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2011年6月 8日 (水)

AKB48~総選挙開票直前~

正直な話最近のプライベートはAKB一色と言ってもいいほどAKBまみれであり、昨日の「HDD不調」のネタなどは、

 いつ書いたか思い出せない

くらい前のものだったりする。要するに無難な時事性の低いネタはどんどん先送りにするシステム。正直あと2、3控えてるネタもあるのだけど、それが日の目を見るのはいつのことやら。まぁ読んで下さってる方にはあまり関係無いことかも知れませんが。

ともあれAKBである。この一週間は、近年まれに見る「遅さ」で時間が流れている。「待ちに待った」と言ってもいい。ヱヴァ破の時でもこれほどじゃなかったと思う。FF12以来とか。

昨夜は「公式ガイドブック」なるものまで購入し、シミジミと読み入るほど。「ファン」と公言するには劇場へ足を運んだこともないし、CDも一枚それもシングルしか買ってないので語弊があるかも知れないが、気持ち的には間違いなく「大ファン」だと思う。わずか半年ほどではあるが、これほど多方面からひとつの歌手に傾注したことは無かったかも知れない。ゲームをし、バラエティに笑い、音楽を聴き、ダンス動画を見、Miiを作り、ドラマを楽しみに待ち、ドキュメントタッチの総選挙に涙する。

ハマり始めた頃にも感じたことだが、こないだ出たアルバムに入ってた「少女たちよ」などは、その歌詞のすばらしさに鳥肌が立つ。語弊を恐れずに言えば、「こんな言葉の連なりを自分で書くことが出来たらなぁ」と強く思う。上手くて凄くて惚れる。公称上秋元康先生ご本人の作詞ということになっているが、誰が作ったものでも構わない。僕好みとしか言いようがない歌詞だ。「がんばる」という言葉は、常日頃見ると軽薄で安っぽく見えるのだけど、彼女たちが口にするとそう聞こえない。「全力で」という表現も。

 熱くて熱くて仕方ない。

全員がそうじゃないかも知れないけど、フリートークの場面を見ると、彼女たちは一様に熱い。秋元才加や高橋みなみみたいにわかりやすい熱さの子もいるけど、前回圏外だった大家志津香だって小林香奈だって十二分に熱い。ガイドブックで秋元先生が言ってたけど、「それぞれが何かのエキスパートになればいい」と思う。それがブログならブログで十分世界は応えてくれるし、勉強が出来ることを特徴として発揮できることも強みになる。
※そうやって考えてみると、多くのメンバーに何らかの肩書きが見えてくる。言葉は悪いが「全員があだち充のヒロイン」のようなグループではなく、まさに「三年奇面組」のような個性を磨いている。

余談だけど、情報を集め、エピソードを知れば知るほど、印象がどんどん変わっていく子も多い。最近だと板野友美が「情にもろくダンスにこだわりがあって表には出さないけどかなり熱い」ヤツだとか、峯岸みなみのはじけぶりが自分に自信がないことの裏返しだとか、河西智美は意外と女子人気も高いとか、まゆゆが結構真性の腐女子だとか、あきちゃのポテンシャル(歌、ダンス、運動神経、料理など)が実はかなり高いこととか・・・。
そんな中でも、やっぱりAKB=高橋みなみだったんだなぁと、秋元先生が言っていた。「彼女があまりにランクを下げたら、プロジェクトの方向性を見直さなきゃならないかも」的なコメントまで出るほどに。

高橋みなみは、AKB48。AKBの良心。小さな巨人。際立ったキャプテンシーに誠実さと行動力。努力の天才でもあるし、気配りのプロでもある。他の推しメンがいたとしても、高橋みなみも好きなファンは多いだろうという。DDの僕が彼女に一票を投じたのも、思えば当然だったのかも知れない。でも、そんな彼女も、グループから離れ、ひとりバラエティに配されると大きな不安にさいなまれるという。「みんながいてこその高橋みなみ」。でも自分の夢がソロの歌手である以上、ひとりで歩くことにおびえてはならない。みんなが彼女を見ている以上、「自分がAKBである以上」無様な姿は見せられない。

