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2010年11月22日 (月)

ジャンルの話

今って「FPS」「MMORPG」「RTS」「箱庭」ゲーム辺りが世界的な主流で、「アクション」「RPG」「レース」(あとエロゲーを中心としたノベル系アドベンチャー)はかなり押されてる気がする。
※既に「シューティング」というジャンルを挙げることに抵抗がある辺りが結構切なかったりもする。
iPhoneのアプリになるようなミニゲーム、ソーシャルゲームって言うの?ああいうのもなくはないけど、まぁ「ゲームをやる人」からしたら小粒な印象。

結局みんながゲームに何を求めているのかってことなんだろうね。「コールオブデューティブラックオプス」が初日に450万本だっけ?あんなのが記録的な売り上げを記録してしまうというのは、なんだかちょっと怖いというか、別に好きな人がいてもおかしくないジャンルだとは思うけど、「世界中が戦争を欲してる」みたいなニュアンスが浮上するのは僕のうがった考え方なのかしら。

FPSも悪くないというか、ゲームとして爽快感、緊張感、達成感などを上手く刺激する構造で、人的技術の向上が直接結果に繋がるのもやりがいに出来る、、、っていうか書いていて「そういう人が多いから売れるのか」って気もしてきた。戦争ものなのは単にわかりやすいから、例えば僕らがRPGには西洋ファンタジーをかぶせるのが一番居心地がいいように、例えばハリーポッターやロードオブザリングが好きじゃなくてもドラクエが好きなように、戦争が好きじゃなくても戦争物のFPSが好きなのか。ボーダーランズやハーフライフみたいな世界観がマストにならないのも、入り口がウルフェンシュタインだったのと無関係じゃないのかも。わかんないけど。

あと技術の進歩ってのもジャンルの限定化に一助があるのかも、とも思った。一度にたくさんのことが出来るから、RTSみたいな大部隊を操作するゲーム性、MMOみたいにパイプの太いやりとりが可能になったからMOがMMOになったわけだし。箱庭ゲームも世界のリアリティを高めれば高めるだけマシンパワーが要る。言い換えれば、技術の進歩が止まれば、これらの進化も停滞するのかも。

っていうか技術がもっともっと進んでより多くのオブジェクトをより美麗により高速に表示出来るようになるなら、今とは全く違うジャンルのゲームが生まれたりするんだろうか。対戦格闘がチーム戦になったように、ポリゴンがコースに起伏を作ったように。技術がジャンルを変えていくのか。シューティングや2Dアクションが斜陽に入ったのも、そうした「技術の力を発揮しづらかったから」と考えると微妙に合点がいく。

ただ当然のことながら技術だけ上がっても面白くなかったら意味がない。面白さがわかりにくいだけで、掘り下げていくことで発掘される面白さであれば、それはそれで意味があるんだろうけど、
※バイオハザードになったアローンインザダークやストIIを生んだストIとか。
今は割とそういった「開拓精神あふれるタイトル」に優しくない土壌な気もするし、たとえあったとしても、自分がそれにフックしない可能性も高いんだけどさ。独身時代を思うと随分保守的になっちゃったし。

でもどうかね。今後も一番最初に挙げたジャンルが全部ずっと残るとは思えないよね。
※むしろエロゲー:テキストアドベンチャーは残ると思うけど。
演出しやすさと、人的技術が今のFPSを支えてるとしても、ターゲッティングはマウスの方がやりやすいわけで、いつまでも戦争物で支持を集め続けられるとも思えない。

唐突に余談だけど、FPSってターゲットにある程度自動で照準が合っちゃダメなのかね。罪と罰みたいにセミオートというか、「そっちの方」へカーソルを動かすと、その方向にあるターゲットに吸い付くようにフィットする、みたいな方が、気持ちよく倒していけるような気がするというか、マウスじゃなくパッドでゲームするんなら絶対その方がやりやすいと思うんだけど。つかマウスデバイスがそもそもの入り口にあるからそういう「ズル」が見えないのかな。桜井さんあたりがFPSを作れば変わるような気がする。
※パルテナはそういうシーンないのかしら。

ルールがわかりにくいゲームはそうそう長く持たないとも思う。今でこそがんばってるユーザーはいるけど、その下の世代がしっかりFPSやRTSを「本職」として目指せるもんなのかなぁって思う。ポケモンも400万本以上売れてはいるけど、全員が全員ハマり倒してるわけじゃないわけで、やっぱりジャンルに関する「飽き」と「習熟難度」ってのは不可避だと思うんだよな。

