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2010年10月11日 (月)

あしたのジョー

 古いビデオテープに録画されたものなので、ところどころノイズが酷かったりもしたが、っていうか何で今あしたのジョー?って感じかも知れないが、まぁ見てしまったのだからしかたない。クリスの濃い部屋は僕の日常をお気楽に語るブログなのだ。っていうか読む方はお気楽とは言えない長文の時も、まぁなきにしもあらずでしょうけど。

しかし久々に見るとホントいろんなことが「記憶と違う」。「これがホントのトンズラだぁ~」はジョーのセリフかと思っていたらそうじゃなかったし、力石が少年院にいたというのも全然記憶になかった。「記憶とは違う」というより完全に忘れていたことが多くてビックリした。

出崎統の「止め絵」も全くなく、声優があおい輝彦と細川俊之というのも(壇ふみは覚えてたけど)ビックリ。意外とパターンの繰り返しが多かったり、間延びしたシーンがあったりで、2時間半は正直思った以上に長かった。
※っていうか2時間半もある映画だったことをそもそも忘れていた。っていうかTVを録画してよく見ていた物は、ビデオからダビングした本編と比べて大幅に、具体的に言うと1時間くらいカットされてたんだろうと思われる。まぁそれだけが「記憶違い」を裏付けてるわけじゃないだろうけど。
※よくよく考えたら「あおい輝彦」は西郷輝彦と勘違いしてた。でも調べてみたらこの人、「ジャニーズ」だったんだって。あの「ジャニーズ事務所」のジャニーズ。なんか凄い人なような気がするけど当時はどうだったんだろうね。

ただ、

 絵はやっぱりかっこよかった。

あしたのジョー劇場版の公開は1980年。ガンダムが終戦した年ということは、たぶんヤマトよりあとだと思うのだけど、

 古さを感じさせつつも、美しさが崩れない作画

なのがやはり1980年ということなのだろうと思う。

僕らの世代というとちばてつや原作の「あしたのジョー」を摂取する者としない者が分かれる年代だと思うが、僕的に

 ちばてつやの絵は嫌いじゃないが、あしたのジョーの持つニオイは好きになれなかった。

具体的に言うと、尾藤イサオの歌うテレビ版あしたのジョーの歌のイメージが好きになれなかった。当時ほとんどのアニメをどんよくに見続けていた僕だけど、数少ない「外れる」タイトルなくらい、言ってしまえば嫌いだった。

 が、

なぜ映画をビデオに録画して今なお見直すほど好きになったのかと言えば、

 ズバリ主題歌が好きだから

というなんだかイレギュラーなある意味納得な答えに行き着く。

劇場版あしたのジョーの主題歌「美しき狼たち」
http://il.youtube.com/watch?v=SJ3cAQkhGzM

もうかっこよすぎ。劇中にところどころアレンジされてBGMとして使用されるのも全くオールオッケーな感じ。もうね、ラストの力石のバックなんて、

 オレに泣けと!?

って感じで盛り上がりまくってしまうわけです。まぁそれもこれもあの「デッサンの取りづらすぎるヘアースタイル」をものともしない作画力があったればこそなのかも知れませんけど。

今あらためて見ると、タイガーマスクやアパッチ野球軍に通じる太くてラフなアウトラインに、シャドーに入ってる細かな線が時代を感じさせるわけだけど、やっぱりエースをねらえ!と比べるとお金の掛け方が多少甘い感じはしてしまう。才能だけで押し切れるもんでもないのかな、というか、やっぱアニメは一人で作るもんじゃないんだな、というか。

若い人には全くピンと来ないかも知れないけど、僕と同世代の人には、ぜひこの辺りの作品をセットで(死ぬまでに1度は)見て欲しいと思いますね。

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