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2010年8月12日 (木)

蜂の話

今朝自店にて、「蜂がいるわよ」とお客様がお教え下さったのでしばし殺虫剤と虫網を持って探すも見つからず。
数日前からお隣の軒下にアシナガバチの巣があることが確認されており、そこからの兵隊が潜り込んだか。

今日日蜂に刺されたことのない人も多いというのに、僕は子供の頃から何度か痛い目に遭っている。たぶんスズメバチではなく全てアシナガバチだと思われるが、僕にとって蜂は、

 この世の中で最も恐ろしい生き物

言っても過言ではない。ぶっちゃけムカデに刺された人はムカデが、蛇に咬まれた人は蛇が一番恐ろしいと思う気もするが、まぁ僕にとっては蜂が最凶の生物というわけだ。

そんな恐怖の対象であるところの蜂なのだが、子供の頃自由研究の対象として調べたときには知らなかったことがウィキペディアにいっぱい載っていたので、(みなさんも読めばすぐわかることではあるが)ここで得意げに披露したいと思う。あなたの知らない蜂(一応スズメバチの項目だが、アシナガバチも同じスズメバチ科らしいので対処法は似ていると思われる)の話だ。
※ちなみに実際に直面したときそれが「どんなスズメバチ」なのかは素人目にはわかりにくい。なので、生態や対処法その他ごちゃまぜに書いてしまう。まぁ大は小を兼ねる的ニュアンスで読んで貰えれば幸いだ。

●スペックとか

体長は2~4cmほどの流線型で、時速40kmの高速飛行と一日100kmの航続飛行距離を誇る。つか走って逃げられる速度では全くない。アシナガバチはフォルムがスズメバチほど高速飛行に向いていない代わりに、機敏な反応が可能。ウィキペには書いてなかったけど、たぶんこちらも人間が走るよりは速く飛べる気がする。なぜなら僕が必死に走って逃げても背中をブスリとやられたから。

毒はいろんな効果が混ざり合っていて、その毒性は「毒を持つ生物による致死率」で日本一。毒蛇による死亡者よりスズメバチに刺されて死ぬ人の方が多いのである。ただし、その死因はショック死が大半で、イメージ的に「毒が体に回って死ぬ」マムシなどの毒蛇とは異なる。

下腹部にある針はミツバチと違って「何度も刺せる」性能があるが、毒を持つのはメスだけで、オスは威嚇にしか使わない。

 下半身だけの死体でも、触ると反応して刺してくる!

超恐ぇぇ!死体にも触らない方が良いらしい。

多くは日没とともに行動が不活性化するが、夜間でも行動出来る種もいる。季節は夏から秋に活動的になり、秋口が一番攻撃性が上がる。基本女王蜂以外は越冬できず、かつ女王蜂が死ぬとその蜂の巣(コロニー)はメスを産むことが出来なくなり、ほどなく死滅する。

アゴも強力で、人間の皮膚くらいなら噛みちぎる。こないだ見た昆虫王決定戦みたいなのでも、針以上に強力な武器として使ってた気がする。つか蜂は、

 飛ぶから恐いんだよな。

●弱点とか

二酸化炭素濃度が上がると活動限界温度が下がり、通常46度ほどで死ぬのが早まる。なので、「高温のけむりでいぶす」のが非常に有効。ミツバチがスズメバチ1体の周りに集まって体温を上げ、「蒸し殺し」するシーンは以前鉄腕ダッシュでも紹介された。

殺虫剤はスズメバチ専用の物が2000円くらいで売ってるけど、個人的にはもし対峙せねばならない時は、虫網で捕まえて脚で踏んづけるのが良いのではないかと思う。まぁ殺虫剤ももちろん使うけど。
※ちなみにアシナガバチは蜂用殺虫剤で結構簡単に死ぬけど、スズメバチはすぐには死なないので注意。

猛禽類の「ハチクマ」という鳥が天敵らしく、こいつに襲われると超逃げ惑うらしい。理由は「ハチクマ」の羽の厚みで針が体に届かないことと、ハチクマの主食が蜂だということ。ぶっちゃけこれだけの理由でハチクマを飼いたくなった。

●刺されないようにするには&もし刺されたら

巣に近づかないこと、蜂を煽らないこと。アゴを「カチカチ」と打ち鳴らしたらそれが「最後通告」。仲間を呼び寄せて集中「蜂」火を浴びる。

黒い服や香水が蜂を誘引すると言われているが、ビールや清涼飲料も一種の香水として奴らを誘う効果がある。缶ビールや缶チューハイ、缶ジュースを置きっぱなしにするとその中に、という事故があるらしい。マジ恐ぇぇ。

黒い服が危険なのは、人間の目や耳の穴、鼻の穴などの黒、頭部である髪の毛の黒を狙ってくる事例があるからだが、夜間の白い服などは逆に狙われやすかったりする(コントラストを識別する)。「怒りモード」時は昼間でも黒以上に白い服を狙うようになるので(モンハンみたいだが)、、、

 要はどんな服でも危ないと言えば危ない。

強いて言えばカモフラのつなぎとかなら狙われにくいんだろうな。

刺されたら、「毒を吸い出す」のが有効ではあるが、口内に傷があるとそこから毒が入り込む危険もあるので、「つまみ出す」
※たまに蚊に刺されたときにプライヤーで膿を絞り出したりします僕は。
「吸引器を使う」のがいいらしいが、そんなに都合良くは行かないと思うので、僕なら吸い出す。ちなみに刺された直後だと、

 超有効。

ほとんど腫れません(経験談)。

あとは冷やすこと。洗い流すこと。

蜂による死因のほとんどとされる「アナフィラキシーショック」は、血管が拡張したり気道を分泌物が塞いだりする急性アレルギー反応を起こす症状だが、

 一度刺されると抗体が分泌されるが、次に刺されたときにその抗体が過剰反応を起こし、よりアナフィラキシーショックを起こしやすくなる

ので、一度刺されたことがある人は特に注意。

ちなみにおしっこを掛けるといいというのは全くの誤り。理由は二つ。

 蜂の毒にはアンモニアは効かず、おしっこにはアンモニアは含まれていない

んだって。ちなみににちなみにじゃあなんで「おしっこが有効」みたいな話になったかというと、「アンモニアが有効な酸性の毒攻撃をしてくるアリがいた」ため。アリ→ハチ、アンモニア→おしっこと、何重にも拡大解釈が重なって民間伝承みたいになったらしい。
ちなみに有効なのは「番茶」だそうな。タンニンが入っててそれが効くらしい。ちなみにムカデを殺すのにもお茶は有効。掛けるとスゲェのたうち回って丸くなる。これも実体験。

●でもでも

そんなスズメバチを食べるために育ててる農家とかいるらしい。恐ろしい。蜂玉を作ってスズメバチの斥候を蒸し殺す事が出来ないセイヨウミツバチも、スズメバチがいなかったら生態系を壊すくらい増えちゃうらしい。
※数十匹のスズメバチが4万匹のセイヨウミツバチを全滅させるのに2時間掛からないんだそうな。どんな食い方するんだよ!仮に100匹だったとして1時間あたり200匹殺しちゃうんだよ!?わけわかんねぇし。

とりあえず、

みんなも気をつけよう!

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