家族で花火をした
自店で売ってるものがそうなので致し方ない側面もあるのだが、いわゆる家族向けのセット花火(手で持てるヤツ)の中身はかなりシンプルというか、偏ってるというか、変化に乏しいというか、ありきたりというか、普通というか、おもしろみがないというか、安全なんでしょ?というか、平凡というか、まぁシンプルだ(さっき言った)。
・シューシュー花火
・ぱちぱち花火
・線香花火
この3種にあとは手のところに台紙が付いてるヤツが1、2本。子供の時はもっといろんな花火をおもちゃ屋さんの店頭でバラ買いしてやったと思うが、今日日上代
※メーカー希望小売価格ってヤツ。ぶっちゃけ花火とかは2掛け、3掛けが当たり前なので、1000円上代の花火は概ね半額くらいで売られることになる。
1000円の花火の中身なんざ
・シューシュー12
・ぱちぱち3
・線香10
・台紙2
こんなもんだろう。強いて言えばこれすら火薬の量が年々減ってきていて、
※薬事法かなんかで規制されている側面もあるらしいが詳しくは知らない。
「薬量30g」なんてのが普通にあったりする。数年前の1000円上代は「82g」とかだったのに。
※まぁ本数は変わってなかったりするけど。
※あとどこまでを「薬量」に入れていいかの規約も変わってる可能性はあるけど
→以前は「火薬を包んだ紙や柄の部分」まで含めてた可能性もあるって話。わかんないけど。
ただ、さすがに実売1000円クラスともなればなかなか「長い」シューシューやパラパラ(火花がしなだれるように出るヤツ。今オレが勝手に命名)が入ってたりするので、
ボリューム的にはソコソコ楽しめる。
が、実際どうよ!?花火って何が楽しいってその場のコミュニケーションとかじゃね?っていうかみんなに問う!(返事は別にいいけど)、
今までで一番楽しかった花火体験って何?
僕は胸を張って答えられるね。
「河原でやったロケット花火戦争」
数十本の弾薬と線香を持って河原に散り、ある程度のタイミングまで引きつけて(導火線が短くなるまで待って)から、
投げる!
敵に向けて放たれた矢は中間地点で「ありえない加速」をし、突き刺さるように飛んでいく。
もちろん当たると痛ぇ。
ヘタすりゃちょっと燃える(×萌える)。
水中に潜った花火が「石投げ」の様に浮上し、再度相手にめがけて飛んでいく時や、非常に飛んでいってしまってはヤバイ方向へ飛んでいってしまうケース。あと「当たってはまずい場所」に当たってしまうケース。例えば目とか。
そういうのは確かに怖い。が、やっぱり思い出の中の花火で一番はこのロケット花火戦争だったって思うんだよな。
※ちなみに2番は、地面に埋めたビン(上半分が切ってある)に100本くらいロケット花火を入れて一度にやったヤツ。着火をシューシュー花火でやるので、
柄が燃え落ちてあらぬ方向へ飛ぶヤツがいくつか発生したりしなかったり・・・
コレをやるときはぜひ「笛ロケット」でやりたいところ。っていうか笛ロケットって最近見ないけどこれも法律とかで規制されちゃったりなんかしちゃったりしたのかね。わかんねぇけど。
ちなみにロケット花火フェチな自分としては、「パンッ」ってはぜるヤツはあんまし好きじゃない。だって飛距離が伸びないじゃん、アレ。そんなことない?あそう。
まぁそんなわけで家族花火は結構ヌルい感じで、でも本数だけは200本近くあったのかな、闇雲に両手でやっても全然終わらなかったもんな。なんかもったいない気もしないでもなかったというか、今思うと、
地面に並べて刺して逆ナイヤガラ
とか、
傘のように円系に持って「花火で花」
とか、
先っちょだけもいでまとめて地面においてみよう!実験
とかやってみればよかったな。せっかくたくさんあるんだし。子供も小学校高学年ともなれば、
そのくらいのフレキシビリティを発揮しても問題あるまい。
※親としてどうかはともかく。
でも昔だったら、
・落下傘
・ヘビ花火
・煙幕
・扇風機
・提灯花火
・ドラゴン
とかもっといろんなバリエーションがあったのになぁとちょっと寂しくなったりもしたな。っていうか、
そういう危ない(もしくは危なそうな)花火はあんまい売れないんだよな。
実際問題。なんだかんだで一番無難で一番わかりやすく一番お値打ちそうな板モノが売れる。売れ残ったらおしまいだしな。
