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2011年4月29日 (金)

最後の約束の物語~その1~

冒頭から余談だけど、「その1」って最初から書くタイトルに関しては、今後結構やるであろうことが予測されているというか、

 既にこの時点である程度の満足感が得られている

その証明にもなってるなって思った。

さて、買うか買わないか直前まで思案しつつ今後のゲーム購入予定なんぞを鑑みた時、意外というか予想通りというか(どっちやねん)、他にこれと言ったタイトルが見あたらなかった為、ゲオ5480円で手を打った。

プレイ時間は現在2時間半ほど。ちょっとしたことで「あ、これはブログに書きたいな」と思うことが出てくるのだけど、それを思うそばから忘れていく悲しさ。忘れてしまっては困ることのためにメモを取るクセを付けたはいいが、その副作用でより忘れる速度がブーストしている事実。あな侘びし。

今日も今日とて思い出した順に箇条書きにしていく。

 ちなみに、まだ最初の自由に動けるミッションをクリアしたところ。

●なかなか面白い

「最初の自由に動けるミッション」というのがどの程度進んでるのかの尺度に「全くならない」気もするが、それはとどのつまり、デモや説明が終わるまで約30分ほど掛かり、その後トライする、「本来なら5分ほどでクリア出来るミッション」を、

 2時間掛けてクリアしたところ。

なわけである。要するに、

 牛歩で遊びたくなるチューン

なわけであり、

 既に非常に僕好みのチューン

であることがここでうかがい知れる。

ゲームは冒頭で「1日の物語」と語られる。正直「え?」って思った。1日?たったの?それって最長でも24時間で終わっちゃうってこと?

 結構焦る。

 もしかして稼ぎとか全く出来ない仕様なのではあるまいな?

と思う。

 もしかして敵との戦闘が全てイベントみたいになってたりはしまいな?

と思う。

が、実際はさにあらず。ミッション通達時に「このミッションをやると10分経つよ?それでもいいってんならやれば?」と言われる。これは「10分の制限時間があるからその間にYOUクリアしちゃいなよ」という意味にも一瞬取れたが、実際は、

 どんだけ稼いでも10分しか経過しないよ、不思議だねぇ

の意。言い換えれば、

 どんなにマッハでクリアしても10分は経っちゃうからソコんとこヨロシク!

の意味でもある。開始直後で回復薬が二つ支給されただけで放り出されたダンジョン。当然ダンジョンの中には宿屋もなければお店もない。HPを自動で回復してくれるような温泉が湧いてるわけでもなければ、MPが歩いているだけで回復する仕様でもない。戦闘終了後に全快するわけでもないし、敵から回復アイテムが出るわけでもない。
※ちなみに回復アイテムはダンジョン内の宝箱から一定数のみ入手出来た。

 が、レベルが上がると全快する。

これはどういうことか。

・ゲーム全体で使える時間には限りがある。

・キャラにはSPと呼ばれる絶対回復出来ない、ロマサガで言うLPみたいなものがあり、それは強力な攻撃や、HPがゼロになってからダメージを受けると減る。これがゼロになるとそのキャラは永遠にロストしてしまう。

・ノーマル難度で開始したため、敵は相応に強い。

・ダンジョンではランダムエンカウントで敵と戦うことが出来る。

・メンバーの一人は回復魔法が使える。その魔法は現時点でHPを全快にするくらいの威力がある。

それらを全てひっくるめて出た結論は、

 ギリギリまでHPが減るまで(死んでは元も子もないのでその辺りは超慎重に判断すべきだが)戦い、MPを消費して回復。レベルが上がれば同じ事を繰り返し、レベルが上がらない状態で「もう戦えない」となったらクリアすればいい。

 結果僕の3人のキャラはレベル8になった。

が、実を言うと「もう戦えない」状況にはなってない。ただ単純に、

 今日アップする予定だったブログを先送りにして、このネタを上げるべきだろうと考えたため。

要するに「リアルなタイムアップ」によるクリア。である。つかダンジョン内で中断セーブが出来ればそれでもよかったのだが、2時間も戦っていてサスペンド→復帰失敗では洒落にならない。ホントならもう1レベルくらい上げてからクリアしたかったところだが、、、ホントならもう2レベルくらい上げてからクリアしたかったところだが、、、ホントなら心が折れるまで戦い尽くしてからクリアしたかったところだが、

