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2010年6月17日 (木)

自分がやりたいゲームって、、、

ゼノブレイドは面白いのだけど、一面ではどこか「時代遅れ」な気配も漂う。外人が作る最新のPCゲームがイコール売れ筋の大ヒットだとは言わないが、なんだろ、グラディウスIVの頃のような、斜陽に入ったシューティングゲームのような手触りを感じたりもする。面白いとは思うけど、何か「自分だけなんじゃないか」という孤独感を感じたりする。

FF13の時はさすがに「最新ハードでFF」という鳴り物入りな感じがしたし、ドラクエ9もまた、古い器に新しい酒を入れるみたいな
※普通は逆なんだけどな(^^;
どこかに「今の時代」を感じさせるチューンを汲み上げることが出来た。実際ピーク時のプレイ人口は本当に多かったし。

マリオギャラクシー2はあまり売れていないようだけど、Wiiマリはかなり売れた。あれもある意味「古さと新しさが同居」してたソフトだと思うんだよね。ギャラクシーは僕のくすんだ目から見ると、

 既に古い

気がする。ポリゴンの箱庭で純然たるアクションをやらせるというカテゴリーが、どこか64のようで、今の流れとはなんかちょっと違う気がする。CMの作りは上手いけど、、、。
※CMが上手いというと今度任天堂が出す絵心のヤツ、あのCM超上手い。綺麗な女の人を描いてるな~なんて思ったら、、、みたいな。ソフトそのものの雰囲気や使い勝手をアピールしつつ、オチも付いていて、ペンタグラムだったら、かなり大きな五角形が出来そう。閑話休題。

自分はピースウォーカーをやってないし、モンハンもトライで折られてからそれっきりになってるけど、正直モンハンP3の時にもモチベが維持されているのか甚だあやしいもんだと思う。やれば当然のように面白いかも知れないけど、その面白さが「時代に即して」面白いのかどうかはまた別問題。今のゼノブレイドのように、どこかに「今更感」みたいなのが出てこないとも限らない。

じゃあFPSなのか、だったらMMOなのか、今でもまだディアブロなのかというのもよく見えない。一時期は「ネコもしゃくしもディアブロになればいい」と思っていた頃が僕にもあったけど、
※「オマエだけだよ」というツッコミ可。
今はそうでもない。FPSだってちょっとかじった程度で全域を語るなどおこがましいし、実際さしたる興味がそそられるタイトルもない。メダルオブオナーとコールオブデューティの新作が出ると言われても、「はぁ」という感じだ。

そんな中ほぼ唯一ちょっと楽しみなのはファイナルファンタジーXIVかな。ぶっちゃけXIが凄く楽しかったから期待してるというのでも、仲間とのマルチプレイがぜひしたいというのでもない。強いて言えば友人Tとまったり一緒にプレイしたいかなぁってのはあるけど、なんつか「しがらみる」<今適当に作った言葉ね。過度に反応しないように。
のが面倒な感じなんだよな。

性格的に僕は場が静かになってるのが凄く嫌なタイプなので、パーティプレイとか、相手を知らなければ知らないほどよくしゃべる。わかってる相手に無言でマラソンしたりする方がむしろ好きだったりもするんだけど、そうじゃないとなんかボケてないといけない気がしてしまう。それもまぁ仕事でなら円滑なコミュニケーションの一環であり、かつそれほど長時間にも及ばないけど、MMOとなるとそうもいかない。

でもそういった「実働してから」の話以前に、「立ち上げ時の慌ただしさ」みたいなのは純粋に楽しみだったりする。ポケモンもモンハンも3DSなんてもっとそうだけど、ぶっちゃけ「やりたいわけじゃない」。「買うというイベント」「オンラインゲームにつながらない、みんなが素人という『手探り感』を楽しみたい」。

でもそれも今となってはわずかな時間のことなのかなぁとも思う。短時間にリアルマネートレードを目的とした連中が、本来のバランスを崩し、殺伐とした空気で覆い尽くしてしまうのではないかと思う。「夢はみたいがみられる夢がない世界」だったとしたら、それはもう僕のやりたいゲームとは言えない。

ゼノブレイドは何度も言うが普通に面白い。ただ、この場合の「普通」は以前書いた「非常に」という意味ではなく、「普通の中の普通」。ごく普通の意味だ。中腰でコントローラーを握り、画面に対して時間を一切気にせずに、熱量を伴って前屈みで「お、面白れーーーっ!このゲームは面白い!」と口に出して言うほどではない。
※ちなみに直近で思い出せるのはポケモンスクランブルね。あれは本当に面白かった。つかもう一回最初からやろうかなってくらい。

正直ゼノブレイドも○○が○○しなかったらもっと気持ちよく今でも楽しめていた気もするんだけど、それはそれで仕方ない。もっと言えばドラクエモンスターズだってまじめに向き合えば今でもきっとそこそこ以上に楽しめると思う。

 でもそうならない。

FF12やモンハンP2Gみたいな熱量をもたらしてくれるゲームってホントに出てくるのかな~。

・・・も少し書く

先週はひさびさにファミ通を買ったんだけど、
※ゼノブレイドの記事目当てで。
これと言ってフックするタイトルはなかったな。ゴーストトリックとかアランウェイクとかちょっと前のヘヴィーレインなんかも、昔なら「ゲーマーとしてやっておくべきタイトル」として位置づけて、当然のように買っていたと思うけど、今は完全スルー。ジャストコーズ2も体験版すらやる気にならなかったし、ライオットアクト2なんて、ゴンゾが作った紹介?ムービー見たら「60くらい買う気だったのが完全にゼロ」というまさかの事態に。

