ヱヴァンゲリヲン新劇場版-破-ブルーレイ
凄かった。
まだ凄かった。
途中正直言って「劇場で見たときより5割減だな」と思っていたけど、ラストはきっちり盛り上がった。ゲオだとゲームは前日に売ってくれないけどDVDとかは売ってくれるらしく、「明日買えるか」を聞こうと思ったら「今買えますよ」と。「じゃあ取っといて」と。
※基本取り置きはしてくれないので、「もし気が向いたらで結構なので」と言ったら「とりあえず現物があるウチは、、、」というニュアンスで取って置いてくれた。まぁ特例ってわけでもないと思うけど。
自分が見たのは23インチほどの小さな画面なのだけど、劇場で見たのと何が違うって、
線が細い。
これはいい意味でも悪い意味でも細い。具体的に言うと、キャラクターの描写は輪郭を中心に細すぎて、印象が薄くなる感じ。マンガのキャラの輪郭にGペンを使って抑揚と強調を演出するのと同様に、映画館の、スクリーンに投影された「ややボヤけているがその分太くも見える」画面と比べてどうしても頼りなく映ってしまう。「覇気」という表現が適切かどうかわからないが、音響に関しても三菱のPC用モニターに付いたへっぽこスピーカーでは伝わる物も伝わらない。
ただ、例によって例のごとく、
電線、電柱はビウリホ。
ここはやはりフルHDの威力が十二分に炸裂し、線の細さが非常に効力を発揮する。「2.22」を謳っている分その場面が全て劇場版にあったのかどうかを今ここで語ることは出来ないが、
※僕が覚えているはずがないので。一部を除いて。
ここまで繊細な印象を受けた記憶はない。正直言って背景描写に関しては「序」の方がむしろ印象に深いほどだった。
「2.22」ということで多少なり上乗せ、改変されている箇所があるはずなわけだけど、そのほとんどは気づかなかったというか、ヱヴァ素人の自分としては正直映画館で見たときも、
アスカは死んじゃった
としか思えなかったのが、今回カットの追加で、
どうも死んでないみたい、、、
ってのがわかった。ファンの方々にしてみれば「何を今更」と思われるかも知れないが、まぁそう思ったのだから仕方ない。
しかしまぁ我ながらいろんなことを容易に忘れているものよ。何でどうして何がどうなったのか。例えば、
「3号機って誰が乗ってたんだっけ?」
そんな無茶な・・・と今なら思うが、見始めたときはもう完全に「そんな感じ」。気持ちよく潔く忘れておるわい。「わい」じゃねぇだろうちょっとそれヤバいだろって感じ。
でもやっぱ映画館で見たときの方が数倍よかったのも事実。冒頭で「凄かった」とは書いたけど、例えば「B100」で凄いと感じる
※「B」はボルテージの略。今僕が作ったテンションの単位
として、映画館がB25000だったのが今ブルーレイで見てB580になっていたとしても、それはもうやっぱり凄いわけです。
一瞬の瞬きすら許さないっ
という自分に対する「枷(かせ)」を強いるような見方をしたくなるほどにそのテンションは昴まるわけなのです。つかそんなヱヴァ破、
まさか封入されたフィルムが、
「ダンボール箱の積まれたシーン」
だとは思わないじゃん・・・。オマエはスネークか。もう少しまともなシーンはいくらでもあっただろうよ、と。せめて電柱とか電線のシーンにしてくれよ、と。つか、
あまりに悔しくてもっといいシーンをオクで落札したくなるほどだったぜ・・・フッ。
って感じ。まぁしないけど。
つかあのフィルム、スゲェはがしづらくて泣きそうだった。っていうか、
こんなシーンなら折れても平気だったよ・・・。
そんなことをつらつらと書きながらブックレットをめくると、
どうやら特典映像とかあったっぽい。
まぁテンションが盛り上がりすぎていてグッタリ(いい意味で)してる僕にはそれらに注意を払うことなど出来ようはずは無かったのだけど、近日中にはそれらおよびコメンタリーなども見てみたいと思った次第。つか、
やっぱヱヴァ面白れぇな。
って思った「Q」もぜひ見に行きたい。っていうか初日の1回目の放映に間に合うように見に行きたい。何とか仕入れとかち合わない日に上映して欲しいというか、
待つよ。ああ待つともさ。
って感じだ。とりあえず甘ちゃんなクリスは前日の10時くらいにしか行けませんが、っていうかヱヴァって席の予約とか出来るのかね。っていうか、
予約開始日がいつわかるのか
の方が気になったり。もっと言うと、
予約開始日を告知する予定日はいつなのか
と二重に待ちわびてみたり。
しかしこの「破」、僕の稚拙な予想では日本におけるブルーレイの売り上げ記録(初動ではTHIS IS ITらしい。世界レベルだとAVATAR。こっちは無理)を塗り替えてくれるんじゃないかと期待しております。いやいやホントにQが楽しみだわい(^^。
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