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2011年3月17日 (木)

AKB48~その10くらい~

何から書こうかというくらいネタがあるのだけど、それを書こうと思うそばから忘れているのも事実。気軽にキーを走らせたいと思う。

直近のヒットは、2009年に行われた「大運動会-絆よ永遠に-」のクライマックスに行われた、「新キャプテンへの送る言葉」。2009年AKBはメンバーのシャッフル=チームの再編成が行われ、研究生が多数正規メンバーになると同時に、SDN48に移籍したり、チームの移動が行われたりした。

ひとことで「チームの移動」と言っても、その重みは僕が最初考えていたものより遙かに重いものだった。

AKB48は、いわゆる普通のアイドルと違い、活動当初からかなりの日数、ステージ公演があり、覚えなければならないダンスや歌も桁外れに多い。メディアに露出するようになったのはここ数年のことだが、チームAの一期生、チームBの二期生の当初は、劇場がまだまだいっぱいにならなかった日も多く、数年にわたりいわゆる「下積み」を重ねていたと言っても過言ではない。

メンバーは下は10歳から上は20歳以上と開きがあったが、中心となる中高生が、青春のまっただ中に3年も4年も同じメンバーたちと苦楽を共にして過ごすということが、どれほど深い絆となったのかは、想像に難くない。僕らが中学生時代に一度もクラス替えなく過ごしていたとしたら、たとえばその最後のクラスマッチに賭ける熱量がどれほどのものになったのかは、むしろ想像の範疇を超えるほどだったはずだ。

チームを移動するだけ、と言っても、歌う楽曲、ライブや練習での接する時間はかなり他のメンバーとは違うはずだし、そのチームのカラーというのもとても強くある。僕自身にわかファンなので踏み込んだことはわからないけど、チームAはアイドルの王道、言うなれば「おニャン子」の血筋が濃く、チームKは体育会系で腕を振り上げるようなダンサブルでアグレッシブな曲が多い。チームBはある意味一番「AKBらしい」アキバ色、オタク色が強く、僕の見る限りファンの熱量も高い。勝手な想像だが、「クラス替え」と言うより、むしろ「部活替え」くらいの重みがあったのではないかとすら思う。

SDNにシフトするメンバーはそれ以上にショックだったかも知れない。事実上フロントメンバーとも言えるAKB48を離れ、全く別のユニットとして左遷の如く切り離されるのだから。

ただ、漠然と感じるのは、やはり「アイドルとしての寿命」。通常という表現を使って良いのか判断に迷うが、アイドル、グラドルは、1年もせずに業界から消えてしまう子がむしろ大多数だ。そりゃあ中には女優やバラドル、ことによったら歌手として継続して支持を集めうる子もいるにはいるが、「4年」という長さをある程度以上のアベレージを保ったまま活動していた事実は、決して恥じるものではないと僕は思う。

僕らが中高生だった頃全盛期だった、松本伊代、堀ちえみ、石川秀美、早見優なんかは、今でもたまにバラエティで見かけるが、実質活動していたのはたぶん2年ほどだったと思う。むしろ「SDN48として」継続して活動できる場が与えられたこと、今のAKBのメンバーでもその受け皿が存在することに安心感を抱く子もいるのではないかと思う。

そんな再編に寄せた手紙は、チームBが浦野一美から柏木由紀に、チームKが河西智美から秋元才加に、チームAが峯岸みなみから高橋みなみへ伝えられた。

 正直言って、「プロが書いたものか!?」と思うほどの完成度だった
 ※特にみぃちゃん

ただでさえ「泣きたがり」のクリスとしては、もうひとりにつきティッシュ1枚が小指の先くらいの大きさになるくらい涙が出た。

メンバーの中にはそりゃ温度差があるわけで、入ったばかりの子とかで泣けてなかった子もいるにはいるけど、特に総選挙の時にすら涙を見せなかったこじはるや、ゆきりんすら泣いていたのにはかなりの破壊力があった。つかたかみなとさやかに至っては、

