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2010年10月10日 (日)

熱かった頃の思い出

熱かった頃の思い出

ウィキペディアを流し読みしていたらふと「ああこの頃が一番マンガに熱かったなぁ」と思い返した。軽く触れてみる。

●マンガに熱かった頃

今では定期購入してる単行本も数えるほどだが、小学生から中学生に掛けて、特にドラえもんを卒業し、釣りキチ三平やうる星やつら、みゆきの頃の熱量はかなりのものがあったように思う。

自分では買わないまでも、親戚が営む隣の喫茶店やその長男の部屋でサンデー、マガジン、チャンピオン、ジャンプと少年ビッグコミックを読んでいた。
※こっそり青年誌であるスピリッツやビッグコミックも読んでいたような気もする。つってもせいぜいめぞん一刻と我が名は狼くらいだけど。

月刊は立ち読みして、自分ではジェッツとか買ってたようなおぼろげな記憶。単行本も、好きな漫画家の作品は全て読みたいという勢いで、古本屋を探す旅に出たり、友達から情報を集めたりした。たった1話のために分厚い別冊を買ったり、本棚に並べる順序や優先順位に熟考したりした。
※あまりに好きなので一番良い場所に置いておいたら思いっきり背表紙が日焼けしたりして。

特に高橋留美子が大好きで、うる星やつら周辺の読み切りは僕の中で「宝石」にも等しい価値があった。なんつか絵が好きだったんだよな。
※まぁその後の作品ではテンションがどんどん下がって行っちゃって今は全然読んでないんだけども

ひとり暮らしを始めた頃は自分で週刊漫画雑誌を買うのはジャンプだけで、
※ドラゴンボールのため。
他は漫画家や絵柄で「毎月の発売予定表が発表された日に」全部書き出して取り置きしてもらってた。割と話題作的な位置づけのものなら何でも読んでたので、今よりずっと僕の中での漫画の位置は高かったと思うけど、「熱さ」という点ではうる星やつらの頃とは比較にならない。一度読んだらもう二度と読まないような漫画も多かったからな。

今でもきっと「読めば面白い」漫画はたくさんあると思うんだけど、重たいのとか怖いのとかツライのとかはダメ。二十世紀少年も最初読んでたけど途中でなんか疲れちゃった。全巻揃ってから読み出せばまた違ったのかも知れないけど(MONSTERみたいに)、それはそれで「読み始めるまで」のハードルが高そうなんだよな。デスノートとか映画を見てからようやっと漫画読み始めるって感じだったし。

そんな中今凄く読み始めようかどうしようか悩んでるのがワンピース。あれって面白いんでしょ?それもかなり。でなければ初版300万部とか刷られないよね?絵がどうも好きになれなかったんだけど、「普通読むでしょ」ってなんか世界中から言われてるような気がするんだよな。気のせい?

●ゲームに熱かった頃

ハードによっていろいろ。ファミコンは購入初期のロードランナーを自分で面作って学校で友達にクリアさせてた頃は凄く熱かった。ゼビウスのスコアを競い合ったり、
※最終的に16面まで行けなかったんだよな。クリアされたときは本気で悔しかった。
ゲーム雑誌としてBeepやメストを立ち読みしながら「何を買おうか」鬼の形相で思案していた頃も懐かしい。

ドラクエとゼルダの頃も当然熱かった。特に覚えてるのはドラクエIを友達の家に持って行って遊んでたこと。「たいまつが切れた-」とか「ゴールドマン最高っ!」とか。ドムドーラなんて今のゲームで言えばそんな大した距離じゃないのに、当時はもうとんでもない遠くまで来てしまった・・・。って感じだったもんな。敵も鬼強くて、でもそれがなんかスゲェ感じで。

