iPhoneちょっと触ってみた
サイトでオススメソフトというのを調べ、いくつかは無料だったので入れてもらって触ってみた。つっても3本だけだけど。
●TOUCH THE NAMBERS
5×5マスにランダムに表示された1から25までの数字を順番により早くタッチするだけのソフト。DSとかでもありそうだけど、あまりにシンプルだからか記憶にはない。
一見取るに足らない単純作業に見えるが、人気ソフトに名を連ねるには当然理由がある。
・レスポンスがいい
とにかくボタンを押したときの反応がすこぶるいい。連続して押すのももちろんだが、左上のNEWゲームをタッチし、スタートを押す流れにも一切のよどみがない。この軽快なリトライ感がつい何度も何度もプレイさせるモチベにつながっている。
・効果音がいい
「タッ」という音がとても気持ちよく、連続して押したときの流れるような感じがまたささやかながらハイクオリティな遊びを想起させる。こういうところはおざなりにされがちなだけに差が出る。
・記録がのこる
複数プレイヤーの名前保存が出来ないのはツライが(別の人がやるときは書き直す必要がある)、ランキングにはちゃんと名前が載るし、記録も1000分の1秒単位で残るので、友達と競い合うのもよさげ。っていうか長男には全然敵わなかったんだけど。
僕の記録が10秒ちょっと。長男は9秒台。指が大きいのとiPhoneに不慣れな点を差し引いても、抜ける気が全くしない。
※僕の10秒台だってほとんど偶然みたいなもんだったし。
一見攻略法などないように見えてその実結構なスキルを要求する。「一見して1~9までを瞬時に探し押せるか」「1つずつ探すのではなく、複数をまとめて記憶していけるか」「単純に見分ける能力」「指使い」などなど。
※個人的にはタッチペンでやりたかったけど。静電接触式は反応が早い反面指でしかできない、、、のかな。感圧とは一長一短だけど、ちょっと悔しかった。せめてツメに反応してくれれば、、、とか。
特に記憶に関しては重要で、ある種脳トレ的なニュアンスがあるとしたらそこ。純粋に知能指数が高ければ、最初の画面を見ただけで全ての番号を記憶し、その記憶に沿って押していけるんじゃないかとすら思うが、自分は無理。地味に探してしまう。
暇つぶしにはかなり強力だけど、音を出さないとやりづらい。評価は★★★☆。面白い。
●エスプガルーダII体験版
1面だけ遊べるシューティング。画面に十字キーがあるわけじゃなく、触れた指をゆっくり小さく動かせばゆっくり小さく動くし、派手に速く動かせば派手に速く動く。ある意味弾幕を大きくも小さくも避けられるわけで、相性自体は悪くない。
ショットは基本自動で、ボンバーかな?何か特殊な行為を作動させるためのボタンが左下にある。が、まぁやり方もわからないし、一度も押さなかった。
始まって一番最初に感じたのは、
画面がちょっとぼやけてる。
これは3GS用のアプリなので、解像度が4より荒く、そこをハードで拡大させることでボヤけるのかなぁと思ったけど、もしかしたら最初から(3GSのアプリだったときから)エフェクトでボヤけさせているのかも。ドットがシャープな方が居心地が良いなんてのはジジイの戯れ言かも。
そんなわけで遊んでみたわけだけど、
試しに遊ぶにはいいが
って程度。iPhone4の解像度ならもっと綺麗に見せることは可能なはずだが、一方でそれを処理するだけのスペックはたぶんない。画面エフェクトは昨今のケイブシューのそれと比べたら遙かに地味で、「エスプガルーダII」とは言ってもスペック的には怒首領蜂どころか首領蜂クラスという印象。まぁ3GS用アプリだから当然なのかもしれないが。
このアプリに限った話ではないが、4用で作られているものはまだまだ少ない。ロード時間や思考時間などで恩恵を受けられる側面もあるが、多数のオブジェクトを処理させるようなアクションゲーム(含むシューティング)の場合は、「3GSで動かしたときにゲームにならなくなってしまう」恐れもわるわけで、勢い下位互換で作らざるを得ない。
今後増えていく可能性もあるとは思うが、現時点ではまだまだ「4のスペックを活かしたゲーム」は難しそうだなぁって感じかな。
ちなみにこういうのってレジストすると電話代と一緒に引き落とされるのかね。ソフトによっては「1ヶ月の利用料」ってくくりのモノもあるけど、あれって1ヶ月経ったら自動的に使えなくなるのかしら。勝手に引き落とされて更新されるの?よくわからない。
●音楽検索
名前は忘れたが、まぁ「iPhone フリーアプリ 人気」とかで検索すればまずヒットすると思う。有名そうなソフトだったし。
マイクに向かって直接歌ったり、ハミングしたりして、その歌を検索し、Youtubeのサイトまで表示してしまうソフト。タイトルや歌手名も音声で認識させられるし、当然打ち込んでもいい。
