ブログをやめる日のこと
まだやめるつもりはないのだけど、2005年の7月からほぼ休まずにこんだけ続けてきていると、生活の中で占める割合もそれなりに大きく、「やってなかった頃」「やめた後のこと」をあまりイメージ出来ない。
読んでる人の中には、ホントに毎日決まった時間に来て下さる方もいらっしゃるかと思う一方で、「たかがブログ」として別になくなればなくなっただけの話、という方も多数いると思う。実際過去において愛読していたものが、何かの拍子で距離を置き、接点がなくなったというケースは僕にもある。
コメントをそうそう頂くタイプではない、ある意味「独白(独り言)」のような内容なので、「みんなとのつながり」を重視して継続しているわけじゃない。家族や友人に勧められているわけでも、仕事絡みで続けているわけでもない、純粋に自分が書きたくて書いているものなので、
※まぁだからこそ続けられるのではあるが。
やめるときもきっと「自分の意志」で「やめよう」と思うと思う。誰かが「もうやめろ!」と言っても
※著作権とかのクレーム絡みならあり得なくはないけど。
たぶんやめない。
ちなみに人によっては「考えられない」と思うかも知れないが、今までの5年間、「やめよう」と思ったことは「一度もない」。ただの一度も、体調が悪かろうが、泊まりの旅行や出張に行こうが、「1日すら」休もうと思ったことはない。体調等の理由で書けない可能性を考えて、1日前にタイマーでアップしたりはしているが、基本的にカレンダーに穴は空けないし、たまにだけど複数アップしたりもする。
ここで「1日休むとダラダラと休んじゃうんだよね」みたいなことを言う人もいるかとは思うが、自分の場合はたぶんそれもないと思う。っていうか「1日」は休んだことがあるんだよね。始めて1ヶ月以内のことだったと思うけど、油断してアップしそこねちゃって。
※管理側が問題の場合は別ね。
ただ、もしやめたらやめたでやりたいことがないわけでもない。っていうかブログを理由に自分が目を背けている事がある。
同窓会とか厄年とか。
中学や高校の連中と何年かに1回はそうしたイベントに絡むのも、自分の性格からしたら「普通」の話なのだけど、やるとなったらどうしても中心に近くなると思うから、プライベートの占有率を上げざるを得ない。正直「やりたい」気持ちも少なからずあるが、半年なり1年なりの長期的なスパンでの企画となると、やっぱり及び腰になってしまう自分もいる。まぁ正直な話自分は「トルクが高い男じゃない」。誰かが「やろう」としたときに、ブレーキを掛けたいとは決して思わないが、自ら進んで「ブレーキになる連中をはねのける」だけのトルクはない。
だから何年か前にそういう話題があったときも、がんばり切れなかった。
いやホントココだけの話、「そゆのいいから」みたいなヤツは死ねばいいと思うよ。「クリス、オマエ動いてくれない?」って言ってくれる人がいても、そういうブレーキがひとりいるだけでもうテンションなんて即ゼロになっちゃうもの。みんなそんなにがんばり続けられないんだよ。仕事だってみんながみんな順風満帆なわけないんだし。
でも、
そんな同窓会を抜きにしたらホントにブログを止める理由が見つからない。ココログベーシックの容量が結構いっぱいになってきてる(現在8割くらい埋まってる)から、そこから有料のランクアップをするか、とか、他のブログサービスに移行するかって話はなくはないけど、基本「書き続けていきたい」と思っている。そうだなぁ出来るなら、
あと10年。50歳くらいまでは続けたいと思っている。
別に10年後に何かがあるというわけじゃないけど、15年も続ければきっといろんなことが歴史として見られるようになるだろうって思う。まぁ10年でもそうか。
ゲームの話題だけじゃなく、子供の話、旅行の話、体調(体重)や環境の話も、10年もしたら大抵の物は何らかの変化を及ぼしている。生まれたばかりの子供なら小四になっているし、中学生ならもう成人して社会人になってる可能性もある。高校生なら結婚してる可能性が高まるし、10年となれば遊んでるゲームハードもかなりの確率で変わっているはずだ。PCの性能も劇的に変わっているだろう。
そういうのを追っかける感じはきっと愉快だと思う。
