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2010年7月 5日 (月)

絵心教室DS

いきなり余談から入るけど、僕のブログも結構な誤字脱字があって誠に申し訳なく思う次第です。ただ、(後日読み返したりすることがある方などはもしかしたらお気づきかも知れませんが)直すときは直します。特に自分が楽しく気持ちよく書けたときなどは、自分でも何回も読み直すので、割とその修正率が高かったりする。言い換えれば、誤字が誤字のまま放置されているようなネタは、クリス的にさほどでもなかったということにもなります。そういう些細なところから最近のクリスのテンションが低めなのかも知れないな、ということが浮かび上がってきたり来なかったりという感じだったりするのです。

さて、エゴ心教室です。自分さえ良ければ他者がどうなっても構わない、自己中心的な生き様を懇切丁寧に教えてくれる、言わば人間のクズになるための虎の巻、兵法書というところ。中には実際のケースを交えて、「人を傷つけても自分は傷つかずにいられる心構え」や「ポリシーや理念という言葉にすり替えて相手を煙に巻く方法」「目上の者との対峙は極力避け、基本自分が上から見下せる相手と話をする」など、まさに任天堂が発売したとは到底思えない青天の霹靂としか言いようのないレッスンが目白押しです。あなたも今日からエゴの世界を満喫してみてはいかがでしょうか。

えーと、、、まぁまだ知識を蓄えてない頃は、こういう内容のソフトなのかな~と思っていましたが、どうやらわずかばかり誤差があったようで、「お絵かき」に関するいろんな指南をされつつ、実際に「え?マジで?こ、こ、コレって写真じゃないの?ウソ、ホント?信じらんねー!!!」みたいな絵がものの5分で描けるようになってしまうらしい、、、それもちょっと違う?あそう。ごめん。

つか「エゴ」とたまたま打ち間違えただけでそんなにも散らかさなくても良いだろうと思ったりもしますが、NO問題。どうせ今日はそんなに書くこたぁないのだ。少し水増しするくらいでちょうど良い。ついでなのでもう少し水増しする。この話は絵心にもエゴ心にも全く関係ない。完全無欠の余談だ。つか絵心ネタを求めて来て下さった方がもしいたとしたら、

 ここは随分いい加減なブログだなぁ

と思って戴ければむしろ幸い。願ったり叶ったりだ。「あなたは普通ね」と言われるのが何よりもつらく苦しい自分なのだ。もっともそんなことを言われたことは生まれてこの方一度もないどころか「僕って普通なんだよね」と口にすれば語尾の「よね」にかぶせる勢いで「それはない」と全否定されるようなナイスガイなのだ。生え際が後退してはいるが。

FF14のβテストに応募した。つか発売日がPC版9月30日だっけ?驚くほど早くて驚いたのでビックリだ。もうそこまで出来ていたのか、はたまたノウハウが蓄積されていたのか。案外11のマイナーチェンジ的アプローチでいじったのはガワくらいだったのかとかいろんな邪推が出るが、まぁ巨艦であるPS3を後回しにすることでPCユーザーを人柱にして長いβテスト(有料)をやっていかなきゃ、ってことなんだろうな。まぁPCのオンラインゲーユーザーなんかは、その点「人柱上等!」って連中(案外僕もその一人)が多いだろうし、PS3ユーザーより先にプレイ出来る喜びで、大概のことは許せるだろうとも思うしね。

ただ正直ポケモンとややかぶりなのがつらいところ。普通考えたらFFとポケモンのユーザーはクロスしないが、クリスの上ではクロスしているのだ。クリスクロスなのだ。何だっけそれ。クリクロ。「クリリン人造人間が奥さんじゃ苦労するよ・・・」だっけ?「案外いつまでも若いからメリットのが大きいんじゃね?」だっけ?どこにクリスやクロスが!?

絵心教室は何が優れているかって、紹介サイトの出来が素晴らしい。イモトのCMも近年まれに見る最高な仕上がりだったが、いやいやどうして。スタッフのインタビューを読むとホントに「絵が上手くなりそう」な、いかにも使いやすそうなオーラが見え隠れする。http://www.nintendo.co.jp/ds/vaaj/index.html

実際どうなのか。

正直DSにはアンオフィシャルながらColors(以下カラーズ)という出色なるお絵かきソフトがある。果たしてそれを越えているのか、優位性は?使い勝手は?

というわけで「やってもないのに」サイトやら雑誌やらから得られた印象と情報を元に、絵心教室の感想を書く。やってもないわけなので、無茶は承知の上だが、たぶんそれほどは間違ってないと思う。なぜなら、

 エゴ心はしっかりと身につけているから!

絵心とエゴ心など、誤差でしかないであろう。

まず、DSの絵心教室にはダウンロード版とパッケージ版があるが、最も大きな違いは、
●ダウンロード版
・DSiのSDカード経由でPCに作品を転送出来る

●パッケージ版
・旧DSおよびDSライトでプレイ出来る
 ※DSiの内蔵カメラで撮った写真をお手本にして描くことは当然出来ない

他にもいくつか違いはあるが、一番はここだろう。正直絵を描いてもそれを見せる相手がいないというのは、「半身削がれる」ほどの欠点だと僕は思う。カラーズがあれほど支持されているのも、みんなに見てもらってそれを評価してもらえるからだろうし、この点で、パッケージ版はもはやナイ。だからこそ3DSを買った暁にはこれをぜひダウンロードしたいともくろむわけだが、

