ゼノブレイド~その1~
期待度そのものはそれほど高くなかったのだけど、まぁタイミング的に「買ってもいいかな~」という時期でのことだったので、キャンセルもせず、2009年6月4日に予約したモナドを買ってきた。つかレジに並んでた時、後ろの方で慌ただしい気配がする。つか久々に行ったヤマダは、リニューアルオープン前日だったらしく、
どうも在庫一掃的な売り出しがなされていた様子。
自分がいくら払ったのかもわからぬまま、大急ぎでワゴンの方へ向かった、、、のだが、もう既にその時は二人の業者とおぼしき夫婦が、めぼしいものをあらかた漁った後だった。ほぼ開店と同時に入ったのだけど、
やっぱその道のプロには敵わない。
具体的に言えば4台のワゴンのウチ2台分丸々買われてしまった。つかそういう人を前にするとこちらもついテンションが上がってしまうわけで、結局、、、
・パンタグラフ式キーボード 500円
・HDDケース 980円
・ノートパソコン用冷却デッキ 200円
・LANケーブル15m 200円
・メモリースティックプロHGDUO8GB 2500円
を購入。つかぶっちゃけにぶっちゃけ今になって結構な後悔をするハメに・・・。
まずキーボードはエンターキーの右側にロールアップダウンキーが配置されているという極悪仕様。ボリュームの有無だけを確認した自分の愚かしさを呪うと共に、シグマというメーカーに対して今後一切コンピュータ関係のものを買わないように誓う。
HDDケースも、よもや「シリアルATA」ではなく「ATA」仕様だとは思わず、、、っていうかこれってシリアルATAのHDDは動かないんですかね。まぁ最悪新パソの中に入れてしまえばいいので、その時はその時だとも思いますが、、、まぁ失敗。バカな子・・・。フッ。
冷却デッキはまぁ価格も安いし、とりあえずまだ使ってない。LANケーブルも同様。通常価格ベースでは10mで1480円の品。15mもいるかいらないかはともかく、安いから問題ないかな、と。
一番悩んだのはメモステ。そもそも「プロHGDUO」という規格がそもそもどんなものなのか、でもってこの2500円という価格は果たして安いのかとしばらく考え込んでしまったが、まぁもし高かったとしても500円程度だろうし、、、と今検索してみたところ、オクで3500円。風見鶏が4780円。まぁ買っても良かったかなって感じ。つかさしあたりこれといった用途もなく、普通の高速なUSBメモリとしてしか使い道はないのだけど。
・・・ゼノブレイドの話はどうした?
久々のWiiソフトだったので、電池は切れかけているは、操作方法もスッキリ忘れているわだったのだけど、始めてすぐに、
ブラウン管(D端子接続)ではボヤけ過ぎで細かな文字が超読めない。
という不満が爆発。つかHDMIケーブルがないハードにこんな小さな文字を表示させようとする時点で、
モノリス、もうだまされねぇ
と毒舌の一つも吐きたくなったのだけど、せっかくなのでがんばって進めることにする。
つかキャラの風体はどう見ても「松野作品」というか、そのキャラデザインが誰だったのかもよくわからないのだけど、そんな感じ。声優は悪くないけど、ちょっと「子供っぽい」感じもする。ただ、タイトルからデモムービーの雰囲気、カット割りに至るまで、デザイン周りのチューンが、
スゲェFFっぽい
どのくらいとかそういうんじゃなくて、「意識しまくってる」感じ。ということはつまり、解像度の低さ、ポリゴンの少なさが全体的なみすぼらしさを助長してしまうわけで、、、。そのくせ小さいフォントを使うってんだからどうかしてるよ。
序盤は事前情報で見ていた若造ではなく、歴戦の勇者的なレベル20のキャラで機械兵たちを相手にばったばったとなぎ倒し、、、つってもまぁチュートリアル。さくっと終わらせるとなんだか平和な世界にステロタイプなモンスターハント。
最初パーティは二人で、ちょこちょこっと戦いながら最初の町に入るとすぐさま仲間はいなくなり、一時自由行動。マップ上で「ここが次の目的地ね」という場所に行くとシナリオが動き出すが、そこに行かなければ全くそのまま。町民から小さなクエストを受けてもいいし、
