の権化」だよなぁとシミジミ感じた次第ですよ(^^。

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2010年4月11日 (日)

新PCその後

●書いてたのにタイマーの時間を間違えてアップが遅れました(^^;。失敬。

新PCのみならず、今まで使っていたメインPCのOSがクラッシュしてからこの方、プライベートはベッタリ再構築&試行錯誤。正直ここには書けないような話も少なからずあるのだけど、とりあえず今の時刻は4時半。つかたまには0時にアップせんでもよいのではないかという気もしないでもないが、数行だけ書いて終わりにする。明日はまじめに書きますので申し訳ないが許していただきたく思う。っていうか許しを請う立場のくせにこの上からな物言いはどうしたものか。いやいやそんなやつはオシッコがまんしきれずに漏らしてしまえばいい。実際「4時半」というのは結構な時間であるからして、トイレもガマンしてPC触ってるわけである。つかそれはもはやバカであるのだが、仕方ない。

 面倒なんだもの。

余談だけど「面倒」って漢字で書くときってつい「面堂」って書きそうになるね僕らの世代は。え?「僕ら」ってひとくくりにするな?「面堂」と言えば「面堂終太郎」の面堂しかないと考えるのはいくらなんでも早計でありぶっちゃけテメェだけだ?ハイそうですかそうですか了解いたしました。

7は悪くないというか、悪くなかったんですが、ここに来て難点が浮上。それも非常に大きな難点というか、もしかしたらトラブル続きのハードウェアブロークンハートなマイPC故のことかも知れないけど、

 360のコントローラーが上手くインストールできない。

っていうか、

 デュアルショックも上手くゲームに認識されない。

みたいな?具体的に言うとゲーム内のコンフィグには反応するんだけど、そのコンフィグにない部分、たとえばメニューを開いたり閉じたり、決定したりキャンセルしたりみたいなところで、

 キーボードを押さなきゃならなかったりした。

念のためウチの環境だけかも知れないのであまりめざとくならないでほしいのですが、まぁそういうご家庭もございまするよ、という話でひとつ。

事実上2台のPCがメインPCになる可能性をはらんでいる今日この頃、どちらのPCにも同じようなフリーの(もしくは昔買った)アプリを入れていくわけだけど、数ヶ月前に仕事PCにインストールしたときに結構細かく書いておいたのが非常に奏功した。っていうかみんなも書いておいた方がいいし、そのときに必要になったファイルは(できることなら)一つのフォルダにまとめておいた方がいいと思います。特に7にするつもりの人で、XPモードも使おうと思ってらっしゃる方なんかは、「XPモード上から7にインストールしたファイルを覗く」感じになって、それらがまとまってた方が圧倒的に便利かつスムーズかつお気楽なわけです。まぁそんな人は少数派かも知れないけど。

あと結構今回活躍したのは「貴族のファイル」という「フォルダの中のファイルをテキストとして出力してくれるソフト」。「フォルダの中のフォルダ」までは出力してくれないんだけど、クラッシュしたXPのデスクトップとかゲームのリストみたいなのがパッとテキスト化してあると、それを再構築がすごくしやすい。つかもういつ誰からもらったかわからないくらいのソフトなんだけど、、、つか最近は異常なまでに忘れっぽいからそもそも、

 3日前でも3年前でも同じくらい忘れてる。

可能性はあるなジッサイ。

そう言えば四姉妹エンカウントがネットフリーで読めるようになってたねって話はしたっけ?した?あそう。ごめん。最近寝不足でさ。

そうそう、そう言えばポケモンの新しいやつが「ブラックサンダー」になったって話はしたっけ?あの30円くらいのチョコで最近コンビニとかでも幅をきかせてるヤツ、あれになったって、、、この話はした?っていうかウソ?あそうごめん。最近寝不足でさ。

っていうか秋だってね>ポケモン。ちょっと楽しみだけどそのタイミングじゃ3DS対応は微妙になっちゃった感じかもね。まぁモンハンつぶしにはそのくらいのタイミングがちょうどいいのかも知れないけど。っていうか今書いてて思ったけど、

 任天堂ってもういっぱい完成してるソフトがあるんじゃないの?

とか思ったんだけどどうだろう。要するに普通の会社だったら年度末とかにデカい花火を上げなきゃ昨対がクリアできないとかあると思うし、お給料だって払えないとかなると思うんだけど、任天堂の場合はそういうのたぶんなさそうじゃん?ということは、ゲームを開発はしてるし、今後もし続けるとは思うけど、一方でそれを発売するのは、「一番ベストなタイミング」にできるというか、むしろそのタイミングこそが売り上げ以上に重要視されることなのかなぁと思ったり。いわゆる「情報戦」みたいなもんで。考え過ぎかしら。

いや、ヤバイ本当に寝ないとヤバイ。もうすぐ5時になっちゃう。つか当然明日も仕事だし。つかこれも微妙な話なんだけど、新PCにインストールしたソフトの中には、設定をすべて最高にしたら立ち上がらなくなったヤツもありました。つかそんなのばっかりという気もしないでもないのですが、明日はそれをなんとかすべくがんばりたいと思っております。ぎゃふん。

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2010年4月10日 (土)

ボールペンの話

たまにはこういう日もある。

100408bolpen_2 前回の大阪仕入れの最中、唐突にボールペンがつかなくなった。それまで普通に書けていたのに、文字が急速に薄れ、書けなくなった。

普通こういう時は「インクが切れたのかな?」と思い、ねじをゆるめるように中のインクを確認したりするものだが、このときは割と必死に振ったり書こうとしたりした。

 なぜか。

それはこのボールペンを買ってまだ1ヶ月足らず。さして間もなかったからだ。

 みなさんはどのくらいでボールペンを使い切りますか?

受験生の頃、かみさんは誰に教わったのかシャーペンや鉛筆の代わりにボールペンで英文を死ぬほど書いていた。疲れないのか書きやすいのか、、、その程度の理由だったと思う。さすがにそのときは結構なペースで消耗してるんだろうとは思ったのだけど、

 普通「いつどのようなロケーションで買ったか」忘れるくらいは書けることない?

最近特に忘れっぽくなり、メモをとる機会が増えたとは言え、いくらなんでも1ヶ月でボールペンを使い切るなんてことはないと、このときは思ったのだ。

 が、

 果たしてそのボールペンは空であった。

思えばいつにも増してよく書いたとも思ったが、それにしても早すぎるとも思った。ただ、よく考えればそのボールペンは「ジェルインク」タイプのもので、普通のインクよりそもそも消耗が早かったのかもしれない。インクの入った筒の太さも通常より遙かに太いものだったが、それとて「ただでさえ激しい消耗」をゆるめるため、定価を上げてもそうすべきという判断がさせた気もする。

 ぶっちゃけそのボールペンが結構おすすめだという話。

みなさんはボールペンに何を望みます?

 「値段」

帰れ。

いろいろ使ってきましたが、特に僕の場合は「筆圧」が低いので、

・よく着く<漢字合ってる?

当たり前だが「着かないボールペン」や「切れないハサミ」や「穴の開いたナベ」や「かわいくない上に仕事ができない上に愛想が悪い上に口も悪い女子高生アルバイト」なんかは、全く持って使い道がない。まぁ普通の100円前後で市販されているものなら、まずこの条件は満たされる。だがそれも、

・段ボール箱の側面にも書ける

となると条件はグッと狭まる。ちょっとした拍子にペンの角度が天地逆になると、急に着かなくなったりするものは結構多い。というかボールペンの構造上、正直仕方ないと言えば仕方ないのだが、

 三菱パワータンク

加圧式で、天井に向けて書いても普通に書ける。確かにこれならインクが途切れ途切れになるいらだちはない。

 が、

実際はそのインクが乾きにくく、結構な頻度で手や紙を汚してしまった。

ちなみに僕はそのパワータンクを使う前は主に「楽ノック」とういやつを使っていたのだけど、まぁ100円なりの使い心地というか、

 芯の出入りする穴が傷つきやすい

のが欠点。ちょっと落とすとすぐに出入りに支障が出る。もちろん加圧でもなんでもないので側面には向かない。ただ書き味は悪くなかったので、長きに渡り数十本は使ったと思う。

