« パタポン3 | トップページ | クオリアを聴きながら »

2011年5月12日 (木)

ゲームセンターCX「ギミック!」

ちょっと前の回になるのだけど、ついに「ギミック!」がお題になった。この番組が始まった当初から、何度か掲示板に「ぜひギミックを!」と懇願していた願いがついに叶った、、、と言えば聞こえはいいが、正直時既に遅し。今の有野課長では、耐久力の面でもスキルの面でも、「もっともギミックを苦しみつつ楽しめる」年齢を過ぎてしまっている気がする。実際過去のADであれば、「スゲェな!」で納得できた真のエンディング紹介も、新ADであることを差し引いても、

 ちょっとかわいそう

そんな空気が出てきてしまっていた。ゲームが奥深く、非常に面白いだけに、すごく残念。

「ギミック!」は1992年1月にサン電子から発売されたファミコンソフト。
この時期は既にスーファミが世界を席巻しており、「今更ファミコン?」という感じが全くもって否めなかった時代なのだが、むしろ僕みたいなオタクヘタレゲーマーは、「古くても面白い作品が絶対あるはず」とアンテナを立て、ニフティサーブを中心にいくつも「知られざる名作」をプレイする機会を得てきた。

「ギミック!」もそんな作品の一つ。一見カービィと見まごうばかりのファンシーなキャラと、マップ。☆を出して攻撃するところ、女の子を救い出すストーリーなども含め、

 かなりかわいい見た目。

発売当時ではさすがにスルーもやむなしという風体だった。

が、実際は、「羊の皮を被った狼」。
※うろ覚えだけど、制作チームの名前も「スリーピングシープ」とかそういうのだったような気がする。

マップには一切の無駄がなく、自機の挙動、撃ち出された☆に乗れるシステム、ストック可能なアイテムや、HP制を採用した点なども、「古いが古くない」。たとえて言うなら、「じっくり煮込んだスーマリ2」のような、濃密高難度の高純度なアクションゲームなのだ。

全7面構成だが、最終面には各面で隠しアイテムを見つけ、かつノーコンティニューで6面までクリアしなければならない。クリアだけでもかなりの難度なのに、隠しアイテムの発見、取得周辺の難度はマジでハンパなく、

 僕は3面クリア出来ませんでした!

なんと情けない。それでも凄く面白かったって気持ちにウソはないんだよね。

ちなみに当時ニフティで交流させて頂いていた友人にソフトをお貸しし、「真のエンディング」を見るまでプレイされたというのもいい想い出。集中力は当然のことながら、体調と運も良くなきゃクリアは無理!って言ってたのを思い出す。つか、番組ADも、

 30時間+17時間だっけ?よくやったって思うよ。

結局今の時代ではこの難度のゲームは受け入れられないんだろうなって思う。
単純な難度もそうだけど、一番ユーザーにフィットしそうな360ではコントローラーとの相性が悪そうだし、コントローラーのプレイフィールが一番ファミコンに近い(と僕が思っている)プレステ3はユーザー層が全然違う。バーチャルコンソールでリリースされる可能性が一番高い一方で、Wiiのコントローラーでやる気にはなれない。

それに、この手のゲームは友達と一緒に、「ここどうやってクリアするんだ!?」とか「○○面の隠しアイテム見つけたぜ!」ってな具合に情報をやりとりするのが一番楽しめるタイプだと思う。ネットで調べて「ハイクリア」では、最大の魅力である「達成感」を自ら棒に振ってしまうことになる。「難しくてクリア出来ないよりマシ」と言ってしまえばそれまでだが、「それこそがこのゲームが今受け入れられない不幸」に他ならない。

タイトルのメジャーさではとても2回構成は無理だったろうが、内容的にはバリバリの大作ソフト。パスワードがないため、継続させるのが難しい前提もあるだろうが、
※事実番組内ではフリーズしちゃってたし。仕事とは言えADかわいそ過ぎる。
傑作アクションの常として、プレイすればするほど人間側も成長する。同じ面をクリアするにも掛かる時間は圧倒的に短縮されていくだろう。

ちなみにネットでギミックのクリア動画とか見ちゃうと、「へ~」って感じで終わっちゃうこと必至。知ってる人から見るとありえないくらい凄いプレイなのだけど、知らない人から見ると「普通にああいう風に操作出来る」と思われてしまう。なんか悔しい。

ともかく、「隠れた名作」という肩書きがこれほど相応しいソフトはそうそうない。ゲームセンターCXで取り上げられたことで、誰かひとりでも「やってみたい」「やってみた」という人が出てきてくれたらいいなぁって思いました(^^。

 ま、あっさり投げちゃうでしょうけどね。

ちなみに僕はこのソフトを豊橋のゲームチェーン店で買ったんだよね。最初に行った店になくて、他の店を問い合わせてもらって、移動してもらって、、、。価格は2500円か3000円か、そんなに安くはなかったと思うけど、もし発売日に買ってたとしたら、定価でも惜しくない、いや、友達と一緒に数日掛けて「定価以上の満足」を得られただろうになぁって思うんだよな。
※1992年と言えばちょうど静岡県の小笠郡というところでひとり暮らしをしていて、結構な友人が出来て、部屋に入り浸ってた頃なんだよな。

ギミック!のあと中心スタッフはWINDOWSのタイトルを開発してるって話があったはずだけど、結局立ち消えになっちゃったんだろうな。才能ってのは時代と足並みが揃っていて始めて評価、開花するもんだからな。

ゲームセンターCXのギミック!は★★<あまりに課長がヘタレ過ぎて。
ゲームのギミック!は★★★★です!<僕はヘタレだけど!

|

« パタポン3 | トップページ | クオリアを聴きながら »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/119981/51637760

この記事へのトラックバック一覧です: ゲームセンターCX「ギミック!」:

« パタポン3 | トップページ | クオリアを聴きながら »