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2011年1月30日 (日)

LED電球

自店のスポット照明があまりにすぐ切れる&高単価なので、今話題のLED電球に切り替えようかと思っていろいろ調べてみました。
※間違ってたらごめんね。

今回の話はあまりピンとくる方がいないかも知れませんが、僕的には結構な発見と認識があったので、まぁ聞けって感じです。

まず初歩的なところから、「LED電球」とは何か。発光ダイオード-LIGHT EMITTING DIODE-とウィキペにあるけど、僕の曖昧にしていい加減な知識からすると、要は「電流を流すだけで光る電気部品」という感じ。プラモで使ったこともあるけど、単品のダイオードは数十円と安く、電球のフィラメントのように一点に集中して熱を発したり、衝撃や劣化で切れたりしないので、基本「低価格で超長持ち」ついでに低電力コストなものだ。
※具体的には昔のプラモではムギ球とか豆電球で光らせていたモノアイを、発光ダイオードにすると、単五電池2本で単三電池2本の何倍も電池が持ったりした。実際最近のパーフェクトグレードとかはボタン電池などで光らせているけど、それでも結構長時間持ったりする。

ただ、通常の電球に使われるように工夫・製造するのには相応の手間とコストが掛かったらしく、出始めの頃は通常の60W型電球クラスの光量を発するものでも4000円以上の高額品だったりした。通常の電球が100円に対して4000円とはこれまた随分ふっかけてきたなぁとも思うが、実際は無根拠でこの価格が設定されたわけではない。

LED電球は、通常の電球と比べて以下の点で優れている。

・電気代が安い
・器具および電球代が安い
・長寿命
・低発熱&低CO2排出

わかりきっていると言われそうだが、この二つの内側にはもっと多くのメリットが潜んでいる。

1.電気代が安い

僕が参考にしたのは、自店の問屋が発行しているカタログに、「1W当たり1時間0.022円」という電気代だが、通常60W型の電球は、54Wの消費電力が掛かるという。単純に1日10時1年365日照射した場合の電気代はわずか1個の電球で「4336円」になる。

一方LED電球60W型で消費電力は6.3W。1年でわずか506円。
※100W型でも7.5W。

ちなみに「60W型」とは、本来明るさの単位である「ルーメン」をざっくり電球の明るさに置き換えたものだと考えて概ね間違いない。ただ、「電球色」と「昼白色」では通常電球色の方が同消費電力のでも光度が低く(3割減くらい?)、上記の「60W型LED」は昼白色のものなので、実際「電球色」のもので比較した場合は、消費電力および年間の電気代はもう少し増えることになると思う。
→まぁ普通の白熱球の明るさが「あの色で必要だから白熱球を使っていた」という人はそれほどはいないと思う(単に選択肢がなかったから)から、比較対象としては昼白色で問題ないとも思うけどね。

2.器具および電球代が安い

電球は前述の通り、1個100円と、今ホームセンターで一番安かった60W型LED昼白色で1680円。字面だけ見るとLEDの方が17倍もするように見えるが、

 定格寿命は前者が1000時間。後者が40000時間と40倍の開きがある。

だから実質同じ使用時間に対する電球代も半分以下と安い。
※実際は通常電球の「定格1000時間」で2000時間近く持つこともあれば、逆に早々切れてしまうこともある。それだけ発光部分のパーツがデリケートで不安定なわけだが、LEDはその点「劣化=光量の低下」として現れるため、定格寿命に対する安心感が高い点も見逃せない。

また、器具に関しても、基本消費電力量を元に大きさや構造が決まるため、今まで100W型の白熱球を光らせるために必要だった装置が、30W型の装置で100W(消費電力7.5W)のLED電球を光らせることが出来る。
※一応断定しちゃいますが、ちょっと怪しいですココは。

ちなみに通常の白熱球とLED電球の間に、まさにちょうどその中間くらいの性能の「蛍光灯型電球」というのもある。いわゆる「パルックボール」という、電球の中をクネクネに曲がった蛍光灯が押し込めてあるヤツだが、スペック的にはこんな感じ。

 定格6000時間 消費13W 価格500円

数値だけ見てもこれはこれでアリだと思うが、もう一つ別のメリットもある。というかこれはLED電球のアキレス腱とも言える部分なのだが、

 LED電球は基本片面照射しか出来ない。

時が経てば開発されるのだろうが、現状では、「照射側の半球」が光るだけで、根本側は光らない。これは(たぶんだけど)ダイオードの光に指向性があり、
※モノアイに使う場合も、正面は明るいけど側面は大して明るくなかったりしたし。
根本の方まで明るくさせようとするとその分倍の光源を内部に用意する必要があるためだと思われる。

