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2010年12月 3日 (金)

SPACE BATTLESHIP ヤマト

普通モンハンの翌日が休日だったら朝からやりまくるだろうというご意見もあろうが、僕的にはそれ以上に期待していたヤマトを見に行くことにした。モーニングショー1000円コース。上映が昨日からなので予備知識は全くと言っていいほど
※予告少々、テレビの特集をチラ見程度
入れてなかったのだけど、

 普通に良かった!

評価点で言えば飛び抜けたものはなかったので★★★☆くらいになってしまうのだけど、僕らと同世代(40歳前後)が案外一番楽しめるかも知れない。僕らよりちょっと上の「ヤマト直撃世代」には、今作ならでは、なズレががたぶん僕らよりずっと気になると思うし、僕らより下の世代ではセリフやシチュエーションを含め違和感とかツッコミどころの方が気になるんじゃないかって感じで。

基本シリアスなので、笑えるポイント等はほとんどないのだけど、今作で完結する展開という点では最初から安心して見られる。これで続きなんてことになったら、、、まぁこの点では「世界に向けたSF」みたいなキャッチコピーは間違いなくプラスに作用してたかな。
※「世界に向けて」前編をアピールしないだろうと。

ともかく、さっきも書いたけど、このヤマトは「誰の為の映画なのか」ってことがとても見る前のポイントになると思う。「ヤマト好き」にとってどうなのか、「キムタク好き」が見てどうなのか、アニメファンからしてみたらどうか、山崎貴監督のファンというのもいるかも知れない。
※自分はその「監督ファン」のウェイトが結構高かった。「三丁目の夕日」はどうにも原作のもつオーラが好きになれず見に行かなかったけど、ヤマトに関しては「ジュブナイル」の劇中劇で登場したSFRPGのシーンから、「やれそうだ」という手応えを感じてたんだよね。まぁ監督の真意はわからないけど、「やりたいのはこういうことなのかな」って感じもしたし。

ホントは見ながら感想を書けたらよかったのだけど、
※見た時感じたことをどんどん忘れて行ってしまうし。
いくつか思い出しながら書いていきたい。
とりあえずこれまでのところにネタバレはなかったと思うけど、、、あったらゴメン。ここからも基本ネタバレなし、アニメ版を「それなりに」知ってる人用として話を進めていく。

まず僕がヤマトに関して覚えていることと言ったら、

 「波動砲充てん120%」

 「地球か、何もかもみな懐かしい」

このセリフと、148000光年の彼方にあるイスカンダルへ、地球の未来を託して1年以内に往復しなきゃならないってこと。あとは艦載機がコスモタイガーとかブラックタイガーとかコスモゼロとかって名前だったこと、敵方がガミラスで、そのそこそこ偉い人に青い顔のデスラー総統がいたってことなどなど。
※いきなり余談だけど、こないだテレビの特番で佐渡先生が持ってる酒が出てきたんだけど、あれって「美少年」じゃなかったっけ?なんか別の名前が貼ってあって「スッゲェ!」抵抗があったんですけど。特に今回は佐渡先生が高島礼子→女性化してる分余計にフィットすると思ったんですけど。

 まぁ劇中ではその酒の銘柄は出てこなかったんですけどね。
 →特番で見た時は「荒海」だったかな。

閑話休題。

で、そんな前知識が曖昧な人間からしてみると、

 森雪がコスモタイガーのパイロットという設定は割と受け入れられる。

正直その設定がないと森雪の居場所がないというか、むしろちょうどいい着地点をよく見つけたな山崎監督、ってくらいなんだけど、問題はむしろ、

 森雪ってこんな性格だったか!?

という点。なんつか見た目の印象も、最初こそ「黒木メイサぁ?」って思ってたけど、そっちはむしろ「キレ長の目」や「スレンダーな体型」「綺麗な髪」などから「いいんじゃないの?」と手のひらを返しちゃったりした。が、性格の方は、、、

 結構ヒロイン然とした感じに切り替えられてる感じ。

アニメ版は「古代の恋人」くらいだったのが、今作では「メインキャスト」って感じで、役柄的にも結構な重責を担ってる。

 まぁ原作にそんな思い入れがない僕には、違和感感じた程度だったけどね。

他のメンツもほぼ完璧。徳川機関長=西田敏行、島=緒形直人、沖田艦長=山崎努も問題なし。特に、真田さん=柳葉敏郎の出来が秀逸。

 見た目ももちろん、声まで真田さんぽい。

いつものギバちゃんのイメージを払拭してるというか、かなりがんばって役作りしたんだろうな、監督も結構シビアにオーダーしたんだろうなって感じで、

 冷静な真田さんを上手く出してる。

正直言ってほかのメンツ、南部とか相原とかは原作を覚えてなかったから違いがわかんなかったけど、まぁ所詮脇だしね。

あと、「世界進出」を謳っていた裏付けの一つとして、

 演出が凄くスターウォーズっぽかった

ってのも挙げられると思う。特に初代「エピソードIV」っぽい。艦載機のコクピットを映す映像やその機体のデザイン、表面処理、宇宙でのドッグファイト、戦艦のディティール、レーザー演出など、かなりの面で「スターウォーズを意識してる」というか、「スターウォーズが好きな人が作ってる」印象を受けた。

僕自身はスターウォーズも「濃い人」と比べたら全然甘いんだけど、それでも絵的に、そして、

 アニメ版ヤマトのメインテーマをインストにしたBGM的に!