さて、話を戻して始めにおすすめしたボールペンの話。

 ぺんてる「ENERGEL」

ジェル系のインクの最大の欠点はそのインクが乾きにくいという点だ。サインペンのようにベタッとした水性ジェルは定規を使った時なんかに如実にその乾きづらさが出る。だが、かといって油性にすると今度は乾き易くなりすぎて「キャップ」を使わなければならなくなる。いくら何でも仕事でバリバリ使うボールペンに「キャップ」はない。なくしてしまったらすぐに使えなくなってしまうし・・・。

 そんな二律背反を実現したのがこのENERGELなのだ。

パッケージに「速乾」が謳われていて、購入直後はペン先に丸いゴムのカバーがはまっている。乾きやすそうなオーラを放っているし、事実ほぼストレスなく乾いてくれる。ジェルタイプなので筆圧を掛けなくてもガンガン書けるし、太さも自分である程度調整できる感じだ。ボールペンだから複写でもちゃんと下に写るし、クリップの部分が金属で折れない点もいい。

 なんでペン先がほったらかしで乾かないかはわからないが。

強いて言えば少し重たいのが僕的にはマイナスだが、この重さが好きな人もいるだろうしね。

で、

これを使って非常に気をよくしたので、今度は(ENERGELも買いつつ)もう一本150円クラスのを買ってみた。
※これが写真の白い方のやつね。

 三菱JETSTREAM

このペンの特徴はとにかく「速乾」だという点だ。先ほどのが「ほぼストレスなく乾いてくれる」とするなら、こちらは「全くストレスなく乾いてくれる」。書いてすぐ指でなどっても全く着かない。それでいてインクの着きも非常によい。

ただ、文字は非常に細い。ENERGELもJETSTREAMもどちらも0.5mmのペン先のものを使っているのだけど、太さは全く別物。これも好みかとは思うが、個人的にはENERGELの方が好きかな。思わず赤も買っちゃたくらいだし★★★☆ってとこで。

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2010年4月 9日 (金)

天国から地獄

新しいPCも届いて気を吐くクリスさん。面倒だなぁと思いながらもOSやらアプリやらをインストールしたりダウンロードしたりして、XPモードを試してみたり、昨日書いたようなハードのスペックを要求するタイトルをテストしたりしておりましたところ、

 今まで使っていたメインPCが急速かつ強力に沈黙

もうかれこれ10時間近く悪戦苦闘しましたのでこれ以上は無理だと思い、結論じみた書き方をしてしまいますが、

 もうXPはどうしようもない状態。

具体的に言うと、

・セーフモードであろうとなかろうとシステムの復元が出来ない

・クイック起動に入っていたエクスプローラのアイコンが「リンク先が見つかりません」的な?「オレが破損してるっつったら破損してるんだよオラッ」的な?「アンタ何クリックしてんの?そこにはもう誰も来ないよ・・・もうね・・・」的なリアクションが表示されるだけ。

・通常起動すると1、2分で完全にマウスもキーボードも効かなくなる場合がある
 ※HDDのシーク音も聞こえなくなる

・通常起動するとマウスもキーボードも効くが、二つ目のアクション(たとえばマイコンピュータを開いた後ドライブを見に行ったり、スタートボタンをクリックしたあとコントロールパネルをクリックしたり)を取ると砂時計が消えず(カーソル自体は動かせる)、リセットを押すしかなくなる

・XPのディスクを入れてもウンともスンとも言わない

・CDから立ち上げてOSのインストールをしようかと思ったけど、なぜかCDから起動しない

・マイネットワークも「表示させたあとクリックすると」フリーズ。

不幸中の幸いだったのは、数日前に試しに入れてみたプロダクトキーを入れてないWINDOWS7が生きていて、そっちから立ち上げることで全てのファイルの閲覧は可能だった点。ただ、

・7からXPのディスクを入れてもXPのインストールは出来ない(・・・のかな)。

もうパソコンの調子が悪くなるとホント自分の調子も悪くなるというか、本当にへこむ。今の今まで使っていたXPの環境が一夜にして消滅する感じ?ラグナロクかカタストロフィかグランドクロスかハルマゲドンかって感じ?もうオレの人生おしまいだ~って感じ?

 いつもなら。

でも今回は取りあえずとは言え新PCがあるからね。精神的なショックはかなり少ないです。そっちはそっちで一応普通にネットで検索して文章を打ち込んだり出来るところまでは設定出来てますし。

つかね、今日は寒いけど、ポシャった日あたりは「すんげぇ暑く」なった日で、それが原因かなぁホコリとかが原因かなぁって、

 全部開けて掃除もしましたよ。

でもダメでした。フリーズするタイミングが不安定なので、もしかしたらそういうアナログな理由かと思ったんですが、、、。

ウイルスとかの可能性もあるんだけど、具体的なことはわからない。強いて言えば2月に更新したばかりのカスペルスキーが10ヶ月無駄になるんだろうってのがガックシ&しっかり仕事しろよ、とは思うけど、

 買ってからもう3年か4年経ってるからね。

メインのCドライブやOSそのものにトラブルが起きてもそりゃまぁ仕方ないかという気もするわけですいやホントに。

 理屈ではわかる。

でも理屈じゃない部分でやっぱりへこむのも事実なんだよね。当たり前だけど。HDDのクラッシュと違って、
※ただおいおい調べていくとクラッシュしてたりするのかも知れないけど。
データが消えた悲しさはないわけで、OSのクラッシュってのはそう言うのとは別の衝撃があるね。なんかこう、「生まれ変わる時」なのかな、と。ありえないくらい肥大化したレジストリをここいらで一旦完全にクリーンにするにはいい機会なのかな、と。秀丸、超驚録、IrfanViewに始まって各種アプリを一から入れ直し、カスペルスキーのアクティベーションを移行したり、IEのお気に入りやATOKの辞書をコピーしたり、デスクトップやクイック起動を整理したり、、、

 スゲェ面倒くせぇ!

「もし生まれ変わったら何になりたい?」「生まれ変わらなくても済む生き方が出来るようになりたい」みたいな?

つかカスペルスキーはともかく、XPのプロダクトキーはそのまま他のでも使えるんですかね。そもそも7で動くかどうかはやっぱ試してみないことにはわからないんですよね。動作報告とか探せばいいのかな。

まぁ長い時間パソコン触ってればそういうこともあるという話。前HDDがクラッシュしたときも、結構な財産が霧散したわけだけど、それでもそれは「僕や家族がけがをしたわけでも」「会社が倒産したわけでも」「台風や地震で家がつぶれたわけでも」ない。たかがデータなんだよね。「されどデータ?」んにゃ。やっぱりたかがデータだと思う。

ちょっと前に書いた話だけど、古いDVDが読めなくなってるという「事実」と「読めるかも知れない」と思っていられる安心感は実は表裏一体で、真実に直面したからと言って物理的な変化はあまりないんだよ。所詮「見なかったモノ」が「見られなくなったモノ」になるだけの話なんだから。

OSだってきっと同じようなもんだろうと思う。もっと言えばこれを気にリナックスとかに手を出したっていいじゃないかって思う。時は流れている。それほど自分が泣かずにいられるのは、やっぱり新PCがあるからなんだろうな。書き終えたらカスペルスキーのアクティベーションはそっちのPCに移すことにしよう。

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2010年4月 8日 (木)

完全18禁の話題

18歳未満は読まないように!つってもまぁ単なるエロゲーの話なのだけど。

 「リアル彼女」

かの「ポリゴンエロ」の勇、イリュージョンが放つ最新コミュニケーションゲーム。これまではどちらかと言えば「女性に対して厳しいアプローチ」の作品が多かったが、ラブプラスの影響なのか、完全にモテゲーシフト。登場する女の子は3人と少ないが、最初から「好かれてる」設定で、、、って言うか設定も何もないな、