蛍光灯型電球や通常の白熱球の光には指向性がないため、「器具側に反射板を用意する」ことで、通常よりも強い光量を発生させたり、反射板の角度によって、より高いスポット効果を得ることが出来たりする。あと飲食店やホテルのロビーなどにある演出としての「間接照明」や「天井も照らす必要性」がある場合にも、通常の白熱球にメリットがある場合がある。

まぁ一般家庭にはどっちみちあんま関係ない話だけど、店では結構なポイントになり得るからね。

3.長寿命

さっき4万時間がどうのって書いたけど、結論そのメリットはコスト以上に「交換する手間が激減する」ことの方が大きい。トイレやお風呂、階段の電球交換の煩わしさは、誰しも経験が多かれ少なかれあるものだと思うが、これが、「年4回」から「9年に1回」になるというのは、想像を絶する利便性を授けてくれると考えて良い。っていうか、LEDの「劣化が消灯ではなく減衰によって訪れる」ことを考えれば、

 ほぼ永遠に点いている

とすら言えるかも知れない。実際子供の頃使っていたテープレコーダーのLEDランプは今でも普通に点灯する。「9年」というスパンは、ヘタしたら電球ではなく、その器具の寿命をも凌駕する。
※通常電気製品の減価償却は5年とかだもんね。

4.低発熱&低CO2排出

あまりピンとこない人も多いかも知れないが、長時間の電気照射は、商品に「電気焼け」を起こすことも少なくない。太陽の「日焼け」ほど急激でないまでも、回転が悪く、常に同じ面が照らされ続けている品は、やっぱり変色する。それがLEDは白熱球はもとより、蛍光灯よりも低い。

あと(詳しくないので適当に書いちゃうけど)、蛍光灯はあの筒の中を電子の粒が高速でバウンドしてるんだよね?だからチラついたりもする。LEDはそうしたチラつきもないという。ブラウン管が電子をぶつけてるのに対し、液晶やLED液晶が全く違う「目に優しい方式」で映像を出力する構造上、「最適視聴距離」が大幅に短くなったってのも同じような話だと思う。

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現在自店で使っているミニハロゲン球85W型は、定格寿命が2000時間、消費電力72Wで、単価が500円ほど。店内にある42カ所のスポットライトは、電球代と電気代で年間31万円の維持費が掛かっている。

これをLED電球に変える為には、そのスポットに対応するLED電球にするか、もしくは器具ごと変えるかの選択肢があったが、

 現状口金11にはまるLED電球は1個8000円前後と超高額。

計算すればそれでも数年(2年?)で元は取れるはずだが、いかんせん初期投資の額としてはデカすぎる。ということで、

 1灯1500円の器具に1680円の60W電球に、15台替えることにした。

理由は「まだ切れてないのも替えるのは気が引けるから」。っていうか15台切れたまま放置してたのもどうかと思うが、まぁこの期間ずっと「LEDにしようか迷ってた」とお考えいただければ、、、って感じ。
※実際は全て替えてしまった方が経費削減の視点からすれば絶対の正解なのだけど、現在のLED電球の価格下落速度、性能向上速度もあなどれない。
→つい1年前までは4万ではなく2万5千時間だったりしたし。
もしかしたらもっと安くなるかも知れないので、まぁ15台って感じ。ええもちろん言い訳ですよ。つかその60W型が「思ったより暗ければ」、残りは100W型にするという選択肢もあるからね。

 っていうか今回の話はホントに誰得な感じだったな。

ちなみに42カ所のスポットを全てLED60W型にすると、年間維持費は31万円から3万円に激減する。
※初年度はこれに器具代63000円が掛かるけど。
パルックボールでは不可能だった暖色(電球色)もLEDには提供されているし、台数の多少はあれ、「普通に白熱球を使っているメリット」は、かなり低くなってきているとは言えると思うな。