ドラクエバトルロードビクトリーに対するモチベはまだ低下してないけど、本当に楽しめる、面白いかどうかはその1戦のテンポにメチャメチャ依存する。気持ちよくサクッと勝てるかどうか、カード選択や一つ一つのレスポンスの善し悪しで、全くモチベが変わる。つか1戦分最初から最後まで見せてくれるデモがあれば、期待度も上がろう(もしくは下がろう)というものなのだが。

ぼちぼちE3の話が聞こえてきても良さそうなもんだけど、自分がやりたいゲームが明確にない以上、どんなタイトルが来てもさほどピンとこない気がする。焼き直せるようなタイトルはほとんど焼き直しされた気がするし、続編じゃないブランニューで気になるものもない。ワクワクしながらゲーム雑誌のページをめくるような感覚からはとんとご無沙汰だし、自分が飢えているのかどうかもわからないような状況・・・。

 いっそラブプラス+でも買ってみる?

ダメ!やっぱそれはない。R-TYPEの新作とかがXBOXライブアーケードで出てくれたら即飛びつくのに、、、っていうかグラディウスVIはどうなったの?オトメディウスエクセレント?グラVIのがやりてぇなぁ。つか画面が16:9になってから縦画面シューティングの魅力が激減したような気がするのは僕の気のせい?だったら縦に回転するモニターでも買えよ、っていうかそんなにお金があるなら3DS貯金やPSP3000でも買うし、っていうか新PCの電源を強化して地デジが録画出来るように、、、つか最近ブルーレイのメディアも凄く安くなってきてるんだよね。ドライブ買う?いやいや25ギガもデータが知らない間に消える恐怖ってどうよ?耐えられる?無理でしょ?みたいな。つか昔のゲームで何が悪いんだよ!今更上等じゃねぇの?途中で投げたゲームを今やったって、「どうせ誰もやってない点ではゼノブレイドと同じ」じゃねぇか。でもそんな後ろ向きでいいのかって話はあるしな~・・・。

 つかそもそもゲームやらなきゃならないってことはないんだよな。

ザ・ウォーカーとかアイアンマン2とか、、、映画でも行こうかな<いいのかそれで!?。

・・・

ここまで一旦書いてから、ニンテンドー3DSのニュースが飛び込んできた。
※っていうかほとんどずっとPCの前にかじりついて待っていたのだけど。

 これはちょっとキたかも・・・。

正直具体的にこれがやりたいとか、「3D超見てぇ!」ってわけでもないのだけど、ガジェットのビジュアルだけで既に結構合格というか、「当然3台買うつもりだったが当然3台買う」感じになった。

タイトル的に一番ぐっと来たのは密かにWiiのカービィだったりはしたものの、桜井先生が作って下さるパルテナはガチ。ぶつ森は娘のクリスマスプレゼント確定の様相だし、パイロットウイングスやスターフォックスは「おもちゃとして」面白そう。あと単純に「社長が訊く」で出ていた、

 パンチしているポーズで写真を撮りたくなる。撮られたくなる。

というのが楽しみ。フィギュアとかジオラマをアップで撮ったときの「立体感」がたまらないとか言われると、むしろ「そのためにフィギュアを買っておこうか」などとわけのわからない妄想にまで意識は飛んでしまう。

ジャイロとモーションセンサーによる「FPSの視点変更を実際に振り向く動作で行う」というのも「面倒でありながらもちょっとワクワク」させるし、「ゲームを立ち上げて無くてもすれ違い通信が可能」というのもいい。経験者ならわかると思うけど、「遊びながら通信して欲しい」って結構思ったからね。まぁドッグス&キャッツはあんましピンとこなかったけど。

どれだけのタイトルがロンチに揃うかわからないし、そもそもいつ出るのか
※実機っぽく振る舞っていたけど、あれがモックアップじゃないとも限らないし。
という根本的な問題もあるけど、

 間違いなくひとり勝ちになる

とは思った。DSフィーバーに盛り上がった連中に転売ヤー、コアゲーマー、買い換え需要がミラクル集中するのは間違いない。もうそのタイミングに他社がどんなアピールをしたところで、「まぁ3DSでしょ」って言われそうなくらいは魅力的に仕上がってると思った。

重さも229gだったかな。結構軽い。
※ただそれによってバッテリーの持ちが極端に短くなっていないか心配ではある。3D表示部は、実際は解像度を倍つかったダブルモニターみたいなものだと思うので、事実上3画面分の処理をする=減りが早いのでは?と推測しちゃうんだよな。

上画面3.6インチ(これもうろ覚え)はPSPGOよりほんのちょっと小さいだけで、映像コンテンツの視聴にも十分耐える大きさ。あと気になると言えば「十字キー」がヘタりやすいか否かくらいで、それとて「だったら買わない」にはならない。

ハードだけで期待度は★★★★。ソフトは★★☆くらいかな。ROMの大きさはDSと同じだというから、密かにブラックホワイトが(一部だけでも)連動とか対応してないかなぁと期待したりはしちゃうね。

PS.地味なところで「保護シート」を貼っても3Dに見えるのか、って話はあるけど、僕はどうせ貼らない人なので関係ないって感じです。

PS2.今回のムービーで初めて桜井先生のお声を聞いたのだけど、意外というかびっくりというか、太くて低い声なのな。もっと軽い感じをイメージしてた。でも話に出てきた「相反する二面性」を具現化出来るのは、やっぱり彼を置いてないとも思ったね。

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