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2011年5月28日 (土)

想い出のメガドライブ~その2~

こないだ、、、つか昨日アップしたネタの続き。ぶっちゃけ長文連続で結構キツい。読む方も同様か。まぁいくつかプレイし直してみた感想などを・・・

●グラナダ

一本目から「これも面白かった!」というのもおかしな表現になるが、まぁ順番にプレイしてなかったことによる感想。

昔からグラナダは面白かった記憶が強かったが、やっぱり面白い。キーアサインをしっかりしないとろくにプレイ出来ないクセのあるゲームではあるが、
※ノーマルショット、方向固定ボタン、キャノンの三つしかないのだけど、どのボタンも異常に頻繁に使うのでマジ侮れないのだ。

 自由に動かせるようになってきてからの気持ちよさは異常。

特に通常移動では追いつかれる破壊不可能なローラーからキャノンの反動を利用した加速で逃げ切ったり、物陰からのヒットアンドアウェイ。地味ではあるが雑ではないグラフィックや敵キャラなど、「パソコンゲームの良い面」を上手くコンシューマに落とし込んでる印象。

結局2面ボスの倒し方がわかった瞬間にゲームオーバーになってしまったけど、残りの余生でもう一回くらいはクリアしてもいいかなと思わせる傑作であった。PCエンジンのメタルストーカーとはやはり双璧と呼ぶに相応しい2本であるぞよ。いや~面白かった!

●エレメンタルマスター

いろいろ懐かしい感じだった。Cボタンを押しながらスタートを押さないとオプションのメニューが出ないこととか、最初の4面は任意選択出来る&そこでショットをひとつひとつ集めていくこととか、トレーニングだと1面しか遊べないこととか。

最近のシューティングがどういう状況なのかわからないけど、このエレメンタルマスターみたいに、地上の障害物が多くて、地形がらみの攻撃やら上下への撃ち分けやらといった、テクニカルだけど「プレイしてる実感のある」システムのゲームってあんましないんじゃないかなぁと思った。つか当時でもかなり異色だったし、まぁ今に始まったことじゃないんだろうけど。

ゲーム的には音も絵も十分良く出来ていて、前述の撃ち分け、複数のショットを切り替えて進む感じなど、とても「ゲームらしくて」楽しめた。つか最初の4面をクリアしてよもや5面のボスまで遊べてしまうとは夢にも思ってなかったのだけど、

 こいつに惜敗。

つか以前もそんな感じだったような気がしなくもない。
※コンティニューする気力が無くなる感じ?まぁこの先あと3、4面あっただろうから、5面で諦めたわけじゃないだろうけど。

でも思い出以上に良いゲームではあったな。面白いと思う。っていうかさすがテクノソフト。何がここの息の根を止めちゃったのかなぁ。やっぱシューティングというジャンルそのものの衰退か。

ちなみにデモパートはかなりしょっぱい感じ。これもまた時代かな。

●ガイアレス

今回プレイしたソフトの多くが、いろんな意味で期待を裏切られたのに対し、このガイアレスに関しては、

 ほぼ全く期待通りの出来だった。

「だった!」ではなく「だった。」であることに注目して頂きたいところだが、要は、

・背景がしょぼく
・敵のデザインはボチボチで
・パワーアップは愉快
・ショットの撃ち心地は最低
・自機はデカいしカッコ悪い

と言った案配。とりあえずバリアがないとすぐ死ぬ。即死ぬ。あっさり死ぬ。そう言えばそういうゲームだったなぁって感じ。隠しコマンドでコンティニューか無敵かなんかがあった気がするけど、無敵はやっぱ味気ないと思いつつ、あまりにも長丁場なので、「後半から再開する感覚でそこまで無敵を使う」とかしてた気がする。出し入れ可能な無敵コマンドだったし。

ちなみにデモに関してはひとかたならぬこだわりのある日本テレネットのこと、その辺りは一応ぬかりない。が、字幕が英語だったのは海外版だったからなのか?

