接待ゲーム
数年ぶりにメキシコに行ってたK太が休暇を取って戻ってきたというので、明後日の夜会う話になってるのだけど、
※ちなみに普通はこういうときどっかで待ち合わせして飲んだりするんだろうけど、僕はそういうのとんと疎いので、家に来てゲームやったり動画をあげたりする程度。中学生かっ!
そう言うとき見せるコンテンツというのが割と難しいというか、昔を思うと変わってきてるのかなぁと思ったりした。
遙か昔ファミコン時代であれば、まぁ持ってるソフトも限りがあるし、話題のソフトも概ね決まり切ってたからそれで遊べばよかった。PCエンジンやスーファミの頃になるとそれが多少華やかになり、CDロムらしいしゃべったり生音で演奏されたりするソフトであったり、ファミコンの続編がこんなに変わった、みたいなタイトルを提示すればよかった。
プレステ時代だとグランツーリスモやバーチャファイターのようなポリゴンまっしぐらなタイトルで、「十分新鮮」をアピール出来たし、間も持った。そう言えば以前同じようなシチュエーションでK太にプレゼンし、好評を得たのが数日前に「№1ニンテンドー64ゲーム」に認定した「スターウォーズエピソードIレーサー」だったことを思い出す。あれは確かに接待ゲーム向けな内容だった。
さて時は流れて現代。
※と言ってもK太は2年日本を離れてただけなのでそれほど隔世感はない。
何を見せれば「うなずいて貰える」のか。ゲーム好きとして中二病として、何をプレゼンすれば、「まぁそういうのはいいや・・・」とか「ふ~ん」とか言われずに済むのか。つかこのK太、
非常に感動が薄いヤツ
なので、ある意味ハードルとしてはちょうどよく高い。何にでも感動されてしまうのもこういう場合は面白くないし、親戚であるぶん相手が気を遣って「凄く面白いですよぉ!」みたいなことを言われて逆にこちらが孤独の淵に追いやられることもない。
※ちなみにこれを書いてる時点ではまだK太は家に来てないが、アップしてる時点ではもう帰ったあとだと思われる。まぁ大した問題じゃないが。
まず接待ゲームに求められる素養について考えてみることにしょう。っていうかこのネタは以前も書いた記憶があるが、「書いた記憶しかない」ので、内容がかぶっている、もしくは「全く違う価値観に基づいて他の人が書いている」場合でも当方はあんまし関知しない。まぁこの辺はいつも通りだ。
・すぐわかる
見た目にしてもルールにしても楽しさにしても、「2時間遊んでようやっと見え始めて来る」ようなゲームは接待ゲームには向かない。たぶん向かない。向かないんじゃないかな。ってヤツだ。<最後まで書かない辺りがいやらしい
・面白い
これも重要。遊んで面白くなければそれはもう意味がない。意味がわからない。何をオマエはオレの時間まで浪費させてんだって話。
・二人で遊べる方がいいが、、、
これは難しいところ。個人的にはモンハン未経験者にモンハンの面白さを布教したりするのも悪くはないと思うが、、、まぁ難しいところ。別にひとり用でも横からちゃちゃ入れながら遊べば十分楽しめるもんだし。
・相手が知らない
実はとても重要。「これなんだけどさ」と厳かに桐箱から出したソフトが、「ああそれなら知ってる&遊んだ&つまんないよね」のコンボを食らった日には再起不能も甚だしい。ある程度のマイナーさは意識する必要があるだろう。つか最近の忘れっぽさを鑑みるに、「以前クリスさんに勧められたし」みたいなリアクションも十分考えられる。恐ろしい。想像しただけでお腹が減ってくるほどだ。
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そんなことを踏まえてプレゼンする候補を考えるのだが、ぶっちゃけ最後の「以前勧められた」を踏まえてなお「見せざるを得ない」のが、
キングオブ接待ゲー「バーンアウトパラダイス」
だろう。キネクトがまだ別の名前で初めて紹介されたときにも使われた(ような気がする)、わかりやすさと面白さが超一級のソフト。