 濁流のような涙を流してたし。

もらい泣き出来る素質がある人だったら絶対泣ける。

ただちょっと念を押しておきたいのは、これが「つらい涙」とはちょっと違うんだろうなってこと。ただただ悲しいだけだったら、たぶん僕は好んでこの映像を見ない。こないだの総選挙18位だった佐藤亜美菜にも言えることだけど、「気持ちの昂ぶり」が巧みにブーストされて出てくる涙が凄く好きなんだよね。

 旧チーム最後の想い出として、これまで応援してくれたファンと一緒に本気の本気でやった運動会のラストだからこそ流れた涙の量。

そこに秋元さんの上手さというか、AKBのプロジェクトとしての方向性の確かさみたいなものをくみ取ってしまう。勝っても負けてもあれほど熱くなれる機会はそうそうない。言い換えれば、あそこまで「完全燃焼させた」からこそ新しいチームでもがんばれる。
※まぁだからこそ邪推すればあの手紙の完成度の高さに「大人のプロっぽさ」も感じてしまったわけだけれども。

既に新チーム体制になってから1年以上が経つ。メディア露出の度合いを考えれば、むしろ新チームになってからのAKBの方が、認知度は上かも知れない。でも、この再編のエピソードを知った上で見ると、

 河西の中にはきっとまだチームKのスピリットが生きてるんだろうな

とか思う。

まぁみぃちゃんに関してはノースリーブスで普通にたかみな・こじはると一緒にやってるからそれほどのこともないのかも知れないけどね。

ちなみに↓の動画は上から順に見るのがオススメ。

●浦野一美→柏木由紀
http://www.youtube.com/watch?v=Zu44xZy9xB8

●河西智美→秋元才加
http://www.youtube.com/watch?v=qyS0louFZNk&feature=related

●峯岸みなみ→高橋みなみ
http://www.youtube.com/watch?v=tKvz0KCCYK0&feature=fvwrel

消されちゃう可能性も高いので興味のある方はお早めに。

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そのノースリーブスだけど、最近娘から言われてあらためて気付かされたというか、

 ノースリーブスの楽曲がイイ!

以前「ハート型ウイルス」は紹介したと思うけど、ぶっちゃけこじはるは秋元さんに(提供楽曲の面で)好かれてる気がする。っていうかタッパがあってマスクが整ってて、ともちんみたいにアキバから距離のあるシブヤ臭がするわけでもなく、

 推されるのも無理からぬこと

という感じ。そこにもともとソロ志向(歌手へのこだわり)の強いたかみなと、トーク力の高いみぃちゃんをブレンドし、結束力の高いオリメンで仕上げたのだから、

 プッシュしない方がどうかしてる

という見方もあるのだけど、

デビュー曲の「Relax!」に始まって、「タネ」「君しか」も十分及第点。
※ちなみに娘のイチオシは「タネ」。
ドラマ派生ユニットのペルソナ名義の2曲もまんざらではなく、新曲の「Answer」は今の僕の推し曲。
※このPVのたかみなはほお骨が目立たなくてかなりカワイイ。っていうか別人みたい。他の二人は安定していつもかわいいけど。

伊達に2011年のリクエストセットリスト100に7曲もランクインさせてるだけのことはあるって感じ。
※「ハート型ウイルス」は本来ノースリーブスの曲ではないけど。

相変わらずのAKB商法でアルバムやシングルを大量に売る手法が取られてはいるけど、
 ぶっちゃけ曲がいいというのはデカい。

アコギだなんだと言われたところで、その曲がヘボかったらやっぱりそんなには売れないと思うんだよね。僕の年齢的なこともあるかも知れないけど、アルバム買ったらそりゃ好きな曲が何曲か入っていて欲しいと思うものじゃん?シングルでもB面の曲(カップリングか、今風に言うと)もそこそこ良かったらスゲェ得したと思うじゃん?

 AKBってそういうとこ結構真剣なんだぜ!?