高校時代は88一色。未知なるハードに文字通り色めきだったけど、一番熱かったのはなんと言ってもウルティマIVクエストオブアバタール。以前も書いたけど、256×256マスのフィールドマップを全てマッピングしたのはホントに熱すぎる想い出。でもその作業に見合うゲームだったんだよな。今じゃとても出来ないけど。
※他にも結構いろんなゲームをマッピングした。まぁファミコンが多いけど、ドンキーコング2とかゼルダの伝説は「色つき」でマッピングしたし、スーパーメトロイドも完全マップ作って255発のミサイルを集めた(最後はニフティで聞いてだったけど)。シャイング&ザ・ダクネスなんて「マッピングしやすすぎて」逆に肩すかしを食らった感じになったりしたし、でもまぁとにかくマッピングは凄く好きだった。「形が残る」のも僕好みだったんだよな。プレイ時間みたいなもので、「やった証」になるから。

F-ZEROのタイムアタックやFF7以降の数百時間単位のプレイ時間ってのも熱いには熱いんだけど、どこか流されてる感じもした。そこ行くと、

 ストIIブームは本物だった!

湯水のようにお金を使ったし、ひとり暮らしで自由になるお金が多かったこともあって、ホントにやった。強さより楽しさを優先するプレイだったから、そのエリアのゲーセンでも価値観の合う合わないはあったけど、それでもたくさんの友達と盛り上がりまくった。その流れからの餓狼2や餓狼SP、ヴァンパイアも楽しかったけど、やっぱストIIダッシュだな。アパートの扉を開けた目の前にポスター(オペレータのオヤジと仲良くなってもらったんだよな)貼ってたから遊びに来た友達ウケがスゲェよかった(^^。

その先はさほど熱くなった記憶もないかなぁ。一緒にゲームをやる友人が身の回りにいないと、あるラインは越せないんだよね。

●プラモに熱かった頃

小学校の頃のガンプラブームの熱量に関しては、もう当時を知る人にしか伝えにくいと思う。もちろんミニ四駆やキン消し、ベイブレードだって「内側に居た人」にしかわからない温度ってのはあると思うが、ガンプラのそれは、「一線超えていた」と思う。

小学生や中学生レベルでのプレミアを付けた売り買いや、店側の抱き合わせ販売。開店前に店頭に数十人といった子供達が並んでいるというのは、最近じゃあまり聞かない。ポケモンやモンハンみたいなビッグタイトルの発売日ならいざ知らず、「ほぼ毎週の入荷日」がそれだったのだから、ホントに凄かった。

今だったらそのキャラクターなりメカなりが「かっこいいかどうか」「好きか嫌いか」が購入のジャッジメントポイントになると思うが、当時はもう「何でも売れた」と言っても過言じゃない。信じられないかも知れないけど、「マゼラアタック(戦車)」や「ブラウブロ(どう考えても変な形のモビルアーマー)」も売れたし、グラブロ、ビグロ、ザクレロなんて、実際のところ「アニメで見てないのに」欲しかったもの。当時は「可動箇所」が凄く限られていて、グラブロ、ビグロなんて「腕が回るだけ」みたいなレベルだったのに、そこにワクワク出来たり。

ファミコンがスーファミやPCエンジンになるときのように、プラモも「スゲェかっこわるい」ところからスタートしてるから、作例とかでちょっとかっこよくなるだけでもメチャメチャ違う感じがした。色に関しても、「ランナー1色」というスタートだから、何カ所か色を塗るだけでも全然違ったし、ハミ出てたって割と平気だった。汚しをしたり、ちょっとした改造
※今のような凄い改造じゃなくて、たとえばアンテナを針金で付けるとか、アルミ箔でメタリックっぽくするとかその程度。
しただけでもなんか「オレのザク超スゲェ」ってなれたんだよね。

勢いがピークだったのはどうだろう、Gアーマーの頃かなぁ。信じられないかもしれないけど、僕たちの小学校には「プラモデルクラブ」なんてのがあって、週に1時間学校でおおっぴらに美術室を使ってプラモ作ることが出来たんだよね。みんなで作るとホント楽しさもひとしおって感じで。

