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2010年4月 3日 (土)

○○離れ

30日の夜やってたさんまと所ジョージの番組内で登ったネタ。若者の「○○離れ」が進んでいるというわけで、なかなかに興味深かった。

お墓、家、CD、旅行、ガム、外食、車、酒、バイク、ブランド、百貨店、TV、活字、風呂、ギャンブル、献血、スポーツ・・・

実際はもう少しあったのだけど、録画していたわけじゃないのでこんな感じ。なんかこれって、

 スゲェ俺なんですけど(^^;

該当するのが多すぎて怖いくらい。つか該当しないのは、、、家くらい?つかこれも僕自身の希望で今のマイホームが存在してるわけじゃないから、実質全て該当してると言っても過言じゃない。

 もちろん僕が今の若者と同様の嗜好であることを誇っているわけではない。

むしろ、

 これはちとヤバくね?

と思ったりするほど。

中にはブランドや海外旅行、車など、別段「張る必要のない見栄」を張るパーツに関しては、どうということはない興味ナシで問題ないかなぁと思うのだけど、お墓とか活字とか献血とか、、、うーむ。つか「ガム離れ」って、、、ゴールデンの番組で取り上げるほどのことか!?とは思った。

でも一方では、「まともになってきた」という意見もあったりしたんだよね。確かに無駄遣いと言えば言えなくもないもんな。お酒とか百貨店とか外食とか。車だって「エクステリア(見た目)よりインテリア(居住性)」にウェイトが置かれ始めてるって話も見かけたことがあるし、番組に出てた若者も、「ドライブは行きたいと思うけどレンタカーでいいし」って割り切ってたりもした。実際「他人より速く車を走らせる」ことに何の意味があるんだろうって話はあるよね。別にゲームでいいじゃないの?とか思ったりしなくもない。きょうびゲームだって見ず知らずの人と競い合えるわけだし。

で、番組では軽く流されたけど、逆に「離れてない」コンテンツには何があるだろうと自分なりに考えてみた。
※番組で取り上げられたものも一緒に書いてみた。

携帯、ネット、ゲーム、映画、漫画、アニメ、コスプレ、コンビニ、家電、ディズニーランド、家族、友達、恋人、エロ、写真、ジャニーズ・・・

こんな感じかなぁ。あと番組では酒を飲まない男子が「スイーツ」に流れてるなんて話も取り上げられてた。「休みの日に男二人でケーキを作る」んだと。なんじゃそりゃと思う反面、そうなのか、と思ったり。

あとルームシェアとかで、リビングや洗濯機、トイレ、風呂、キッチンを共有して、自分の部屋は寝るだけみたいなのも凄く流行ってるんだとか。ふむふむ。

要するに「コミュニケーション」「コミュニティ」の優先順位が上がってきて、そこでは見栄やプライドやもっと言うと「お金」の価値が下がってきている。「食うに困らなければいい」という価値観は、生活水準の向上を目指さないということで、「それをよしとする」人間が集まると、その価値観に正当性が生まれてしまう。

 結構怖い。

自分がそうだから気付きにくかったけど、これは結構先がない話のような気もする。さっき「まとも」と書いたけど、それは「適応」や「順応」の上でのまともであって、「進化」や「成長」という言葉を掛け合わせた場合、むしろ「異常」な気がしなくもない。だってがんばらないんだもの。スポーツもギャンブルも競争心あってのことだし、車、バイク、ブランド、家だって「得られるステータス」がモノを言う。献血やお墓は自分とその周囲の人間だけ幸せならそれでいいという、「広範囲の幸福」を否定する発想だし、旅行やテレビに対する乖離もまた世俗からの距離感を感じさせる。ネットは即時性に優れる一方で、「自分の好みの情報しか集めなくなる」という自己中心的な価値観を助長させると言えなくもない。

 そして自分もその一人。

うーむ。

ただ、こうしてブログを書いていてもたまにコメントを下さる方がいるように、繋がりというのはやっぱり嬉しく、楽しく、大切なことだよなぁとは思うんだよね。なんか「江戸時代の長屋」のような、「まんが道のときわ荘」のような「絆」がないがしろにされているわけじゃあ「全くない」。むしろ人間は一人では生きていけないことをより多くの若者が認識しているという見方もある。