 まぁこれも運命と受け入れることにした。
※そんなオーバーなことでもないのだが。

ちなみに僕と同じようなプレイをする人はそうそう日本広しと言えどもいないと思うが、やろうとしてキツいのは「レベル5から6に上がるところ」である。ここはMPが尽き、あと1回戦闘をしたら死者が出る可能性をはらむ状況にまで追いやられた。結構シビアに回復していてそれだったので、人によっては(同じようなプレイスタイルを志したとしても)ここでドロップアウトしてしまうかも知れない。

 が、レベル6になってしまえば状況は一変する。

これまで相手よりも行動が遅かった主人公の素早さが相手を上回り、こちらの3人全員が敵より早く攻撃出来るようになる。
※当然先制攻撃を喰らった場合は別だけど。
バランス的に細かなところは省くが、このおかげでこちらが喰らうダメージは極端に減り、6から7は幸せいっぱいの旅路となった。まぁ7から8へはもっと喰らうダメージが減ったのだが、当然と言えば当然、次のレベルまでの経験値は増え、同時に相手から貰える経験値も減っているため、

※ここで少し貰える経験値に関して解説。最後の約束の物語では、レベルが上がるごとに敵から貰える経験値は減っていく。具体的には、

 17だったのが、15、14、13、12になったり、
 38だったのが、34、32になったりした。

既にこの状況で相手に対するナビゲーターのコメントは「余裕過ぎる相手です。なめて戦いましょう」になっているので、これ以上楽に戦うのはむしろ難しいくらいの相手。そいつから貰える経験値が、

 1じゃない

ということは、それだけ稼ぎは楽になっていくということでもある。
※ゲームによっては半分、半分、また半分。もひとつおまけに半分こ!みたいな場合もあるからね。挙げ句の果ては1ですけど何か?みたいな?

ちなみに次のレベルに必要な経験値は概ね1.2倍くらいずつ増えてく感じかな。概ねっていうかザックリ?何となく?そう言えなくもないみたいな?

ともかく、

 制限があるからこそ稼ぎに集中する。そしてその稼ぎの結果自分のキャラが強くなっていくことがしっかりと実感出来る。

これがまことに心地よい。

ただ、確かに相手をより容易に倒せるようになっているわけだから、強くなってはいるのだが、ぶっちゃけ「会心の一撃です!」と言われてもダメージが多くなってなかったりすることがほとんどなのはちょっと頂けないと思った。強くなっていくペースはかなりスローペース。のんびり屋さんである。

少なくとも現時点では、
※最初の非常に短いミッションをクリアした段階ではあるけど、
結構評価は高い。★★★くらいかな。

●複雑そうで複雑じゃない

最近のコマンドRPGと言うと、なんかわからないコマンドやシステムが非常に多かったりするのだが、この最物(いきなり略す)に関しては、戦う、魔法、アイテム、防御、逃げると言った基本コマンドに毛が生えた程度。与えるダメージもテイルズシリーズみたいに何百とか何千とかじゃないし、こちらのHPも地味に一桁、二桁レベルでのやりとりから始まる。これは僕的に非常に重要で、

 インフレさせるのはデフレさせるよりずっと簡単で安易

だと思うんだよね。ドラクエが面白いのは、やっぱ最初1とか2とかの小さいやりとりから始まるからで、かつそれでチューンするのが凄く難しいからだって思うから。

スキルに関しても、レベルが上がるごとに1ポイント貰ったのを割り振るのだけど、

 お金で割り振りし直せる

のも悪くない。1レベル1ポイント500円で、再割り振りは振り分けた分を全て一度に割り振りし直す必要があり、序盤では結構な出費になるが、

 出来るか出来ないかは大きな違いがある。

ちなみに全然関係ないけど、敵からのドロップアイテムは上限が10じゃなかったです。いくつ貰ったかもう忘れたけど(最後に確認しなかったので)、とりあえず12以上は持てるみたい。

●物語はウザいが、悪くない

いきなり自分の使える王様の壮絶な死からスタートする物語は重く、「死者を復活させられない」というシステムに即したシビアさを感じさせるが、デモ嫌いな僕でも許せるレベルのボイスが当てられているので、なんとか耐えられた。今後割合が減ってくれればいいなぁと思うけど、この辺りはイメージエポックなのであまり心配はしてない。

 戦闘あってのRPGでしょ?