A面よりB面の曲の方が人気が出たりするくらい、マジメに作ってる。シングルの、それもサビだけ作ってあとはテキトーみたいな昨今のJPOPからしたら、ベースは昭和かも知れないけど、歌詞とか十分聴けるものも多いし、

 「みなさんが知らないいい曲がいっぱいあるんですよ」

というたかみなのドキュメンタリーでの言葉を今更ながら噛みしめてる次第なわけです。
※ちなみに「Answer」のカップリングの「モノズキ1号」もぼちぼちいい曲。

●Answer
http://www.youtube.com/watch?v=t7HWjNKoUCs
●モノズキ1号
http://www.youtube.com/watch?v=RLX0lo6Oayc&feature=related

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3DSは、地味に万歩計機能を使ったミニゲームが楽しくて毎日持ち歩いているのだけど、ふと「AKBのMii」がないかなぁとネットで探してみたところ、

 意外なほどない。

Wiiの時はそれで終わってたのだけど、今回の3DSには「写真からMiiを作る機能」がある。おもむろにモニターに映る写真から作ってみました。

 全然似てねぇ・・・

「写真から作る機能」を使ったことがある人なら誰しもが直面する「残念な感じ」を僕も味わったわけですが、ぶっちゃけあの機能は、

 あくまで間口を広げるために使う

のが正しい使い方。「こんなんじゃねぇよ、実際はもっと・・・」から、目の雰囲気や特徴を調整していく。当たり前の話、「目が大きな子」の目は似顔絵を描く際、実際よりずっと大きくしないと「印象は似ない」んですよね。まぁ今後の技術革新でそういうのもフォロー出来るようになるのかも知れませんけど。

で、まぁとりあえず特徴を捉えやすく僕と娘の推しメンのMiiを作ってみました。正直自分では「結構似てる、、、よねぇ?」って感じではあったのですが、見せる人がそもそも彼女のことを知らなかったり(どうしようもないパターン)、そもそも「Miiから実際の人を連想させる」ハードルが非常に高いこともあり、なかなか褒めては貰えませんでした(^^;。

感想を聞かせて貰いたいと思いつつ、ここに来る人はみんなAKBのことなんてほとんどどうでもいい人ばかりでしょうから、とりあえず自己満足でいいです。
※ちなみにあっちゃんも作りましたが、こっちはどうにも納得できるところまでたどり着けなかったのでアップはしません。っていうかアップした二人も大概甘いですけどね。

Akb48__3 ←ゆきりん

実は自分以外で初めて作ったMiiだったりします。

だからあまり似てないのは仕方ない・・・ってことで、、、

Akb48_ ←まりこさま

ネットにあるものの中ではボチボチかと、、、。

つか比較的似せやすい気もするけどさ。

AnswerのPVがあまりにもかわいかったので勢いで作った
Akb48__2 ←こじはる

がんばれば似て見える、、、かな!?
ただちょっとだけ弁解させて貰えるなら、こじはるはMiiとして動いてるとこ、例えば斜め上からの視点とかの方が絶対似てます。くぅ~誰か似てると言ってくれーーー。

つか作ってるとだんだん自分に甘くなるよね・・・。

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いろんな動画を見てると、メンバーのキャラやバックボーンにどんどん詳しくなっていくと同時に、愛着も沸いてくる(それとともにニックネームにも抵抗感がなくなっていく)。前述の浦野一美=CinDyは普通に「シンディ」って呼んでしまうし、「ハグ会」まで開いて必死だなって思ってた大堀恵=めーたんも、「生まれ変わって結婚するなら、松井玲奈、河西智美、篠田麻里子、大堀恵の中で誰?」で奇跡の1位になったときのリアクションのピュアさ?でかなり好きになっちゃったし、
※ちなみにめーたんは実はかなり人気があるみたい。SDNの中では、だけど。
さやかがキャプテンに復帰したって聞いて嬉しくなったり、奥が辞めるって聞いてちょっと切なくなったり。
※最新情報には疎いのでつい今日知った話。他のメンバーの動向とかもたぶん全然知らない。

そうそう最後に「この人はこの人に似てる」ってネタをひとつ。

大島優子が笑った時の顔が、「どっかで見たことあるような・・・ハッ!」って感じで、

110315_niteru ←似てない?似てないか・・・。
 ハマカーン浜谷なんだけどさ。

自分で言うのもなんだけど、歌有り笑い(失笑)あり涙ありで割と盛りだくさんな内容だったな。▲▲△付けておこう。ボケはないけど。

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