でもそれだと経済的には結構困ったことになる。要するに全員が全員ユニクロでいい、コンビニで十分ということになると、より良い物が開発されにくくなる。より良い暮らしを志向しなければ、より良い暮らしが出来るようにはならないし、その為に従事してきた人たちは働き場所を失うことになる。ことはそれほど単純じゃないのかも知れないけど、全員が「中くらいでいい」と満足しちゃうと、その中くらいの中で今度は上の方と下の方が出来て、そのまた中くらいでいいってことになると、、、

 どんどん水準は下がっていく。

水準とは支払いと収入の水準であり、それは自らの給料にも当然フィードバックされうる、、、とか思ったりもするのだけど、どうなんだろ。

番組では今中国が凄いバブル景気に湧いているって話題もあったんだけど、親の金で毎日仕事もせず遊んでる連中と、食える程度に働いてこれまでバリバリに働いてきた層からしたら質素な、それでも本人達は全然不満のない生活をする若者は、実はそれほど大きな開きがない気がするんだよな。どちらも「上を目指さない」という共通点においては。

とりあえず「○○離れ」の中に「服」ってのがなかったのが救いだと僕的には思っております。ウチはユニクロじゃないから世の中の流れ的には厳しい側面も多々あるけど、出来る限りがんばっていきたいとは思ってるんですよ。これでも。

以下余談

さっき書いた「離れ」と「離れてない」についても少し書く。

CDからは離れていてもiPodを始めとして「音楽」からは離れてないんだよね。ガムは食べないけどお菓子はきっと食べてるし、お酒は飲まないけど飲み物自体は何らか飲んでるに決まってる。着眼を変えれば「減ってる物の対極で増えてる物」に注力すれば、それは成長が期待できる分野、ということも言えるとは思う。

漫画だって、週刊漫画雑誌が売れなくなったって話を聞く一方で、ワンピースは過去最高の初版冊数だったわけでしょ?ドラゴンボールよりも初版が多かったってことは、それだけ「漫画をコミックを買って読む層」自体は少なくないってことじゃない。愛地球博が凄い人数集めたり、コミケやワンフェスも相応に盛り上がってることを考えると、完全にインドアが勝者であるというわけでもない。

ウェブカメラの「覗き見感」はブレイクしなかったけど、ツイッターのように「時間そのものの共有感」は凄く求められている。一人でいることは凄く怖くて、でも相手は恋人じゃなくてもいい。もっと言えば家族でもいい。それが父親や母親に対する「並列な距離感」を産み、一昔前とは異質な「家族の絆」を形成する。写メとかプリクラとかの盛り上がりは今でも一時期ほどでないにしても連綿と息づいてるんだよね。だってそれが全てって子がいるんだもの。

案外、全寮制の工場で年齢差±3歳とかの括りで仕事をさせたりするシステムがあれば、結構な低賃金でも強力なモチベーションを持って高い労働力を確保することも可能かも知れない。小中学生の学校離れ、校内暴力が叫ばれる一方で、ウチの子供みたいにしょっちゅう友達が泊まりに来たりするライフスタイルもあるわけで、

 まぁ仕事場を遊び場と勘違いされる可能性もあるか。

とは思うけどさ。

何だかよくわからなくなってきたけど、要するに、

 僕は今時の若者(中身に関してのみ)だった。

ってことが言いたかったわけさ。風呂嫌いだし。一応▲▲つけとこう。

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コメント

TV離れということでは、
個人的にはすごくおもしろいTVはお金を払ってでも見たいけど、
そこそこおもしろいTVは、無料でも「もう見なくていいや」って感じです。
それなりに年を取ると自分の趣味とか好きな事に使える時間って
実は意外に残っていないという事を、まだ漠然とですが意識します。
そうすると、そこそこの事に時間を費やしてる場合ではないな、
と思ったりするのです。

投稿: nao | 2010年4月 8日 (木) 13時22分

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