※このゲームのクエストの多くは、目的達成時に依頼主のところへ戻る必要がない。目的が依頼主のところへ戻る場合は別だが、例えば「結婚指輪を探してきて欲しい」などというクエストであっても戻る必要がない場合があり、割とどんどんこなしていける。つってもご褒美は経験値とお金、たまにアイテムくらいで、こちらの方も割と大したことないのだが。
自由に大地を走り回っても良い。
フィールドはこのゲームのウリの一つにもなっているように、完全地続きで、Wiiとしてはかなりがんばっている。ただやはりこうした「見せる背景」に関してはスクウェアが一歩も二歩もリードしているのに間違いはなく、どうしても二番煎じな感触は拭えない。
移動速度はそこそこ速く、アナログスティックの傾斜をゆるめれば歩くことも出来る。戦闘開始、コマンド選択などのレスポンスも悪くはないが、キャンプ関係、特にアイテム関係の読み込みは非常に遅く、かなりいらいらさせられる。一方で、フィールドで普通に呼び出せるマップにあるランドマークへは「一切のロードなく一瞬で」飛ぶことが出来たりして、「おいおいメモリの使い方が違うくねぇか?」と思ったりもした。個人的にはワープにロードが入ってでもアイテムやキャンプのレスポンスを上げて欲しかった。
操作に関しては、他にリーダーチェンジや視点変更、装備選択など、
さまざまな面で練り込みが甘く、いちいちイライラさせられる。
基本Wiiリモコン&ヌンチャクをベースに作ってあるためだと思われるが、僕みたいにクラコンでプレイする身としては、やっぱりもう少し煮詰めて欲しかったと思った。
3時間ほどプレイして長男が帰ってきたので1時間ほど交代。その際、ダラダラと説明書を読んでいたら、
プログレッシブテレビへの接続について
の項目があり、一度試みて(三菱のPCモニターとは相性が悪いのかと思って)諦めたD端子接続が、どうもWii側の設定にも影響されることがわかり、あらためていじってみたところ、
無事液晶で表示。
今までもD端子で接続していたのに、、、って感じではあるが、これによって、、、ちなみに液晶であっても、D端子→D-SUB→DVIという手順で変換しているためか(まぁ元がアナログなのが最大の理由だろうけど)、そのままだと全然ボヤけまくり。ただ、この液晶の最大の武器である「超解像」を「大」設定にすることで、小さな文字もかなり読みやすくなった。
これでこのゲームをまともにやれる環境がようやく整った。
整ったのだが、
なぜか凄く頭が痛くなる・・・。
画面内の情報量が無駄に多いためか、ギトギトにシャープなエッジのためか、はたまた半年ぶりに行った床屋が原因か(<たぶんこれ)、とにかくあまり長時間進められないくらいの頭痛に見舞われて、現在ブログを書いてる次第。つかこれだってそう頭に優しいわけはないのだけど、、、な。
ゲームの話に戻す。
自由に動けるようになって、多少スキル的なものを使えるようになって、このゲームの楽しさも徐々に見えてきた。
まず、「キャンプや買い物をしなければロードはほぼ入らない」。所持アイテムは例えば敵から得られる素材
※と言ってもこれをどうこうして武器を作ったりはしない。せいぜいクエストアイテムになるくらい?基本は売ってお金にする。
などなら、確認しただけでも45個までは持てる(たぶん99個まで持てる)し、敵から武器などがポロポロと手に入りまくるわけではないので、それほど逐一店に売りに行く必要がない。
敵はある程度離れるとまた再生するし、もらえる経験値もレベルが上がるごとにどんどん下がっていくが、
※ちなみにレベルが上がると敵の攻撃の命中率もガンガン下がっていく。要するにミスが多くなり死ににくくなる。
スキルを使った「後ろから攻撃開始」の技がとても気持ちよく、
希にレアな宝箱が出る
ため、基本つい倒してしまう。
※敵の種類によっては倒した匹数に応じてトロフィーのような実績ボーナス経験値も入る。
