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2010年7月31日 (土)

2010夏旅行~その1~

長男の部活か補習(本人の名誉のために言えばこの補習は学力面ではなくヒザの怪我でプールを見学してしまったためのもの)の関係で、昼出発となったが、ウチの旅行は主に、というかほとんどかみさんがプランニングしてくれるので、僕はホイホイ従うだけだ。ちなみに今回のメインの目的地は、埼玉にある「首都圏外殻放水路」。あの「雨が思ったより降っちゃったな」という時のための受け皿だ。

ただそこは予約を取っているのが木曜。今は木曜の午前4時16分ホテルのベッドの
上。まだ行ってないというか、

 昨日一昨日と雨のため見学中止になっている

ので、ちょっぴり不安だったりはするのだが。

まぁそればっかりは今から気をもんでも始まらない。お天気がよくなってくれることを祈るくらいしか出来ることはあるまい。昔の水筒には「アルマイト」って素材が使われていたけど、最近じゃ違うのかね。あの軽くて大抵何カ所か凹んでたりするヤツ。まぁ保冷能力ゼロだし、質より量(2リットル入るやつとかあったもんな)ってタイプは今の時代あまり受け入れられ為そうではあるけれど。

さて、そんなこんなでスタートしたクリスの夏旅行であったが、最初の東名はしばらく寝てた。かみさん感謝。つかウチの車にはCDがないから走る車の音しか聞こえない環境でよく運転してくれるなぁと思うが、こちらが音楽を用意したところで趣味の差で否定されるのがオチであるからして出しゃばったりはしない。譲れないところ以外はあまり波風を立てないようにするのがお互い、しいては子供たちの為なのである。大人になったなぁクリスよ。つか老いたのか!?

100728_001 ←最初の目的地はこちら、「静岡ホビーフェア」。要はお台場ガンダムの引っ越し先である。
ぶっちゃけガンダム以外に何があるのかとんと知らずに来たのだが、どうやら「静岡ホビーミュージアム」なるプラモの博物館的なイベントをやってるらしかった。あとは「ガンダムカフェ静岡ホビーフェア店」とか。

まぁガンカフェは外面を見ただけで別に何も要らないというか、近隣には駐車場がないため、昼飯を近所の丸源ラーメンで取ることになり、そこで勢い食い過ぎたために「他の食べ物はどうでもいい」状態になっていたため。

ホビーミュージアムは大人600円小学生200円だったが、

 なかなかよろしい!

完成品(たぶんパッケージ写真のもの)やホビー誌を飾ったジオラマ、会場用のコアファイター1/1など、普通にプラモが好きな人なら十分元が取れる内容。写真もパシャパシャと取りまくったので1/1ガンダムと併せて軽くご紹介する。

100728_002 ●日本最初のプラモデル、、、のリメイク

所詮リメイクなので当時の造形に思いを馳せることは叶わないのだけど、「ああ潜水艦だったのか」とは思った。当たり前の話昭和33年頃ってのは既に終戦していて、戦争に使う兵器や道具は既に子供たちの憧れや嗜好の中にのみ存在する「架空のもの」になっていたというか、「これがかっこよく、最も売れるだろうと思われた立体」だったのかと思うと、結構シミジミする。

100728_003 ●ノイシュバンシュタイン城

展示プラモの中には箱だけの物も多いのだけど、これなんかはきっと中身が見られたら失望しちゃうんだろうなぁという1つ。日本の城のプラモは今でもよく見かけるけど、こんなのもプラモ化されてたのか、と思うと、昔から「売れそうな物」に対する試行錯誤の歴史は続いていたのだなぁと思う。つかちょっと欲しいなコレ。

100728_004 ●インジェクションマシーン

模型誌をずっと買い続けてる人には周知の事実なのかも知れないけど、僕的には初めて見た「プラモを作る機械のプラモ」。バンダイなかなかやるなぁというか、密かにスケールが1/60ってのも面白い。

ちなみに写真には撮らなかったが、キャラクター模型にはロボダッチの大箱や「ザ・アニメージ」の箱&完成品。たまごひこうきのハイクオリティな完成品や、当然のように戦車(タミヤも参加している)や車、SF3Dなどもあった。僕はガンプラ世代だけど、ガンプラだけじゃないプラモ全般を作ってた人の方が楽しめそうではあったかな。
※書籍、プラモともに「持っていた、持っている」アイテムがかなり多かったのも愉快だったな。

100728_005 ●たぶん1/48ガンダムのジオラマ

写真が変形なのは左に写っちゃった「手」をカットしたため。深い意味はないです。こういう「作業をしてる人」が作られたジオラマは本当に好き。巨大感が出るし、臨場感も高い。幸い天井のライトが「それっぽい演出」の助力となり、展示品の写真としてはなかなか雰囲気のある一枚が撮れたと思うけど、、、どうかな。

100728_006 ●ボトムズ

あとからちょっと後悔したのだけど、こうしたプラモの写真ってのは確かに撮れる機会が非常に限られているから、
※僕はワンフェスとか行かないので。
ついつい気合いを入れてシャッターを切ってしまうのだけど、実際は「生の完成品」をもっともっとファインダー越しじゃなく、直接目に焼き付けるべきだったなぁと思った。いろんな角度、表面処理、ディティールや普通に模型誌からは読み取れない質感とかをもっともっと見るべきだったなぁと。「それっぽい角度」の写真なんてのはいくらでも見られるんだよな。