小五の頃だからザブングルとかMSVの頃かなぁ。でもその当時の、ガンダム(MSV)、ザブングル、ダンバイン、エルガイム、ボトムズの5作品はホントに熱くて、今でもその余波が残ってる気がする。つかメカのかっこよさというか、「かっこいいところ」はどれも違ってて、なんつかサンライズさすがだなぁって思う。ガンダムはもう原体験だから何がどうってレベルじゃないんだけど、ザブングルは「建機」、ダンバインは「生物」、エルガイムは「エレガント」、ボトムズは「兵器」のかっこよさがあった。個人的にはザブングルの「レバー2本でロボットを動かす感覚」が凄く好きだったな。ボスボロットと同じ操作系なのに、リアリティが段違いにあって、作例とかも異常にリアリティがあったり。キットの出来も良かったと思う。
※基本を1/100に据えてたのも奏功したと思う。ガラパゴス、プロメウス、カプリコ、オストリッチ、センチピード、もちろんギャロップやトラッド11、クラブタイプもいい味出し過ぎてるし。ちなみに自分ダッガーだけは作ったことがないんだよね。キットは押し入れの中にあるんだけど。

●アニメに熱かった頃

小2くらいかなぁ。「アニメ大全科」みたいなケイブンシャや双葉社辺りの本を買いあさって、知識と視聴に命がけだったのは。

仮面ライダーがストロンガーで一区切りして、
※一区切りはしたけど少年仮面ライダー隊に入ったり、バトルフィーバーJのビジュアルに心打たれたり、ギャバンからの宇宙刑事モノの主題歌やぶっちゃけアニーのパンチラにグッと来たりはしたけどね。まぁみんなそうだと思うけど。
ヤマトや999からのアニメブームが盛り上がっていった。

それまで買っていたテレビランド、テレビマガジン、てれびくん、冒険王が、そのままアニメージュ、ジ・アニメ、アニメディアにシフトし、しばらくするとOUTやホビージャパンが入ってきたり。
※ちなみにそのあとはゲーム系のBeep!、ファミマガ、ファミ通、ファミコン必勝本のファミコン時代。続いてコンプティーク、テクノポリス、マイコンベーシックマガジン、ポプコム、ログインのパソコン系時代、ひとり暮らしを始めた頃からはゲーメスト、○勝PCエンジン、PCエンジンファンなど。Beepメガドライブはセガ寄り過ぎて気持ち悪くなって買うのを止めたんだよね。Beep!の頃はセガへの悪態もついてたのに・・・。

とにかく「なぜそうだったのか」がわからないくらいガンダムにみんな熱くなっていて、確かに大河原邦男版の前売り特典ポスターの出来は素晴らしく素晴らしかったとは思うけど、
※個人的には哀戦士のドムとガンダムのポスターが一番好きだった。

 トータルするとクラッシャージョウの方が上

だって思ってたんだよね。割とアニメージュ誌上ではプッシュされなかったから「異端」かと思ってた頃もあったけど。
※ただその年のグランプリがジョウだったのはスゲェ嬉しかったけど。ちなみに「ジョウ」であって「ジョー」じゃないので注意ね。

早朝のゴッドマーズや日曜真っ昼間のマクロスも好きだった。ゴッドマーズは子供ながらにその作画の「ちから」に惹かれたんだと思う。荒木姫野ペアの才能に。
マクロスはどう考えても当時オーパーツみたいなクオリティで、キャラ、メカ、ストーリーと設定など、まさに「神がかっていた」。冷静に考えるとあのキャラデザインをデッサン崩さずに動かすってのは「好きで好きで身を削ることをいとわない」連中じゃなきゃ絶対無理だったと思うし、「ガンダムが兵器としてのリアリティをロボットアニメに持ち込んだ」とするなら、バルキリーのそれはもはや「兵器そのもの」。戦闘機のかっこよさに気づかせてくれたと言っても過言じゃない。っていうかまぁ当時はガンダムにかなり毒されてたからあまりピンとこなかったけど、

 デストロイドモンスターとかトマホーク、ファランクスどれも超カッコイイし。
 ※まぁ敵側のメカは微妙っちゃ微妙だったけど。

そうそう書き忘れてたけどイデオンもスゲェ好きだった。もうイデオンが好き過ぎて、そろばんが嫌でしょうがなかったんだよな。っていうかイデオンのために辞めたと言っても過言じゃない。今思うとキャラとか微妙だし、世界観もよくわかんないんだけど、とにかく「強くて大きい」ってことが子供心をガッチリ掴みまくった作品だったと思う。