 最初に部屋に入り、いきなり太ももを触る流れ。

まぁそういうゲームなわけだけど、何でここに来て急にこのゲームの話題が浮上したかというと、それにはいくつかの理由があったりなかったりする。

まず第一に、

 先週だか先々週だかの週刊アスキー「カオスだもんね+」で取り上げられた

水口氏の描くエロネタは毎回とてもプレイヤーの気持ちを汲む。はっきり言ってこれだけでかなりやりたくなった。二つのマウスを使って両手としてアクションをする。ウェブカメラを使ってこちらが「うなづく」と画面にもそれがフィードバックされる。キャラの設定にツンデレがあったり、「先生が落とした消しゴムを拾う」シチュエーションの紹介も、少なからずパトスにファイアータッチだ(<ちょっと気に入ってる)。

以前からイリュージョンのポリゴン人形作りに関しては、

 「なかなかやるなぁ」

と思っていた。ゲーム中に関してはともかく、少なくともサイトで見られる「パッケージのグラフィック」に関しては、決してFFのそれに劣るものではない。率直に「がんばってる」のだ。

正直言うとこの「リアル彼女」も、「もっとエロなしで」ちゃんと作ってちゃんと遊べるようにしてくれたらもっと楽しめたんじゃないかなぁとは思ったんだよね、っていうか、これ、

 ラブプラスよりはるかに絵が綺麗

どのくらい綺麗かというと、

 『推奨環境が Core i7』

ハンパないマシンスペックへの要求からか、攻略wikiには「このソフトのためにグラボを買い換えた人」というアンケート項目まであるほど。っていうか、このクラスのレベルで、PCに最新のCPUとグラボを要求するレベルでもしもラブプラスを作ったとしたら、

 PCの売り上げがかなり上がる

という気すらする。エフェクトをカットした彼女は「リアルではなく」、フルにオンした彼女は「リアルすら凌駕する」<ちょっと言い過ぎ。たとえて言うならエフェクトのないバージョンはプレステ版エアリスであり、フルスペックの彼女はアドベントエアリスと呼んで差し支えない。ごめんちょっと言い過ぎた。

だが、その「ハイスペックを要求する」という事実は、時としてエロにさほど興味のない貴兄にもアプローチをすることとなる。まぁオレ様のことなのだが、ぶっちゃけ現在Corei7を要求するPCゲームなどほとんど存在しないのだ。単刀直入に言えば、

 金を掛けてマシンをパワーアップさせた恩恵を受けられる数少ないタイトルとして、リアル彼女にはアイデンティティがある

のだ。FPSだけが重たいわけじゃない。今まで使っていたCore2_6400&GTS250でもカクカクな彼女を、i7+GTX285で生まれ変わらせてみたい。

 それが二つ目の理由。

宝の持ち腐れになってしまわないように、本来の姿を呼び起こしたい・・・。

 実際どうだったのかと言えば、、、

 まさに「リアル転生」と呼んで差し支えない。

っていうかそれはさっきも書いたけど。

髪の毛のテクスチャは正直写真からスキャンしたものが貼ってあるだけという感じで違和感があるし、「手」のポリゴンも中心線を超えると『ありえない角度』で曲がったりするし、そもそもゲーム性としておチープな側面も否めないが、

 絵と声は特筆モノ。

まさにこれは「一見の価値がある」と呼べる代物だった。<ちょっと言い過ぎだけど。

軽くゲームそのものにも触れておくと、

・ウェブカメラは設定で「なし」にしていてもゲーム中で認識されてしまい、マウスとの兼ね合いで上手く返事が出来なくなるので、ちょっとやって「うまくいかないな」と思ったら、カメラを抜くか、ゲームが始まってからF4だったかF5だったかでカメラをオフにすると良い。

・ゲージを上げるのはただドラッグをし続けてればよい。別に場所とか距離とか速さとか全然どうでもいいみたい。だいたい30秒くらいで点灯。

・返答次第で展開が変わるが、この辺は攻略wikiで必要十分。

・「いたす」時はマウスのスクロールを「上下に動かすのではなく」「上方向へグルグル回す」と、どんどんコトは進む。上下を繰り返しているだけではいろんな意味でジラしてるだけ。

とにかく瞬間最大風速は「綺麗なポリゴン人形だな」これでおしまいなので、それ以上のことは期待してはダメ。正直からだのモデリングも普通だし、、、っていうか顔が命なんだよな。もっと気の利いた会話を楽しめるように作ってあればよかったのにとは思う。
※顔を触れるモードも「つねったりひっぱったり」くらいしか出来なくて、髪やほおをなでても一切リアクションなしというのが切ない。

まぁあれだな、用途としてはラブプラス大好きな方が、その妄想を手助けするブースターとして使うのがちょうどいい感じの着地点ってところかも知れないな。っていうかぶっちゃけそんなにエロくもないんだけどな。っていうかていうか冷静になるとそれほど綺麗でもないかも知れないしな。

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2010年4月 7日 (水)

ラブプラス+

ごめんなさい。もしラブプラスファンの方が覗きに来てたとしたらそりゃもう謝るしかないというか、自分はそっち側の人間じゃないので。でもバカにするわけでもないんです。いや仮にそう見えたとしてもそれは単にそちらがそうお感じになられただけで、僕にはむしろ「羨ましい」と。「幸せである」と、こう思うわけでございます。

ファミ通なりなんなりで続編であるプラスの情報を読んで感じたのは、

 「スゲェな、、、」

ってことです。もし内側に自分がいたとしたら、

1.絶対DSiLLのお気に入りの子のバージョンを買う

2.ヘタしたら3人全部買う

3.道を踏み外してたらそれぞれ保存用とプレイ用で2台ずつ買う

そんな可能性を想定してしまうというか、もはや「3DSなどいらぬ!」って感じですよね。リンコが描かれてないわけですから。
※編集部注:自分がちょっとだけやったのがリンコだったのでそう書きましたが、それ以上の意味はありません。ええありません。念のためもう一度、ありません。

でもって「初めてのお泊まり」ですよダンナ!?どうですそのシチュエーション。24時間体制で二人きりなわけです。気の利くコナミのこと、急に「彼女の両親にバレて行けなくなった」とか、「遠くから親戚が来た」とか、「友達にバレて覗かれてる」とか「嵐が来た」とか「財布を落とした」とか「むしろ夢だった」みたいなことはないでしょう。そう、ラブプラスはゲームですが、現実なのです。好きな女の子と一緒に24時間ずっと過ごしまくれるわけです。

 っていうか冷静に考えると「セーブ&ロード」したいよな。

「お泊まりに行く前の日の夜」までロードしたい。ぜひしたい。したいに決まってる。ゲームなんだからそのくらいさせろ!なんなら、

 2本体制で別々のシチュエーションを平行プレイか!

 「だったら、DSiLLがもう1台いるじゃんか・・・3台買わなくちゃいけないのか!」

みたいな?つか実際どうなるかはわかりませんよ、わかりませんけど!

 ずっとDS開きっぱなし。一切眠らない。

のもまず間違いないところでしょう。「寝てなんかいられるか!」って感じでしょう。何なら、

 発売前の週は1日20時間睡眠で寝溜めだ!

ってことも大いにありえる話です。食料とかも思いっきり買いだめしておくことでしょう。ディープなファンならば「泊まるであろう観光地」への宿泊予約すらいとわないかも知れません。現実のロケーションを綿密に下調べして当日に臨むというのは、もはやゲームの中の恋人という範疇を逸脱してるかも知れませんが、

 恋心というのはそういうもの。

本気でそう思います。っていうか、

 そういうスタンスを取れる自分がきっと嫌いじゃない

のではないかとも思います。友人とかにいたらちょっと応援したくなりますよ。マジで。

まぁ下世話な僕からしたらラブプラスバージョンのDSiLLはプレミア必至だろうから何とか手に入れて転売してぇなぁとか、当日2ちゃんねるやツイッターの盛り上がりを横目で見たいから忘れずに目覚まし掛けとこうとかその程度しか言えませんが、ファンからしたら、

 ドラクエやFFやポケモンやモンハンなんざメじゃないビッグイベント

であることは間違いないでしょうね。そんないわゆるビッグタイトルに勝るほどのソフトが存在する。その時点で既に内側の人は勝ち組なんだと思います。いや冗談抜きでホントに羨ましい。僕もそういうソフトに巡り会いたいです。いやホントに。ホントだって。

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2010年4月 6日 (火)

新PCについて~その2~

まだ届いてないのだけど、買ってからしばし時を経て落ち着いたのでちょっと冷静に考えてみる。「落ち着いた」と「冷静」という同義語を並べて使うあたり頭の悪い人みたいだけど、それに気付いてなお書いてしまうあたり、でもってそのくせそのスタンスを貫き通せずにこうしてウダウダと言い訳するあたり、ただ頭が悪いだけじゃない「小心者性」っていうの?人間の器の小ささっていうの?あ~また同義語を並べてる。つかこれは確信犯なのか!?

