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2011年7月14日 (木)

娘が彼氏を連れてくる夢を見た

正確には「連れてくる」のではなく、娘の彼氏が遊びに来る夢を見た。たまたま娘はいなくて、僕はその彼氏と話しをするというシチュエーション。ちなみに娘は小六。最近妙にダイエットに気合いを入れている。聞いてる音楽は一時J-POPになったが、また初音ミクに戻ったようだが。

彼氏の風体は割と細身でハンサムではないが、清潔感があり、背は150cmないくらい。ぶっちゃけ「神木隆之介くん」のようなイメージで、名前は「長澤まさみ」。なぜ長澤まさみなのかは全くわからないが、とりあえず僕の友人に男性の「まさみ」がいるのも遠因かも知れない。中高で仲良かった友達なのだが。

こういう夢をみることが何を示唆しているのかは、その道のエキスパートでもない、専門書に目を通したこともない僕にはわかろうはずもないのだが、いくつか思ったことを書いておこうと思う。これは世間一般にいる「娘を持つ親」の感覚とはたぶんというか、確実にズレているとは思うが。

まず、僕はその彼のことが結構好きである。僕の中で神木君というのは、「キングオブショタ」であり、かわいい男の子の代名詞。もしワールドホビーフェアの会場で一緒に順番待ちをしていたとしたら、

 心の底から写真を撮らせて欲しいと願ったに違いない

のである。っていうか、そう言う子が実際いたわけだけど、勇気のない僕は言い出せなかったのだ。つか普通に変態だし。っていうか、「みんなで写真撮ろう!」と言い出す分には変態ではないのだが、その目的に「カワイイ男の子の写真を撮りたい」という下心があるところが変態なのだ。っていうか、

 カワイイ女の子でも可なのだが、そっちはもっとずっとハイリスクな上に勇気以外にもいくつかの覚悟が必要になってくるよな。

だが、そんな「こんな男の子に遊びに来て欲しい」という僕の壊れた願望も、裏を返せば「娘にどうせ出来る彼氏なら」という男親ならかなりの確率で抱くであろうもどかしさ、やるせなさが見え隠れしていた可能性は捨てきれない。子供のことを「かわいい娘」と称するのはさすがに抵抗のある自分だが、まぁざっくり、

 女の子の好みを娘のクラスメートの女子にかぶせたとき、ウチの娘は真ん中よりちょい上くらいだろうなぁ

という感覚はある。

しかし、である。長らくそして今もなお中二病を続けている自分としては、小学校高学年から中学校高校と進む「ティーン」の女子には、やはりというか当然というか、

 抱いている妄想があった。

極端な話で言えば、ベッドにはぬいぐるみが「あるはず」だと思うし、カーテンはピンク「だろう」と思うし、「どこかいいにおいがするはず」という気がするし、まぁ僕ら「駄男子」がプラモやアニメに傾注している間も「当然生きている」はずなのだが、全く別の時間を過ごしている
※むしろ異世界で!?
という幻想があった。

だがしかし自分の娘に照らし合わせてみるとどうだろう。

 至って普通である。

マンガを読み、ライノベを読み、アニメを見、お菓子を食べ、バラエティ番組を見ながらダイエット体操をしているのである。<この部分はやや女の子っぽい。

こんなこと言っちゃなんだが、このまんまのキャラでは、さほどモテたりはしないだろうなぁと思ってしまうのだ。特に小学生の女子ってのは割とアクティブなはきはきとしたリアクションを取る子がモテる気がするのだ。ウチの娘は親の自分から見ても、そこまでカリスマがあるようにはとても思えない。
※ただ、昨日「クラスで人気のある女子とか男子とかいる?」という問いに対して帰ってきた女子が娘の友人で、なんども遊びに来てる子でかつ、

 え?あの子が人気者!?

と違和感を覚えたりしたのも事実。いや、確かにマスクは悪くないけど、キャラとしてはちと絡みづらくないかえ?と思ったりしたものですから。

ともかく、そんな娘の彼氏ということになると、まぁ本人が「自分を偽りたい」と思うならばそれは僕から暴露すべきじゃないと思うし、人の好みは自由だから僕から「娘の彼氏に対して」とやかく言う気もさらさらない。「もし連れてきたらどうする?」という娘の問いかけに対しても

 「チーッス」って言う。

というまことに普通なリアクション。

 「おお、君が○○の彼氏かね。まぁ座りたまえ」

なんてことは絶対ない。これが仮に24歳結婚適齢期であっても、

 「チーッス」って言うと思う。

っていうか、むしろ小六、中一くらいの男子には、

 僕の中の子供心を刺激する「トレンディな娯楽」が埋蔵されている気がする。

その場合「彼氏」より「男の子の友達」の方がよりアプローチしやすいとは思うが、なんつか、長男がネトゲにばかり傾注し部屋へ引きこもってる分、

 その子に遊んで欲しいという気持ちがある気がする。

なんて変な親かと思うかも知れないが、これはたとえば長男が女の子の友達を家に招いた際、娘がその子と友達になりたい、「実在しないお姉さんに好意を抱く感覚」とさほど変わらない気がする。そう、僕は

 子供心を持った人をとても欲しているのだ。

それが別にアラフォーだろうと大学生だろうと小学生だろうと構わない。ただ普通に会話が出来、最低限のマナーと礼儀をわきまえてくれてさえいれば、僕自身彼のために彼が望む楽しさや娯楽を提供したいと思うし、そこそこは出来る自信もある。っていうか、

 そういう感性を見失いたくないという気持ちが凄く強い。

結局は自分中心でしか物事を計ることは出来ない。子供の写真を撮るのも、学校のイベントや懇談会へ行くのも、自分が楽しいからに他ならない。そう遠くない未来に、娘が結婚して家を出る日が来たとしても、僕はたぶん泣かないと思う。娘というのはそういうものだと思っているし、いわゆる常套句であるところの「いままで育ててくれて、本当にありがとう」みたいな言葉にも、少なくとも今の娘を見ている限り説得力はないのだ。
※これから数年の間にはぐくまれる可能性はゼロではないが。

ただ、間違いなく思うのは、

 何か代わりが欲しい。

ってことだ。中学や高校の友人がそうであったように、長男や娘がそうであったように、誰かが「中二の僕の」友達になって欲しい。

娘にもし彼氏が出来たら、、、というネタ振りは、僕にとって「新たな友人出現の可能性」として受け入れられたのだ。

つかさ、ホントみんな大人で困る。夢見る少女のままでいさせてよ、って思う。ま、いろいろ難しいんだろうけどさ。

案外ツイッターとかフェイスブックとか始めたりしてな。

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