もし高橋みなみがいなくなったらAKBはどうなるんだろうって思う。大島優子や篠田麻里子が卒業しても、きっと今とそれほど大きくは変わらないと思う。現に今でも歌番組以外で上位8人が顔を合わせることは少ないし、メンバー個人の活動が完全にAKBとしての時間を上回っていくようなら、それはつまりAKBである必然が無くなっているということだ。「AKBという肩書きがなくても評価されるようになる」ことが、本当の意味での卒業であり、「夢が現実になる」ということだろうから。

でも高橋みなみだけは、「代わりがいない」気がする。秋元才加はああ見えて肝っ玉はかなり小さく、メンバーもそれは理解している。柏木由紀はどうしても先輩に強く出られないところがある。人気が出てくれば当然AKB以外の仕事に携わる時間が増えるから、グループ全体を俯瞰することは現実問題非常に難しくなる。かといって人気が低いとそれだけで(少なくとも対外的に)違和感を拭えない。総選挙で選抜落ちしてしまうメンバーがグループ全体のトップではやっぱりダメだろう。

 だから順位が落ちなければいいなぁと思う。

AKBという巨大なプロジェクトを支えている彼女。そのメリットを享受してる人は、もっと高橋みなみに感謝すべきだと(言葉はきついが)思う。つかまぁ秋元先生自身が彼女を誰より大切に思ってるからこそ、彼女はセンターで歌ったり、順位以上に大きく扱われたりするんだけどさ。

ちなみにさっきちょっと書いたけど、総選挙のガイドブックはかなりオススメです。理由は、、、

・AKB、SKE、NMB、研究生の顔と名前がわかる。

・総選挙のポスターが載っている

・装丁が良く、価格(1000円)に対して本としてのクオリティが高い。
→これはかなりの部数が見込めるAKBならではの効果だと思う。

・前回1位~21位までのメンバーそれぞれにページが割かれていて、「特にいい写真」が使われている。
→これは非常に重要。特に前田敦子なんかは、「写真写りがいい写真」がそれほどないから、こうして「いい写真」が載ってると嬉しくなります(^^。

・秋元先生のインタビューを読むとAKBの方向性がよくわかる。

他にAKB関連の本が欲しいと思ったことはそうないけど、これは持っていてもいいと思いましたよ。

・・・

話を戻すけど、最新アルバム「ここにいたこと」の一曲目に収録されている「少女たちよ」という曲は、2010年に放映された「ドキュメンタリーオブAKB48」という映画のエンディングに使われていた曲で、アルバム未収録曲だったのだけど、DVDが発売されたこともあって、今回日の目を見た。
※ネットではAX2011に収録されているライブ動画がアップされていたけど、実際のDVDでは「隠し」曲として収録されていて、そっちからも「日の目を見づらい」曲だった。

あらためてその動画を見ると、歌ってるメンバーが「豪華すぎて」ちょっと引くくらい。今思えばヘビーローテーションだって上位12人がメディア選抜で歌ってるんだから、十分過ぎるくらい豪華なはずなんだけど、まぁ時を経てそれぞれの価値がより上向いたってことなのかも。

詩も曲も非常に名曲なので、「なんでシングルにしなかったの?」って気がするのだけど、まぁいろんな大人の事情もあったのかな、とか。っていうか今回のアルバムの中では、これと「チームB推し」がキラータイトルってことなのかな。
※ただチームB推しはまだ奥真奈美がいたころのバージョンみたい・・・南無。

・・・

生放送はテレビ「なるほどハイスクール」中にもピックアップされるとのこと。当然録画は入れてありますv(^^。

ちなみに僕が見に行く予定のサンストリート浜北は、席数410ほどで、満席は満席だったようです。
※どのくらいの倍率で当選したかはわからなかった。
駐車場があり、開演15分前から館内に入れるそうなので、

