日帰り旅行~三重県海山町銚子川魚跳渓~
去年行って最高に楽しかったので、今年もぜひ、という子供達のたっての願いにより日帰り旅行が実現。日帰りなのは主に長男の佐鳴の影響。
朝7時に家を出て、高速を乗り換えほぼ予定通りになんとかって道の駅により、食料調達。夏休みということもあってか
※行ったのはお盆明けの16日(月)
異常に混雑していたが、そう言うときは食い物も潤沢に用意されていて選択肢も豊富なので悪くない。入り口で「まんぼう」「サメ」の串焼きをやっていたが、まぁスルーした。マンボウの刺身は(伊集院いわく)非常に美味らしいが、獲れたてでないと臭うらしい。豆知識。
この日は真夏日で、30%の降水確率がまるでウソのような晴天。山道直前のサークルKで買い損ねた飲み物を買い、いざ山道へ。
かみさんが一切の運転をまかなってくれているので僕は乗ってるだけなのだけど、全く迷うことなく目的の川へ到着。銚子川は下流から上流に向けて景観がめまぐるしく変わるのだけど、遠方から来た「オートキャンパー(※勝手に作った)」が、「この辺でキャンプしよう」と下流で決めてしまったりもするのだろうなぁとちょっと口惜しくなった。
※事実かなりの数のテントが下流域にあったし。
去年飛び込んだ思い出の吊り橋は今年もしっかりとあり、去年以上に大量の車が路駐されていた。ほんのちょっと山側にちゃんとした駐車場もあるのに、まぁみんな路駐するなぁというか、むしろ人目を気にせずに、
※ほとんど駐車場に止めてる人はいないので
着替えできるのはいいけどね。
※SS解説:試しにカメラを動かしながらパノラマ風に撮ってみた。次の写真も縦に動かしながら撮ってみた。まぁ雰囲気ってことで。
とりあえず吊り橋から飛び降りてる人はいなくて、横の岩からは何人かがダイビング中。去年もそうだったけど、「誰かが飛び降りてその飛び降りる行為が安全であることがわかる」までは、なかなか飛び込めないよなぁとは思った。特に高くなればなるほど。
これは今年一番乗りで飛び込んじゃうか!?
ちょっとテンションが上がるが、その前に準備運動だ。僕は自分をわきまえているので、日頃運動しない分こういうところでは慎重派なのだ。笑いたければ笑え。イッチニイッチニ。
既に去年岩から飛んでいるし、橋も鉄骨からは飛んでいる。今年の目標は、
・欄干から飛ぶ
もしくは、
・岩から飛び込む(ただし頭から)
どちらかをクリアしたい。だがまずはオーソドックスに岩から飛んでみることにする。が、やはり既に一度と言わずクリアした高さ、正直「フン」という感じである。上から目線である。ちょっぴりダサい感じになるのである。なので、
やや高めの岩から飛ぶことにした。
高さにして約50cmほどしか変わらないが、そこからは川までほんのちょっとだけ距離がある。飛ぶためには「落ちる」のではなく「飛ばなくては」ならない。ヒョイ、ではなく、タッ、、ポーンである。ニュアンスが伝わるだろうか。
ズッボーーーーン。
気持ちよく水中に落ちる。今回は鼻もつままなかったがまぁ余裕であった。3mか4mほどであるからして余裕な人には余裕な高さだ。
続いて息子も気持ちよく飛び、娘が飛ぼうかと岩の上まで行って躊躇している。やはり去年飛んでいるからと言ってことしも気軽に飛べるというわけではないのだ。たかが3mされど3m。
あまりにじれているので、「一緒に飛んであげる」と僕も一緒に飛ぶことにした。これは飛べなくてためらっている子供にとても有効な手段で、「せーのーで」で飛ぶとなればもはやそれは「飛ぶしか無くなる」のである。手をつないでいればなお良いが、
※着水時に二の腕がかなり赤く染まるが3mならまぁご愛敬のレベルだ。
そうでなくとも踏ん切りが付きやすい。理由としては、「一緒に飛ぶ」という気持ちが、怖さやためらいに割かれる部分の意識を軽減するためだと思われる。ぶっちゃけ、
一緒に飛ぶとあんまし飛んだ気がしなかったりする
ので、一度は自分のタイミングで自分の意志で飛んで欲しいとは思う。つか娘もこの一回で気をよくしたのか、
やはり「この川でしか味わえない」というのは大きい。スリルと興奮が飛び込みにはあるよなぁと思う。
僕も頭から飛ぶことにした。
去年の橋からのジャンプは長男からだったので、今年は自分から、と勇気を出して飛んでみた。つか、
もしかしたら長男のあとだったかも知れないが、
もはやあまりよく覚えていない。ただ、飛んだあと頭がちょっとだけ痛かったのと、子供達が「凄く綺麗に飛べてた」って言ってくれたのが嬉しかった(^^。自分でも気持ちよく体が縦になって着水した感じがしたんだよな。
