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2011年7月28日 (木)

騙す騙され

こないだテレビで「怪しい人」とか「詐欺の手口」みたいなのをやってた。「自分だけは騙されない」なんてことは僕はこれっぽっちも思ってない。もし本当に「騙されない」人がいるとしたら、

 その人は世界一頭のいい人

だと思う。自分より賢い、キレる人間を前にしたら、どんな人でも子供同然だ。ノーベル賞の天才だろうとおばあちゃんの知恵袋だろうと、経年劣化によるスペックの低下は、絶対的な賢さの前に悲しいほど露見されてしまう。

その番組では、「いかにも怪しい不潔でサングラスでジャンパーで髪の毛がボサボサな中年」と「スーツでビシッとヘアスタイルも固めた若くてかっこいいビジネスマン」を例に挙げ、むしろ詐欺には後者のような風体の人の方が多いと諭した。

なるほど当然かとも思う。が、シチュエーションとしてそうしたビジネスマンと僕が1対1で対峙するケースは少ない。自宅にいてやってくるセールスマンには、

 本当に申し訳ないほど残酷なリアクションを取る。

ぶっちゃけツバを吐かれそうになったことがあるくらい、にべもなくお断りしてしまう。
「あのー」

「セールスですか?」

「あ、、」

「じゃあ結構です」

名乗らせることもない。僕に用があって僕が話を聞くのは、

・ご近所
・子供の友達の親
・警察
・親類縁者

くらいなもんだ。まぁさすがに子供の友達は顔パスだが。

しかしそんな僕でも「だまされない自信」はない。特に電話口での応対において、

 この人が詐欺だったらなかなかの成績を残してるだろうな

と思う人に対しては、

 絶対油断しないようにしている。

っていうか、

 電話ではほとんどの相手を信用しない

具体的には、知人を除いて「子供の連絡網」以外はほぼ信用しない。もっと言うと、

 相手が警察であっても信用しないと思う。

理由は簡単。警察官は電話ではアプローチしてこないだろうと思っているから。怪しいヤツがいたら、きっとたぶん絶対直接来ると思う。もちろん思いこみだが、だからこそ、

 ホントにパトカーに乗って制服を着て警官が来たら信じちゃう

とは思うけどね。さすがにそこまで行って疑ることが出来る人がいたら、それはそれで尊敬するし。

ちなみに最近「これはなかなかいい手口だよなぁ」と「油断しないまでも油断する人がいそうだなぁ」と感じた電話の出だしは、

・仕事が出来そうな受け付けっぽい女性
・NTT、ガス、水道、下水関連
・残高不足で○○日までお振り込み頂けない場合、サービスを停止させて、、

みたいな話。いかにもありそうだし、もし疑ってホントに止められたら困るから、ついこちらも「身を入れて」聞いてしまう。つか普通聞くだろって言われそうだけど、

 それでも僕は信用しない。

「わかりました」とは言っても、それ以上の情報を電話口で出すことはない。

あと、経験はないけど、むしろ下でに出てくる人じゃなく、横柄な態度で上から文句をまくし立ててくるような人だったりした場合でも、ちょっと負けちゃうというか、押されてしまって言うべきじゃないことまで言ってしまいそうかなぁと思う。怖い怖い。

逆に「即切れる」のは、

・資産運用
・保険
・家主様ですか?
・こんにちはーー

この辺のキーワードはまず間違いなく即切りして大丈夫。特に「金持ってるヤツにしか用はねぇ」って電話にこちらが用事があることなんざ一切ない。あったらこっちからネットとタウンページと友人知人に聞いて連絡取ってる。「こんにちはー」も知り合いはまずしない。警察もしない。先生もしない。

付けいる隙があるな、と自分で感じたのは、

・褒められたいところ
・気にしているところ
・欲しい情報

これらを提示されたときだ。以前一時的にあったが、このブログを褒められて、

「ゲームの批評を書いて下さいませんか?ソフトはいくつかの選択肢の中からお選び頂く形になりますが、プレイ後は差し上げますので、、、」

僕みたいになまじ自分で自分の文章が好きな人間だと、こういうアプローチにグラっと来やすい。特にそのソフトが、

 自分では買わないけど、すごく迷ってる

みたいなタイトルで、かつ相手の素性がもし明確にわかる有名どころ
※例えば4gamerとか

だったりしたら、「騙されそうになる」。騙されないけど。っていうか詐欺でも何でもないのかも知れないけど。

人は褒められたいと思ってるところを褒められると、つい気が緩む。最近ウエストが少し細くなったって人に、ウエストが細くなったことを一言褒めると、もうそれだけで親近感は一気に増す(相手が女性の場合)。気合いの入ったネイルの子とかも、存外異性には気にして貰えない分、たとえ軽い口調であっても、それについて触れられるのは嬉しかったりすると思う。

 だから、特に見ず知らずの相手に「気分を良くされたら」ググッと堪えて疑うようにしている。

もちろん相手の善意の可能性もあるが、そんなこと気にし始めたら人類皆善人になってしまう。詐欺や悪人ってのは、「善人面してるのが当たり前」なのだ。

だがしかしここまで人を疑っていたら、それこそ自分が周りから「疑り深い用心深い、むしろ信頼が置けないヤツ」なんじゃないかと思われるかも知れない。が、それは心配ご無用。

 僕は普通の人が絶対話さないようなプライベートも、結構簡単に明かしてしまう。

特に「風呂には1週間に1回しか入らない」話や、「洋式便座の上でふんばってウンコする」話の二つを聞いて僕を疑う人はかなり少ない。というか、

 変人だとは思われるが、悪人だとは思われないのだ。

もちろん恋心を抱く可能性は「皆無」だが。

ともかく、現代というのは個人情報の価値が「不気味なほど上がっている」世の中だ。一対一、人対人で話をすれば、住所だって生年月日だって電話番号だってメールアドレスだって、

 全然普通に明かしてくれるし、明かすことが出来る。

信頼の置けない「無関係者」が、信頼出来るはずの間柄すら曇らせ、よどませる。

・・・

最近取引先のパートの女の子二人から個人の携帯番号を聞いた。個人的な話をするつもりは全くないが、こちらから聞いたので結構ドキドキした。信頼は常にゼロから始まる。そしてゼロやマイナスの人間は当然ながら信頼しては貰えない。ひとつ一つ、少しずつ言葉と行為で築き上げていくものなのだ。

 もし本気で騙す気があるなら、信頼を築くところから始めるべきだし、信頼を築かれてしまったら、そのウソを見破ることは非常に難しくなる。

これは常日頃の人間関係にも言えることだろうけどね。

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