つか今回書くのがスゲェ時間掛かってる割に中身がないなぁ。
→ホントは技術の進歩に伴ってどんなジャンルのゲームが出てくるかって話がしたかったんだけど、「意外と難しい」。そりゃそうだこれが簡単なら今でももっといろんな「未来」を感じさせてくれるタイトルが出てるはずだもの。じゃないから任天堂だって3Dに逃げちゃったんだもの。
→3Dなら既存のコンテンツをお手軽に「新鮮化」出来るもんね。

もし今の数十倍のマシンパワーがあって、デバイスも未来的なものになるとしたら、それでもやっぱり箱庭ゲーやFPSは生き残るのかなって思う。例えばドラクエだって完全なポリゴンの箱庭フィールドで構築された世界なら、まだまだ「見えなかった可能性」を見いだすことが出来る気がするし、スカウターのようなデバイスで人の視線を拾えれば、FPSのターゲットを今の数倍にしても反応&処理出来る気がする。
※マクロスフロンティアのアーマードバルキリーの照準器のイメージ

コントローラーはLRボタンが進化してもいいような気がする。ぶっちゃけ人差し指から小指まで、L1~L4、R1~R4まで、、、っていうか薬指にハードな役割を担わせるのは、「つる」から無理か。でも小指は何とかなるんじゃない?
今では過去の遺物だけど、ネジコンのように右手と左手の連動で伸ばしたり回したりひねったりというアクションで入れるスイッチもあっていい気がする。コントローラにタッチパネルやマイクやスピーカーやって入れてくのはコストが無茶高くなっちゃうだろうけど、スイッチを増やすのはそれほど大変じゃなさそうだと思うし。思うだけかも知れないけど。

もう昔みたいに色数が増えたり、キャラが大きくなったり、横一列に何体も並べられることでスペックの強化進化をアピール出来る時代じゃないから、例えばレースゲームや野球、サッカーでも「実車と寸分違わぬクオリティの映像」では勝負にならない。何かが発明されなければ、革新的で劇的な変化を感じさせるジャンルが開拓されなければ、

 なんか先細りになっていってしまうんじゃないか

と思ったりしてしまうのだ。ぶっちゃけあと20年くらいで。

だって今のビッグバジェットなFPSだって大概綺麗だし、お金も死ぬほど掛かってるし、でも新鮮みはないわけだからね。それ以上はお金掛けられないっていうかお金掛けても売れる本数はほぼ上限だと思うからね。なかなか1000万本サクッと売るのは難しいんじゃないかというか。
※ましてや主流が携帯機ということになれば、ボタンもレバーも少なくなったりしちゃうわけだし。

もうショッキングな発明は出てこないのかねぇ。バーチャファイターを初めて見たときのような、マリオ64に初めてさわったときのような、F-ZEROを初めてプレイしたときのような感覚をまた味わいたいものですよ。

 「うぉ!未来だし、コレ、未来だしっ!!」

みたいなの。リニアで宙に浮いてるようなスケボーゲームとかあったら未来っぽい。でも実現して欲しいワケじゃないんだよな。

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コメント

始めまして、jokerと申します。新感覚へのゲームの期待は同じくありますねぇ〜。箱の身体がコントローラみたいな違う路線もありかもですね(-.-)y-~
FPSはとても楽しいですが、どんどん毒されますね。アンチ戦争の人もやり込めば「この武器を実際に手に取ってみたい」などの中毒現象が少なからずでますね。正直恐いですね

投稿: joker | 2010年11月22日 (月) 11時43分

はじめましてjokerさん、クリスです。コメントどもです。
「箱の身体がコントローラ」が今ひとつピンと来ませんでした。箱はXBOXの事ですかね。ポリゴンのソリッドボックス?ダンボー?ともかく、

戦争物で本当に戦争に対して興味が沸いてしまうのは確かに恐いです。特に第一次世界大戦の頃とかじゃなく、最近の現代戦を舞台にした物なんかは、ヘタしたらリアルに今現在流通している武器や装備が出てきてしまうわけで、より「身近」に感じやすいようにも思います。あと、

 それをダシにしてパッシングのやり玉に挙げられるのも恐い。

虚構と現実の区別ってのは昔から言われていることですが、最近は本気でその境界が曖昧になってる人もいますからね。

投稿: クリス | 2010年11月22日 (月) 22時44分

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