※余談だけどプールとかの飛び込みって基本「斜めに飛ぶ」じゃない?だから「体が縦になって落ちる」感じってのはなかなか味わいづらいと思うわけ。「どう飛んだら体が縦になるんだろう」って思うわけ。それって飛ぶまでわからないわけ。でも結局ある程度高さがあってある程度斜めに頭が下になるように飛べば、自然に頭が重いから体は縦になるんだよね。ちょっと学習した感じ。
ちなみに指先を突き指したりもしませんでした。まぁ3m程度の高さですしね。
あ、やっぱ思い出した。僕のが先に飛んだわ。「超気持ちいい」って言った気がする。やっぱ頭から飛んだ方が楽しいって叫んだ気がする。そのあと長男も同じようなことを言ったのを思い出した。まぁ大した話じゃないけど。
結局このあともちょっと高い(最初に飛んだ)岩からも頭から飛んで、
※そっちは体勢崩してかっこわるくなったけど(^^;。
欄干は無理でした。
つか鉄骨の足場からは飛べたんだけど、長男と飛んだ分、記憶に浅く・・・。まぁ一人でも飛べたかな。そこからなら。でも欄干から飛べなかったことが凄く後悔として残ったり、、、。
ちなみに今年は中学生がいなかったけど、大阪から来てるっていう兄ちゃんがひとり派手に飛んでくれた。最初さらりと来て「欄干から飛べるの?」と訊くと、あっさり「はい」と登り、サクッと落ちた。全然余裕そう。あまりに余裕そう過ぎてちょっと拍子抜けするくらいだったけど、なかなか自分も同じようにはいかない。9mは8mより高いのだ。
ちなみにその兄ちゃんは、ラスト欄干から、
前方に回転しながら飛び降りて、ワイヤーに足をひっかけた拍子に回転が逆になって着水
というとんでもない荒技(というか失敗)を見せてくれて観客を沸かせてくれた。足が引っかかったときはどうするかと思ったけど、、、っていうか痛かっただろうな、かなり変なところから落ちちゃったから・・・乙!(<あんま使わないけど思わず言っちゃったよ)。
そのあとちょっと上流に行って、去年も滑った天然の滑り台をスルリ。でも滑ってる人は一人もいなくて自分が一番乗りっぽかった。っていうかここも誰かが滑ってるのを見ないウチは、
滑れるとは思えない
んだよな。実際かなり恐い感じに見えるし。
そして去年は飛べなかった岩からもダイビング成功。ぶっちゃけここは直前に飛んでる人がいたので勇気づけられました(^^;。足が思いっきり水底に着いたけど、
やはり着水時の減速によって大した衝撃にはならない。
まぁ頭から落ちる勇気はないけどね。
大きなケガもなく、
※かみさんは滑り台のところでしたたか岩に打っちゃったらしいけど。
合計5時間半ほど滞在し、着替えた後ちょっとだけ上流へ、
地元の中学生はみんな飛ぶ
と言われた「一番高いジャンプポイント」へ、様子だけ見に、、、。
これがそのポイントかどうかは実際のところ誰もいなかったのでわからないのだけど、もしここが正解のポイントだとしたら、
死人が出るワ
って感じでした。まぁ僕らは飛ばなかったので死人も出ず、無事帰路につきましたけどね(^^。
が、
その夜からどうも体が痛む。正確に言うと背中と肩が非常に熱を持って痛む。
日焼け止めを塗ってなかった!
というか塗らなくても去年は大したことなかったと(完全に忘れてるだけ)思い込んでいただけで、そりゃもう一大事なほど日焼けしました。
氷を背中に塗りたくり、扇風機を浴び続けるもすぐに蒸発。ぬれタオルを肩に掛け+扇風機で凄まじい気化熱を発生させるも、一向に体が冷える気配が無く、、、。
2日経った今でもヒリヒリしてる状態。
つか昨日はそれに伴う発熱でかなりノックアウト。食事も取れずに扇風機。嗚呼扇風機扇風機。頭にはアイスノン。つか、
日焼け止めは絶対いる。
あと、アブがスゲェ大量発生してたので、
ハチとアブに効く殺虫剤持って行くとイイかも。
※虫除けスプレーは水に入っちゃうのであんまし意味なし。蚊はいなかったし。
まぁ思い出の代償ってヤツですかね。ホントは子供の友達とかともう少し大勢で来た方が楽しめるんだろうなぁって思うんですが、やっぱり自然の川だし、責任も負えないですからね。もう少し大きくなってから自分達で来てもらうしかないのかなぁって感じ。ただ高校生くらいじゃこの場所はちょっと遠すぎるんだよな。バスがあるわけでもなく、チャリであの山は登れないし、、、。でもやっぱ高校生くらいで男女4人ずつくらいのグループで、キャンプ用品持って遊びに来ると、
プライスレスな思い出になること必至
だと思いました。つかプライスレスって言っといてなんですが、金に換算したら300万相当の思い出になると思いました。つか親がいたっていいんだよな。車で運搬してくれるだけでも絶対ありがたいもんな。そのときが来たら協力するよ(^^。
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