ダグラム、ボトムズは比較的プラモウェイトが高い作品だったけど、ゴーグとバイファムはアニメが好きだったな。バイファムは当時では非常に珍しい、「1話が歌じゃなくストーリーから始まる」演出で、子供達だけでの冒険や、ほんわかした雰囲気と戦闘の緊張感のバランス、最終話の紙飛行機のシーンは今でも目頭を熱くするよ。

ゴーグはもう安彦良和先生の最高のアニメ。どこを切っても作画が完璧で、話は面白く、迫力はあって、脚本も声優も隙のない布陣。トップをねらえ!が出るまでは僕の中で完全1位だった気がする。初回放送時からずっと録画してたんだけど、途中で一回だけ「前半15分を下痢でトイレから出られずに録画し損ねる」という涙の失態があったんだよね。まぁ何年かあとの再放送で拾い上げることが出来たけど。
ゴーグで「宇宙人に会える確率の低さ」をしみじみ感じた人も少なくないと思うな。エンディングも完璧でした。泣きまくりでした。

そっからはトップやエヴァまで飛んじゃうかな。ナディアも好きだったし、、、そうそうカリオストロは忘れちゃいけなかったね。小学校の1、2年の頃だったかな。とにかく映画館に何回も見に行ったなんてのはその当時ではありえないことだったんだけど、カリオストロは見に行ったんだよな。つかなんであんな昔の作品が今でも超えられないのかって思う。作ってる連中だってほとんど生きてるはずなのに。
※大塚康雄先生がいないのが大きいのではないかと思うんだけど・・・どうなのかな。

りんたろう監督の幻魔大戦や主題歌が好きだった劇場版超人ロック、我が青春のアルカディアほど名ゼリフの多いアニメはないと思う「信じられる本当の友になら、眼でも心臓でもくれてやるさ、トチロー!」泣ける!エースをねらえ!の凄みは今なお輝きっぱなしだったし、ダンクーガがテレビで初めて出てきた時の興奮は叫び声を上げるほどだった。カルバリーテンプルのかっこよさ、ハイパージェリルの凄さ、ジャイアントロボは今見てもゾクゾクしまくり。人間爆弾静かなる中条のビッグバンパンチ!(<まぁ撃たなかったけど)。クリスの選ぶかっこいい中年の出るアニメ№1!衝撃のアルベルトも大好きです。
最近だとやっぱグレンラガン、マクロスFかなぁ。その二つと比べると化物語はちょっと落ちるかも。グレンラガンも中盤のダレダレがなければもっと手放しで絶賛だったのに。マクロスはテレビの時点で既に劇場版のクオリティに達してたね。おっと危ないサマーウォーズや新ヱヴァを忘れるとこでした。いやいやCGだってインクレディブル、カンフーパンダ、ヒックとドラゴンは大好きですよ。待て待てアイアンジャイアントとシンドバッドを忘れてはイカン・・・

 久々に昨日劇場版ガンダムを飛ばし飛ばし見た。

あまりのメカのかっこ悪さと、キャラ、特にシャアのかっこよさに驚愕。やっぱ安彦良和先生はキャラの作画の「天才」と呼ぶに相応しい。安彦作画のシャアやセイラさんを見たあとマクロスFのキャラを見ると、

 ガイジンが模倣したアニメなんじゃないか

ってくらいの落差を感じます。キシリアにバズーカを撃つシャアなんて、神々しいほどだもの。

 アニメは作画、絵コンテが命。

名前を出しそびれちゃったけどドラえもんは「ふしぎ風使い」、しんちゃんは「わくわく温泉」、ケロロも大好きでしたし、スペースコブラ、ニルス、ガンバ、エステバンなど本気で好きな作品はまだまだいっぱいあります。つかエステバンはホント今でも凄く見たいんだけど、「放映当時のフィルムが現存してない」んだって。そういうのはどうしようもないっていうか、当時録画してた人とかいないもんかねぇ。

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他には「ガシャポンに熱かった頃」「LEGOに熱かった頃」「ポケモン&ポケモンカード」「ハイパーヨーヨー」などなどあったりもしたわけですが、アニメのこと書いて結構スッキリしちゃったのでそちらはまた機会があれば。

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