※利幅とって売ってればそんなでもないんだろうけど。
まぁでも来年はぜひもちっと派手な花火をやりたいなぁと思った次第。
ただ爆竹はうるさいだけなので好きじゃないけど。
落下傘取りに行って転んで派手に手のひらにガラスの破片が入って、何針か縫った思い出に関しては、、、今言うことじゃなかったかな(^^;。
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コメント
こんばんわ、クリスさん。
知らぬ間に火薬の量が減ってしまっていたのですね・・・。世の中、とにかく当たり障りのない方向に進んでしまい退屈です。
ただ、昔ほど近所に気兼ねなく個人で花火を楽しむスペースがなくなってきているのかな、とも思ったり。広い庭があればいいですけど、それがなければ公園とか神社とか。海岸は、私の県にないので選択外(^^;。
一番楽しかった花火体験は、大学時代、小学校からの腐れ縁と集まって酒を飲んだあと、近所の神社でロケット花火戦争&回転花火でサッカーですね。ロケット花火戦争は定番ですね~(^^)。さすがにクリスさんのほど過激ではないですが。あれは本当に面白かったです。サッカーも馬鹿馬鹿しいの一言ですが、クリーンヒットすると進行方向の相手の顔面めがけてすっ飛んでいくので愉快でした(危ない)。今は、火薬の量が減ったのなら、サッカーできるほど持久性もないのでしょうかね。やっぱり退屈ですねぇ。。。
思い出の花火といえば、去年の今頃彼女と浴衣で花火大会に行ったことです。って、え?そんなのろけ話は聞きたくない(^^;?それはそうですね~(笑)。
ただそんな楽しい展開でもなく、凄まじいゲリラ雷雨に襲われ足下泥まみれ。幸い花火は上がったものの風がなくて、煙が流れずなんだかよく花火が見えないという有様でした。楽しいとは別に思い出になったのは確かです(^^;。
投稿: トムニャット | 2010年8月10日 (火) 00時14分
ちすトムニャットさん、ひさびさに昔自分の書いたFF11の日記を読もうと思ったら見つからず、友人Tに「おまえに送ったっけ?」って言ったら、
「もともとはトムニャットさんあてに書いたものらしいよ」
と言われてなんか妙に嬉しくなりました(^^。長いおつきあいまことに感謝です。
花火は大人になればなるほど、マナーとか常識に縛られるようになるというか、人として当たり前っちゃ当たり前なんですが、学生時代みたいにろくすっぽ片付けもしないで海辺で花火とかは精神的に出来なくはなりましたね。自宅の敷地内ならともかく、なかなか公的な場所でのプレイには抵抗が生まれている今日この頃です。つか、
そういう抵抗ならむしろあった方がいい
とも思ったりはしますけどね(^^;
※一方で片付ける身になったりもしているので。
回転花火でのサッカーとなるとロケット花火よりも技術を要しますね(^^;。つかその当時だともしかしてナイキのスニーカーが高騰していた頃では?そんなもったいなくも危ない使い方はしないのか(^^。
でもちょっと楽しそう。つか暗闇でもボールが見えますね!っていうかむしろ、
火が消えた直後が危ないのか!?
見えない弾を避ける感じ?まだまだ熱そうだし。
「彼女&浴衣」とは、、、おめ&ズリィですね!(^^。つかやっぱズリィ!!僕もそういう経験したいっ。つかええどうせ僕の横にいたのは小五の娘ですけど何かってヤツです。まぁその友達のクオリティが高まる可能性に胸を(あくまで胸を)ふくらませて未来に期待ってとこですかね。つってもまぁあと1年くらいでしょうけど。中学上がったら普通父親と遊ばないだろ。
泥だらけとか風が無くて花火が見えないとかは、もう全然大丈夫です。
また来年見に来ればいいよ!
ってヤツですからね!熱くて死ぬぜ!つか女性は約束が好きらしいってのは幻想?いわゆる「※」ってヤツですか?
ともかく。彼女さんとの思い出はいくつあってもありすぎるってことはないでしょう。綿密かつ濃密なプランで限りある人生、特に満たされている区間をより良くより長くすべく策を弄しましょう!がんばって考えること、そしてその時間の長さこそが大切なんですよ!(C:秋元康)
投稿: クリス | 2010年8月16日 (月) 00時31分