 よくよく見てみると案外他にもダメなところが見えてきた。

まず、ツール関係。最初「鉛筆を立てて使う」「寝かして使う」に関して、「DSのタッチペンを立てたり寝かしたりするのか」と思っていたが、メニューにはその選択肢がある。要するに、手でどう持とうが、関係ないのだ。

筆に関しても、鉛筆と筆という明確な区分けをする必要があったのかという気がする。単純に極細であれば鉛筆でいいし、太さと濃さを調整することでHBだろうが4Bだろうが使い分けは出来るはず。その点でインターフェイスを複雑化することは、「気持ちよく描く」ことに対して、枷にしかならない気がした。
※タッチの時の効果音には気を配っているようだけど、個人的にそれって重要?って気がするし。

ただし、調色に関してはカラーズより一見使いやすそうに見える。基本となる絵の具から掛け合わせて色を作っていく感じは、カラーサークルから色相を選び、濃淡彩度を指定するカラーズよりも「ちょっとずつ思い通りの方向へ変えていきやすい」。ただ、色を変えるために毎回メニューを開かなければならないのは、スポイト機能がない
※あったらごめん。記事からはそれがどうしてもわからなかった。
絵心教室の大きな欠点だと思う。カラーズであれば、調色した色や、現在使ってい色を、メインとは別のところに一時的に載せておいて、そこからスポイトで色を使うことが出来た。十字キーを押している間だけというのもとてもリニアだったし、トータルで見て、

 絵心は高機能だがインターフェイスに甘さがある

綺麗な「絵画」を描かせるのに必要十分な機能を備える過程で、気軽さや簡単さが失速してるというか、、、

 今まさに体験版をダウンロードしてリンゴを描いてみたところなのだけど、

正直すぎる感想。

 スゲェ面倒。

レッスンが飛ばせないのも面倒だし、一つ一つの機能や絵としての効果を教えてくれる一方で、不注意で描いてしまった線に対するフォローの仕方や、効果が全く見られない「ならしていく」などにいらだちも募った。もっと言うと、

 漢字仮名交じりなのが凄く勘にさわった。

要するにこのソフトは定年退職して手持ちぶさただけど、ちょっとした趣味として絵を嗜もうか、という初老向けのソフトというのが僕の感じた結論。カラーズのようなお手軽さ(カラーズはほとんど文字すらないからね。まるで全世界対応のレゴのマニュアルみたいなもので)がなく、代わりにじっくり腰を据えて「上手くなるにはどうすればいいか」を教えてくれる先生がいる。

 上手くなりたいというモチベーションが無い人には凄く辛いソフト

という感じだった。となりで見ていた娘も「無理」と「面倒」を繰り返しまくってたし、子供向けとはとてもじゃないが言えない。

ただ、やっぱりデモムービーとか見ているとホントにそんな風に描けるようになるんだなぁというか、カラーズの上手い人(特に写実的な)の絵に使われている技法や基本を自らが覚えることで、それに近いものがホントに描けるようになりそうな、そんな可能性を感じさせるのも事実。絵が好きで、絵を描くことに抵抗がなく、じっくりと腰を据えて長時間続けていられるのなら、十分それに応えてくれそうな気はした。

ちなみにスポイト機能はやっぱりないみたいで、あと気になったのは、「鉛筆か筆」しかペン先がないということ。絶対的に先っぽがかすれるというか、いわゆるペイントツールのように「ベタな色を任意の太さでズバッと描く」ことは出来ない。「タッチ」が重要で、ポスターのような幾何学的なデザイン画
※こないだ僕が描いたようなにゃんぱいあみたいなのも。
には不向きという感じだった。濃度やペン先をかなりフレキシブルに調整できるカラーズと比べると、「水彩に関してはかなりアドバンテージがある仕様」と言える一方で、「多彩な仕上がりを望むには正直沿わない調整」とも取れた。何つかとにかく面倒だったし、教えられるままに描いても見本ほど上手くは描けないわけで、ぶっちゃけ、

 面倒なわりに達成感もへったくれもない体験版

って感じだったな。そこそこ上手く描けたとしてもそれはもう自分が描いた物じゃないんだもの。つか途中で飛ばせないデモのせいでテンポもモチベもガンガンに低下したし。

一番最初カラーズを紹介したときにクリス的に満点を付けたのだけど、その気持ちは今も変わってない。同じ尺度に絵心教室を載せた場合、(体験版ではあるけど)評価は★。内、漢字で重めの飛ばせない説明がマイナス5くらい。インターフェイスがマイナス2くらい。ネットにアップ出来ないうんぬんは結局のところ楽しく絵が描けるかどうかという点と比較したらそう大したことじゃないということに気付いたりもしたな。

 絵心教室はカラーズと比べて、描いていて圧倒的に楽しくない(少なくとも体験版では)。

でもこれだけ体験版に失望させられると、3DSを買ってiウェアをダウンする気も結構失せちゃったって感じだよ。まぁこのソフトを誕生日にDS本体と一緒に貰ったりして、このソフトしかやるタイトルがないような状態で美大出身の両親に育てられたりしたら、

 案外本気で芽が出て花が咲くかも

とも思ったけどね。まぁウチは無理ですけどね。

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コメント

DSで絵を描くツールとして良い性能を目指したものじゃなく、
実際に水彩画をかくような面倒くさいアナログ部分をわざと残したから、インターフェイスも機能もイマイチなのでは?

投稿: | 2011年4月11日 (月) 20時15分

そうですね。このソフトは「お絵かきツール」ではなく「絵心教室」。絵を描く「心」を育てると最初から謳っているわけですから、単純な「道具」としての機能よりも優先されたものがいくつもあったのかも知れませんね。

投稿: クリス | 2011年4月20日 (水) 11時14分

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