今書いている内容の中には、っていうか多くは、ホントに取るに足らないものが多いと思う。でも、いくつかは未来の自分が振り返って「ニヤリ」と出来るものもあるはず。★が5個を超えたのは今のところ「響け!太鼓の達人」だけだけど、あと5年も続ければもう1つくらいは出てくるかも知れない。自分が感動して涙を流した記録としても、歳を取って忘れっぽくなればなるほど、
※っていうかブログが原因で忘れっぽさに拍車が掛かってる可能性は捨てきれないのだが。
こうした「日記」は意味が深まると思う。
「ウェブログ」という言葉から離れ、日記としての機能が一人歩きして、コミュニケーションサイコーってミクシィに押され、今は割とツイッターに押されたりして、かなり減ったって話も目にしたりするけど、シンプルにつづるからこそ流行とは別に、自分のことを自分の言葉で続ける意味がある。変な話僕のブログを最初から今日までずっと読んできて下さってる方なんかは、
普通の親友ってレベルじゃないほど僕のことを知っている
と言ってもなんら過言じゃないからね。普通の仲の良い友達だって社会に出ればここまで毎日連絡取り続けたりしないだろって思うもの。
ライフワークって言葉はなんだかすごく偉そうで好きじゃないんだけど、
※黒澤明か手塚治虫、横山光輝くらいしか使っちゃダメって気がする。
本当に死ぬまで続けていけることって考えると、こうしたダラダラとした毎日をつづるようなことこそがライフワークなのかなぁと思ったりもする。まぁワーク:仕事じゃないけどさ(^^;。
コンゴトモヨロシクです。レスは気まぐれペースですが、(スパムや荒し以外)必ず書いてますので。
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コメント
5年10年と云わずクリスさんには生きている間はずっと続けて欲しいと思います(^^)
毎日更新と云うのは時として足枷になる事もあるでしょうけど、毎日楽しみにしている方としては、たった一行「時間がない」とか「風邪で倒れた」だけでも安心出来ると思うんですよね。クリスさんのブログを日課としている者として特にそう思います。
自分もブログ更新はしようしようと考えているものの、最近の精神状態や世界情勢ではどうしてもダークな方へ行ってしまいそうなので、何か別の話題が出来るまで控えている感じです。
それでも10年後20年後若しくは50年後までクリスさんと相互リンクしていられたら幸せだと思っています(^^)
投稿: バブシカ | 2010年11月 9日 (火) 05時52分
とても嬉しいコメントありがとうございます(^^。
オフで付き合いのある友人Tを除くと、バブシカさんは僕のブログの最古参読者にして未だにおつきあいして頂いてるのが不思議なほどなのですが、
※僕のブログのどこがバブシカさんにフックしているのか疑問に思うこともあったり。アラフォーネタの時はともかく。まぁ適度に肩の力を抜いておつきあい頂いてるのかなぁとも思いますが。
ひとりでもそうやって「死ぬまで続けなさいよ」と言って頂けると、「それもいいかな」と思ってしまう辺り自分も安いなぁと思ったりもします(^^;。
ココだけの話、もっとグレーから黒に近い話題とかも書きたい気になるときも多くて、それを自由に書ければ「継続へのモチベーション」も飛躍的に高まるには高まるのですが、やっぱそれでブログを続けられなくなる可能性も出てくるわけで。「会員制」とかに出来ればそういう話も書けるのになぁと思うことはありますが、一体何人が?誰が?と考えると、今のまま「甘いネタ」で行くのが一番なのかなぁって感じです。なんだかよくわからない文章ですね(^^;。失敬。
これでも(毎日とは言いませんが)頻繁におじゃましてるんですよ!バブシカさんもがんばって更新してください。個人的にはささやかなプラモやゲームのサイト紹介とか、親指大くらいの小さな小物の製作でもいいので、
※内容がオンリーワンなら長さは関係ないとも思うし。
1日10分でも気楽にPCに向かって貰えたらと思ったりします。
正直お袋が現役でいるウチは僕もこうしてダラダラ書けるんですが、命は永遠じゃないですからね。少しでも長く続けられたらってのが本音ですね。
投稿: クリス | 2010年11月13日 (土) 20時49分