って価値観がここの作品にはあるような気がするので。

●方向転換がしやすい

×ボタン一発でキャラ視点の方向に画面視点が切り替わるのだけど、

 カメラの移動が非常に早い、が瞬時じゃない

のが心地よい。LRでの視点切り替えも、ちょっと慣性が働いて最初は戸惑ったけど、たぶん慣れてきたら悪くなくなる気がする。まぁ気がするだけだけど。

●セーブは一定ポイントでしかできない

これは時間制限と併せて、ある程度縛りをきつくする=緊張感を演出する仕様だと思われる。序盤は自分の部屋でしか出来ないから、ダンジョン内で思いっきり稼ぎ倒して、

 最後に死んじゃったりすると、

もうどうしようもない自己嫌悪に陥ること間違いなし。僕みたいに「まめなセーブ王」の称号をいろんなタイトルで貰ってる人からすると、これは本当にキツいのだけど、その分戦闘には慎重になるし、

 絶対一人も欠けさせたくない

って感じで進めていきたいと思った。もっと言うと、

 出来ればSPも一切減らしたくない

ほど。まぁだからこそ最初のミッションで限界まで戦ったわけだけど。
※最初のミッションならボスがいきなり出てきて「絶対SPを消費するわざを使わないと倒せない」なんてこともないだろうと思ったし。

ただ、さっきも書いたけどキャラはそれほどレベルで強くなっていく感じはしない。ということは、今後「SP技の使用が必須」となる戦闘、ヘタしたら「イーリアの秘法(絶命技)」を強いられる場面すら来るかも知れない。そうなったらそうなった時のことだが、

 ギリギリまで抗うつもり。

序の序では何とも言えないけど。

●マップは見やすい

□ボタンで画面上に投影する形で全体マップの表示も可能。その状態でも移動出来るので、とても快適。

●自動的に戦闘

移動方向レバーを上に入れっぱなしにし、視点ボタン(LかR)を押し続けることで、その場で小さく旋回し続ける。このゲームは、「一定距離を移動しなければ敵と遭遇しない」システム(エンカウントゲージが上がっていってマックスになったあとランダムエンカウント)となっていて、例えば壁に向かって押し続けていても、、、あ!もしかしたら「押した時間が短かったのかも」。一応ここはペンディングにしておきます。まぁ一応旋回し続けてもエンカウントゲージは上がるので、それでエンカウントして戦闘、

 ゲージアップ中は仮眠で。

ぶっちゃけ連戦出来るスキルが欲しいぜ。

●僕のスタイル

まだ最初のダンジョンで何を言うって感じだけど、とりあえず、主人公は攻撃、二人目も攻撃、三人目の女の子はガード。相手より主人公のスピードが遅いので、ソードタウント(相手の敵対心を自分に向けるスキル)を使っても既に相手が行動したあとでは意味がない。主人公に攻撃を集中させるのは、「これから覚えておいて欲しいこと」って感じで、序盤は、

 サーシャにガードさせる

これがポイントかなぁと思った次第。ちなみにラシュディが最初に覚えさせられる魔法は、そんなに強くなかったけど、まぁ全体攻撃が出来るのは無視出来ないからね。

・・・

ぶっちゃけクリアは出来ないと思う。物語が重そうだから。でもそこそこ戦闘が楽しめればそれでいいかなぁって感じなんだよね。ベイグランドストーリーとかFF12のような物語が嫌いじゃない人には勧められるかな。とりあえず友人Tにもオススメしておきます(^^。

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コメント

クリスさん、こんばんは^^

俺も前からこのソフト気になってました。
今はPSPo2∞にドップリはまってるので手は出せないですが。
ベイグラントストーリーは昔やりこみましたけど、ストーリーはよく理解できてないかも。今やりなおすにしてもあのゲームは覚えることが多くて難しいですからね(^-^;

クリスさんのこれからのプレイ日記楽しみにしてます。

投稿: UMBRA | 2011年4月29日 (金) 19時45分

ちすUMBRAさん、クリスですども。インフィニティ、ハマれてることが素直に羨ましいです。僕も前作のキャラをそのまま移行していれば、、デューマンを使わなければ、、と悔し涙でまくらがびしょぬれです。ゲーム自体はとても完成されてたと思うので。
※運が悪かったんだろうなぁと。

ベイグラントは満点でしたし、スクウェア&松野氏の組み合わせでしたから、アンチじゃなきゃ普通買うタイトルでした。結構がんばって遊んだ記憶もあるんですが、最終的にどういった経緯でドロップアウトしたのか記憶にありません(^^;。仰るとおり今やるのは難しいですよねぇ。案外「今風」にリメイクしてくれたら化けるかも、とは思いますが。

>プレイ日記

やってない方に楽しめる内容にはしづらいタイトルなのが辛いところですが、今はとても楽しいですね。まぁテンション依存ですのでボチボチがんばります(^^。

投稿: クリス | 2011年5月 1日 (日) 23時26分

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