●ジノーグ

面白いには面白いのだが、もう何度もプレイしてるだけあって新鮮みは薄い。今回みたいに「しばら~く」遊んでなかったソフトと一緒に立て続けに遊ぶと、その出来の良さ以上に「慣れ」とか「飽き」とかが見え隠れしてしまう。あとそれでいて魔法の効果をスッキリ忘れている自分が悔しい。

ただ、そうは言ってもダラダラと遊べてしまうバランスの良さはさすがであり本物。プレイされるなら、ぜひ魔法や操作の確認をしてからにすることをオススメしたい。ローテンションではあるが、ジノーグの絶対評価が下がったわけじゃないよ!?音楽も相変わらず良い感じだし。

●ワンダーボーイV モンスターワールドIII

こんなに地味というか、普通な導入だったかなぁというくらい普通でビックリ。出来る事も少なくて、メリハリも甘く、なんだかガッカリな感じ。音楽やグラフィックもさほどでもなく、想い出の中で美化されてたのかなぁって感じかなぁ。

●まじかる☆タルるートくん

ちなみにこのソフトは順番にプレイしているわけではない。たまたまこいつはチェルノブのあとにプレイしたのだけど、

 思い通りにならなすぎてふさぎ込んでしまった・・・

とりあえず敵キャラの上に普通に乗れない。ジャンプも小さいしキャラもデカいし、、、まぁ絵はかわいいし、江川達也のキャラはかなり微細なとこまで再現できてるし、キャラゲーとしてはかなりのレベルだとも思うが、

 今やって面白いゲームじゃなかった。

少なくとも導入部は。

●闘技王キングコロッサス

最高。思っていた以上に面白い。最初の死ぬほどリーチの短い攻撃でも一撃で倒せるヤツがいて、レベルが上がるごとにちょっとずつ余裕が出てくるバランス調整がまず素晴らしい。ちょっとがんばって稼げばゴリ押しが出来、稼がなければ頭で考えて倒す必要がある。メッセージの送りはとても快適なレベルだし、地味にキャラごとに文字の色が違うのも(その色の選択センスも含めて)好印象。マップはやや複雑程度でこれまたちょうど良く、ちょっとずつ増えていく武器も、宝箱を見つける喜びがある(マップ配置でランダムじゃないけど)。敵も自分もキャラは魅力薄だし、背景グラフィックも正直手抜きっぽいけど、最高にクセがあるハンマーの愉快さ(後述)は他に類を見ない。

 前半は面白い

とはまさしくな感想だったな。思わず3時間以上ブッ通しでプレイしてしまったよ(^^。

最初の武器は自分のキャラ幅すらないほど短いリーチで、ちょっと強い斧でも自キャラ分程度。そんな中手に入るハンマーは、ボタン押しっぱなしで自機の周りを鉄球が回り、離すと勢いよく飛んでいく。その鉄球の回転速度があまりにも速いため、任意の方向へ飛ばすのは至難の業なれど、その高速さを利用したバリア的な当て方は有効。壁にも跳ね返るため、狭いところならポコポコ撃ってるだけで結構当たる。微妙に運任せのもどかしさと、他の武器にはない強力なリーチのバランスがとても心地よい。つか傑作武器。

●グレイランサー

面白い。が、見づらい。オプションの性格をサーチにしてプレイするのが基本にして楽ちん。スピードを変えることが出来る点、シンプルな背景に描き込まれたボスキャラなど、地味ながらやっぱり良く出来てる印象。シューティングの善し悪しってのはいろんな要素が絡み合って決まるものなんだけど、とりあえず移動速度が変えられるだけでもかなり違う。ちょっとがんばって先が見たいと思わせる内容だったな。

●チェルノブ

うーむ面白いっ!設定で残機5、コンティニュー15にすると実質75機設定。戻し復活なのもダラダラしなくて適度に考える感じが良いし、グラフィックもそこそこ美麗。世界観は独特だけど嫌いじゃないし、操作も超クセがあるけどボタン設定を変えればかなりしっくり遊べる。パワーアップ時と初期状態の落差も心地よく、多角的に素晴らしい。

コンティニューを繰り返し3面までクリアして止めちゃったけど、
※ほかにもやんなきゃならないソフトがあったので。今回のブログネタ用に。

 なんかもったいねぇ!