この「音声で認識させる」「それをYoutubeに直結させる」というのはなかなかかっこいいなぁと思った。歌が下手だと検索されない(もちろん検索エンジンに登録されてなくても検索されない)から、ちょっとした「音痴判別機」になるのも面白い。とりあえず自分が試したところ、「浪漫飛行」と「思い出がいっぱい」はヒットしたが、「ブロッカー軍団マシンブラスター」は他の洋楽の曲がヒットした。
先ほどのアプリでは4の解像度を実感することがなかったが、こちらで検索された浪漫飛行のPVに関して、
明らかに綺麗
を実感出来た。具体的に言えば、縦持ちの狭い画面ですらドットのつぶれをあまり感じずに見ることが出来た。もちろんラグとかはほとんどない。
※ただし音声はモノラルでスピーカーも小さいので、決して綺麗とは言い難い。
思い出がいっぱいでは解散後はじめてテレビで歌ったものもヒットしたりして、ちょっと嬉しい感じに。こういうのは友達に見せるとウケがよさそうだし、自分でも気になった曲をハミングで歌って(約10秒くらいかな)すぐ検索できる。PCでも同様のソフトはあるが、マイクや設定やYoutubeのリンクやらを考えると、その利便性に天地の開きを感じる。iPhone版は使う気になるが、PC版は使う気にならない。
マシンブラスターで検索された「別の曲」を聞くのもちょっと面白い。ともすれば「盗用したのか!?」と思われる曲が出てくることもあるかもしれないが、この曲に関して言えば、
コンピュータが間違えるのもわからないでもないな
という程度の似方だったのが愉快だった。個人的には日本語の曲で似た曲とかが出てくるとより楽しめるのになぁとは思ったけど。
音楽関係では、他に「ピアノの鍵盤の光ったところを押す」ことで音楽を奏でられるソフトってのもあってちょっと欲しかったけど、とりあえず有料だったのでスルーした。マイクへ向かってのハミングがYoutubeの検索に直結する技術があれば、曲をピアノの楽譜に落とし込むことも出来なくはないと思うんだけど、
※もちろん曲によるとは思うけど
自分の持ってるMP3を同じシステムで弾けるようになるなら、ちょっと買ってもいいかなぁって思った。まぁ実際にピアノを弾けるようになるには、もっともっと横長のタッチスクリーンが必要だろうけどね(せめて3オクターブくらいは・・・)。
→実際にプレイしてないので「どう鍵盤が光る」のかわからないが、システム的にはプロジェクトディーバの「タイムサークル」が鍵盤の上にあるのがやりやすそうって思った。まぁ和音も同じように表示させるとなるとなかなか大変だろうし、バックがただ鍵盤だけ、音楽はあなたが叩く音だけってことになると、正直地味すぎる印象は拭えないんだけど。これでバックにPVを流しつつ長い鍵盤とピアノじゃなくて原曲のパートとかで、バンドブラザーズとの融合みたいなシステムで実現できれば、、、。もうちょっと実現には時間が掛かるかな(^^;。
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操作自体は慣れもあるが、おおむねわかりやすい。英語のソフトでも基本タッチオペレーションだから「複雑にしようがない」ところもあるし。
※ただシェアウェアのソフトの場合は、不用意にレジストボタンを押してしまうリスクはあるけど。エスプガルーダやっててスゲェ怖かったもの。360みたいにMSポイントがチャージされてる時しか支払えないってんならともかく、電話代を通じて支払われちゃうとなると話は別だからね。
あと先日ちょっと出た「人前で使ってると恥ずかしいかどうか」に関しては、
マルチタッチでスライドさせたり拡大させたりしてる仕草はかっこわるいが、横持ちフルキーモードを片手でブラインドタッチしてる動作はかっこいい
と思った。4本の指でなめらかに高速タイピングしてたりしたら、「こ、こいつスゲェ」って思うだろうなと。素人には不便そうなタッチスクリーンでのタイピングだけど、ここまで使いこなしてるなら、十分普通の携帯やPCメールよりメリットがある=使っていることを恥じることはないのだろうな、と。
新しく出たiTouchは、やっぱちょっと思案中。こうして触ってみてなお「まぁゲーム目的だけだったら「ない」な」って思ったし、スピーカーもさほどでもないし。あとこないだ動画をちょっと撮ってみたけど、再生した画面はやっぱりあんまし綺麗には見えなかった。「所詮携帯で撮った動画」の域を出ないというか。音声もしかり。
ただこれらの機能は当然「それにあった使い方」をしてこそのもの。ネットにアップするとか、友達に送るとか、その場で見て盛り上がる「道具」にするとか。
今見てピンと来ないってことは、たぶん僕の生活に「携帯アプリ」があまり必要とされてないってことなんだろうね。
PS.音楽を検索するソフト。やりまくってたら「時間切れ-」って言われて使えなくなった(ぎゃふん。一ヶ月いくらなのか、買い取りなのかがわからない。でもちょっと欲しいなぁこれは。
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