AKB48~その8.桜からの手紙~
第二夜4話目まで見終わったところ。こないだたまたまトルネをさわってたら、AKBのドラマがちょうど翌日から始まるってんで、ためらいなく予約。だが、忘れっぽい僕の事、そんなことはスッキリさっぱり脳内からデリートされていて、今日見つけて、
ああそう言えば、、、
娘は既に録画されていることを知っており、
※予約を入れたのは僕なのだが
むしろ今から見ようとしていたのは娘の方。僕はたまたま横にいて気付かされた次第。
始まってすぐ選抜メンバー総出演という感じで、「ああAKBのドラマだな」と感じさせ、各人のキャラ設定に思いをはせる。麻里子様はフケメイクだな、とかともちんは今時のJK普通に似合うよな、とか。
だが、その後ニュータイプに覚醒したアムロの如く、額にイナズマが光る。
企画は誰だ!?
すぐさま□ボタンを押し、シーンサーチでスタッフロールまでジャンプする。
企画/原案 秋元康
ふむ。これで安心して見られるというものだ。他の人だったら見ずにそのままデリートしたかも知れない。僕は秋元康先生の判断を全肯定なのだ。17枚目のシングル後、再びセンターがあっちゃん&たかみなになったからって文句はないのだ。「売れる為の方程式」に則って、氏のさじ加減でプロデュースされたからこそ、僕は今AKBを楽しむことが出来る。「こうあって欲しい」というファン心理は確かにあるだろうが、氏がプロデュースしてなければ、今目の前にゆきりんもみゃおもみぃちゃんもいなかったという事実は忘れちゃならない。ましてや僕みたいなDDには、「たとえドラマの収録があると言っても2ヶ月以上AKBINGOにあっちゃんを出さないのはどうかと思う」みたいなことは口にしないのだ。思っても言わないのだ。それが情けってもんだろう?
ともかく、娘と二人で見始めた。
「桜からの手紙」は、9夜連続で放映される、季節にマッチした「卒業」をテーマにしたショートドラマだ。一夜は30分枠だが、その中は概ね3話入っていて、ぶっちゃけ7、8分の中にメインとなるメンバー一人一人にフォーカスを当て、飛び飛びでエピソードを綴る変則的なスタイルを取っている。
※今日優子とともちんの1話目をやったとして、次の優子の2話目が明日、ともちんの2話目が明後日だったりする感じ。
ドラマはマジすかのようなヤンキー物ではなく、どちらかと言えば金八先生寄り。今風でありつつもどこか懐かしさを感じさせる点ではマジすかと共通しており、見ていて安心出来る展開は、さすが秋元センセーわかってらっしゃる!という感じ。ぶっちゃけお子様向けと言えなくもないけど、妊娠とか自殺とかのシチュエーションも見え隠れする辺りは、ゴールデンのドラマやバラエティとはやっぱ違う。
正直序盤からちょっと重い気配が漂いはするものの、いざ見始めると結構先が気になるというか、一人あたり8分程度という尺の短さが逆に「重くなりすぎる前に抜ける感じ」で、いい意味での「アイドルドラマ」を感じさせてくれる。
演技自体は(まぁ好みもあるだろうけど)正直普通のドラマと同尺度で語れないかも知れないけど、ともかく絵的に豪華なので、
※僕みたいなにわかDDには特に
些細な麻里子様の棒読みは全然許せてしまう。
相変わらずゆきりんに笑顔の少ない役が回ってることや、年齢差のあるメンバーを強引に同じクラスに押し込めた結果、まるでナインティナインのバラエティみたいな「いびつ感」を感じさせたりする微妙さはあるが、
※マジすかの時は少なくとも学年が違ってたりしたからね。
亜美菜がマジすかの時よりちょっとだけイイ扱いになってたり、男性の出演者がイロモノではなく、しっかりドラマさせるための配役になっていたりする点は好印象。
※こじぱるの親父さんなんて、超カッコイイと思ったし。「ダサさの中にキラリと光るものが見える」というか。
とにかくテンポがいいので、
※放映が連夜という点も含めて。
気持ちよく最後まで見ることが出来そう。
評価は現時点ではまだ★★★くらいだけど、最後まで見たら上がる可能性は高いかな。
以下全くドラマと関係ない余談
前回貼った曲だけど、今日プレイヤーで聞いたら、
正直イマイチだった。
「てもでもの涙」を聞いたんだけど、あれはやっぱゆきりんが歌ってる絵があってこそのものだなぁというか、歌自体は悪くないんだけど、「悪くない程度」ではやっぱり「いい曲」としてハートには刻まれない。それを思うと「SEVENTEEN」の方が、「まず曲ありき(歌ってる映像は見てない)」から入った分、物足りなさがない。
※もしPVとかを見たら逆に「オーバーフロー」起こすかも。「会いたかった」なんかは現状そんな感じなんだよね。
ともかく、
まだまだ僕がAKB素人だと痛感したって話でした(^^;
・・・
アップを先送りにしてる間に追っかけで14話まで見たので、感想をやや補足。
もうつらくてつらくて仕方なかった!
