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2011年7月19日 (火)

エントラップメント再び

見たことがある映画を見るくらいなら、まだ録ってあって見てないヤツをみろよ、とも思うのだけど、まぁ好きな映画というのはとかくそう言う物である。「ああまた見たいなぁ」と思って見るものである。つい見ちゃうものである。理由はさほど必要ないのだ。

いろんなことを忘れがちな今日この頃であり、作品によっては既に見たことがある作品でも、1から10まで完全に忘れているケースも少なくはないのだけど、この作品に関しては、

 ラストだけは明確に覚えてた。

あとは設定だけ。ショーン・コネリーとキャサリン・ゼタ・ジョーンズが泥棒を働く話。それ以外はほっとんど忘れてた。っていうか見てもなお思い出せた手触りがなかったからむしろ「忘れ去っていた」というべきかも知れない。

ほぼ直前に「ノウイング」を見て、今「エントラップメント」を見終えたところなのだけど、やはり好みの作風というか、テンポってのはあるなぁという話。前者は冒頭から何カ所も早送りしたり飛ばしたりしながら見ていたのに、後者はそういうの全くなし。まぁさすがにスタッフロールは飛ばしたけど、見始めてから見終わるまで、飽きさせるようなポイントがなく、終始ハラハラドキドキそして、ウットリさせられる。そう、こういう映画を見ると再確認してしまうのは、

 やはり魅力的な俳優(女優)ってのはいるなぁ

ということ。ショーン・コネリーは言うまでもないが、この作品のキャサリン・ゼタ・ジョーンズもまた、

 これ以上ないくらい魅力的。

つか以前もこの作品については触れ、そしてこのブログで書いているのだが、

 何度書いても足りないくらいやっぱり魅力的。

ちなみに彼女の出演作品はこれ以外ほとんど記憶になかったのだが、
※ラックスのCMは別として
今ウィキペを見たら、僕が大好きな「シンドバッド七つの海の伝説」でヒロインマリーナをやっててちょっとニヤリ。思えばあの作品もヒロインの魅力が後に行けば行くほど高まっていったなぁと。ちなみに彼女はマイケル・ダグラスの奥さんらしい。離婚したって書いてないからまだ続いてるのかな。なんかこんな人が奥さんとか、、、不思議な感じがする。ちなみに年齢は僕と同い年の41歳。

映画を見ていて、「どこかで見たことがあるような顔立ちだなぁ」と思っていたのだけど、よくよく考えたら、

 黒木メイサに似てた。

そっくりとは言わないまでも、顔立ちというか「整い具合」がかなり酷似。どちらもプロポーションは素晴らしいのだろうけど、

 何かが違うんだろうな。キャサリンの方が魅力的だった。

つか黒木メイサは「世間で言う美人」なのだろうけど、キャサリンは「とても魅力的な女性」って感じで、やっぱり劇中のヒロインとして引き込まれる。例えば「ナイト&デイ」のキャメロン・ディアスやトランスフォーマーのミーガン・フォックスとかも普通に美人だと思うし、魅力も感じたと思うのだけど、キャサリンのそれは、なんだろ何か違う。比べるもんじゃないのかも知れないけど、

 AKBのメンバーが「将来の夢は女優」とか言ってるの軽く失笑してしまうような差がある。

これはAKBを悪く言うというより、僕の中で「カリスマを感じるトリガー」に対して、「女優としてのソレ」があるかないかという単純で個人的な話。
※思えば日本の女優で同じような印象を抱いたのは宮沢りえくらいだったかも知れない。

トムの映画を見ていても思うのだけど、やっぱり俳優というのは、見る者を引きつけるオーラがなくてはならない。ぶっちゃけAKBでもバラエティや歌番組を見て、例えば総選挙を見てつい目を引きつけられる子はいる。「その枠の中で」魅力を放つ子はいっぱいいる。こないだも小嶋陽菜が単独でバラエティに出てたけど、他のゲストよりずっと輝いていたし、
※ちなみに「輝き」に関しては、僕個人の尺度もあるけど、カメラマンが拾う頻度でも測れる気がする。頻繁に映される子ってのはやっぱりカメラ映えする子、輝いてる子ってことになると思うから。
見ていてついつい目が追ってしまった。

 でも女優とは全然違う話。

僕はガラスの仮面が大好きだけど、要はそう言うことなんだと思う。見る者をどれだけ引きつける「惹き」があるのかって事だと思う。見ないようにすること、避けることが出来ないカリスマ性こそが、大女優であり俳優なのだと思う。この作品のこの二人を見ていると、本当にそれを実感する。以前も実感したけど今日また再確認した。

 笑顔ひとつ、動きひとつが洗練されていて、隙がない。

思わず見入ってしまう。

ちなみに本作にはヴィング・レイムスとウィル・パットンという名前だけ聞いても知らないけど「ああこの人見たことがある」という脇役らしい脇役も出ているのだけど、

 結構目がいく。

やっぱ俳優ってのは違うなぁと思うんだよな。

ちなみにちなみにこの作品、実は「ラジー賞(ゴールデンラズベリー賞:簡単に言えばダメダメ賞)」のワースト主演女優とワーストカップルを受賞してるんだよね。

 ま、誰の目にどう映るかは人それぞれって話ですよ(^^。

僕的には非常にオススメですけどね。見てない人はゼヒ。3回目なのに評価は★★★★。面白いです。

PS.期待される方を裏切るのもアレですが、残念ながらキャサリンのおっぱいは出てきません。綺麗な背中は出てきますけどね~(^^。

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