 2時間くらい前に着くように出かける予定。

そのくらい時間を潰すのは余裕です。っていうか、

 そういう時間が大好きなので。

男子率が高そうな気もしますが、とりあえず隣の人が適度に熱い人であることを祈らずにはいられません。僕は絶対上映中に声が出てしまうタイプだし、熱すぎて引いてしまうのも楽しめる度合いが下がりそう。「来ましたねぇ!」「ですねぇ!」くらいの会話が出来る人だったらいいな~>高望みかしら。

深夜の有吉AKB共和国でも取り上げられるそうです。そちらもチェック済み。

・・・

僕はアイドルが好きなわけじゃないです。AKB48というプロジェクトが好き。口パクだって大丈夫。振りがズレていても大丈夫。「それが見せたいわけじゃない」。

●少女たちよAX2011
http://www.youtube.com/watch?v=haKeks9Rkss

AKBって何かに似てるとふと思って考えを巡らせてみたら、

 マンガみたい

って答えにたどり着いた。モニターの向こう側の話なんだから、全てが全て真実じゃないんだろうけど、こちらの気持ちの入り方、熱量、盛り上がりはどれも非現実的で、感情移入度が高い。スポ根のようなすがすがしさと、ジャンプのような友情、努力、勝利がある。間違いなくある。

 AKBの人気があるのは、むしろ必然だ。

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コメント

クリスさん、こんばんは(*^^)

>「来ましたねぇ!」「ですねぇ!」
ここ、すごくわかりますw

去年参加したアーティストのライブで、吹雪の中でのグッズ販売があったんですよ。
すっごく並んでいて、ガクブルだったのですが、「ここ最後尾ですかー?」って呼びかけから始まって会話が弾み、実際にグッズを購入するころにはかなり打ち解けてしまいました。
見知らぬおっさん二人組だったのにw

きれいな女性とお話しできるのもたしかに楽しいですが、同じものに熱中している者同士での会話は、うまく言い表せないけど特別な感じですよねヾ(〃^∇^)ノ
そもそも、会話のネタを探す必要がないですし。それどころか、絶対に触手にはまるネタをお互いに把握しているところからのスタートですし(笑)

クリスさんにとって楽しい総選挙になることをお祈りしています(*^^)
ではβyё βyё...φ(・ω・ )

投稿: orugan | 2011年6月 8日 (水) 01時06分

おはようございます
いよいよ明日ですね!
明日は早く帰ってテレビでとも考えましたが、たまたま職場が武道館に近いので雰囲気だけでも
感じてこようと思ってます

4月にでた「AKB48ヒストリー ~研究生公式教本~」って本もなかなか"へー"が詰まってましたよ
値段も安いのでコスパはいいと思います

自分はレベル7です
7と8もけっこう壁は高いかもしれないですね

いいとものオカロさんはちょっと残念な感じで、、、(*_ _)人ゴメンナサイ

投稿: のり | 2011年6月 8日 (水) 10時00分

ちすoruganさん、のりさん、クリスです毎度。もう楽しみで仕方ない感じなのですが、まずは無事問題なく見て帰ってこれるかが心配。最近は遠出するときいつもかみさんがドライバーだったので、結構久しぶりなんですよね、4、5時間ハンドル握るのが(^^;。

>oruganさん

>吹雪の中のグッズ販売

これは凄く厳しいですねぇ(^^;。さすが北国というか、「並びのプロ」を自認する僕でも経験がありません。もし並ぶとなったら、

 ダンボーのような風体

がマジありそうな気配です。

でもそういう極限状態だからこそ得られる「熱量の高いコミュニケーション」があるのも事実。大雨とか台風とかのソレと近いですよね?