100728_007 ●山卓1/60ガンダム

PGが出た時のHJ作例。見覚えがある人も多いと思うけど、これもつい「かっこよく撮ろう」としちゃって、ディティールをもっともっと見るべきだったのに、と悔やんでも後の祭り。意外と娘の方が、「あ、電話ボックス割れてる」とか「頭の上にいる人がめちゃ喜んでる」などと作品をよく楽しんでた。我ながらほんとまだまだだ。

ちなみに山卓は他にも数作出していて中にはTVチャンピオンの作例もあったのだけど、なんだかんだ言って僕らに訴求するのはガンプラ。子供たちにしてみても、ケロロの存在がガンプラへの距離感を大きく縮めてたんだよな。

100728_008 ●山卓MGアッガイ 楽園

山卓と言えばその昔1/60ザクが錆びたジオラマを作った、、、ような気がするが、これはそのアッガイ版とも言える作品。とにかくサビの表現が「良すぎ」でこれだけで大盛り二杯って感じだが、それは子供たちにも同じだったようで、かなり好評な作例であった。ただ今漠然とこの写真を見てて感じたんだけど、もし本当に海辺にこうして廃棄するようにMSのような巨大にして超重量な鉄の塊が置かれていた場合、ここまでサビが進行する過程で、

 もっと砂に埋もれる

だろうなとは思った。それこそ軍艦の砲塔だけが海辺から顔を出すように。
まぁプラモのジオラマだからなかなかそうもいかないんだろうな、とも思うけど。

100728_009 ●1/1コアファイター

1/1のガンダムがなんであれほど話題になったのかっていえば、それはもう「それっぽい」からに他ならない。ただ1/1のガンダムってだけだったら、たぶんそれほどはテンションも上がらなかったと思う。
※首が動いたり水蒸気が出たりするのをリアルと言ってるわけじゃないよ、念のため。
それは富士急にあるガンダムやエヴァ、そしてこのコアファイターにさほどそそられないことからもよくわかる。このシーンのコアファイターは確かに「最後の最後」だったから、相応に傷だらけだったハズなんだけど、それでも

 リアルの方向性

はあると思った。具体的に言えば、

 コアファイターのプロポーションそのままでは「飛行機」として成立しない

と思っちゃうんだよね。あんな主翼では揚力が得られねぇだろ、と。1/1のMSが実在しない分、ガンダムの方が有利っちゃ有利ではあるけど、

 大きなアレンジがあってもよかったんじゃないの?

とね。「っぽい」ってのはリアルに近づけば近づくほど重要だと思うわけです。

100728_010 ●けいおんランエヴォX

痛車や痛戦闘機も結構な数出ていたので、一枚ご紹介。
ホビー誌で見ると
※まぁこの写真でもそうだけど
あまりそのデカールの雰囲気が伝わりにくいんだけど、

 基本グロス

なのね。上からトップコートで通夜を整えちゃうから。でも実車はたぶんカッティングシートみたいなもので作ってると思う=フラット仕上げに見えるんだよな。キレイなんだけど、どこかプラモっぽさが見え隠れしちゃうというか。

意見はあると思うけど、やっぱり僕はトップコートが好きじゃない。本物に「丸ごとスプレー」とか絶対しないじゃん。だったらまだ塗料ごとのツヤの強弱を味として受け入れた方がいいって思うんだよな。まぁここ数年全くプラモを塗ってないヤツが何を言っても説得力はないけどさ。

100728_011 ●天海春香ラプター1/48

デカイ。そういう大きさもまた実機を見ないと伝わらないというか、ここまでデカイと作るのも大変だろうけど、ホコリが積もらないように飾っておくのも相当お金が掛かるだろうなぁと余計なお世話の心配をしてしまった。

アイマス戦闘機は他にもいっぱい出てたけど、あえて最新鋭の戦闘機をこうアレンジしちゃうってのが「プラモらしくて」凄くステキだったので、コレをチョイスしてみました。「最強の戦闘機にアイマス」。アイマス、ある意味最強。

100728_012 ●RG1/144ガンダム

あまりにたくさん売ってたので思わず数を数えたところ、110個ありました(^^。まぁ売れるんでしょうよ、というか、実はコレ、外の会場でも売ってたんですが、そちらは2600円で、屋内ショップよりちょっとだけ安かったんだよね。まぁ100円未満のやりとりをしたくないってだけの話だけど。

ちなみに左上にちょっとだけ写ってるSDガンダムはここと、あと1カ所でしか売ってないみたいな限定物だったらしい、、、けど、全く興味がなかったのでスルー。「徳川家康版武者ガンダムMKII」ってのはちょっとだけそそられたけど、特殊塗装で割高(7000円)になってたのでこれまたスルーした。今思い出したけど、ユニコーンとかの特殊塗装版の完成品がひとつも見あたらなかったな。あれこそ完成品が見たい品なのにな。

ちなみにRGは完成品も当然のように陳列されてたけど、

 細けーよっ!

って感じで、なんかこう、「まぁいいや」って思った。コレ買うなら1/48買うなぁって感じですよ。

・・・

もう5時半だ。さすがにそろそろ寝ないとな。続きはまた明日にするよ。
おやすみーーー。
※読み返してないので誤字脱字がスゲェ多そう・・・ゴメン。

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