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2011年6月17日 (金)

DSiウェアほか

結局1000円分を二つと、2000円分を1つ任天堂のポイントを買ってきて、僕に2000円、娘に1000円分チャージ。あとの1000円は長男がさほど欲しがりもしなければWiiに入れてラ・ムラーナの足しにすることにした。

前回いくつかの候補を絞ったが、その後ユーザーの評価サイトで「燃やすパズル フレイムテイル」が圧倒的に人気であること、「PICOPICT」という任天堂のキャラを作るクォースの亜種が面白そうであったこと、なんとかディフェンダーがタワーディフェンス好きな子供たちにどうかと思ったことなどをふまえつつ、、、最終的にチョイスしたソフトのレビューを書く。

●燃やすパズル フレイムテイル

開始早々画面が縦になり、タッチペンではない十字キーとAボタンを使う操作に、

 もう100%ゲンナリする。

ゲームは、最後部が燃えている蛇状の自機を操作して、画面内の障害物を燃やしつつ上へ上へと進んでいく。スクロールはオートではなく、自分が動かなければ画面は下がってこない。燃えかすが画面最下部に到達したり、袋小路に自機が入ってしまったらゲームオーバー。

いくつかの誤解の積み重ねで評価が最低になってしまったことは否めない。「まさか縦画面だったとは」「まさか思考パズルだったとは」「まさか十字キーとボタンを(縦画面なのに)使わせるとは」。

操作に関する説明はデモムービーで紹介されるが、これがとにかく長い。

 マジ眠くなる&理解する前に忘れる。

ムービーなので一気に説明がまくし立てられる感じで、疑問や咀嚼の入り込む余地がない。僕なんかは簡単においてけぼりである。

取扱説明書もあるが、こちらはタッチ操作な上に横画面で、「なんじゃこりゃ」って感じ。これが任天堂のソフトかと思うと、「時代は変わったなぁ」という感じだ。

購入前の印象通り、「攻めるより追いつめられる」タイプであり、理解出来ないまま見切り発車した自分にはろくなプレイも出来ない。

 ルールを知らなくてもそこそこ遊べるゲームに慣れた自分には、もうそれだけで半ギレである。

とりあえず評価はマイナス10点くらいにしておく。お金くれてもいらない。

●PICOPICT

タイトルはちと違ってたかも知れないが、上から落ちてくるブロックの塊に、画面下方にある1ブロックを「持って、置き直し」、4個並べるか、長方形(もしくは正方形)を作って消していく。消したブロックによって上画面の絵が徐々に埋まっていき、完成したらクリア。

クォースと違うのは、ブロックを拾わなければ使えないこと、そのブロックに色があること、置いたブロックはその場から動かないこと、複数のブロックを拾って一気に置くことが出来ることなど、

 見た目の印象以上に違いは多い。

連続して塊を完成させることでコンボになり、上画面に飛ぶブロック数は飛躍的に増える。「POW」ボタンで画面最下段2段分のブロックを消滅させたり、「持つことが出来ない」ブロックがあったりと、テクニカルな面もあるが、

 プレイフィールはやっぱりクォースに近い。

とにかく忙しく、前述の「持てないブロック」が出てくる頃には、難度もガッツリ上がる。しかし操作性は極めて良く、面が進むごとに任天堂のキャラや世界観に添ったBGMと背景が雰囲気を盛り上げるのはさすが。

面は基本クリアしなければ増えていかないが、「持てないブロック」を消したり、面をクリアしたときに手に入るコインで、「裏面」やBGMを買ったりも出来るのは、モチベーターになる。

落ち物アクションパズルらしく、いくつかのセオリー=定石があるが、それらを全て体得してなくてもそこそこ遊べるのはフレイムテイルと大きく異なるところ。遊び方のレクチャーも6項目に分かれていて、ちょっとずつ自分のペースで覚えていけるのもいい。

遊べるモードが「ホントに1つ」しかなく、対戦どころか純粋にスコアを稼ぎ続けたり、パズル要素を濃くした変形ブロックを消す、みたいなモードもなく、せっかく買ったBGMを指定してゲーム中に鳴らすことも出来ないなど、節々に「500円」を感じさせはするものの、一度クリアした面でもそこそこ遊べる点と、

 荒いドット絵なので、3DSでも画面のボヤけが気にならない

のは非常にデカい。
※曲線や斜めの線があると、そこにアンチエイリアスが掛かって画面がボヤけるんだよね。

満足度的には★★くらいだけど、悪くはないかな。

●ああ無情、刹那

DS版ケツイを作ったARIKAの弾幕縦シュー。これもモードが実質ひとつしかなく、
※自機を2種類から選べるけど
ボスも「コアがある要塞タイプ」ばかりで、あとはほぼ全部雑魚戦。ボンバーがガンガン使えるのと、食らいボムのおかげで、

 初プレイクリア。

普通考えてスライドパットで2Dシューティングをプレイする感覚は理解出来ないのだけど、
※スライドパットは「動かしたい」という脳からの命令の処理を受けるには、反応が遅い。「ボタンを押す」のと「ボタンをスライドさせる」のはやっぱ違う。

 十字キーが死ぬほどクズなので、スライドパットで動かさざるを得ない
※つか任天堂のハード設計した連中にプレイさせてやりたいよ。どれほどひどいのか。つかクレームの電話したくなるほどだし。「十字キーが壊れてるんですけど」。