 ちょっとうらやましい。

つか、その人が「そこそこ綺麗な、それでいて同好の志」であったら、最高オブ最高でしたのにね。いや、、、「かわいくなくても女性なら」テンションは上がる、、か!?いやいや、それが少女なら!?、いやいやいや美少女ならば!?!?

 むしろ本チャンより有意義になる可能性アリ。
※この場合適切なことわざは、「本末転倒」ではなく「ひょうたんからこま」であることは、あえて書くまでもないかな(^^;。

つか、「触手にはまる」って、、、美少女を「触手にはまる」って、、、<誰もそこまで書いてない。あえて突っ込むと「食指」ですな(^^;。いやいやエロくて結構。<俺得ですよ!?

ともかく、無事生きてブログを更新したいと思います(^^。つか既に11日0時の分とか12日とか書き終わってるんだよね。10日0時が空けてあるという、、、。つか昨夜は久々にリアルタイムアップだったし。でもやっぱ旬なネタを書く方が、気持ち的にはあがりますね。


>のりさん

すがすがしい朝を迎えつつキーボードを叩いてるところです。はよーっす。

>IEが武道館なので

インターネットエクスプローラが武道館ということは、、、。失敬。そんなボケはいりませんね(^^。自分今まで一度しか、それも花見のついでに外観を見ただけなのですが>武道館、あの桜の綺麗さは異常ですよね。それが毎年見られるなんて、とてもうらやましいです。
※個人的には首都高から見下ろした時の桜が一番綺麗に見えましたが。
周囲でずっと詰めてれば会場入りするメンバーを見られたりするのかしら。SKEとかだと近くが仕事場の問屋さんが、

 かわいい子の集団がバスから乗り降りするの、結構見るよ

とか言ってたもんな。まぁ「内側」に入ってない分、価値がわからない、もしくは動揺もしないんだろうけど(^^;。

>研究生公式教本

最近ようやっと何人かわかるようになってきた研究生って感じ。大場美奈、森杏奈、島崎遥香、島田晴香、市川伊織、竹内美宥、永尾まりや、山内鈴蘭、仲俣志織、、、高柳明音は違ったっけ?つか漢字は自信ないですけど。っていうかマジすかでの仲俣の扱いの良さにビビりましたけど(^^;。

AKBIGINNERとか、ライブ動画でもよく見てると研究生結構混じってますよね。レモンだけじゃなくて。むしろ、

 普通に活動してる

と言ってもいいぐらいです。以前「AKB56」という表現をたかみなが口にしたことがあったみたいですが、実際「AKB」という三つのアルファベットにどれほどこだわる必要があるのかって気もします。インターハイとかでも東京はABあったりする(みたいだ)し、博多や名古屋と同尺度で人数詰めてったら絶対溢れますもん。

 AKB48-2

みたいな?

まぁ今回の選挙結果(23枚目のシングルリリース後)に何らかのアクションがあるかも知れませんね。

>7と8の壁

たぶん8と9の壁の方が大きいです。理由は、8までは動画を普通に摂取してるだけで段々分かってくるのですが、9はもっとどん欲に「知ろう」としないと関連映像すら見えてこないですから。これはホントの話。まぁだからこそ僕的にレベルを変えたんですけどね。7は興味があってハマっていくレベル。8はその摂取量があるラインを超えたレベル。9はそこから一歩踏み出して自ら動き出したレベルで、10は完全にマニアのレベルって感じで。

>オカロ

まぁしょうがないですよね。どこのどの番組でも秋元先生のプロデュースが掛かってるわけでもありませんし、そう言ったアウェイでの仕事で結果を残せるようになっていくことにも大きな意味がありますからね。ちなみに昨夜のはねとびは最高でしたが。
※塚地とあっちゃん・みぃちゃんの掛け合い。最高。男としての立ち位置が自分と近い塚地のリアクションにマジ共感。共感過ぎてむしろ感動すら覚えた。録画しとけばよかったよ(^^;。

投稿: クリス | 2011年6月 9日 (木) 09時00分

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