って思った。途中で止めずにラストまで行きてぇ!って思ったね。チェルノブの前にチェルノブなし、チェルノブの後にチェルノブなしな感じの唯一無二のゲームだな。さすがデコ。

●ランドストーカー

今回いくつかチョイスした中で、ちょっとしか遊ばなかったタイトルもなくはないが、

 これだけは始める前に心が折れてしまった。

要するに最初のデモ画面だけで、「まともに動かせる気がしない」印象を受けた。もう高さとか距離とかの感覚が全く掴めないのだ。丁寧に作ってあるのはよくわかるのだが、この「気持ち悪い感じ」はいかんともしがたい。このタイプのゲームが作られなくなったのは、ポリゴンに取って代わられた以外にも理由があるって感じだよな。

●ザ・スーパー忍II

パッドのボタン配置が甘く、操作が上手く出来なかったのが残念だったけど、雰囲気は○。ダッシュ斬りをタイミング良く当てるのが難しく、八双跳びは逆に思ったより簡単。踏みつけや足払いも含めハイレスポンスな攻撃は心地よく、がんばればもう少しは進めることが出来そうではあった、、、がまぁがんばれなかったな。

●ガントレット

説明書が手元にないのがもどかしいっ!手触りとして確実に面白そうな感じはするのだけど、情報の少なさからあまりに手探りなプレイフィールを強いられ、結果今ひとつ生産性の低いプレイを繰り返してしまう感じ。もどかしい。

でもじっくりやれば絶対「わかる」とも思うし、相応の達成感、強くなる楽しさは味わえそう。まぁマックスHPが増えるのではなく、強さや防御力などのステータスを強化するアイテムを購入するスタイルだったけど。うーむネットで情報漁ってしまおうか。

●ファンタシースター 千年紀の終わりに

最初は街から出られなくて「あ~あ」とガッカリしたが、それほど難儀することもなく戦闘開始出来たのでホッとした。ストーリー重視を謳うRPGの場合、最初の戦闘までスゲェクソ長いデモがある場合が少なくないんだよね。ウザいっての。

移動速度が速く、コマンドも軽快。メッセージも漢字仮名交じりで読みやすい上に表示も速く、伊達にシリーズを重ねてないなぁという印象と共に、

 この次のシリーズ作品がファンタシースターオンラインになったのか。

と思うと、それはそれでこれまた感慨深い。僕の記憶ではサターンでファンタシースターシリーズは出てなかったと思うんだよね。
※アドベンチャー的なのは別として。

キャラがダブルターゲットみたいとか、SFの世界観が逆に新鮮とか、背景オブジェクト全体が「ファンタシースターらしい」と感じたりもする一方で、

 大作なのにシンプル

という構造がなんだかちょっと嬉しくなったり。最近じゃDSどころかGBAのRPGですら妙に凝ってたりしてそれでいてバランス取りが甘い、みたいなのが多かった気がするから、ある意味「セガの肩書きをを背負ったRPG」でありつつも「古さを伴ったシンプルさ」に居心地良さを感じたのかも。

正直まだ3レベルくらいにしかなってないけど、印象は全く悪くない。暇を見つけて「あと10時間くらいは」遊んでも良い感じかな。

●V・V

こんなにヘタだったかなぁと思うと同時に、こんなにムズかったかなぁとも思ったり。軽い操作と大きなエフェクト、色数は少なくても迫力のあるデカい敵はやっぱり気持ちいいんだけど、情けないことに1面すらクリア出来ない体たらく。年齢と共に相性も変わってしまったのか、、、つかシールド取らないとダメなゲームだったのかなぁ。なんかちょっと悔しい。