最初に書いたけど、間違ってたらごめんなさい。ツッコミがあったら歓迎いたします。

ちなみにメーカーに電話して聞いた話とかも入ってます。つか問屋さんのカタログ情報が結構な箇所間違ってたというか、「どうにも腑に落ちなかった」んだよね。「LED電球は通常の電球よりも口金部分が発熱するため、同じ口金、同じW数の電球でも付けられないことがあります」とか(当然形状のことは踏まえた上で)。ホントかよって感じ。だったらご家庭にある電球だってマズいのあるんじゃね?みたいな。でも実際のところ、いろいろ知らないことがあって当たり前なんだよね。随分安くなって普及しつつあるのは事実だけど、まだまだ開発途上というか、進化の途中って感じだもんね。

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コメント

>同じ口金、同じW数の電球でも付けられないことがあります

LEDは発熱が少ないのですが、LED自体は熱に弱いため、ちゃんと放熱してやらないといけないので、たぶんその辺の事を言いたいのではないかと思います。

投稿: nao | 2011年1月30日 (日) 01時26分

どもですnaoさん、クリスです。おっしゃることの意味を強く実感いたしました(^^;。
「口金が同じ」なら、電圧の大きなビーム球がはまる器具に、電圧の小さな普通の電球タイプのLEDは問題なく使える。

 「ただし器具の形状に問題がなければ」

写真で見る限り、どうみてもはまりそうだったのですが、

 実際は結構キツかった。

ビーム球は口金から「少し伸びて」からフラスコ状に広がるのに対し、LED電球は「口金からそのまま円錐状に広がる」形だったので、器具と電球の間の隙間がほぼ埋まってしまい、「熱がこもりそう」な感じになっちゃいました。

とりあえず1週間ほど問題なく点いてはいますが、これが4万時間となると多かれ少なかれ影響はありそうな感じです。

ただ、通常のLEDではないビーム球の時は、とても素手では触れないくらい熱くなっていたのに対し、LED電球は、その基部の部分でも触れないほどではなく、
※ランプ部はもっと低い温度。
実際はどの程度で「耐熱上限」を超えてしまうのかなぁって感じではありました。

あと、光量も自分が思っていた以上に低く、
※勇気を出して100Wタイプを買えば良かったのかも知れませんが、とりあえず60Wにしちゃったってのも大きいんですが。
→熱が怖かったってのもあって。
正直ちょっと頼りないなぁと思ったりもしましたね。

ともかく、何事も学習というのが今回学んだことです。やってみないとわからないことってのはやっぱありますね。

投稿: クリス | 2011年2月 4日 (金) 20時39分

>口金からそのまま円錐状に広がる形
 まさに、それが放熱フィンですね。


自分は、昨年の4月に自室の照明をLEDに変えました。

ヤザワ ライティングダクトレール LR1002IV
ヤザワ スポットライト クローム LC12CH x2
TOSHIBA E-CORE LED電球 一般電球形6.9W(白色相当) LEL-AW6N/2 x2

当時で合計1万2682円でした。(Amazonで購入)

見た目のかっこよさと、放熱がしっかりできるか、そして電球はガラスを使用していない事が選んだ理由です。破損した時に割れて飛び散るかもしれないガラスは、未来の照明としてふさわしくないと思ったもので。
LEDは暗いみたいなことを聞いていたので、その辺は覚悟していたのですが、自分は思ったより明るいと感じ、全く問題無いと思いました。
スポットを天井や壁に向けて間接照明にして使用しています。

投稿: nao | 2011年2月 4日 (金) 23時48分

ちすnaoさん、お返事どもです。

現時点ではまだ何とか光っていますが、手元にはあと14機の器具があるわけで、光量的には今回チョイスした60w型ではなく100w型を付けたいと思っていたりもするわけで、正直決断(全部100wを買う決断)が付かない状況です。

温度的には、以前のビーム球と比べれば低いけど、発光ダイオードとしてどうなんだ?って感じは否めず、「数ヶ月は持つだろうけど、数年は・・・」って感じです。

じっくりビーム球タイプのLEDが値下がりするのを待つという手もありますが、焦って器具を買ってしまった自分を、少なからず呪っているというのが正直なところですね(^^;。

>天井に向けての間接照明

たぶん自宅で普通に使う分には光量は表示ワット数と大差なく問題なく使えるのではないかと思いますが、商品を照らすスポットライト的な使い方をしようと思った場合には、ある程度明確な「蛍光灯より強い光」が必要になりますね。

随分安くなってきたからここらが買い時かと思ったのですが、まだあと一歩進化が及ばなかったのかなぁって感じです。漠然と「地デジ化」といっしょくたに考えていたとも言えますね(^^;。

投稿: クリス | 2011年2月10日 (木) 08時32分

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