これはもうブームというくくりで自らを納得させることにした。買ったPCのスペックと価格のバランスに関しては、
※中古ゆえのトラブルおよびトラブルに対する懸念を除けば
どう考えても後悔の余地はなく、実際メインPCがやや調子が悪い時があったり、サブPC(ペンティアムの1.3Ghzくらいだっけか)もかねてから「電源切ってもコンセント抜かなきゃ数秒で再起動しちゃう元気者」なところや、「今どきWIN98SEが入ってるってのはそもそもどうなのか」みたいなところを鑑みると、やはり「頃合い」というのはあるだろう。

ただ、

確かにJ太に言われたように、「何に使うのか」の答えが「ベンチマァァァァク!!!変身!」では説得力に欠ける。自分に対して正直弱い。もし「新しいコンテンツ」に触れたいのなら、Physxの効いた体験版より、PSP3000やDSiウェアの方が遙かに身近だし、価格的にも

 9万あればよっぽど揃う

のも事実。ただもう一台PCが欲しいだけなら、何もGTX285にするこたぁないのだ。39800円くらいのコアi3に1万円のGTS250を載せた5万円PCだって普通以上には使える。ぶっちゃけ今のメインPCよりもハイスペックなのだから。

 ただそれはやはり退化でもある。

「道具としてのパソコン」を考えれば、確かにそれで十分だが、

 あまりに夢がない。

360を買ったときもPS3を買ったときも、そこには間違いなく夢があった。新しい次世代のアーキテクチャ上で群雄割拠するカブキ者たちとの出会いがあった。Wiiでは所詮ダメなのだ。レギンレイブは面白かったけど、ぶっちゃけヒット率は低いじゃんか。

バットマンアーカムアサイラムの記事で、Physxのオンオフによる違いを見ただろう?確かにこれならエフェクトが派手な方がいいと思っただろう。Geforce6400の頃は「諦めるしかなかったモノ」にGTS250は橋渡しをしてしまった。見えなかったあの娘の顔が見えてしまった。歩み寄るしかないじゃないか。ましてや今回は「近道」が唐突に見つかってしまったのだ。歩き出した後その道には落とし穴がいっぱいだったことに気付くかも知れないし、近づいてみたら思ったよりかわいくなかったことを知るかも知れない。それでも、

 夢は見られる。

最初にブームって書いたけど、趣味とかお金の使い道ってのは基本情熱とのバランスだと思う。「熱くなって使えるウチは使えばいい」と思う。ふと冷静になって「これって無駄遣いじゃ・・・」って思ったらそこからは無駄遣いになるけど、それまでは「幸せの渦中」にトリプルアクセルをキメていればいい。リアルな話をするとするなら、今我が家で一番需要があるのがPCなのだ。僕も長男も娘もみんなが使いたがる。コンテンツによっては狭いPCの前に3人が群がるように肩を寄せ合うことも少なくない。世知辛い世の中になんとコミュニケの取れた家族なのか。

 PCは絆でもある。

言い過ぎか。

ただここに来て新たな懸念も浮上した。新PC設置に関してかみさんが、

 「じゃあついでに部屋を片づけてカンナさんが入れるようにしてよ」

今のPC部屋はあまりにもコード類が多い。あまりにもコード類が多い。コードギアスってコード類が多い中二男子の話?「ギアス」のどこに中二要素があるのかという気はするが、とにもかくにも、

 カオス

なのだ。気軽に言ってくれるというか、そうなってくると抜本的な配置換えを余儀なくされるというか、

 引っ越し並に大変なんですけど。

って感じだ。

ただ正直PCの後ろに窓があった方がメンテがしやすいよなぁという思いがあるのも事実なんだよね。もっと言うと側面も空いててくれればそれに越したことはないというか、とにかくグラボやメモリやHDDの増築、換装が「面倒過ぎる」。特にこの新PCは遠くない将来電源を交換する可能性が高いわけで、

 だったらこれを機に窓の前にPCを設置することは出来まいか出来まいよ。

というわけなのだ。っていうか今は32インチのブラウン管が窓の前にあるのだけど、

 これはこれで360のケーブルやディスプレイ設定スイッチをいじりやすい

んだよな。
※古い360はメインの映像出力端子からD端子とコンポジットが二つ出ていて、我が家ではそのどちらも使っている。ただD端子を使うときはその根本にあるスイッチをHD側にしなければならず、テレビやモニターが取り合いになりがちな(どこが暖かい家庭やねん)我が家では変更可能なセッティングは不可欠なのだ。

 まぁ無理だな。

大体PCなんてものは「届いた日から数日はそれにかかりっきりになりかつ著しく体力と精神力を消耗した挙げ句グッタリしまくれる」メカ。その上で引っ越しとかマジ無理だし。大体サブPCの中身も「使える状態で」新PCに移動しようってのに・・・。

余談だけど今メインPCがWindows7の人ってどのくらいいるんだろうね。ウチの読者様で。こないだJ郎のPCで7触ってみた感じでは、

 ビスタよりずっとわかりやすい

印象はあった。っていうか、ビスタの場合は、

 エクスプローラが開けずに心が折れた。

ので、そうそうエクスプローラと言えば、

 ウインドウズキー+E

で起動出来るって皆さん知ってました?常識?僕はつい最近知りました。でも慣れてないのでそのショートカットは使えませんが。

ともかく、

レゴしかりポケモンカードしかりプラモも一応しかりかな。テンション上がって「ガーッ」とお金を使いたくなるコンテンツというのはあるモノなのです。それが今回はたまたまPCになっただけというか、

 そんなこと言って正当化されると思うなよ

って感じではありますけどね~。

ちなみに今の時刻は3日夜11時半。明日明後日は大阪仕入れなのでちょっと書きためているわけです。6日には新PCが到着予定。無事に起動できるところまで持って行ければいいのですけど、、、果たして!

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2010年4月 5日 (月)

ミュージックジャパン

大阪仕入れの夜おもむろにテレビを付けたら水樹奈々が出てる。この時間は普通に仕事中なので、テレビを見ることはまずなく、こんなところにこんな有名人が!っていうか、なんだろこの感じ、、、

水樹奈々って別にそんなに好きじゃないどころか、

 ぶっちゃけ一曲も知らない

し、それどころか、

 何の役をやってるのかすら知らない

のだけど、この人に関する熱量って在りし日の椎名へきるを思い起こさせるっていうか、ぶっちゃけへきる氏に関しても自分あんましアニメにべったりな頃の人じゃないので、

 R-TYPEファイナルのエンディング曲

くらいしか知らなかったりはするのだけど、なんかこう、

 テレビで見かけると儲かった気がする

のはまぐれもなくあったりするんだよな。なんでだろ。あんまし見ないからかな。

で、MJでは生で曲紹介をしていたのだけど、
※メインMCはNHKアナウンサーと関根麻里氏。つか関根麻里氏も結構面白いんだよな。この子ってなんか、

 笑顔が上手

じゃないですか?ホントに笑ってる様に見えるというか、ホントに幸せそうに見えるというか、なんか父親の「良い影響」が出てる感じがして、テレビで見かけるとちょっと嬉しくなる。ちなみに誰も興味はない話だとは思いつつも、

 水樹奈々より関根麻里の方がかわいいとは思う。

そう、水樹奈々って今日見てて初めて知ったけど、

 歯並びが驚くほど悪い

のな。今までは、

 目が△

ってことと、

 目の中にライトがスゲェ映り込む

子だなぁという、あ、もちろん声とかは凄いと思いますよ。本気の本気でプロの声優、それも人気実力とも最高レベルでしょ、ぶっちゃけ。ヘキサグラムで声優比較したら間違いなくベスト10には入ると思うもん。

