東のエデン劇場版II PARADISE LOST
楽しみにしていたことを忘れていた東のエデン最終話。あれだけ広げた風呂敷をどうたたむのか興味深い気持ちが半分。すっかり忘れちゃっていてどんな話だったか思い出せない不安が半分。
まぁ僕なんかはこういう「話が入り組んだ話」に対して前向きに理解し、紐解こうというタイプの人間ではないので、正直最初から最後まで頭の片隅に「?」が常にある感じというか、「よくわからない、、、けど、やっぱよくわからない」というのが正直なところ。
まず前作の終わりがどうだったのかもほとんど覚えていなくて、「総理大臣の隠し子」って言われても、ふーんそうだっけ?と、むしろオマエは見るべきじゃないと言われそうなくらい低空飛行。
№1の政治家みたいな人が何をしようとしてたとか、クルーザーの上でカルアミルク飲みながらノート叩いてる人とか、
こいつ誰だっけ?何が目的だっけ?
って感じで、もうからっきしピンとこない「ていたらく」。ただでさえ忘れっぽい上に、そもそも前作までの話すらしっかり理解しきれてないからたちが悪い。フィクサーである「亜東」に関しても、どういう技術とかシステムとかなんか置き去りになってることない?って程度で、いつの間にサポーターとかなくなってるの?とか。脚本を書き始めた当初から「サポーターなんて物は最初から居なかった」「亜東が13人目だった」のかなぁとか。
まぁこんなジジイが見るアニメじゃなかったというだけの話かもしれない。劇場版に入る前のテレビシリーズの部分はそこそこ楽しんでた気もするけど、後半は溜飲が下がるポイントもなく、クライマックスの盛り上がりもなく。
※パンツ師匠ももう一声かっこいいところが欲しかった気がするし。
※部室から抜け出すのは普通バレるだろって思ったし。
※言っちゃいけないと思いつつ、なんでトレーラーにかぎが付けっぱなしだったの?とか
※白い女のセレソンは何やってたの?とか。
なんかまとめに入ってるだけな感じがした。
エンディングロールのあとのエピソードに関してはちょっぴりニヤリとさせられたけど、それとてあれだけのデカイ話のラストがこれかと思うとやっぱちょっと物足りない。
まぁIGらしいのかなぁと思いつつ、クリス的にIIは★かな。
ちなみにエデンシステムはホントにもうあるみたいだね。GOOGLESだったかなぁ。なんか撮った写真の中の文字列を読み取って、そこから商品情報を探す、みたいなものらしい。もちろんエデンシステムがそうした「実在する近未来の技術」からヒントを得て形にした可能性もあるけど、「リアリティ」という意味で言えば結構高いレベルで結実してた気はしたかな。あ、ミサイルとかJUISとかじゃなくて、エデンとか全携帯電話に通話とかの話ね。
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