●モンスターワールドIV

悪いゲームではない。むしろ女の子キャラに抵抗感が薄れた今となっては、前作モンスターワールドIIIより居心地が良いくらいなのだが、

 あまりに単調な最初の道中で既に飽きてしまった。

雰囲気はかなりいいと思うし、ほのかなパズル臭、地味にアクション要素が豊富そうなところ、
※余談だけど円月刀見るとペルシャ思い出すね。
あくびや塔へ入る時のアニメパターンなどのディティールも良く出来てる。

 良く出来てはいるのだが、、、

魂斗羅を見たあとだとどうしても「地味で単調」な点が際立ってしまう感じだなぁ。

でも塔にセーブがあったのはスゲェホッとした。また再開してもいいかなって気になった。

●新創世記ラグナセンティ

実を言うとこのラグナセンティがプレイしたくなったのでこうしていくつかついでに遊んでみただけのことで、これが今回最後の一本にして、

 せっかくなので別ネタにしようと思った。

なので今回は触れてません。つかそれほど面白くなかったらスルーしちゃうけど。

●魂斗羅ザ・ハードコア

プレイする前は正直ちょっとおっかなびっくりだったのだけど、始めてみたら、

 やっぱり面白れーぜ!!!

なんだろうね。昔のゲームって割と今改めて遊んでみると、味気なかったりシンプルすぎたり不条理だったりしてあんまし楽しめない作品も多いんだけど、

 魂斗羅ザ・ハードコアの面白さはたぶん未来永劫普遍。

最初はあまりの派手な攻撃と、無限にわき出てくる敵に「おいおいちょっと待ってくれ、これじゃぁ鼻毛の手入れもできねぇぜ!?」ってなパニック状態におちいったりなんかしちゃったりしたのだけど、

 割とすぐ慣れる。

最後まで武器の替え方とボムの撃ち方が思い出せない(=わからない)ままだったのがちょっと口惜しかったりはしたけど、いやいやどうして。伊達に全てのコース全てのキャラでクリアした記憶が残ってただけのことはある。スクリプトもいい感じでスカしてるし、キャラも敵もテンポもエフェクトも、

 メガドライブだからってナメてんじゃねぇぞオラ!

と言わんばかりの気持ちよさ。こういうゲームを「爽快感がある」って言うんだぜ!?って感じで、タイミング次第ではぜひまたクリアまでやり通したいと思ったね。無限コンティニューみたいだし、
※残機3を使い果たすと面の最初から。
根性さえあればクリアも難しくなさそうだし。

つか最近のPS3とかのゲームでも、コイツくらい贅沢かつ派手に雑魚を倒させて欲しいぜ。「いったいどいつがボスなんだよ」ってくらい中型大型入り混じりの戦闘だもんな。★★★★☆付けてもいいくらいだ。

●パラスコード

確かにビューポイントの劣化版。っていうか、「超劣化版」。ビューポイントがプリレンダリングで美しいソリッドな敵キャラを創造したのにたいし、こちらはリアルタイムポリゴンで超ダサい上にカクカクでフレームレートの低い&爽快感ゼロの仕上がり。どんなひいき目に見ても0点には届かない内容。企画の段階で誰か言ってやれよって感じだ。

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こんなこと言っちゃなんだけど、僕的にはPCエンジンの方がずっと遊んでた記憶があって、それはたぶん間違いじゃなかったと思うんだけど、今さら遊んでみると、(エミュだからパッドはデュアルショックなのだけど)これが普通以上にメガドラのゲームも面白い。っていうか、

 メガドラのゲームの方がむしろ楽しめる。

正直パッドがいいからってのもあるかなぁとも思うんだけどね。
※RボタンにAを割り振ることで操作性が良くなるゲームが多数あるし。

みなさんも機会があったらぜひやってみて欲しいと思います。メガドラあなどれないですよ!?

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