 そうか!声優だから見られて嬉しいのかも。

水樹奈々に限らず、男性女性問わず、声優が画面に出てくるとちょっとテンション上がるんだよな。「ケータイ大喜利」とかで日高のり子とか鉄板だけど古谷徹とかも嬉しいもんな。それでかも。

で、見てたらAKB48がデビューからの歴史と共に出てきて、しみじみ見入ってしまった。ぶっちゃけにぶっちゃけトークしちゃうけど、

 AKB48ってやっぱかわいい。

「!」を付ける感じじゃなく、ナチュラルにこの子達はやっぱかわいいな、と。さすが尊敬する秋元康先生の教え子達だというか、

 制服の使い方が凄まじく絶妙

毎回曲ごとに違う衣装で歌ってるってこと以前に、テレビやステージで着てる衣装は全て
「彼女たちのリアル制服」じゃない

わけじゃないですか。みんな同じ時もあるし、ほぼ全員が全員少しずつ違う時もあるんだけど、これって完全に「ステージ衣装」なわけじゃないですか。

 でも凄く似合ってるし、かわいい。

重要なのはそこなんだよね。「似合っていてかわいい衣装を着せた女の子を大量に画面に出す」という「仕事」に改めて感服したというか、ひとりずつだと「ただの制服を着たかわいい女の子」なんだけど、「コーディネイトされた衣装としての完成度が高い制服を着たたくさんの女の子にしっかり踊って歌わせる」と、それはもう、

 商売として十分過ぎるコンテンツたり得る。

主客層がどの辺なのかわからないけど、少なくともアラフォーの僕らにはDNAにおにゃん子が刷り込まれているし、そもそも「制服」もしくは「制服ライク」というキーワードは誰しもが通った若かりし頃をフィードバックさせる。今の自分の腹が出て髪が薄くても、テレビに映る彼女は自分が学生時代好きだった女の子(実際はそれ以上のクオリティ)がまっすぐ自分に笑いかけてくれる。

曲的にはデビュー曲なのかな「会いたかった」は最初聴いたときも「いい曲だな」って思ったけど、今改めて聞いても彼女たちの曲の中では頭ひとつ抜けてる感じ。あとは「大声ダイヤモンド」かな。最近の使い捨ての曲と比べるとサビ以外も丁寧な気がするし、わかりやすく力強いメロディが懐かしさと暖かさを感じる。おっさんに訴求する気がするのは僕だけかなぁ。
●大声ダイヤモンド
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4849615

 ただ、

 当然誰が誰かはわかりません!

ひとりスピードの上原多香子みたいなのがいるなぁとは思ったくらい。

番組は他にPerfumeが出てたり、あそうそう、「NYC」ってジャニーズの3人組も出てたな。これはこれでAKBに負けず劣らず感心するんだよな。

 この永遠のマンネリに。

3人は青と赤と黄色の衣装を着てたんだけど、「青は顔が怒ってて男前」「赤は微笑でセンター」「黄色は笑顔満開」ってのも凄くわかりやすい戦略。まさにサンバルカンかってくらい「ガチ」で「マニュアル通り」。でもこれが、次々に安定したヒットを飛ばし続けるジャニーズの答えだし、AKBに負けず劣らずのマーケティングが込められているのも間違いないわけで、、、。

ただ、バックで踊ってた子(ジュニアだと思うけど)に一切カメラが飛ばなかったのはちょっと「ふーん」って思った。顔が認識出来るカットがひとつもなかったというか、もう完全に、

 踊りの練習と本番の慣れ

みたいな?だから今日晴れて「期間限定ユニット」から「通常ユニット」にシフトした3人も、

 スゲェ踊りが上手い。

曲も「勇気100%」で僕ですら知ってる曲だったから二重に上手いと思ったんだよな。ただ、MCでしゃべってた、

 小さなお子さんにも踊って欲しい

そりゃ無理だと思った。あんな回転しまくりでアクティブ過ぎるダンス、、、ピンクレディー全盛ですら無理だぜよ・・・。

何にしても結構楽しめた音楽番組だったというか、番組の最後に、

 このメンツで今日からスタート

みたいなコメントがあったのにはちょっと吹いたけどね。水樹奈々今日からなのかよ、Tみたいな(^^。

あ~でもAKBのPVとか綺麗なのちょっと欲しいな~。誰が誰かわからなくてもいいから、「カワイイ子がちゃんと練習して制服で大量に踊ってる」ってのはやっぱスゲェとシミジミ思った次第です。アイドリングとかもそうなのかな。つか、

 これなら世界相手に商売出来るって秋本先生が考えるのも無理ないクオリティ

だとは思ったね。ぶっちゃけ国内では僕らみたいなアラフォーがジャストミートだろうけど、
※聖地がアキバだし。
海外的には、「日本の制服文化に憧れるティーン、もしくはそれ以下」の女の子に十分訴求出来ると思った。美的感覚はもちろん国柄があるけど、

 これだけ大勢いればどこかにフックする

という気もするし、曲ごとに衣装が違えば、どれかをカワイイと思うってのは十分あり得る話だし、もっと言えば「どこかに一度フックしさえすれば他のパーツも許容し始める」可能性も高いと思うしね。曲の善し悪し好みは後から十分補填出来るでしょう。あ、これは以前お話した、

 AKBのような「大量の女の子が歌う」というプロジェクトを秋本先生が輸出しようという「商品」の話

であって、そのものズバリAKBが海外進出というわけじゃないです念のため。つか、

 外人の女の子、例えば「マン島のベッキー」みたいな女の子が大量に制服着て歌ってたら、日本人だって絶対フックしちゃうと思うんだよね。それと同じことです。っていうか、

 ヘタしたら黒人とかでもかわいく見えてしまうかも。

これは差別の話をしてるんじゃないですよ。美的センスと経験則から、日本人には黒人があまりかわいく映らないのは仕方ないじゃないですか。

 でもこのシステムならたぶんそんなことない

と思うわけです。いや、まぁわからないですけど。

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2010年4月 4日 (日)

パソコン衝動買い!

さらりと書いたが、心の中では「角ゴシック50ポイントボールド」くらいの勢いで叫びたい。つか最初に書いておくべきことは、

 中古だけど!

っていうかぶっちゃけ中古であることを知らずにオーダーを掛けてしまったのだけど、正直届くまで不安がないわけじゃないんだけど、もっと言うと具体的な不安材料がなくはないんだけど、

 衝動買いに足るスペック

であったことはここで声を大にして伝えたい。ああ伝えたいとも!

●クリス衝動買いPC

・CPU Core i7 860 2.8Ghz

・グラボ NVIDIA GeForce GTX285 1GB

・メモリ 4GB DDR3 SDRAM PC3-10600/2GBx2

・HDD 1TB

・マザー P55 Express チップセット ATX

・ケース ミドルタワー

・光学ドライブ DVDスーパーマルチ

・電源 550W静音電源

さてさてこのようなスペックを見てピンと来た人もいるかも知れません。そうですこれはズバリ、

 ドスパラのガレリア

なんですよね。もっと言うと「ガレリアXF」。それの中古なわけです。OS込み129980円送料込み
http://www.dospara.co.jp/5goods_pc/pc_bto.php?h=g&f=g&m=g&mc=1155&sn=64&vn=1&lf=0

このデスクトップのケースのみ同価格の「YM」タイプにしたもの。っていうかそもそも僕がこれを中古だと気付かなかったのは、ほとんど毎日のように「欲しいな~欲しいな~ママこれ買って!」とヨダレ垂れ流しで覗いていたPCそのものだったからです。RADEONだったら5870か5850がいいけど高いし、Geforceなら今250なんだから最低でもGTX260がいいよな~。CPUはi3の530でも悪くはないけど(正直違いがわからないし)、i3のデスクトップはどれも「350W電源+良くてGTS250」しかBTOがない。それじゃあダメなんだよな~。今後強化のしようがないし、、、。

と唸っていた矢先に「i7+GTX285」の組み合わせ。正直最初見たページには電源が書いてなかったけど、まさか動かないモノを売るってこたぁないだろうと、

 朝9時にメールを見て、9時5分に決断し、9時9分にオーダーした。

財布の中には6万7000円。かみさんにおこづかいを前借りすれば十分買える。そもそも、

 残り個数1

ってのが僕のパトスにファイアータッチ!「ヤベェこれはもう今買うしかない!」こんなに焦ったのは数年前のフランスのDIYレゴで買った#8880テストカーとエミュのMAME.DKに初めて行った時以来か。いやそれはオーバーか。

とにもかくにも即断即決衝動買い。決して安い買い物ではないが、どう考えても安い買い物だ。どこをどうひねってもこのスペックでこの価格はありえない、、、あ、まだ価格を書いてなかったっけ?

