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2010年6月14日 (月)

ゼノブレイド~その2~

「良くできてる」。怒濤のようにプレイし、現在12時間を超えたが、いやはや驚くほどそつが無く、びっくりするほど丁寧。<どちらも同じことを言っている。

細かな感想ももちろんあるが、それよりもまず言いたいのは、

 なぜWiiなのか。

ということだ。まるでFFを思わせるスケールの大きさと、二重三重に用意されたやり込み要素(複雑になりすぎないように少しずつ開示されていくのもまたFFっぽい)、グラフィックはこないだ横目で見ていたクリスタルクロニクルのWii版と「世代が異なるハードじゃないの?」と思うほど描き込まれているし、下村さんの音楽もとても「らしい」感じに仕上がっている。

 世が世なら超一級のRPG

そう強く感じさせる。ぶっちゃけFFが好きで、解像度とポリゴン数に妥協し、ムービーシーンのクオリティをリアルタイムポリゴン人形で我慢出来る人なら、

 13よりずっと面白く感じると思う。

要するに「絵が汚いFF」と呼んでなんら差し支えないほどに良くできているのだ。

だからこそこれがWiiでリリースされた理由がわからない。確かに任天堂陣営としてはマリオやゼルダ以外に、本当の意味での柱となるRPGタイトルが欲しいところではあるし、ドラクエ10までにはまだかなり間がある。誰かにてこ入れして作らせるにしてもハードの限界も当然あるし、だからといってプリレンダのムービーシーンてんこ盛りのディスク3枚組などという「一度は否定したモデルケース」を今更自社からリリースするわけにもいかない。

見える理由をつぶしていくと十分納得は出来るんだけど、、、やっぱなんかおかしい。

以下強烈なネタバレを書いてしまうので、やるつもりの人は読まない方がいいが、

   ※※※ やるかやらないかわからない人で ※※※
 ※※※ FFが好きな人も読まない方がいいです ※※※
※ たとえ中古になった頃でもやる価値があるタイトルだと思いますので※

一応くだらない話で改行代わりにする。

最近ちょっと頭が痛かったり首が痛かったりするのだけど、どうやらそれは季節の変わり目が原因っぽいというかゲームはあんまし関係なかったみたい。昨日なんかはどうだろ9時くらいから始めて4時過ぎまでぶっ通しでトイレも行かず7時間ほどプレイしたけど、まぁ別にどこも痛くなかった。ただ、今日は仕事終わりで結構節々が(頭も含めて)痛かったり、鼻水が出たり、、、。決して布団をかぶらずに寝ているわけでも扇風機やエアコン点けっぱなしというわけでもないのだけど、、、。

 みんなも気をつけよう!

開始早々、前回僕が結構好きになりかけてたヒロイン「フィオルン」が死んだ。

おいおいおいおい、と。まさか死んでないよな、と。いくらなんでもそれはおかしいだろ、と。正直自分が信じられなかったのだけど、
※悲しくもなかったし。っていうかこういう演出に直面すると、実際は悲しさとか寂しさよりまずクリエイターに対する怒りの方が先に出るんだよな。「ざけんな高橋」と。オレのフィオルンを返せ!と。

 どうやら本当に死んじゃったらしい。

ただ未だに「もしかして生き返るのでは?」と思い続けたい気持ちがあるのも事実なので、クリアまでにどうなるのかはわからないが、現時点では

 完全に死んだ。

つかそれってどうなんだろうって思うんだよね。エアリスとかはさ、まだ思い出がたっぷり積まれて、クライマックス前に死んじゃうわけじゃない?だからまぁそれはそれで盛り上がるというか、しょうがないかなぁと思う面もあったんだけど、ゼノブレイドの場合は、

 さほど気持ちが入りまくってるわけでもないけど、恋心はしっかり認識できる

そういう状況でのドロップアウトなわけで、ぶっちゃけ自分が主人公だったら、(ヱヴァ破のシンジよろしく)

 「僕はもう誰とも笑いません」

って感じになって当然。これから先どんな楽しいイベントがあったところで、それらはもう「白々しい」としか思えないんだよね。気持ちってそんな簡単に切り替えられるわけねぇじゃんって。戦闘中、戦闘後のボイスでも、「なにがみんなのおかげだよ・・・」ってスゲェ冷める。フィオルン死んでるのに何おまえたちは笑っていられるんだって思う。

 友人が死んだ直後だから余計そういう演出にナーバスになってる側面は否定しないが。

それでもあれはおかしいというか、ゲームシステム自体がかなり丁寧でモチベーターも多く良くできているだけに、

 なんでWiiでそんなハードな演出をしちゃうわけ?

って思う。そういう演出をするなら相応のグラフィックは不可欠だろ、と思う。なんだか中途半端で宙ぶらりんな感じにこちらの気持ちが放り出された感じになる。

でもまぁ前から書いているように、基本僕はゲームにストーリーを求めないので、イライラはしつつも止めるところまではいかない。実際モンスターを手際よく処理する感じは
※ちょっとラストレムナントっぽいけど、あそこまで複雑でも練られてもない反面、より軽快で爽快感のある仕上がりにはなっている。どちらが良い悪いという問題でもない。
やっていて時間を忘れるくらい楽しいし、広大なフィールドも、FF13で唯一のオアシスだった平原を思い出させて、素直にうれしくなった。

スキルや合成関係のシステムは正直ジジイにはきついくらい複雑だけど、戦闘自体はそれらにさほど依存しなくてもサクサクできて、サクっと死ねる。先が気になるというよりは、自分のペースで戦いまくりながら遊ぶのも楽しいし、

 ホント、不思議なくらい良くできている。

だからこそヒロインの死に違和感が残るし、たぶん10万本も売れないだろう結果に一抹の寂しさを覚えるのだ。つか、

 フィオルン復活しねぇかな・・・。

まぁ無理か。

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コメント

こんにちは。GWにFF13をとりあえずクリアし、ミッションをこなすことになかなか気の乗らないKCです。
ゼノギアス、ゼノサーガとプレイしてきた僕もクリスさんのブログを読んで(ネタバレも読んじゃった(* ̄ー ̄*)ゼノブレイドとてもやってみたいです。
でも、家にはPS3しかなく、FFシリーズやりたいがためにPSを1、2と購入してきましたが、Wiiなのが残念です。
いつか移植(廉価版などで)されたら良いなぁと願うばかりです。

投稿: KC | 2010年6月15日 (火) 10時27分

ちすKCさん、クリスです。コメントありがとうございます。
自分はゼノギアスの体験版で、何とも言えないポリゴン人形の織りなすデモというか、人形劇のところで心が折られ、「この作風にはついて行けない」と思ったのですが、実際こうしてゼノブレイドを継続してプレイしていると、

 続けて遊んでいたら実は面白い作品だったのでは?

と思ったりもしますね。なんだか当時は妙に女の子が前面に出すぎている(ゼノサーガ)のにも抵抗があったり、ストレートに作品を見つめられなかったのかも知れません。

正直これが360ならPS3への移植もありえたのでしょうけど、 Wiiでは難しいかも知れませんね。これを機に、というほどオススメ出来るタイトルが多くないのもつらいところですが、
※ポケモンスクランブル、レギンレイヴとこれくらいかしら。
高橋さんの作風が好きなら、案外後悔しないかもよ?と言ってみたりもしたりしなかったり・・・(^^;。KCさんが衝動を抑えきれなくなるようなブログが書けたら愉快かも、と思ったりです(^^。

投稿: クリス | 2010年6月16日 (水) 23時11分

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