古い雑誌2冊
今日は休日なのだが、昨日から引き続きコレと言ってやることがない。まぁお金を使えばやれることも出てくるのだが、とりあえず長男の佐鳴代(本番に向けて時間数が増える=額が増える)を考えると、あまり無駄遣いする気にはなれない。まぁ無駄じゃない使い方ならいくらしたっていいと考えてはいるのだが。
ということで、先日に引き続き本棚にある古いゲーム雑誌を手に取ってみたりした。ぶっちゃけこないだのコンプティークの話題もそうだが、ネットの検索は主に、というかほとんど最新タイトルに偏っているので、古い話題はアクセス数が落ちる。つかその「アクセス数」の中には常連さん(若い)の興味の度合いも含まれているので、ちと申し訳なく思ったりもするのだが、まぁそういう時もある。最近はブログを書く際のテンションがまちまちで、2つ3つと立て続けに書いたと思えば、1日2日と何も書かずに過ごしてしまったりもしている。全て気にせずに好きなことを書いてしまえばいい、と思う自分もいるが、一方で「それなりにバラエティに富んだネタにしたい」と思う自分もいたりして、なかなかままならないのだ。
古い雑誌は2冊。「蘇る伝説のPC8801」と「週刊ファミ通1999年3/19号」。まずは軽くその2冊について触れてみる。
●PC88本
先日コンプティークと一緒に斜め読みしたBeepの復刻本は、ぶっちゃけ購入当時ですら小さく感じた文字がより見づらくなっていて、
※老眼が進んでいると思われる。
結局ほとんどまともに読めなかった。さきほど「斜め読み」と書いたが、その斜めさは角度にして5度ないし175度。ほぼ水平だ。2ページめくればもう寝ている。オマエは教科書か。
PC88本はそんな縮小誌面ではなく、きちんとした装丁だが、まぁ当時のハードの写真とか、ザナドゥの木屋さんとハイドライドの内藤さんの対談などは、
ゲームの話を求めて本を取った自分には無益。
ではタイトルは、と思うと、「ブラックオニキス」「刑事大打撃」「大戦略」「リグラス」「うっでぃぽこ」「アーコン」と「ハイドライドシリーズ3作」など。
※これらはCDによりPCにインストールすれば遊べるように収録されている。
ブラックオニキスまで古くなると実際リアルタイムでも僕はプレイしていないし、そもそも黎明期過ぎてたぶん今やってもピンとこないと思われる。ただだからといって他のタイトルが今やって面白いかも甚だ怪しく、結局ハイドライドの記事をパラパラと斜め読む(角度にして45度くらい)程度であった。
「懐かしい」という言葉は、その同ベクトル上での経験に継続性がある場合、あまり育成されない。70年代のアニメソングを常日頃聴いたり歌ったりしてる人には、別にマジンガーZやキューティハニーの歌を聴かされたところで何も懐かしくはないし、エミュその他でファミコンやスーファミのタイトルを遊びまくってる人間にしてみても、それは同義だと思う。
だが、88は比較的それが途切れていて、数年スパンで思い出してはいるはずなのだが、そのそれぞれがいつも「薄口」であるが故に、今こうして摂取しても、
ほとんどが思い出せず、かつ懐かしく感じた。
ハイドライド3はともかく2にも職業とかあったっけ?って感じだ。
今コレと言ってやることがないと言ってるほどだから、ゲームに対する根本的なモチベは正直かなり低い。昔やったゲームを今やろうとしても、なかなかピンと来るモノではないのだ。
※これらの中ではリグラスとハイドライド2が懐かしさも手伝ってやり直したくもなったけど、たぶん始めて数分でギブアップするのが目に見えてるので結局やめた。こういうところで前向きに「やろう!」と思わないあたりがジジイなのだが、まぁあんまし魅力がないのも事実なんだよな。
●ファミ通1999年
今から11年数ヶ月前のファミ通。記事を箇条書きしてみる。
※タイトルは適当。かなり適当。
・ついに発表プレイステーション後継機!その驚愕の映像表現に酔え!
思えば自分がゲームのグラフィックに驚いたのはPS2のグランツーリスモが最後だったかなぁということを思い出させる記事。つっても写真は1枚きしなのだけど。
PS3の時にも同じような画面写真が載った紹介記事があったわけだけど、ぶっちゃけあんまし印象に違いがない気がする。PS2でもPS3でも。
※実際のゲームは違うんだけどさ。
・マンガが大充実!11年の間に去っていった者たち・・・
羽生生純、吉田戦車、鈴木みそのマンガが普通に載っていて時代を感じさせるというか、むしろ11年前ってそんなもん?って気もした。ユウジローとるるるも載っているが、るるるはともかくユウジローは4コマでマジスゲェなと思った。だって普通に面白いもんな。ちなみにいい電子はまだない。
・ドリームキャストが現役!
まぁそんな古いハードでもないんだけど、「ゲームボーイアドバンス」すらなかった時代のハードだったんだなぁと思うと隔世の感が否めない。ちなみに現役だと判断したのは裏表紙がDC版「ぷよぷよ~ん」だったため。そのDCも今度プレステストアでタイトルがリリースされるようになるみたいだね。個人的にはシェンムー2章が(唯一)やりたいんだけど、、、どうなるかな。
・GBが現役!
っていうか発売予定のタイトルの半分くらいがPSで残り半分がGBって状況にちょっとビックリする。DCが現役ということはSSは既に斜陽に入ってるわけで、ブランニュータイトルリストにSSがあまりないのもうなづけはするのだけど、
ビックリするほど知ってるタイトルがない。
これはPSもGBも同様で、現在まで継続しているようなシリーズタイトルを除くと、ディノクライシスくらい?
・発売タイトルが多い
セプテントリオンくらいしかろくに覚えているタイトルがないクロレビに33本ものタイトルがリストアップ。どれだけ愚にも付かないタイトルが乱造されてたのかと思うが、作ってる人たちは真剣だった、、、のかなぁ。プレステ景気、ポケモン景気に沸いていたのかも知れない。
・携帯電話ゲームが一切載ってない
まぁこれは最近のことなのかも知れないけど、逆に言えば近い将来このウェイトがもっともっと増えていって、
母艦であるファミ通が休刊し、携帯電話ゲームの雑誌が創刊される
なんてこともなくはないかも、と思ったりもします。時代は繰り返すものですし・・・。
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この号を取ってあったのはたぶんPS2のニュース記事が載っていたからだと思う。こういう記事はあとから読み返しても時代背景がわかりやすく、楽しめると思ったから。
※逆に言えばもっと古いスーファミやネオジオの記事とかも欲しかったんだけど。
先日のコンプティークと比べると実に10年以上の開きがあるわけだけど、その10年はこの(現代から1999年までの)10年よりも大きな変化があったんだなぁと思うね。ポリゴンがゲームの世界をガラリと変えてしまったというか、一面ではネットの普及とか携帯電話による「支出内訳の変化」とかも大きそうだけど、それでもFFは今もFFで、任天堂はやっぱり任天堂のまま存在し続けてるのはさすがだよなぁと思う。まぁコナミでもカプコンでも別につぶれてるわけじゃないんだけど。
ただやっぱり自分はドット絵のゲームに惹かれる傾向があるかなぁとは思った。
ポリゴンゲームの画面写真見ても全然グッと来ないんだもの。
あと10年経っても、たぶんこれは変わらないと思うな。
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