 送料税込み 89800円也
※OS抜き

ぶっちゃけOSは1万なので、実質新品より3万安い計算。つかドスパラの正規ガレリアと比較してるから「3万安い」だけだけど、他社製品と比較したらその差はもっと広がる。マウスだったらHDDが1TBから500GBにランクダウンして129980円(OS込み)だし、GTX285かな~と思ったらCPUがフェノムだったり、価格が159980円だったりと、しみじみするほど安いのだ。例によって価格ドットコムでザックリ値段を調べてみても、、、

・i7 860 26100円(送料込み※ちなみにAMAZONの中古マーケットプレイスでは昼間24500円ってのがあったんだけど、今は売り切れてた)
・GTX285 29800円(玄人志向
・DDR3 2GB×2 9869円(送料込み
・HDD 1TB 7100円(送料込み
・マザー P55 13600円(送料込み
・DVDマルチ 2752円(AMAZON送料込み
・電源550W 5920円(AMAZON送料込み
・ケース ※こればっかりは価格がわからないけどさすがに3800円のヤツよりは良さそうに見えるので暫定5000円

締めて、、、100141円!
※OSなし

これはあくまで価格.comを参考に、ほぼ最低の商品、最安値の構成で自力で組んだ場合なので、細かなエディション等でガレリアとは違う可能性も高いし、もちろん新品なのでその点でのバリューもあるから単純に「買ったヤツのが安い!」というつもりはないのだけど、

 少なくとも同じ構成で組めば10万はする。

という事実は事実。つかドスパラが12万っつってんだからパーツ単位でももちっといいものを使ってると(希望的観測も含め)思いたいってのも本音だけど。

しかし今こうして穏やかに「いい買い物をした」と自慢げに話すうすら寒い愚か者も、朝9時半の時点では全く様相を異にしていた。なぜなら、

 その時点ではまだ電源が載ってるかどうか未確定だったから。

購入を決定してオーダーした後何げに目に飛び込んできた、

 「バッテリーにチェックが入ってない」

事実。ドライバCDや電源ケーブルにチェックが入ってるのに、バッテリーにないというのは、、、確かにリストに「電源○○W」の文字もない。

 まさか!中古だからって電源載ってないとかぁ!?

僕は家を9時7分には出なければならない。しかし前述の通り購入を決断したのは9時9分。既に2分オーバーだ。だがこのチェックボックスだけは非常に気になる。でも仕事には行かねばならない。

 途中何度か電話するもベル鳴りやまず・・・。

結局開店が11時ということで、無事連絡が付き、相変わらずも親切な対応にとても満足しつつ550Wが載ってることを確認。ついでに

 「これで大丈夫なんですか?」

 「正直言ってHDDとかを増設したら厳しいかも知れません」

というお話も。非常に増設しそう。あと地デジボードもすぐにとは言わないけど増設しそう。メチャしそう。つかする。間違いなくする。しまくる。

ただ、それ以外の点では、例えばこのPCはメーカーに貸し出したりしていたモノで、一般の消費者からの中古ではないという点や、そこでの不具合がなかった点、今売ってるガレリアXFとの違いはケースだけという点などもわかり、かなりスッキリする。で、電源も、マザー交換とかと違ってXPや7の認証で「オイコラ!構成変えやがったな!」と文句言われたりもしないらしいので、とりあえずOSを入れてある程度おこづかいに余裕が出来てから電源だけ自分で交換すりゃいいかという結論に至る。
※ちなみに候補は↓
●CMPSU-750TX TX 750W
http://kakaku.com/item/05901411113/

---------------------------

しかし楽しいわけですよ(^^。とにもかくにも「安くてイイモノが買えた」ということしか今はないですから。まだ届いてないから不具合もわからないし、中古だから耐久力に問題がある可能性もありますがこれまたしばらく使ってみないとわからない。今はまだ、

 ワクワクしてるだけでいい。

から凄く楽しいです。初期設定とか「ド」面倒ですが、とりあえずまだ届いてないから実感はないし、とにかく「速いんだろうな~」ってだけです。親戚のJ太に「そんなスペック何に使うの?」って訊かれましたが、

 「そんなのベンチマークに決まってるだろうがっ!!!」

って答えてやりましたよええ。今だから告白しますが、GTS250を買ってその話を書いた時、何名かの常連さんに「精神的敗北感」を植え付けられました。
※念のため申し上げますが怒ったり恨んだりとかじゃないですよ!(^^;。ただ自分が勝手に悔しかっただけです。

 「いつか見返してやりたい・・・」

でも先立つものはない。たかが3万円されど3万円なのだ。9万円はデカい出費だが、12万が9万になったというのは、6万が9万になったのとはワケが違うのだ。つか、

 来る前に既にかなり満足してる自分がいる、、、。

結果ベンチが伸びなかったらそりゃ切ない気持ちになるだろうけど、今はまだソレ見てないから大丈夫。今の僕には過ぎたスペックなのは百も千も承知の上。ただ一つ言えるのは、

 「そのパソコンを使ってでしか出来ないこと」の中に、友人知人に「スペック比で非常にお買い得な一台を買った」という自慢が間違いなく入っている

ということだ。ぶっちゃけ既に2万円分くらい元は取っているのだ。

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2010年4月 3日 (土)

○○離れ

30日の夜やってたさんまと所ジョージの番組内で登ったネタ。若者の「○○離れ」が進んでいるというわけで、なかなかに興味深かった。

お墓、家、CD、旅行、ガム、外食、車、酒、バイク、ブランド、百貨店、TV、活字、風呂、ギャンブル、献血、スポーツ・・・

実際はもう少しあったのだけど、録画していたわけじゃないのでこんな感じ。なんかこれって、

 スゲェ俺なんですけど(^^;

該当するのが多すぎて怖いくらい。つか該当しないのは、、、家くらい?つかこれも僕自身の希望で今のマイホームが存在してるわけじゃないから、実質全て該当してると言っても過言じゃない。

 もちろん僕が今の若者と同様の嗜好であることを誇っているわけではない。

むしろ、

 これはちとヤバくね?

と思ったりするほど。

中にはブランドや海外旅行、車など、別段「張る必要のない見栄」を張るパーツに関しては、どうということはない興味ナシで問題ないかなぁと思うのだけど、お墓とか活字とか献血とか、、、うーむ。つか「ガム離れ」って、、、ゴールデンの番組で取り上げるほどのことか!?とは思った。

でも一方では、「まともになってきた」という意見もあったりしたんだよね。確かに無駄遣いと言えば言えなくもないもんな。お酒とか百貨店とか外食とか。車だって「エクステリア(見た目)よりインテリア(居住性)」にウェイトが置かれ始めてるって話も見かけたことがあるし、番組に出てた若者も、「ドライブは行きたいと思うけどレンタカーでいいし」って割り切ってたりもした。実際「他人より速く車を走らせる」ことに何の意味があるんだろうって話はあるよね。別にゲームでいいじゃないの?とか思ったりしなくもない。きょうびゲームだって見ず知らずの人と競い合えるわけだし。

で、番組では軽く流されたけど、逆に「離れてない」コンテンツには何があるだろうと自分なりに考えてみた。
※番組で取り上げられたものも一緒に書いてみた。

携帯、ネット、ゲーム、映画、漫画、アニメ、コスプレ、コンビニ、家電、ディズニーランド、家族、友達、恋人、エロ、写真、ジャニーズ・・・

こんな感じかなぁ。あと番組では酒を飲まない男子が「スイーツ」に流れてるなんて話も取り上げられてた。「休みの日に男二人でケーキを作る」んだと。なんじゃそりゃと思う反面、そうなのか、と思ったり。