まぁ結果として「死なないチューニング」に着地したのだろうとも思うんだけど、避けることも倒すことも爽快感、緊張感を伴わないシューティングというのは、

 ゼビウスを無敵でプレイしているようなもの。

キャラの魅力も薄く、端的に言って「PCのフリーシューティング」みたいな感じ。それも「出来が下の上くらいの」。東方シリーズがさほど好きじゃない僕が言うのもなんだけど、あれが1500円だとしたら、刹那は100円くらいが妥当。評価は☆ってところかな。

まぁ「どうしても遊んでみたかった」から、仕方ないんだけどね。体験版があったら100%買わないタイトルのひとつだね。

●アッタコレダ

娘にプレゼンした数本のうち、以前から気になっていたこともあって「これだけはまず」と通過したのがこれ。

正直DSiでも軸センサーを使わず、カメラからの人物映像で角度計算をしているので、
 思った通りに見え方を変えられない。

最大の魅力がうまく発揮されない事実。特に3DSはDSiと違ってカメラが上部(縦持ちした時は左隅)になる点も相性が悪かった。

パズルの方向性としては、「ミッケ」のようにプリミティブかつ達成感がある、対象世代の広いスタイルだが、そうしたことで気持ちよく遊べないのはどうしようもない。難度的にも結構高いようで、娘的には、

 ヒントを見ないと全然わからない。見てもまだムズい

らしい。まぁそこそこ楽しんでたみたいだし、僕も「どういうものか」気になってたから後悔はないけどね。評価は★☆ってとこかな。

●ケモノミクス

娘の残り500ポイントを何に使うかに関して、「カッパ道」かこれか、というところで結局こちらをチョイス。こちらは200ポイントと低価格ながら、ユーザー人気は高く、地味にチクチク遊ぶゲーム性は娘の望むところだったようで、

 かなり面白いよ!

とのこと。

ゲームは、動物を捕まえ、トレーニングでパラメータを強化しつつ探索捕獲し、掛け合わせてより強くしてく感じ。フィールドは存在せず、あるのはパラメータとマップ画面のみ。キャラも1体しか育てられず、「200円感」は拭いきれないが、200円で数時間遊べれるならそれはそれでお値打ちとも言える。娘の印象的には★★★くらいあったみたいだな。まぁ僕が買うかどうかは要思案って感じだけど。
※残り500ポイントだし。

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総じてライトな印象が強いが、フリーウェアと違うのは、「サービス精神がない」こと。ゲームとして成立した時点で即リリースされている感じで、「もうちょっと手を入れればもっと豪華になるのに」というところに手を入れてない。フリーでも愛のあるタイトルにはその「手」が十分に入ってると感じるわけで、そこがまずマイナス。

また、リストインしているタイトルは全部で350本以上あるが、体験版がない分、遊んでみるまでわからないところも強く、「自分に甘く」なっている。ただ、その分360のライブアーケードより総じて価格が安く、お手軽さをリーズナブルとするかどうかは人それぞれかも。

正直なところ、今回遊んだ4本2000円分をまとめても、トライアルHD1本(1800円)に遠く及ばなかったことだけは確か。体験版なしってのはやっぱりぬるま湯なんだよな。

意外とボヤけが気にならなかったのは、チョイスしたゲームにも寄るかも。横から見た感じではケモノミクスは結構ボヤけてたしね。一応報告程度の話。

残りの候補では囲んで消すパズルか、MOTHERのブラウニーブラウンが作ったというカッパ道か、ケモノミクスを僕も買うか、ぐるぐる回しながら絵を完成させるヤツの4択。正直スリザーリンクが出てれば「絶対買ってた」と思うのにな。

ともかく、「みんなは買わない方が良いよ」とは言っておきますよ(^^;。

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●スーパーポケモンスクランブル

ついに出た!って感じで、僕的にはE3のどのニュースより嬉しかったタイトル。ハードは3DSだったかな。たぶんブラックホワイトのキャラ中心になっちゃうんだろうな~とは思うけど、ポケスク大好きっ子としては、

 命がけで買う。

定価4800円発売日7月28日。超楽しみ。超楽しみ。ゲーム性としてスライドパットとの相性もいいだろうし、ボタン数がWiiより多いのも精神的に落ち着く。立体視なしでも普通に楽しいし、

 なんなら娘の分と2本買おうかい?

ってくらい期待している。ちなみに以前「続編が出るなら」って書いた希望点を読み返してみたんだけど、

 割と細かいことが多い。

もう出てくれるだけで感謝ってのが一番かな。ディアブロIIみたいな奥行きが出てくれたら最高なんだけどな~。楽しみだな~。AKBの総選挙が終わって生ける屍になってた自分に活力を与えてくれる1本だよ。自分が触る前からこんなことを書くのは稀だけど、

 みんなも買おう!

前回はWiiウェアってことで、オススメしようにも遊べる環境にある人がそもそも少なかったんだよな。あんなに面白いゲームだったのに。

 でもハズレだったらゴメン

一応保険を掛けておく(^^;。

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他はさほどでもなし。EDFの外伝は思案中。ゼルダはスルー。まずは21日のラ・ムラーナかな。期待度は★3つくらいだけど。

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