まゆゆ×さえちゃんの、さえちゃん→まゆゆへの対応とか、なんかリアルでもありそう(ここまで急速じゃないにしても)で、最後綺麗に(ドラマだから)まとまってはいるものの、リアルだったら絶対ドロドロとした愛憎まみれのストレスが残るだろうなぁって思ったし、
板野なんて、もう耐えられなくなって再生一旦止めちゃったし。
※つってもクラブに行ったところで、事実上その話の終わり際だったわけだけど。
→でもまだ見てない15話以降の続きではこれまたつらそうな気配が濃厚で、、、もう予告見ただけで早送りしたいくらいでした。つか板野の話が一番イヤ。
地味にたまに出てくるみゃお×亜美菜の掛け合いは好き。「それっぽい」し、何とも言えない軽さに裏付けられた安心感がある。どこかホルモンのニオイもするし。
でもがんばって見て、話が決着してくれる回はホントスッキリというか、気持ちいい。「マイナスの溜め」が嫌いだと言う話はよくしてるけど、桜からの手紙の場合、その「マイナスの溜めの時間」が短いから、短いのが確実だからがんばれるんだよね。
わずか10分、正確には8分弱の中に、前回のあらすじがあって、それで、
だもの。長くても5分ガマンすりゃいいと思うから見ていられる。
※それでも板野の回は無理だったけど。
でもってがんばって見ないと、大事な決着の回のカタルシスが大きく目減りしてしまうのもわかるんだよね。
たかみなの話はホントよかった(^^。
つか、マジすかでもそうだったけど、AKBの中で一番役者に向いてるのは彼女だと思うんだよな。しゃべりが流暢だし、感情の起伏が激しいし、目ヂカラがあるし、背が低いのもモデルには不向きでも役者にはあまり影響ないと思うし。日頃から大勢の前で気丈に振る舞うことに慣れてるからプレッシャーにも強そうだし。セリフとか憶えるのも「スゲェ根性でなんとかしそう」だし・・・。言っちゃなんだけど、麻里子様がしゃべってるとことかちょっと不安になるもの。嫌いじゃないけど、なんかいらない汗をかくみたいな。
ちなみに次に好きというか、ドラマに引き込まれるのはみぃちゃんの演技かな。日頃からMCに長けてる子がやっぱセリフ言うのにも一日の長を感じる、みたいな。ゆきりんはビジュアルは大好きだけど、どこか「アイドルがドラマに出てるニオイ」が拭いきれない。板野も同類。きたりえは滑舌が悪いからもっと違和感がある。
脇を固めてる役者(あっちゃんやこじはるのおやじさんとか)が演技がいいから余計にAKBの質の甘さが露呈しちゃう感じにはなっちゃうんだよな。
※その点たかみなの「違和感のなさ」は個人的に頭一つ抜けてたと思う。
ともかくあと3話。残りは板野、あっちゃんと、、、他誰かいたっけ?何にしてもあとは決着の回ばかりだと思うので、気軽に期待したいと思いますです(^^。
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