あとルームシェアとかで、リビングや洗濯機、トイレ、風呂、キッチンを共有して、自分の部屋は寝るだけみたいなのも凄く流行ってるんだとか。ふむふむ。

要するに「コミュニケーション」「コミュニティ」の優先順位が上がってきて、そこでは見栄やプライドやもっと言うと「お金」の価値が下がってきている。「食うに困らなければいい」という価値観は、生活水準の向上を目指さないということで、「それをよしとする」人間が集まると、その価値観に正当性が生まれてしまう。

 結構怖い。

自分がそうだから気付きにくかったけど、これは結構先がない話のような気もする。さっき「まとも」と書いたけど、それは「適応」や「順応」の上でのまともであって、「進化」や「成長」という言葉を掛け合わせた場合、むしろ「異常」な気がしなくもない。だってがんばらないんだもの。スポーツもギャンブルも競争心あってのことだし、車、バイク、ブランド、家だって「得られるステータス」がモノを言う。献血やお墓は自分とその周囲の人間だけ幸せならそれでいいという、「広範囲の幸福」を否定する発想だし、旅行やテレビに対する乖離もまた世俗からの距離感を感じさせる。ネットは即時性に優れる一方で、「自分の好みの情報しか集めなくなる」という自己中心的な価値観を助長させると言えなくもない。

 そして自分もその一人。

うーむ。

ただ、こうしてブログを書いていてもたまにコメントを下さる方がいるように、繋がりというのはやっぱり嬉しく、楽しく、大切なことだよなぁとは思うんだよね。なんか「江戸時代の長屋」のような、「まんが道のときわ荘」のような「絆」がないがしろにされているわけじゃあ「全くない」。むしろ人間は一人では生きていけないことをより多くの若者が認識しているという見方もある。

でもそれだと経済的には結構困ったことになる。要するに全員が全員ユニクロでいい、コンビニで十分ということになると、より良い物が開発されにくくなる。より良い暮らしを志向しなければ、より良い暮らしが出来るようにはならないし、その為に従事してきた人たちは働き場所を失うことになる。ことはそれほど単純じゃないのかも知れないけど、全員が「中くらいでいい」と満足しちゃうと、その中くらいの中で今度は上の方と下の方が出来て、そのまた中くらいでいいってことになると、、、

 どんどん水準は下がっていく。

水準とは支払いと収入の水準であり、それは自らの給料にも当然フィードバックされうる、、、とか思ったりもするのだけど、どうなんだろ。

番組では今中国が凄いバブル景気に湧いているって話題もあったんだけど、親の金で毎日仕事もせず遊んでる連中と、食える程度に働いてこれまでバリバリに働いてきた層からしたら質素な、それでも本人達は全然不満のない生活をする若者は、実はそれほど大きな開きがない気がするんだよな。どちらも「上を目指さない」という共通点においては。

とりあえず「○○離れ」の中に「服」ってのがなかったのが救いだと僕的には思っております。ウチはユニクロじゃないから世の中の流れ的には厳しい側面も多々あるけど、出来る限りがんばっていきたいとは思ってるんですよ。これでも。

以下余談

さっき書いた「離れ」と「離れてない」についても少し書く。

CDからは離れていてもiPodを始めとして「音楽」からは離れてないんだよね。ガムは食べないけどお菓子はきっと食べてるし、お酒は飲まないけど飲み物自体は何らか飲んでるに決まってる。着眼を変えれば「減ってる物の対極で増えてる物」に注力すれば、それは成長が期待できる分野、ということも言えるとは思う。

漫画だって、週刊漫画雑誌が売れなくなったって話を聞く一方で、ワンピースは過去最高の初版冊数だったわけでしょ?ドラゴンボールよりも初版が多かったってことは、それだけ「漫画をコミックを買って読む層」自体は少なくないってことじゃない。愛地球博が凄い人数集めたり、コミケやワンフェスも相応に盛り上がってることを考えると、完全にインドアが勝者であるというわけでもない。

ウェブカメラの「覗き見感」はブレイクしなかったけど、ツイッターのように「時間そのものの共有感」は凄く求められている。一人でいることは凄く怖くて、でも相手は恋人じゃなくてもいい。もっと言えば家族でもいい。それが父親や母親に対する「並列な距離感」を産み、一昔前とは異質な「家族の絆」を形成する。写メとかプリクラとかの盛り上がりは今でも一時期ほどでないにしても連綿と息づいてるんだよね。だってそれが全てって子がいるんだもの。

案外、全寮制の工場で年齢差±3歳とかの括りで仕事をさせたりするシステムがあれば、結構な低賃金でも強力なモチベーションを持って高い労働力を確保することも可能かも知れない。小中学生の学校離れ、校内暴力が叫ばれる一方で、ウチの子供みたいにしょっちゅう友達が泊まりに来たりするライフスタイルもあるわけで、

 まぁ仕事場を遊び場と勘違いされる可能性もあるか。

とは思うけどさ。

何だかよくわからなくなってきたけど、要するに、

 僕は今時の若者(中身に関してのみ)だった。

ってことが言いたかったわけさ。風呂嫌いだし。一応▲▲つけとこう。

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2010年4月 2日 (金)

ブランニュータイトル

続編のにおいが一切しない、ファミ通で言うところのルーキータイトルの中で、自分にフックするようなのはないか物色してみる。最近の傾向として業界の流れが自分の嗜好とは全く別方向へ転がっているような気が多々していたので、「そう言うタイトル」はほとんど無いかなぁと思いつつではあったのだけど。
※発売中の物も含めてます。

●ヴァンキッシュ

今週のファミ通でも大々的に取り上げられてたけど、プラチナゲームス×三上真司のアクションシューティング?ぶっちゃけ、

 主人公がベヨネッタじゃないベヨネッタ

という風体にしか見えなかったし、自分的にはゴッドオブウォーIIIでもフックしないのに他のアクションアドベンチャーがフックするのか!?と思うので、評価的には全然ピンと来てないのだけど、発売日が近づくにつれ盛り上がる可能性はあるかも。現時点での期待度は☆。

●アッタコレダ

3DSがDSiウェアを動かせるっぽいので、それを買ったらチェックしようかという1本。正直その前にiLLを買ってしまいそうな勢いがなくはなかったのだけど、
※娘も欲しがってるし。
どう考えても3DSの方がバリューが上なのであと1年は我慢する方向で。そうは言っても期待度は★。僕の経験上そんなに「持つ」タイプのソフトじゃあないね。

●ゴッドイーター

きっかけがないままダラダラと時を過ごしてる感があるけど、これも新PSPが発表、発売されたら買うつもりというか、

 その頃には続編がアナウンスされてそう

な気はする。面白いか面白くないかはやってみないとわからないけど、「待てないわけじゃない」ので、続編がもしリリースされなくても新PSP発売時には随分安くなってる可能性はあるかなって感じ。期待度は★★☆。結構高いかな。

●DECIMATION X

桜井さんご紹介の360インディーズシューティング。インベーダーを360で作るとこうなる、、、かな、というソフトで価格は120円。120円でも「合わない」ものにお金を遣うのは愚かなので体験版をプレイしてみたところ、

 思った以上に遊べ過ぎちゃって1回でお腹一杯に・・・

雨あられと降り注ぐ敵弾と、地味に強くなっていく自機。淡々と面が進んでいくので「2回目」をやりたくさせるモチベーターに大きく欠ける。これを買うなら「SHOOT№1」だっけ?あっち買った方がいいかな。と言ってもたぶん無駄遣いはしないけど。

全然関係ない話だけど、今日久々にトイザらスに行ったら、驚くほど欲しい物がなく、ワクワクもほぼなかった。そんな中でちょっとグラっときたのが2頭身のマクロスF食玩(お菓子の入ってないヤツ)。いつもなら絶対買ってたと思うんだけど、今日はなぜか冷静に「いらないか・・・」とスルー出来ちゃったり。やっぱ心の中に「新しいPCが欲しい」とか「新しいPSPが、」「新しい3DSが、」みたいな呪縛があると人間我慢できるもんだなぁと。120円でも同じことです。まぁコンビニでチーズフランクは気軽に買ってしまうわけですけど。