大いに盛り上がることができた。主題歌こそ英語の、なんかアルマゲドンのエアロスミスみたいなのなんだけど、
※これはこれでエンディングで流れて、かつ悪くないんだけど

 やっぱりヤマトと言ったらこの曲じゃなくちゃ!

という要所要所で使われちゃってくれちゃったりなんかしちゃったりするので、

 こっちとしては盛り上がざるを得ない!

そりゃ涙だってこぼれちゃうよって感じ。

余談だけど、見る前は遙か昔の東宝特撮映画「惑星大戦争(1977年)」
※主演森田健作、宇津井建
みたいなのかなぁと思ってたら、

 案外近いところだった。

見た目とかテンポとかお金の掛け方は根本的に数十倍数百倍と掛かってるんだろうけど、なんか印象は近い感じ。
※これまた余談の余談だけど、惑星大戦争の戦艦「轟天号」は「海底軍艦」の轟天同様に艦首にドリルが付いてる。今回のヤマトも武器種こそ違えど、艦首に最強兵器を搭載してる点では同じで、ホント共通点はいくつもあるんだよね。

ちなみにヤマトのが1974年とちょっと古いから、轟天号がヤマトのマネをしたのかって一瞬思ったりもしたんだけど、ルーツである海底軍艦は1963年だったりして、案外ヤマトの波動砲のルーツはこっちなのかなぁなんて思ったりもした。

閑話休題

登場人物と言えば、今回アナライザーも出てくるんだけど、

 ビックリするほど活躍しない。

なんつかほとんど声だけで、一瞬出てきたと思ったら、、、まぁあのデザインには山崎監督自身抵抗があったのかなぁと勘ぐりたくなる出来だったし、これはこれでよかったのかも。

あと一カ所だけ、ナレーションが「うとぅーせんかん」って言ってるように聞こえたところがあって、

 めちゃめちゃ気になった。

キムタクがメイサのおっぱい触ってるところより気になった。
※↑つかここあえて役名じゃないのは意図的か!?

ともかく、音楽の助けもあって全体的によく泣けるというか、ポロリとさせる
※注:おっぱいは出ません。出るのはキムタクのTシャツごしの乳首だけです念のため。展開が多く、キムタクに乳首を含め、

 かなり女性受けする作りになってる

と思った。思えばジュブナイルにも香取慎吾が、リターナーにも金城武が出てるわけで、山崎監督はつくづく、

 女性層にもアピールするなぁ

って感じ。どっちのお客さんも囲おうとするどん欲さがあるよな、と。

だからもし彼女とデートに見るにしても十分アリな選択だと思う。
※彼女がキムタクの大ファンでなければ<まぁ最近そんな子はいないと思うけど。
ラブストーリー的な演出もあるし、わかりやすいし、ある意味森雪がパイロットなのも世相を反映してるとも言えるし。

そうそう、一応デスラーも出てきます。でもまぁこれは見て貰った方がいいかな。自分的には「はは~ん」って感じでした。

あとスタッフロールが始まってから終わるまでも、一応席を立たない方がいいかな。ラストに1カットあるし。

ちなみに今回も映画を見る直前にトイレに行ったのだけど、

 終演時にもスゲェおしっこしたくなってた。

なぜだかわからないけど、とにかくトイレに行きたくなるファクターが織り込まれていた映画だったっぽい。なぜなら、僕以外にも

 過去例をみないほど多くの人がトイレになだれ込んできたから。

トイレの近いお子さんと見に行く時は、特にご注意を。
※劇中に飲み物は飲まない。直前にもちろんトイレに行くなど。

平日の朝だというのに全部で80人くらいの人がいて、
※いつもは10人前後なので非常に多い方。
結構ビックリ。割と中年男性ひとりで見に来てる人も多かったな。まぁ自分もそのひとりなんだけど、

 見て損する映画じゃないと思う

ので、世代にズレがなければ、特に手放しでオススメしたいと思いますです。うとぅーせんかんやまと。

※地元ネタですが、スタッフロールの中に隣町の「豊橋市」がババーンと出てたのはちょっと嬉しかった(^^。地球のシーンはそこで撮ったのかしら?ってね。

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コメント

こんにちわ。観てきました、うとぅ~戦艦。
場面切り替わってすぐのナレーションですよね。
クリスさんの記事で、瞬間思い出し笑いです。

自分の中では戦艦って、愚鈍な動きしか出来ない固定観念があったらしく(それは海上の話ですね)、ロールうってかわしてワープが大好きになりました。

投稿: KC | 2010年12月10日 (金) 10時06分

ちすKCさん、クリスですまいど。

実は僕の聞き違いだったらどうしよう・・・と書いた後反省
したりもしたのですが、こうして同志がいるとわかると普通に
安心です(^^。まぁ実際は「・・・案外これは話題作りになるかも」
と思われた末採用になったのかなぁなんて大人の都合を
考えたりもしましたが、一笑の種となったのならなによりですね(^^。

時間をおいて振り返ってみると、やっぱちょっと狙いすぎというか、
「キムタクのヤマト」という感じでしたね。スターウォーズとアニメ版
ヤマトを足して割って「パロった」感じ、みたいな。

嫌いじゃないし、評価を下げるつもりもないですが、全員が全員絶賛する作品ではなかったのかも知れません。

投稿: クリス | 2010年12月12日 (日) 20時40分

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