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2010年4月19日 (月)

東のエデン

一気に見続けて残すところ最終話のラスト15分というところに来た。何の前情報もなく、ただ「それなりに噂になってるし・・・」という程度で見始めた。

開始早々にスタジオがIGであることがわかり、テンション↓。正直ここの作品で自分にフックしたものはない。が、まぁ食わず嫌いだった傾向があるのも事実なので、
※サマーウォーズのマッドハウスとか。
もしかしたらと見始めたら、、、

 いろんな意味で微妙。

決してつまらなくはないのだけど、とにかくひっぱる感じで話が進むので、見ていてスッキリしない。別段主人公が強いとかヒロインがエロいというわけでもなく、劇中のキャラクター同様に「わからないまま」展開していく。そういう作品、たとえばミステリーやサスペンスタッチのストーリーテリングが好きか嫌いかでまず評価は分かれると思う。っていうか、こういうタッチの話は「とかく高評価を得やすい」傾向があると思うのだけど、僕みたいにファンでもなんでもない、最近のアニメだからって絨毯爆撃で見たりしないライトな視聴者にしてみれば、

 そこかしこにオタク臭がする。

という印象がむしろ強かった。要するに「IGのニオイ」がする仕上がり。当然と言えば当然なのだが。

キャラクターは羽海野チカ。見た瞬間ハチクロの人だなぁと思ったのだけど、僕はハチクロも見てない。見てない輩に「ハチクロ」などと略して呼ばれるのもファンからしてみたら気に入らないと思うが、まぁ気にしない。ただ、こちらも正直

 好みとはズレる。

何がどうという訳じゃないのだけど、ヘヴィな物語に彼女のキャラ(特に男性キャラ)は印象が薄い。具体的に言うと、

 デスノートを20年前のセンスでアニメ化したらこうなる

みたいな手触り。もっと具体的に言うと、

 タッチやみゆきの作画を、あだち充ファンとしては容認できかねる

そういう感じがする。要するに線が太く、鋭さに欠ける。抜き身のナイフのようなきらめきがこのストーリーにはマッチすると思うのだけど、彼女のキャラデザインではどこか柔らかさが出てしまう気がする。同じ話でも小畑健にキャラを書かせてたらだいぶ違ったんじゃないかと思うのだけどどうか。

さっき最終話のラスト15分前まで見たと書いたのはわけがあって、

 これ、続くな・・・。

もういろんな謎とかが投げっぱなしで、絶対ここから収拾が付かなそうな気配濃厚すぎてベッタリこびりついてる感じ。元々原作がある作品だったのかはたまた完全オリジナルなのかは知らないし知りたくもないけど、浦沢直樹のモンスターのように、

 ラストにカタルシスが集約する展開に尻切れはきつい。

20世紀少年とかも全然映画を見に行く気にならず、結局完結してもほったらかしなのは、「そういうやり方に合う作品とそうじゃない作品があるんじゃないの?」というある種価値観によるところも大きい。

 面白くなかった訳じゃないから一気に見たのだけど、

ここからあと15分見終わったらたぶん凄くモンモンとすると思う。ちなみになんでラスト15分を見てないかと言えば、

 仕事に行く時間が来たから。

仕事に行く直前まで見ていた点で、おまえむしろ「スゲェ面白かったってことじゃないの?」と思われるかも知れないけど、ぶっちゃけそれほどでもないです。尺度としては、化物語を10点としたら1.5点くらい。★にして★★くらいです。なんか世界観とか「無理があるのはわかるけど、その無理さ加減がちょっと気持ち悪い感じ」だし。

ファンの人もいるかも知れないけど、とりあえずクリスの価値観に近いような人にはオススメ出来ないかなぁ。つかもし見るなら、第二期が終了っていうか完全に物語りが完結してからの方がいいのではないかと思う次第です。つか、

 あと15分で完全に決着したら笑うな(^^;。

で、

見終わった感想。

・・・これで終わりじゃない、、、よな?

なんだかよくわからないままに煙に巻かれた感じが凄くする。なんか強引にすがすがしくされたというか、、、ただこれだけは言える。

 板津が生きててよかった!

ほかのことはもうどうでもいいかな。つか僕的には板津が一番魅力的だったし。

ただトータルするとそこそこ面白かったかもなぁと評価を★★☆に上げてもいいかとも思った。ショッピングモールにデッドライジングを彷彿とさせたり、各所に20世紀少年やAKIRAやなんだかよくわからないけどいろんな作品のいいとこ取りみたいな部分を感じなくもないけど、それでもまぁある程度ラストで溜飲が下がったというか、第二期までのんびり待てるかもなぁと。つっても第二期も最終話まで放映が終わってからみたいとは思うけどさ。

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