●SPLOSION MAN

スペルが違ったかも。360のライブアーケードで今週だか先週だかで1位を獲っていたらしいということで、体験版をプレイしてみた。

基本は横スクロールのアクションなのだけど、ジャンプにあたるアクションの見た目が「自爆」。自爆で吹っ飛ぶという一点突破のビジュアルがなかなかにバカらしく、アメリカンなら「OH!ハハハハ!イェー!」とバカ笑いしそうな風体ではある。全50面あるらしいが体験版でプレイできる5面でお腹一杯に。つまらなくはないがさして面白くもない。この面白さを1としたらNEWマリWiiの面白さは19くらい。そのくらいの面白さだと思います。つかWiiマリがそもそもそれほど僕にとって面白いソフトじゃないという現実はありますけど。

●二の国

ルーキーではいつも上位だけど、絶対面白くないと思うんだよな。期待してる人はスルーして下さい。僕とは価値観が違うだけですので。なんか情報からは常に「こけられないんだよ」という悲痛の叫びと「どうすれば面白くなるんだこれ、、、」という切なさが響いてくるんですよね。「面白そう」にはプレゼン出来るけど、「面白くする」のは難しいというか。気のせいですかねぇ。

●人喰いの大鷲トリコ

これを買うならまずICOからだろという気が未だにするというか、実際「私的ブランニュータイトル」という括りであるならICOを買うべきなんだろうと思ったり。ただ、プレステ2というハードは今見ると結構しょぼいというか、つねづね言ってる、

 古くなったポリゴンは古くなった2Dより食えない

んだよね。そういう意味ではトリコの方が期待できるのかなぁとか。★★くらいだけど。
●ゼノブレイド

春発売って言ってたけど未だに発売日すらオープンにならないのはどういうわけなんだよ、という1本。「ゼノ」とは言っても中身はMONADOであり、完全に他のゼノシリーズとは関わりがないようなのでこのカテゴリーに入れてみた。

ぶっちゃけもうどういうゲームだったのか印象も薄れているのだけど、モノリスだしそれほど最低なソフトにはならないはず、、、と思う一方でプレステ2のICOに対する印象と同様、

 今更Wii?

という気もしなくもない。最近PCで360やPS3よりも高画質な画面を見慣れてきているから余計そう感じるんだよな。まぁ作り方次第では全然「ゲームは見た目じゃない」って言い切れるんだけど。それでも期待度では結構大きくて★★★ってとこかな。

●ヘビーレイン

先週のファミ通でなんと3人がプッシュ。みずしなさん、伊集院、桜井さんと三者三様ではありつつも、どのプレイヤーも「大人が楽しめる」ことを前面に出してた気がする。

正直しなっちがネタバレしてた内容があまりに僕にとって重すぎて、それだけでもうめちゃめちゃ及び腰になっちゃうんだけど、いつかプレイする日が来てもいいかなぁと心の片隅にはとどめておきたい感じもする。

ただ、こういう「ディティールに凝った面倒なシステム」ってのは意外と旬が短い気もしたりして
※ドリームキャストのルーマニアとかPCエンジンのマンホール、メガCDの夢見館の物語に似た印象を持ったからかな。
買うなら逆に値下がりする前なのか、とも思ったりもするんだよな。期待度は★☆ってところ。

●デモンズソウル

忘れた頃に出てくるデモンズソウル。廉価版もリリースされ、ボチボチ買い時か!?と思ったり、でも意外と重すぎて気楽に出来ないかも!?とも思ったり。冷静に期待度を測ると意外と★★くらいはあるんだよな。

-----------

あとは事実上前作を全くしらないセイクリッド2が候補で★★★くらいなもので、ビッグタイトルと呼べるようなものはない。そう思うとレギンレイヴなんかはかなり「大物」だったなぁという気がするし、もっと遊んでもいいよなぁとも思うんだよね。決してつまらないわけじゃないし。

ただこんなコンセプトで書いておいてなんだけど、やっぱり続編モノの方が安定&安心して期待できるのも事実。モンハン、ポケモンを筆頭に、EDFだって絶対作ってるはずだし、ディアブロIII、直近のドラクエモンスターズジョーカー2、FF14、何を作ってるかわからないけど桜井さんの新作にも期待。この辺りはのきなみ★★★☆以上の期待感があるんだよな。FF13がこけちゃっただけに、何でもかんでも続編なら安心ってこともないんだけどさ。

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2010年4月 1日 (木)

昔の友達や知り合いとの会話

そんなに長い話じゃないです。

今日でも自店に中学時代の同級生が買い物に来て下さったりして、娘さんの学生衣料だったりしたわけですが、そう言うときの言葉遣いとかに一瞬躊躇するというか、戸惑ったりします。

当時は当然名字の呼び捨てで、今はほぼ当然結婚してるから変わってはいるものの、歳をとる課程で女の子を名前で呼び慣れてきていたりして、心の中ではそこはかとなく「さつきちゃん」とか「きよみさん」とか「なおこ」とか呼びたかったりする。
※注:僕の友人にこれらの名前の子は一人もいません念のため。つかそれを念押しする意味があるかどうかははなはだ疑問ではあるけれど。

大人の対応としては当時の名字にサンづけ、女子→男子ならクン付けで呼び合うのが通例のようなのだけど、正直僕個人の価値観として、

 スゲェ嫌。

だったりするんだよね。そのよそよそしさというか、「隔世感」みたいなのが。なんかもう「昔のままじゃいられない」みたいな?「俺たちもうガキじゃないんだぜ!?」的な。

nori君なんかは今でも僕のことを未就学児の頃の呼び名で呼ぶ。僕も同じ。それで何がいけないのかって思う。僕とかみさんは高校のクラスメートだけど、みんな僕のかみさんのことを旧姓の呼び捨てで呼ぶ。何も問題ない。むしろ他の呼び名で呼んだら僕からしても違和感がある。なのに、なんだろ、中学生の頃とか小学生の頃まで巻き戻ると、「呼び捨てではいけない空気」が漂ってしまうのは。

小学校の時の恩師である先生も今校長先生になって他愛ない話をしたり、時仕事の話をしたりする。仕事の話では当然のように「○○くん」と呼んだり、僕も先生に対して通り一遍の敬語、ビジネスライクな表現を使ったりするが、空気が和らげば先生は僕を名前の呼び捨てで呼ぶし、僕もフランクに当時の口調に戻ったりする。友達と比べると割とそのさじ加減がわかりやすくもあるが、一方で、こちらがフランクにしゃべってしまったことが、相手に対して「失礼な印象」を与えてしまっていないか不安になったりもする。親しき仲にも礼儀ありだろう、と思われていないか、先生の方も昔のままの価値観で数十年過ごしてきたわけじゃないだろうって思ったりもする。

でもやっぱりなんかそういうのは嫌だと思う。

久しぶりに話をした友達が妙に違和感のある、たとえて言うなら方言が抜けた東京弁のような口調で話をしたり、妙に関西がかった口調になったりするのはまだしょうがないというか理解出来るんだけど、どこか「友達」が「知り合い」になり「他人」になっていく感じを受けるのは僕だけなんだろうか。いつまでも友達のままではいられないんだろうか。

こないだパソコンを持って訪ねてきたJ郎は同い年だが、育った環境は全く違う。だが、彼が僕の家に来てしばらく過ごした後、「他の連中がクリスんとこ来て感じた居心地のよさみたいなのがわかる気がする」と言ったのは、きっとこの話と無関係じゃないと思う。僕のパソコン部屋はまさに

 一人暮らしの大学生のにおい

が凄くするはずだ。僕は大学生経験がないが、大学生の友達の家はみんなこんな感じだった。手の届くところにいろんなものがあり、散らかっていて、それでいて娯楽密度が高い。家庭を持った人間からしたら既視感と違和感が同時に去来する部屋になっているのだと思う。実際暮らしている僕ですら、

 この部屋はアラフォーで妻子持ちの部屋じゃないよな

と思うもの。まるでリアル中二、もしくは高二の男子の部屋じゃないかと思うもの。当然彼女はいない。

でもそれでもいいかなと思うし、思いたいと思う。ビジネスライクな口調と風体で大人になっていく人が多い中、自分は「そうならずに済んでいる」のなら、それを維持していけたら、その方がきっと僕にとっては幸せなんじゃないかと思うもの。

 死ぬまでそう思い続けられるかどうかはわからないけどさ。

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