そう、要するに、そのレア宝箱が非常に魅力的という話。
装備アイテムは、無印、スロット、ユニークの3段階があり、スロットにはジェムと呼ばれる宝石をはめ込んで強化することが出来る。
※武具によってスロットの数は異なる。はめたジェムは任意に外すことが可能。
ユニークはスロットこそないが、最初からスロットにジェムがはまっているかのような付加効果がある。当然ステータス的にも魅力的なものが多く、
レア宝箱にはそのユニークアイテムが必ず入っている。
というか、レア宝箱は「ユニークモンスター」
※特定の場所にいる、名前付きのモンスター。ぶっちゃけ見かけのレベルが5だからと言ってレベル10でも軽く倒されたりする。
を倒すと必ず落とす。
が、雑魚でも非常に低確率で落とす。
つかプレイしていて初めて雑魚からドロップさせたのが開始3時間を過ぎた辺り。
ちなみに2個めは開始3時間5分を過ぎた辺り。
今6時間弱プレイしているが、出たのはこの二つだけ。
まぁ何にしても現時点ではジェムを買うことも作ることも出来ないので、
※おいおいできるようになるらしい。
このユニークアイテムはとても魅力的なのだ。
つい戦いまくってしまうのだ。
経験値は一人で倒しても二人で倒しても、ひとり当たりもらえる量は同じ。パーティに合流した時点で既存メンバーの経験値をやや減らしたくらいにはなってた。
※そこから一旦離れたあと合流した場合はわからない。
最初の町の行動半径はまぁまぁ広く、体感で言えばモンハンの密林をシームレスで繋げ、構造をシンプルにしたくらいある。そしてこれが僕が非常に食いついたところなのだけど、
レベル71のヤツとか35のヤツがいる。もちろん雑魚で。
現在レベル15で、35のヤツの次に高い10のヤツを倒しても22しか
※9のヤツを倒しても4しか
もらえないので、ここだけでコイツらを倒せるまで育てることはたぶん無理なのだが、
気持ち的にはかなり前のめりになる。
つい先ほどスキルツリーとアーツと呼ばれるスキルの強化が可能になり、やりようによってはキャラをかなり強く出来そうな気配も増してきた。
ある意味それがとてもFFっぽい
とも言えるが、
※グラフィックはしょぼいが。
何にしても好みなのは間違いなく、当初感じたストレス(頭痛は除く。これが原因じゃないかも知れないし)を踏まえても、
ファーストインプレ評価★★☆
ほどはある感じ。女の子は「ややかわいい」くらいだが、主人公に対する好意を隠そうとせず、声優も普通にフィットしていて魅力はあるし、
※主人公の脚本と声優はちょっと「?」なところもあるが。
まじめにやる価値がありそうな手触りも強い。
ハードがハードだけに万人に勧めるのは難しいが、とりあえずチビチビ進めていきたいかなぁと思っている次第だ。
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コメント
>>シグマというメーカーに対して今後一切コンピュータ関係のものを買わないように誓う。
http://www.4gamer.net/games/026/G002688/20080125022/
シグマのこのキーボードは安価かつFPSでよく使う部分が同時押し可能であることから、多くのFPSプレイヤーに支持を得ている会社でもあるのであまり嫌わないでください><
http://wasd.jp/rankings/
投稿: kazuhiro | 2010年6月11日 (金) 21時26分
どもです。
たでまぁエンターの右側にロールアップダウンを配置するような狂ったセンスでリリースするような会社ですからね。
そのキーボードだってメンブレンでどんな打鍵感かわかったものじゃないし、自分的には「下から数えて1番」くらいには嫌いです。これまでいろんなキーボードを打ちましたが、こんな最低な配置はノートでもなかったですからね。ぶっちゃけ死ねばいいと思いましたよ。企画者が。
投稿: クリス | 2010年6月11日 (金) 23時27分