そもそもレースゲームはルールを把握しやすく、ビジュアルに訴求力がある。最近であれば「スプリットセカンド」「ニードフォースピードホットパースート」。ちょっと前なら「FUEL」「スタントマンイグニッション」など、シミュレーションよりアクション寄りのレースゲーは、接待ゲームとしての打率が高い。
※ちなみに体験版の場合も当然あるが、それは全然問題ない。どうせそんな長く遊ばないもの。
同じベクトルでSKATEやトライアルHDもかなり指数が高い。特にSKATEは(見たことがなかった場合)操作も感覚的だし、縛りも少ない。FUELのように無目的で放り出されてもそこそこ自分で楽しくなれる希有なゲームだと思う。個人的には製品版の1や3より、体験版の1の方が面白さが伝わりやすい気がしたりもするが。
トライアルHDはまぁ問答無用で面白いから、むしろメキシコ戻ってから自分で買えって感じかな。
こないだ絶賛したキャッスルペインとビートハザードも安心度が高い。とにかくお手軽で「3分持たせる」だけならキャッスルペインでちょうど良く、ビートハザードなら今普通に音楽を楽しんでる人に「延長として」楽しませることが出来るだろう。ジオメタイプのゲームが嫌いじゃないという条件はあるが、知ってる好きな曲をバックに遊べるというのは存外楽しい物なのだ。
お手軽系として「洞窟物語」も抑えておきたい。もう随分前のソフトだけど、知らない場合は知らないまま来てる可能性もある。打率の高いソフトなのでこれもオススメだ。
※誰に対して言ってるのかわからないが。
FPS系のゲームだと、正直ボーダーランズは初見時の印象があまりよくない。デザインにクセがあり、楽しくなるまでに時間が掛かるので、出来たらそこはバッドカンパニー2のような「話がシリアス過ぎない、それでいて見た目も展開も派手なFPS」が良いのではないかと思う。つか持ってるのがそんなにないので偉そうなことは言えないのだが。
意外とイケルかも知れないと思うのはトーチライトやポケモンスクランブルのようなハクスラ系。
※ソーマブリンガーやPSP2でもいいけど携帯機は接待ゲーにはあんま向かないよな。実際。
嫌いじゃなければ遊び方や楽しさを理解させるのもそれほど大変じゃないし、実際良くできてる。まぁ「嫌いじゃなければ」がとても大きいのだが。
人によってはロストプラネットやゴッドオブウォータイプの派手なアクションがフックする場合もあるし、これも人を選ぶが、脱出系のアドベンチャーにハマる事もあるかも知れない。個人的にはエロゲーでもオススメしたいのはあるが、接待ゲーとしてはキツいよな。
そう、「ドラクエモンスターズバトルロードビクトリ-」は接待ゲーレベルが高そう。カードを集めるところから始めさせるのはどうかと思うが、その派手な演出は一見の価値有り。ドラクエ経験者ならフックもしそう。
逆にFFは13でも14でも微妙か。見た目は悪くないけど正直面白さを伝えられる自信がない。ポケモンも同様。
ただどう考えを巡らせても「バーンアウトパラダイス」の牙城は崩れない。あれほど操作がわかりやすく、展開が派手で、モチベーターに満たされたゲームは他にない。もし前回勧めていたとしても、また同じようにプレゼンしてしまいそうな自分がいるんだよな。
ちなみに、映像作品としては、「ヱヴァ破」「マクロスF」「化物語」「サマーウォーズ」あたりがメインで、次点として「グレンラガン」「初音ミク」「牙狼」あたりか。これはまぁ相手の嗜好を考えつつ書いてるから、人によっては全然変わってくるとは思うけど。
ともかく、人生の先輩として恥ずかしくない「幼さ」をアピールしなければ、と考えている次第だ。
※ちなみにこれらをプレゼンした結果何がフックしたかについても後日ご報告したいと思っている、、、が忘れるかも知れない。つか冷静に考えると今日のお題は「接待」ではなく「接客」ゲームだったな。
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