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2010年6月20日 (日)

龍の忍者

長年見たい見たいと思っていた作品を見る機会を得ると、思わずその衝動を抑えきれないというか、まぁ猫も杓子もDVD化されるありがたさというか、それすらも一時を過ぎてそこそここなれた値段で中古屋に出回ったりすることに感謝というか、

 みんな(ALL)は知らないだろうけど。

という僕らが小学生か中学生くらいの時の映画。折しもカンフー映画真っ盛りで、ブルースリーとジャッキーチェンが築いた流行という名の波に、本気でアプローチというか、「やるからにはそれなり以上の結果を」と作られたのがこの龍の忍者だ。

タイトルからして10人中10人ほどは「忍者龍剣伝」を思い浮かべるのではないかと思うのだが、僕らの世代にしてみれば、それこそ龍の忍者の世界を借りたパチモノ的タイトルだったとも伝えておきたい。

龍の忍者は日本と香港の合作(たぶん)で主役は真田広之とコナン・リー。ぶっちゃけコナン・リーの方は「誰それ?」って感じなのだけど、それは当時も同じ。ちなみにYoutubeのCMはこちら↓
http://www.youtube.com/watch?v=u6y3__SHiP4

もう当時はこの映画が好きで好きでしょうがなかったんだけど、所詮20年以上前の話。今見たら結構しょぼいというか、間延びしてしまって楽しめない可能性も高かったりするのだろうなぁ、むしろ思い出は思い出のままでそっとしておいた方がいいかもなぁと思っていたのだけど、

 いやいやどうして。スゲェ面白かった!

ファンの方には申し訳ないが、七人の侍よりずっと楽しめてしまいました(^^;。

もう設定とか展開とかツッコミどころ満載で、散見されるジョークも流行語レベルの古くさいものばかりなので、正直世代の違う方にはそう言うところでかなり興ざめさせてしまう可能性が高いのだけど、
※僕が見ても結構そうだもの。「バイチャ」とか言われても・・・。

 とにかく詰め込んでる感じがとても良い。

僕の中で最近の映画の指標の一つにダイハード4が挙げられるのだけど、見てる者を飽きさせない、矢継ぎ早でめまぐるしい展開と、これでもかというサービス精神。ヱヴァもそう、所詮映画ってエンターテインメントじゃん?見てる人を楽しませてナンボ、後悔させないためにはどうすればいいのかってのはやっぱ忘れちゃダメだと思うんだけど、

 もうこれでもかと戦うシーンが出てくる。

燃えよドラゴンとかも傑作だとは思うけど、基本格闘シーンは「客寄せパンダ」的に出し惜しみされていて、ジャッキーの映画でも全体的にみれば3回か4回あればいい方って感じ、それもその内1、2回は「負け戦」が通例なのだけど、

 龍の忍者に負け戦なし!

負けて悔しいとか、父を殺されて復讐の鬼とか
※ちょっとあるけどよく言えばウィットに富んだ、悪く言えばふざけ気味の展開がそういう臭いをかなり帳消しにしてる。
ほとんど感じさせない、かなりライトで、それでいて心地いい殺陣を見せてくれる。最近の人でも、カンフー映画がそこそこ好きだって言うなら、ぜひ見て欲しい。序盤から終盤まで戦い通し。でも、

 そこに忍者のエッセンスを混ぜることでよりバラエティ豊かに!

あとやっぱ真田広之がカッコイイ!前々から男前だったけど、この真田広之のかっこよさは、、、どうだろ一番じゃない?ってくらいカッコイイ。以前隠し砦の三悪人の時、「かわいいヒロインがいるから」という理由で評価を上げたけど、こちらはもうカッコイイ主役に魅せられる感じ。まぁとどのつまり僕がミーハーだからってことなのだろうけど。

舞台が400年前の中国だってぇのに当時の流行語がガンガン出てくるので、もし見るなら「そういう覚悟」で見ないとキツいんだけど、冷静に考えるとこれを見ていた当時は全然それを意識しなかったというか、

 そういうシーンがあったことを完全に忘れ去っていた

のもちょっと面白い。「かっこいい忍者の戦いを飽きさせずに見せまくってくれる映画」くらいの認識しかなかった。ある意味流行語ってそういうもんなのかも。

 でもそれでこの映画をスルーするのもちょっと惜しいとも思う。それほどまでに面白いのだ。

ぶっちゃけ当時からこの作品を知ってた人なら多くが「ああ龍の忍者ね、あれ結構面白かったよね」って言うと思う。でも当然ジャッキーやブルースリーの方が好きって人のが多いわけで、だからこそ続編も作られなかったんだけど、

 僕は大好きでしたし、今でもやっぱり面白かったです(^^。

評価は★★★★。いろいろキツいツッコミどころはあるけど、それでもこれだけいろんなバリエーションの戦いを、それも超かっこいい真田広之がジョークも織り交ぜて見せてくれれば許しまくりです。繰り返し流れまくるBGMも頭にかなり残るんだけど、それもなんか当時を思い起こす感じだな。せめて30歳以上が対象になっちゃったりしちゃうかな?

しかし真田広之、こんなに動ける俳優だったんだな。「里見八犬伝」の時にはここまでとは思わなかったよ。

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