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2010年9月22日 (水)

Qさま-号外-

※号外

漢字王第三回を見ていて、「ああ畠山と宇治原の間には経験という大きな差があるなぁ」としみじみ。

これほどの高難度コーナーまで成長しているにも関わらず、数問に1問は自分でも答えられるものがあって、ついつい見てしまったのだけど、ファイナルセミファイナルの畠山の「空気の読めなさ加減」はひどいもんだった。

 オマエが強いのはわかったから。

というディレクターの声が聞こえてくるよう。正直ファイナルで女の子に「わざと3問先取させたんじゃないか」とうがった見方をしたくなるほど。ぶっちゃけ海外旅行とかプレゼントされたからって大したお小遣いが出るわけでもないらしいし、
※伊集院がプレゼントされたのはQさまだったよね?
重要なのは「肩書き」と「レギュラーの座」じゃないかと思うんだよ。いかに出続けられるか。

その点宇治原はかなりわかってきたというか、昨日の「剽軽(ひょうきん)」の「軽」を書かせる問題でも、

 僕は悪くない!

と胸を張って言うところ。これは「非常に良い」と思った。

漢字が得意という肩書きはもう十二分に付いているわけで、あとはキャラがどう立てていけるかだと思う。実はQさまの面白いところは、各人各様に役割がしっかりしてるところで、アナウンサー陣にしてもお笑いにしても、「一見バラバラに見えてその実ハーモニーを重視してる」んだよね。だから間の悪い奴はどんどん干されていくし、逆に回答率が低くても場をよく見られる連中はレギュラーになっていく。伊集院があの番組を好きなのもそういう「完成度の高さ」によるところだと思うんだよね。

宮崎美子ややくみつる、宇治原や麻木久仁子を取り上げるのも、そういった「パーツとしての使い勝手」がいいから。そこに「学力」なんざ必要ないんだよね。

終盤三村が「こんなロボットに負けるな!」って言ったのは凄くよかった。あれは、「完璧なヤツがいたら場が盛り上がらない」という意味と同時に、畠山に向けて「オマエの進む道べき道はロボットだぜ!?」って安易示唆してたような気がするんだよね。
※事前打ち合わせで最初の3問は彼女の方に取らせるという半八百長があった可能性も感じさせたし。

まぁ普通の人には問題が難しくなり過ぎちゃってるから、いかにそこで「こっちまで引き寄せられるか」がポイントだと思う。バカ向けの番組じゃないのはもう作り手も毎週見てる僕みたいな人もわかってるわけで、今まで以上に「どこを磨いていくのか」が問われると思ったな。

ちなみに優香は、

 絶対要る。

ところどころで「ニヤリ」と(作り笑いじゃない感じで)するときがあって、妙に深読みしてしまう。実は大竹がいらないんだよな。Qさまは。

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